ブログ記事728件
三次創作小話「忘羨その後」(116-5)(修練場にて)長身で腰の位置が高い。眉目秀麗、人目を引くほどの美男子だ。髪は肩までの緩やかなくせ毛。濃茶だが、日に当たると金色にきらめいている。異色なのは瞳で、右が青く、左は薄茶色。まるで、藍寳石*と黄石*だ。白い肌に際立っている。その男が右手を差し出して近づいてくる。ランジャンは、「用向きは?」とウェイインの前に立ちはだかった。「ランジャン、雅室へ行こう。お前たち、修練を再開していいぞ」ウェイインが顎をくいっと上げて、背を向けた。ラ
三次創作小話「忘羨その後」(116-4)ウェイインとランジャンは寒室を出て、頭領を見送った。ウェイインは唐突に、「親方は顔が広いよな?方々の現場を転々としてるんだろ?」「まあ、多少は、」頭領は頭を掻き掻き答えた。「顔役は美術品に詳しいだろうか?」「蒐集家ではないですが、それなりに見識は深いと思います」「では、これを」と言って宝剣の絵図を渡した。「これは金剛石*らしい。これは鳳凰だ」「不死鳥ですね。これが何か?」・・・・・・・・ウェイインがルオシーについて語った。・・・・・・
三次創作小話「忘羨その後」(116-3)(寒室にて)・・・・・・・・…姪の娘の件ですが、事実がようやく判明しました。認めたくはなかったのですが、すでに亡くなっていたことが、明らかになりました。姪も姪の家族も、何とかあきらめがついたようです。さんざんご迷惑をおかけして、お詫びのしようもございません。今後、もし私どもでお役に立つことがありましたら、何なりとお申し付け下さい。重ねて、感謝とお詫びを申し上げます。…・・・・・・・・頭領は、ぽつりぽつりと話し出した。・・・・・・・・
三次創作小話「忘羨その後」(116-2)(静室にて一息ついて、「含光君のこだわりは、師兄への愛です」ジンイーが鼻息荒く、自慢げだ。「ジンイー、ありがとな」ウェイインがジンイーに微笑んだ。「私は含光君の命に従っただけで、、、ああ、お邪魔でしたね」ジンイーはあたふたと出て行った。ランジャンは、二人のやりとりを微笑ましく聞いていた。「では、寒室に行こうか」「おう」ウェイインはランジャンの手をぎゅっと握りしめ、二人は微笑み合う。(寒室にて)「ルオシーは立ち直れていないんですか
三次創作小話「忘羨その後)」(116-1)(115)の続編です。ぎらぎらと照りつける陽射しが痛い。武道場の中も蒸し風呂のような暑さだ。ウェイインは汗だくで「今年の夏は暑すぎる。ランジャン、一枚脱いでもいいよな」ランジャンは、平然とした顔で「あの二人を見てもそう言うのか」目の前で、藍シュウとサンランが丁々発止の闘いを繰り広げている。「分かってる。あの熱量*は大したものだ。それに日進月歩、日々見るのが楽しみで仕方がない。だが、それにしても暑すぎる」ウェイインは、下衣一枚になって、扇
腐女子が見たかったドラマでの忘羨AIが作って見せてくれました♡♥忘羨藍湛は静室の入り口まで来ると無言で静かに解放されていた扉を閉めた魏嬰は奥でその様子を見ている「誰か入ってきたらどうする?」藍湛は袖を一振りし『問題ない。防音結界も張った。』「じゃあ思いっきり声出しても大丈夫だな」そう言いながら藍湛の唇を誘うように見つめる魏嬰藍湛はたまらず魏嬰の口を塞ぐ
三次創作小話「忘羨その後」(115-14)(静室にて)「…ハイユン、おいで。この子たちの似顔絵を描いてもらえないだろうか。それを方々の街にばらまき、情報を得たい」「もしや、この子の目を気遣ってのことですか?」シュエンユーが声をひそめる。ウェイインは頷いた。「親族を見つけたい、それが主意だ。だが、君の言う通り、目が不自由でなければ、ここまでしない。失明の原因が分かれば何か治療法があるのでは、ならばできる限りのことをしようと思っている」「お礼は…」とランジャンが言いかけると、シュ
三次創作小話「忘羨その後」(115-13)(静室にて)「閉校式で終わりでしたね。てっきり、何かおもしろい“企て”でもあるのかと期待していたんですが」ホアイサンが首をふりふり言った。「見せたいものとおっしゃるからには、きっと素晴らしいものに違いありません」シュエンユーは期待で笑みがこぼれる。ウェイインが二人の子を連れて入って来た。「待たせてすまん。ハイユンとハイファだ」「こんにちは」とハイユンが挨拶すると、シュエンユーは屈んで顔を近づけて、「こんにちは」にっこりと笑い、ハイユンが
舞台魔道祖師遡洄編に関する期待と疑問アレコレ今回は愛しの藍湛について……『舞台魔道祖師「鼓動を聴いて」ありや無しや?②』舞台魔道祖師疑問と期待と不安続きです『舞台魔道祖師遡洄編疑問と期待と』というわけで舞台魔道祖師遡洄編楽しみで仕方ないんですが疑問も心配もテンコ盛り…ameblo.jp「鼓動を聴いて!」以外にも絶対に見逃せない藍湛の名場面名台詞原作6章「険悪」の名場面がステそしでどんなふうに演出されるか役者さんがどんなふうに演じてくれるかワクワクが止まり
三次創作小話「忘羨その後」(115-12)(115-2)で後回しにした「特別講義」です・・・・・・・・「なぜ邪魔をした!」「私に言っているのか!君の方が私に剣を飛ばしたのに」暁シンチェンの剣は宋ランに叩き落とされていた。「私の剣は邪悪なものしか襲わない」「君の目は節穴か。私が邪悪に見えるのか?」「後ろだ!」宋ランは振り返りざま、背後の狼男に斬りつけた。剣はまばゆい光を発しながら、相手の動きをとらえた、かに見えた。剣は宙を切り、高く舞い上がった黒い狼が牙を剥き、爪をかざし、襲い
三次創作小話「忘羨その後」(115-11)(蹴球場にて)呪符同士がぶつからないよう、距離をとって、あちらこちらで、呪符を飛ばし、呪術をかけ合う。悲鳴だったり、笑い声だったり。成功して喜ぶ者、失敗して慰められる者。一つの呪符が暴走して、青白い電撃が地響きを起こしながら、一人の座学生めがけて走ってくる。ウェイインが素早くその座学生の前に立ち、電撃を跳ね返そうと構えていると、突然、呪符がただの紙切れとなり、ひらひらと落ちた。その後ろにランジャンの姿が。ランジャンが左側の口角を上げて、に
舞台魔道祖師疑問と期待と不安続きです『舞台魔道祖師遡洄編疑問と期待と』というわけで舞台魔道祖師遡洄編楽しみで仕方ないんですが疑問も心配もテンコ盛りちょっと整理してみましょうバーチャル江澄??江澄の和田琢磨さんが「映像出演」だと…ameblo.jpまぁ舞台の全てが楽しみではあるのですが私の勝手な願望を言いますと是非ともじっくりと見たいシーンがいくつかありますそのうちのひとつは…鼓動を聴いて!そう「鼓動を聴いて!」のシーンです鬼腕の謎を解くため旅に出た忘羨行く
三次創作小話「忘羨その後」(115-10)(蘭室にて)「…俺もかつて正道を外れた時、悪者扱いされたもんだ」ランジャンはウェイインを止めようと立ち上がろうとした、そのとき、ウェイインは唐突に真剣な表情に変わった。「お前たちにも考えてみてほしい。蠍王のやり方は間違っていた。では、他にどんな手段があるだろうか。いつの世にも、どこにでも、不幸な人々がいて、犠牲になる子ども達がいる。それをどうしたら救うことができるのか」座学生たちが、議論を始めた。・・・・・・・・「藍家の炊き出しのよう
というわけで舞台魔道祖師遡洄編楽しみで仕方ないんですが疑問も心配もテンコ盛りちょっと整理してみましょうバーチャル江澄??江澄の和田琢磨さんが「映像出演」だという謎ね遡洄編は原作で言えば第五章「陽陽」から第八章「草木」までかなと思います謎の鬼腕を抱えて魏嬰と藍忘機が旅をしながら奇怪な事件に巻き込まれ「義城」に辿り着く「義城編」がいろんな意味で大きな見せ場だとも思いますがその前段階も名場面揃いなんですよねそのうちの一つが江澄との再会「莫玄羽」が「魏嬰」なの
毎日冬季オリンピックに夢中で更新が滞ってました(笑)美しいアスリート達の究極の集中力そして筋書きの無いドラマ!楽しんでますとはいえ「舞台魔道祖師」にも動きがありましたねいよいよだなぁと胸が高鳴っていますまずは主演金子隼也君のキャストコメント!キタ!https://youtu.be/w0rhnnzDeeI?si=tfF_DvyrrEmSe3Hq-YouTubeYouTubeでお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の
三次創作小話「忘羨その後」(115-8)(雲深不知処にて)ウェイインとランジャンは、ようやく帰って来た。ここを出てから、八日後、フォンシンたちに一日遅れて。寒室にも、蘭室にも誰もいない。しんと静まりかえり、すれ違う子弟たちは顔をうつむき、足早に通り過ぎる。孤児院へ足を運ぶと、ジンイーに出くわした。「落ち着いて話したいので、蔵書閣へ行きましょう」ジンイーの後について中に入ると、ランジャンの定位置に文書が山積みになっていた。ランジャンは「ふう」とため息をつき、公務を始めようと、文書を
そして”ラストの場面の順序”が『中国版』と『日本版』で違うと言う事では、『中国版』では藍湛の魏嬰の呼びかけで終わると言うのを聞いたことがあったのですが、今までは『日本版』完全ハッピーエンドが好きで、中国版の終わり方には興味を惹かれることなくいたのですが、6週目今ブログを書きながら見ていて、中国版のラストも想像したら、中国版の終わり方もいいのかなあ等とも思い始めたり両方好きかも。ころころ変わるこころ。6週目
元へ、そして藍湛が後姿のまま歩みを止め魏嬰が藍湛の気持ちに納得した後、場面が山の頂上での別れの場面に変わったのですが、その場所に来るまでの経緯と意味は何だったのかと思いました。あの後、山の頂上まで行く道が同じ方向なので一緒に歩いて来て、この頂上で、藍湛は姑蘇方面に向かい、魏嬰は自分が行こうと思っている方角と逆になったということか、それともわざわざ見晴らしのいい頂上までは一緒に行って、そこでお別れしよう
三次創作小話「忘羨その後」(115-7)(敦煌からの帰路)翌朝、フォンシンとムーチン、藍シュウらは故蘇への帰途につく。船長の「彩衣鎮まで乗って行って下さい」との言葉に甘えた。ウェイインとランジャンは、土砂降りの雨で宿にこもっている。「こんな事なら、あいつらと船に乗ればよかった」あくびをしながら伸びをする。「船の中なら、眠ってても進んだのに」ウェイインは“二回目”を終えたばかりで、下衣一枚のままだ。手すりに肘を乗せて、外を眺めている。突き出した尻を、首を傾げて眺めているランジャン。
そして、ここも前述と同じで、阿苑が魏嬰が自分を指導したのを思い出したと言って、美人画の事や美女が通ると・・等、教わった内容が低俗なので、それを焦って遮って口を封じようとする魏嬰とのやり取りもコメディでもあってコメディでクスっとするのに、涙が出る位の感動になってしまう場面でした。そして、ここの阿苑が追いかけて来てから阿苑との会話中の魏嬰の素振り、態度、話し方、表情が全部好きな場面の一つでした。魏嬰は総じ
三次創作小話「忘羨その後」(115-6)(敦煌、蠍王の巨船にて)ランジャンは、フォンシンたちに下船するよう促した。四人は、卓子を囲んで腰掛けた。蠍王と顔役が睨み合っている。「なぜ、顔役がこの件に関わっているのですか」「もとはと言えば、わしが、彼らに“姪の子の誘拐犯”を捕まえてほしいと頼んだことがきっかけだ。彼らは、どくろ印の帆船だと突き止めてくれた」「なぜ、どくろ印だと分かったのですか?」船長が口を挟むと、蠍王は恐ろしい形相で睨みつけた。ウェイインは小声で「四年以上前になるが
アメンバーの申請はプロフィールを一読お願いいたします<(__)>これはAI作成によるBL動画を元に作った創作物語です。婚礼永遠の伴侶となるために望んでいた儀式真っ赤な衣装に身を包みまず天とご先祖様に次に亡き互いの両親にそしてお互いに礼を交わし誓いの口づけをする藍湛は魏嬰を軽々抱き上げるそして足取り軽やかに静室へと向かう魏嬰は藍湛の逞しい胸の中何度も口づけして愛を伝える
三次創作小話「忘羨その後」(115-5)(敦煌にて)船長は、旗亭に蠍王を訪ねた。「一体何者だったのか…。街の噂では、子どもらは親に返されたと聞きました。仲間も数人戻りませんでした。おそらく殺されたかと。仕方なく、船に残っていた仲間だけで、逃げ出しました」蠍王の表情が険しくなった。「大丈夫です。追手の船はありませんでした。その後、あなたとの約束を守るため、眉山の山村で調達して来ました」蠍王は厳しい目で船長を見つめている。船長は負けじと見つめ返した。「いつもの様に、子の刻に」
嬉しいお知らせが飛び込んできました!舞台魔道祖師邂逅編千秋楽スイッチング映像アーカイブ配信決定!03月02日(月)18:00〜03月22日(日)17:59うわうわ!諦めていたアーカイブ映像!素晴らしかった前回公演は記憶の中で反芻するしかなかったのですが見直せるんですよ!それもね期間中は何度も見直せるってことなんですよ!3月の公演の前に見直してねという粋な計らいですねなんと言っても隼也君の夷陵老租にまた会えるのが嬉しすぎます(≧▽≦
アメンバーの申請はプロフィールを一読お願いいたします<(__)>動画を元に勝手にセリフを入れてみました!最後食べてるお顔が別人に見えますが(;'∀')焼餅作りしゃおびんshāobǐng烧饼「焼餅」と書くけど餅ではなく中国のパン『陳情令』でも温情や孟瑶が食べてたよねちなみに「焼」は”しゃお”と読むけどしゃおじゃんxiāozhàn肖战の”しゃお”とは声調(音の上げ下げ)は一声で同じですが
2022.12.12.(月)金光遥が藍曦臣に刺されると、金光遥が刺された弦を握って更に自分にグイっと一突き深く突きさし藍曦臣に近づくのですが、この時の金光遥の気持ちは初めて藍曦臣に怒りの気持ちを覚えたのか、と思いました。そんなに自分を殺したければ殺すがいい、自分を信じられないのなら殺すがいいと言う気持ちかと思いました。でも怒りはその時の一瞬だけでその後に、自分はどんな時でも藍曦臣に対しては真心の気持ちで接して来
三次創作小話「忘羨その後」(115-4)(敦煌にて)ウェイインは人差し指を立てて、「しいい」と言うと、娘は頷いた。ウェイインは、娘の背中に隠れて、ささやいた。「蠍王が今ここにいるかどうか聞いてくれ」「お父様、今日、蠍王はいらっしゃるの?」「いや、なぜだ?」目の前にランジャンが降り立った。「蠍王に聞かれたくない話があります」「どうぞ、中へ」顔役は自分の部屋に招き入れた。⭐️「蠍王はまだ敦煌から出ていませんか?」「二人で彩衣鎮へ行って、一昨日、戻ってきたばかりだが」「彩衣鎮へ
三次創作小話「忘羨その後」(115-3)(彩衣鎮にて)「失礼しますよ」顔役は、今にもはずれそうな戸をがたごとと開けて、中を覗き込んだ。三十そこそこの男と女、幼子が二人、何事かと怯えている。「実は、悪漢にさらわれた子どもを、うちの者が助け、今お預かりしています」「無事なんですね、よかった」女は涙を流して、「ありがとうございます」と何度も繰り返している。顔役は、男を手招きし、外へ連れ出すと、「あの時一緒だった二人の男を連れて来てくれませんか。子どもを返す前に、確かめたい事があります
三次創作小話「忘羨その後」(115-2)(蘭室にて)「こちらのお二人を紹介しましょう」ジンイーが言うが早く、「明月清風シャオシンチェン、傲雪凌霜ソンラン」と座学生たちが声を合わせた。「私の出る幕はなさそうですね。ではお願いします」ジンイーは出て行った。⚡️「私たちは参観に来たのですが、急遽、講師を頼まれました」「命の恩人である、お二人からの要請を断ることはできませんが、お役に立てるかどうか、、、」「とりあえず、あなたたちに役に立ちそうな経験談でもお話ししましょう」サンランが二
三次創作小話「忘羨その後」(115-1)(114)の続編です。ウェイインとランジャンは、顧シアンにウェン、リェンと孤児院へ向かう。ハイユン、ハイファをそれぞれ抱き締めた。「また、何日か帰って来れない。すまない」ハイユンの手を握り締め、「おみやげを買ってこよう。何がいい?」ハイユンは首を横に振って、涙をぽろっとこぼした。ハイファはランジャンの袖を離そうとしない。「ハイユンとハイファをよろしくお願いします」顧シアンに頭を下げて、二人は後ろ髪を引かれる思いで背を向けた。フォンシン