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コメのはなし南総の昔ばなし〜四季地蔵〜若林清著むかしむかし、安房の国のある丘の上に、一つの部落がありました。まわりの大地は綺麗に拓かれて、アワや麻がみどりの線となってめばえているのです。AIイメージその頃、ここから遠い北の武蔵の国では「コメ」という小さな白い草の粒を食べているといううわさがありました。部落の人たちは、その草がほしくてなりませんが、なかなかかんたんに手にはいらないのです。物々交換の使者を出しても、武蔵の国では応じてくれません。しかたなく、げ
役小角(えんのおづぬ)(役行者・役優婆塞・神變大菩薩)について役行者倚像(往生院六萬寺)往生院六萬寺の山号の「岩瀧山」は役行者が開山された修験道の行場であります。滝行は再興しています。現在は危険なため往生院~鬼面岩ルートのハイキングコースは廃道になっていますが、鬼の奥駈岩、鬼の石臼、鬼面岩などの行場の名残もあります。(岩瀧山山頂には大きく三組の石組みの磐座があり、祭祀場・霊畤も確認できます。東出雲王国の事代主・八重波津身命の子・天日方奇日方命が河内に拠点を構えた際にお
つづき『神里のあゆみ②(千葉県香取市小見川町に残る口伝)』つづき木や石で作ったもので、けものを捕えたり、単調な生活を過ごした原住民に、大きな変化が起こった。経津主が、天照大神の旨をうけてお出でになったのだ。経津主は、…ameblo.jp然し、それは、よほど印象的であったと見えて、経津主命が通られたという小部落に、人形送りという風習がある。織幡でも、毎年旧八月二十七日(一説には土用入りの三日目)二神のガイセンを祝って、家毎に、武者の形を藁で作り、刀剣をつけ、兵糧と共に竹の枝につけ、子供等が「
天十里です。先日少し雪が降り、福井も本格的な冬の季節の到来を感じました。先日は、今年最後になる、福井での「忌部舞お稽古会」が開催され、午後からは近畿メンバーも加わって、冬の寒さを吹き飛ばす熱気でした。次回の福井は、新年の9日(金)です。「初祭の舞」を舞ってのスタートです。そんな感じで福井のお稽古会は今年は終了しましたが、今週は、「滋賀」と「奈良」と、二日連続で開催されます。「滋賀」のお稽古会は、12月11日(木)です。まだ、参加できるようなの
つづき木や石で作ったもので、けものを捕えたり、単調な生活を過ごした原住民に、大きな変化が起こった。経津主が、天照大神の旨をうけてお出でになったのだ。経津主は、取香、馬乗里を経て、旗鉾の西北端まで来られ、その高い地点で遥かに、常陸の方まで望まれたという。この地点を、トメ塚と言って、今でも不浄を忌むと言われる。※取香(とっこう)は成田空港の辺り。馬乗里(まじょうり)から旗鉾までは徒歩約3時間。住民は、皆、従ったので、経津主は、トメ塚のやや西方の妙見堂で四方を治められたが、今も付近の松原とい
👑忌瓮と忌部氏の究極的な関連性:古代祭祀の核心を読み解く💡こんな疑問はありませんか?「忌瓮(いわいべ/いんべ)」と「忌部氏(いんべうじ)」、発音は似ていますが、一体どのような語源的・機能的な関係があるのだろうか?日本の古代史、特にヤマト王権の祭祀を深く知る上で、この二つの関係性はどこまで重要なのだろうか?もしあなたが、古代史の核心に触れ、神聖な祭祀の裏側にある氏族と道具の深遠な結びつきを解き明かしたいと願っているなら、この記事はあなたの知的好奇心を満たすための究極の羅針盤とな
天十里です。実は、12月が誕生月です。はい、射手座生まれです。先日、「ちょっと早いけど」と、誕生祝のプレゼントをいただきました。・・・・・「お守りに」と「刀」!!!!!!!なんと、観賞用ではなく、本物の「居合刀」の「脇差」!!!!!!!!(真剣じゃないですよ)居合用の刀なので、もちろん、持って振れます。(切れないですけど)けっこう、重い!!!この刀、観賞用じゃないとしても、柄の拵えや、鍔も、細部まで、とっても素敵!!!!!!!柄巻
天十里です。今年、ようやく10年続いた、「忌部の重要な神事のお役目」を、無事に果たすことができました。任を受けて、あれから、10年。もう10年。いつのまにか、そんなにたってしまったのね、という感覚のほうが強いです。先代たちも、だいたい10年やってこられたので、私も、今年は節目なので、任期満了ということになりました。ご神事は、何をしてきたかは書けませんが、場所によって、ハードな山も登りましたし、時には、危険な場所も多かったので、振り返れば、よく通常
天十里です。風邪で延期していた「龍神山登拝」を、先日、仲間と一緒に、してきました。龍神山は、越前市の西南にある山。頂上まで約1時間ほど登ります。急な山道とゆるやかな尾根道が繰り返しで、ちょうど紅葉が美しい時期でした。目的は、この龍神山の龍神祠。龍神元宮です。今回は、現地で、みんなで麻の注連縄を作り、奉納することに。古い以前の注連縄(これも以前みんなで作ったもの)を外して、新しいものに付け替えると、神様のお喜びを感じました。外れないように、しっか
天十里です。おかげさまで、風邪のほうも無事に完治しまして、すっかり元通りになりました。ご心配おかけしました。たまに、鬼の霍乱がありますと、自分の状況をあらためて客観的にみれるので、神様がブレーキかけてくださったのではないかと思う私です。そんなおりに、今年の精麻が届きました。麻の問屋さんが、きちんと良い麻を選んでくださったので、こんなに金色でキラキラです。祭壇に供えて、祝詞奏上してから、抱え降ろすと、ついつい、触り心地がとってもよく、スリスリしてしまいます。
奥会津といわれるひとつ会津西会津町和紙づくり工房にて令和7年11月1日の記録ここで、かつて行われていた和紙の制作長年途絶えていたが、地元の人達と芸術家の手で復活した和紙づくり母と体験に参加した遠く東京から福島から、仙台から参加者最高年齢の母にみなさんお気遣いくださり大感激意外なことに若い男性が2名も夜の雨が上がって虹をくぐってここは、大山祇のおわします会津大山大山祇、磐長姫、木花咲耶姫鎮座の会津大山水の豊な龍神の地かつて、大山祇御本社へ修験のみ
天十里です。ほんとに10月もあっという間に月末になろうとしています。先週は、新潟、今週は徳島と、相変わらず、店は休みでも、お役目で、飛び回っています。また、来週は石川に二度行くことにもなっていて、年末まで予定がびっしりになる感じです。まあ、冬になり、雪が降って、福井県を出られなくなる期間があるので、それまでにすませてしまわなければならないことが多々。ともかくも、体力勝負なので、がんばっていきたいと思います。さて、徳島に行ったのも、今後に関する大きな節目だから
◆「祝詞新講」次田閏著(~22)長々と続ゐた「祈年祭」も今回が最終回。「祈年祭」が一番長いのかな?やうやくここまで來たかといつたところ。当ブログにお越し頂く方々には退屈なものでせうが、私にとつては大變に栄養となる企画物記事。どんどんと進めて參ります。*此の企画物記事は「祝詞新講」(次田潤著)を教科として~*~*~*~*~*~*~*~*~*~■過去記事一覧『◆【過去記事一覧】「祝詞新講」次田閏著』「祝詞新講」次田閏著昭和二年発行。近代において最高の「祝詞」研究者である
このブログを含む各SNSは私個人の投稿です。古代史研究会、音楽交流会の詳細はメッセージボードをご覧ください。投稿内容を無断で配信されるのは迷惑です。誤解を招くような考察等はしないでください。質問、ご意見、ご感想は各メッセージにてお問い合わせお願いいたします。こんにちはいつもありがとうございます以前から何度も言っていますが、物部氏の方々はなぜ出雲、忌部、尾張と同族にしたがるんでしょうね。傍流の傍流の傍流の縁戚の縁戚の縁戚⁈それってもう別の氏族ってことでだれも異論はないと思い
天十里です。ここずっと、出張やご神事も多く、店は休みだけれど、県外に出かけていることのほうが多い私です。先日は、久しぶりに新潟へ。初日は雨でしたが、いろんなことが無事に滞りなく進んで、晴れ渡った空がとても気持ちよかった。新潟のおやひこ様にもご挨拶ができましたし、頑張って良かったと思います。ご神事が終わると、私はからっぽのようになってしまうのだけど、雨も、風も、草木も、すべてがそれぞれの音を奏で、歌う。それを感じられるのが、好きです。そして、人の優しさや
由加神社本宮岡山県倉敷市創建不明祭神手置帆負命彦狭知命神直日命由加山における古代磐座祭祀場を由来とされる奈良時代に神仏習合の形になるお祀りされている神々は、忌部系の神々なので、本来は忌部一族の磐座祭祀場であったと思われる
忌部神社岡山県備前市創建不明祭神天太玉命備前焼(伊部焼)発祥地に鎮座この地に移住してきた忌部一族の人々が、陶芸を始め、その守り神として、祖先をお祀りしたことを由来とされる
天十里です。先日、本殿の大屋根修繕を終えた、「若狭国一宮若狭彦神社」に行ってきました。若狭彦神社は、私の好きな神社のひとつ。参道の大樹が多く、緑の杜が美しく、ご神気あふれる神社です。ご祭神は、彦火火出見尊。本殿の屋根が見事な檜皮葺で蘇りました。鰹木もキラキラ光って、美しい。神様が喜んでくださっているのを感じます。この本殿の檜皮葺にしていく様子を、檜の皮をはぐところから、SNS等で拝見し、日本古来の伝統技術の素晴らしさに感動しました。だ
天十里です。先日、敦賀の常宮神社に、久しぶりに参拝してきました。海のそばにある、女神様の神社で、「天八百萬比咩神」が主祭神です。天八百萬比咩神は、「比咩」と書くだけあって、越の国の女神たちの一柱です。この赤い灯篭が並ぶ、風情のある参道風景が好きです。この左手にまた鳥居があって、階段上ると拝殿があります。この右手側には、海を眺められる建物があり、何時間でも、ぼーっとしていられる場所です。さて、私達は、現在、様々な情報の中に溺れるようにいます。
海の岬守るためホアカリ決して我々のことを残したいからではない航海に発ち無事に辿り着けるように祈りの道標を繋いでおく必要があったそれは民族も種族も関係なくここに辿り着く者すべてに対してである(それは何か松明の火や幣、社などを目印にしたということですか)いやちがうそれだけが重要なのではない重要なのは祈りの道を繋いでいること社(祈り)の方向方角が重要である海の岬に祈りのルートをつなぐ(遠くの海の岬の社と祈りの方角を合わせて繋がっている)祈りの道を辿って
今日は、HerbMessageのお知らせです。10月の営業カレンダーは↓今月は、臨時休業予定がありません。木曜金曜の定休日のみ休みです。そして、10月のイベント&ワークショップ、占い師の鑑定スケジュール、各コミュニティの予定です↓各イベントの参加お申込みやお問い合わせは、HPのフォームや、FBメッセンジャーにてお願いします。↓HPはこちらHerbMessageハーブ&占いのお店herbmessage.amebaownd.com10月になって、ハー
天十里です。いろいろと混乱している世の中ですが、私自身は、いつも暮らし方や生き方は変わりなく、祈りと感謝で始まり、祈りと感謝で一日を終えるような日々です。私は、そんなに、皆さんが想像しうる修業を毎日しているわけでなく、祖母がいつも言っていた、「毎日行う衣食住の整えをきちんとしていくこと」を心構えとして、過ごしていることが、修業に当てはまるかと思っています。でも、これが簡単そうで、なかなか実際、毎日の衣食住をきちんと・・・・が意外に難しいもの。ちょっと、ぐーた
前回の記事の翌日、9/23秋分の日に千葉県館山市洲宮の洲宮神社さんに行って来ました。天太玉の后神の天比理刀咩さんが祀られています。祖母の家に遊びに来た時に何百回も通っていたのに、全く気づきませんでした行ってみて分かったのですが、小さな川の麓に鎮座されています。素敵!橋を渡る直前なので気が付きにくい場所にございます。車を降りてすぐに大きなショウリョウバッタさんがお出迎えしてくれました。こんにちは〜すぐに息子に捕まえられていました…も、持たないであげて…命からがらのお出迎えでした。
天十里です。今年から、忌部舞で、「岩戸開きの舞」を教えています。去年まで教えていた三つの舞に加えて、いれてみたのは、これから「岩戸開き」の時代となりそうなので、志ある皆さんに教えておいたほうがよいだろう、ということで。この舞は、三つの舞と違って、岩戸を開くための舞なので、特徴的なリズムと緩急があります。天の岩戸開きのさいに、忌部の女神である「天鈿女神」が舞ったであろう舞。おごそかな雰囲気から始まり、だんだんと盛り上がっていく舞です。天の岩戸神話では
海の彼方からやって来て布刀の玉結びあなたはわたしの知らないまじないを行う火煙の立つ私の知らない葉の匂い汗が玉になり水とともに吾が土地を浄化するよう祈りとはあなたの命だった祈りとはあなたの生まれ落ちたルーツだった祈りとはあなたの知らない両親のそのまた両親の名前であり祈りとはあなたが一番自分に何なのか尋ねて来たものだっただろう人がなんと言おうと構わないあなたとの真実はあなたとわたしだけが信じていればいいあなたの名前が何であろうともあなたの声が
天十里です。先日、出雲に行ってきました。(といっても、出雲大社は行ってませんが)観光地の大きな神社さんではなく、あまり誰も行かないようなところへ行ってきました。前日と当日は、天候は大雨でしたが、不思議と、その地域だけ雨がなく、おかげさまで無事に事をすますことができました。神様のおかげですね。もちろん、出雲の忌部神社にも行ってきましたよ。いつも境内はスッキリして気持ちよいです。あ、そういえば、徳島の「忌部神社」が、神社庁離脱しました。とうとう我慢の限界
天十里です。世の中が目まぐるしく動いている感じですが、何につけても早く早く、と、せかされている感じがして、せわしないですね。それで、幸せならいいのですが、ちっとも幸せそうに見えないのはなぜでしょうね。何をそんなに早くしなければならないのか、せわしない世界の中で、私の店HerbMessageで過ごす時間は、とてもゆっくりな時が流れています。だから、来られたお客様も世間を忘れて、のんびりと過ごされていかれる。「生き急ぎすぎると寿命も短くなるよ」と、
天十里です。今月は何かと多忙が続いてるのもありますが(言い訳・・・(笑))ふと気が付くと、部屋が散らかったり、デスクの上に書類が山積みになります。実は、私、整理整頓が苦手です。ついつい、物をだしっぱなしにしてしまうことが多く、気が付くと(気が付くだけいいとしてます・・・(笑))急に片付けだすことも多いです。そろそろ年齢も年いったので、忘れっぽくなることもふまえて、(終活・・・早いですか?(笑))引き出しに、何が入っているかマスキングテープに書いてはっておくよ
天十里です。今週は、奈良での「忌部舞お稽古会」があり、福井の仲間とともに、奈良へ。奈良は、中央忌部の一族もおりますし、祖先神を祀る「天太玉命神社」をはじめ、忌部の神々があちらこちらに祀られていますので、私にとっては、何かと引き寄せられる土地のようです。おかげさまで、奈良で何度もお稽古会をさせていただいて、たくさんの方が集まってくださるのも、神様のお導きかと思っています。今回も、志ある方々がたくさん集まって下さり、とても熱心にお稽古に参加してくださいました
天十里です。いつも、基本的に、祈りに始まって、祈りに終わる暮らしですが、朝日とともに起きることが多いので、朝はとても早起きです。掃除をして、祈りを終えて、そのあとにゆっくりと朝食をとったり、お茶する時間は、私にとっては、なくてはならない大切な時間。今朝は、雨が降って、とても涼しくなったので、とっておきのティーカップで、熱々の紅茶を淹れて、残っていたフルーツパンで軽い朝食をとりました。それだけで、とっても幸せな気分です。最近は、週2回くら