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今話題の書物に「草廬で書を食む」と出ていますお大師さまの三教指帰にも引いてあるそうです草屋葺きとまではいかないにしても小さな粗末なお寺で細々と書物を紐解いて日々過ごすことは大切なことですお大師さまの性霊集にもたびたび草堂とか蘿衣という言葉が出ていますそういう僧侶本来の姿こそが出家求道者の渇望して止まない最高のあり方なのです
実は元々は、高野山に行くつもりはありませんでした。ただ、奇跡のお水が湧いているという高野山の麓のお宿に泊まることだけが目的でした。ところが、出発の朝、目覚める直前に夢を見たのです。それは、翌日に高野山にも行って、そこに泊まることを勧めているような夢でした。ワンネスの意識が私に高野山に行くことを促している、そう直感し、行きの新幹線の中で急遽、翌日の高野山の宿坊を予約したのです。前日ですから、空いているところは少なくて、それでも、私にとって宿泊のお部屋にトイレがついていることは絶対条件で
空海と禅についてのメモ:『性霊集』巻九より:(青字は転載)沙門空海言。空海聞。山高則雲雨潤物、水積則魚龍産化、是故耆闇峻嶺、能仁之跡不休。孤岸奇峰、觀世之踪相続。尋其所由地勢自爾、又有。台嶺五寺禅客比肩、天山一院定侶連袂。是則国之宝、民之梁也。伏惟、我朝歴代皇帝、留心佛法、金刹銀台、櫛比朝野、談義龍象、毎寺成林、法之興隆於是足矣。但恨高山深嶺、乏四禅客、幽藪窮岩希入定賓。実是禅教未伝、住處不相應之所致也。今准禅経説、深山平地尤宜修禅。空海少年日好涉覧山水。従吉野南行一日、更向西去両日程、
香川県立ミュージアム香川県立ミュージアムwww.pref.kagawa.lg.jpへ、行ってきました(^_^)/こちらでは特別展「空海―史上最強、讃岐に舞い降りた不滅の巨人空海ー史上最強、讃岐に舞い降りた不滅の巨人www.pref.kagawa.lg.jp」を5/21(日)まで開催中。現在展示中の国宝は、特別展「空海」にて、・国宝三十帖冊子30帖のうち4帖第一帖(大方広仏華厳経40巻本)第十一帖(金剛頂真実大王経)第十四帖(冊子目録空海筆)第二十六帖(閻曼徳迦念誦
「戦争とは国家の行う外交の最終手段である」byクラウゼヴィッツキナ臭いことが世界中で多発する今こそ、もう一度「戦争」の真の意味について一人ひとりが考えるタイミングが来ている。<関連過去記事>クラウゼヴィッツ「戦争論」から学ぶことは多い📝想定外に直面したら・・・📝空海「性霊集」より📝手段は戦況により使い分けるクラウゼヴィッツ:『戦争論』の思想Amazon(アマゾン)1,388〜6,079円クラウゼヴィッツの「正しい読み方
今年は、私にとって転機となる年。少しずつ事を進めているが、本当にこの道でいいのだろうか、と思う。なかなか上手くご縁が繋がらないのは、私の心の奥深くに何がしかの抵抗があるからだろう。上手く繋がり出すと、何で今まで引っ掛かっていたのかと思うほどに急に進み出すこともあるから、今はその準備期間なのだと、自分に言い聞かせる。空海には、空白の7年というのがある。『三教指帰』を著した24才から入唐する31才まで、どこで何をしていたか記録がない。おそらく、その頃の心情を書いたものに次のような文がある
こんにちは。今日は春本番の暖かさ。梅の花に代わって、今度は桜のつぼみが一気にふくらみそうですね。おとといの日曜日に撮影した写真を、ブログにアップしようと思っていたのですが、ある言葉に出会い、その事についてずっと考えていたらずい分時間がたってしまいました。やっと考えがまとまったので、ブログにアップします。おととい日曜日は午後からあいにくの雨でしたが、まだ雨がポツポツと小降りのうちに、散歩しながら心にとまった花を写真におさめ楽しんできました。あちこちで色とりどりの花が咲き始め、ポツポツと
若(も)し自心を知るは即(すなわ)ち仏心(ぶっしん)を知るなり仏心を知るは即(すなわ)ち衆生(しゅじょう)の心を知るなり(空海『性霊(しょうりょう)集』巻九)自分の本心を見きわめ、仏の慈悲を知れば、衆生の本心もわかり、仏・衆生・自分の三つの心が一つとなり平等である。“人と比べて優位でいたいと思うのは、私利私欲におごってしまうことです。狭い世界で自分が優位に立ってどれほどの価値があるのでしょうか。欲を捨てて、仏の心で暮らせる。すべての人が同じ心で生きれば、一味平等の美しい
昨日、確かに【性霊集】という、空海さんの詩集に導かれていました。はっきりと憶えているのですが、記録ノートに残さなかったのです。どの体験でどう導かれたのか自分で分からなくしてしまいました。この空海さんの詩集【性霊集】に、今日シンクロがあったのです。昨日の体験で、伊勢物語の現代語訳を読んでみましたところ、(こちらリブログが昨日の体験です)六歌撰のうちの一人である、遍照僧正とは、空海さんのこと?と、気になってしまい・・・何も知識のない私は、またこんなところで
今日は・・・・事務員さんがお休みなので・・・・電話も取らないといけないし・・・・いつもは・・・・事務員さんがやってくれることを・・・・自分でやらないといけないし・・・・ということで・・・・なかなか仕事も進まず・・・・気合いも入りません。。。。今日は・・・・ジムに行って・・・・レッグプレスで・・・・脚悶絶系をやろうと・・・・思ったのですが・・・・来週にやってくる・・・・仕事のことで
「香(か)を執(と)れば自らかんばし、衣を洗えば脚浄(きよ)し」性霊集より(富士宮の浅間さんからみた富士)空海さんはいつもお香を使っていると、体からも良い香りが漂う。いつも川で衣を洗えば、川に浸かっている足もきよらかになる。と言葉を残してます。全文を知らないので意図が取りずらいなって思いました。なので感想を書きます。昨日みつけた、小鳥に餌をあげてるおじさんと同じ?かなと思いました。小さなことでもきれいな心で行っていると、たまたまそれをみた私もきれいな心に気付き、きれいな心でい
理趣経を読了してから、立て続けに空海さんもう随分前に読み終わっている、般若心経秘鍵いや、凄いこれは、前々から思っていたことなのだけれど、時間というものはやはりないんですよねあるんだけど(笑)ないダイジさんや、そういう覚者の方が遺されているものからそういうことを知るのですが、ないというのは、時系列がおかしいと感じられることが起きるその時代(と呼ばれる時)にはあり得ない、例えば、まだ起きていないことを先にほのめかしていたり般若心経秘鍵に関しても
先日のこちらhttps://ameblo.jp/kanna-5771/entry-12707209313.html『専門書は面白い』私の趣味は読書です。他人さまの都合で予定を立てる必要もなく、自分の好きな時に没頭できるので、私には最適な娯楽であり、飽きずに続いてるのです。思い返せば、子ども…ameblo.jpで紹介した性霊集、どの訳書がいいのかわからないので国立図書館版を読んでおりましたが、金剛峯寺さまがInstagramで紹介されていたこちら空海「性霊集」抄ビギナーズ日本の思想(
「空海を語る」と題した、元高野山大学学長の高木訷元先生(島根県大田市ご出身)の講演を聴かせていただきました。講演会場に足を踏み入れた途端、ご年配の方が多いなと思ったのですが…、書道用具の専門店、翠祥堂島根店さんの開店40周年を記念しての講演会ということで、聴講者のほとんどが、現在、書を習っている生徒、または教えている先生だったようです。いちばん驚いたお話が、「弘法筆を選ばず」というのは誤りで、実は、「弘法大師ほど筆を選んだ人はいない」のだそうです!!(仕方なく、
今日は・・・・毎月1回行われる・・・・川崎大師の仏教講座に・・・・行ってきました。。。。まずは・・・・早めに行って・・・・お寺さんで・・・・参拝しました。。。。ローディーのカップルさんが・・・・いましたよ。。。。私もいつか自転車で・・・・来てみたいですね。。。。まあ・・・・そこそこ人がいますが。。。。さっそく・・・・護摩木を・・・・購
私は今年厄年ですので・・・・是非とも・・・・川崎大師に・・・・厄除け参りに行った方が良いと・・・・ある方から言われていまして・・・・丁度、今日・・・・川崎大師の教学研究所で・・・・仏教の講義があったので・・・・それに参加しがてら・・・・厄除け・護摩祈祷を・・・・受けて参りました。。。。川崎大師の参拝者駐車場ですが・・・・凄く広い駐車場です。。。。(よくこんな広い土地を所有しているなぁ~~)
今日から始まりました、川崎大師の仏教文化講座に参加してきました。弘法大師撰「性霊集」を読む講演会案内|川崎大師川崎大師が開催している講演会についてご案内するページです。www.kawasakidaishi.comお大師様の様々な文書を集めた『性霊集』についての講座です。高野山大学の通信課程で性霊集を読んでお大師様の文章や言葉について理解することが必須なのです。。。にしても、原文はさっぱり理解不能。川崎大師は真言宗智山派、高野山大学は高野山真言宗、多少教義の違いが会まみえます
はい。こんにちは。今回は日本史Bで出てくる漢詩集について講義します。まずは『懐風藻』です。『懐風藻』は現存する国内最古の漢詩集と言われています。現存する国内最古の和歌集である、『万葉集』と間違わないようにしてください。作者は淡海三船が最有力です。また芸亭(うんてい)という私設図書館を開いた石上宅嗣とも言われています。ちなみに芸亭の芸の字は++に云と書きます。『懐風藻』での代表的な歌人は大津皇子や大友皇子(弘文天皇)です。続いては勅撰漢詩集です。勅撰とは、天皇の命令で詩や歌を選び
本日は、川崎大師教学研究所の公開講座「弘法大師の文章について」という講座を受講した。講師は、同研究所教授の佐藤隆一先生。「弘法大師の文章」というからには、難解な著作が題材になっていたら、ついていけるかしら、と思っていたが、性霊集の「大使福州の観察使に与うるがための書」が今回の題材であった。一般の人向けに空海の文章の凄さを知らしめるには、最適な題材だろう。遣唐使船で漂着した唐の田舎の浜で、当地の役人から海賊に疑われて足止めをくらっていた時に、一歩間違えれば、遣唐使船に乗り合わせた者が皆死罪
郷里の先輩から句集を頂きました。差し向かいで鍋をホクホクつついてましたら、鰯のつみれも思わず飛び跳ねました。風の便りに初句集を発行されたと聞いてから密かに所望しておりました。合掌。それから暫し時を待ち、栗満月の絹光を拝借して拝読しました。詩歌は月あかりのもとで味わうにかぎります。春は曙光、夏に蛍の光、秋月光、冬、窓の雪。気配から先に倒れし春の斧手が肩に髪が手に触れ雪蛍書は散なり~すべからく心を境物に遊ばしめ懐抱を散逸す~弘法大師空海は書の真髄をあらわしましたが、これ万事一通。歌
円光院副住職です.今日は夏至ですね。一年で一番日が長い日です。夏休みもこれからと言うのにこれからだんだんと日が短くなるなんて不思議な気分ですね。気温と日の長さは比例しないのでしょうか?誰か教えてください(笑)話しは変わりますが、円光院は神奈川県伊勢原市にあり、私は相模真友会と言う若手の青年教師会に属しています。私は一般社会ではもう若手と呼べる年ではないのですが、お坊さんの世界では50歳前は小僧扱い。なかなか若手気分が抜けません。一方で子供の学校や習い事を見学に行きますと立派
久しぶりのなんちゃって隷書で漢詩を書くシリーズ、今回はおなじみの有智子内親王ではなく、かの有名な空海酒人内親王の遺言を空海が代作した詩を探して『遍照発揮性霊集』をめくっていたときに見つけた詩です。ちょっと長いのでタイトルを短冊に、詩を2枚にわけています。(1枚目)(2枚目)文字を均等な場所に配置して書くことなんてどうせできっこないんだから、こうした作品の場合きちんとガイド線を入れた下敷きを作るべきなのかもしれませんが……もちろんしてません。均等な間隔云々以前に、まっす