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横浜市立大学医学部公衆衛生学・大学院データサイエンス研究科の桑原恵介准教授らの研究グループは、関東・東海地方に本社のある企業等10数社による多施設共同研究(J-ECOHスタディ)に参加した高血圧の治療中ではない労働者81,876人を最大9年間追跡調査し、「少し高い血圧」の段階から脳・心血管疾患の発症リスクが高まることを今回の調査結果から確認することができました。さらに、脳・心血管疾患を発症した人の数は、血圧分類の「少し高い血圧」から「軽め高血圧」までの労働者に多いことがデータから裏付けされま
暑いですね~梅雨どこ行った昨日書いた記事が実はアップされてなかったボケボケですこの間の心臓拡大してるんじゃない事件で更に気になっている心機能どうやら,がんと心臓は密接に関係してて治療前から影響があるんじゃないかという話がありまして治療を受ける前のがん患者の心臓を分析した研究で明らかになったそうカルガリー大学(カナダ)の研究「JournaloftheAmericanHeartAssociation」4月21日号米国立がん研究所によると米国では2
久しぶりに大事な話をします果糖(フルクトース)😱太る原因😱果物を食べすぎると太るというのは主に果糖のせいです。果糖は、グルコースと比べて甘みが強く、また低温で甘みが増すので、これが冷やした果物が甘い理由です。清涼飲料など多くの食品の甘み付けに使われており、肥満、2型糖尿病、心血管疾患、脂肪肝など代謝病と果糖の消費の相関が疫学的に指摘されています。果糖のイメージ果糖は肝臓だけで代謝されます。そのため、果糖は血糖値を上げず、さらに甘味は強く、ブドウ糖より低カロリーという特
ようやく春に向かいつつある風邪やインフルエンザの流行も収束に向かうと思ったけど高いところまだあるのね実は火曜日に社内で風邪菌が背中カイロで治りそうだけどでも去年から気になっていたインフルエンザワクチン接種のお話の記事を見たら何とワクチンはインフルエンザにかかるのを予防というか重症化を予防ですけどというだけではなくて血栓症のハイリスクの人には有効なんだそうでそれは高齢者研究で明らかになっている今年は予防接種しなかった最近のがん治療の動向としてサバイバー
帯状疱疹(ほうしん)を発症した人では、心臓発作や脳卒中のリスクが急増する恐れがあるとの研究結果が3日、発表された。水痘(水ぼうそう)ウイルスの再活性化によって引き起こされる帯状疱疹は高齢者により多くみられる病気だ。帯状疱疹患者は、同年齢の帯状疱疹を発症していない対照群に比べて、心臓発作や脳卒中などの「心血管系イベント」のリスクが全体で41%高いことが、今回の研究で分かった。米国心臓病学会誌「JournaloftheAmericanCollegeofCardiology」に掲
JournaloftheAmericanHeartAssociation誌、2016年10月11日号より。骨の健康のためなどカルシウムは人気の高いサプリメントですが、近年カルシウムサプリメントが心血管障害のリスク上昇と関係するという報告もあり、とるべきかとらないべきか…と迷うところです。今回の研究ではカルシウムの総摂取量が高いと動脈硬化のリスクが低いと報告された一方、カルシウムサプリメントの使用がリスクを高める可能性も示唆されました。カルシウムに関する研究結果は一
JAMAInternalMedicine誌、2016年9月12日オンライン号より。1950年代からの歴史的な書類を遡ってみたところ、食事と冠動脈疾患の研究について砂糖業界が操作していた可能性が報告されました。砂糖と冠動脈疾患リスクの関係は1950年代に示唆されましたが、その後1960年代のレビューで冠動脈疾患の要因は脂質やコレステロールであり砂糖の影響は小さいと報告されています。しかし今回、このレビューに対してSugarResearchFoundationという砂糖関連団体
Circulation誌、2016年9月20日号より。睡眠と健康の関係について、米国心臓協会が様々な研究をレビューし科学的声明を発表しました。短時間睡眠、長時間睡眠、睡眠障害や不眠症はエネルギーバランスの悪化、肥満、心血管代謝系リスクの悪化などと相関するという結論です。仕事や家事などで忙しいとつい睡眠時間が短くなり、それでも気合いでどうにかなると頑張っているヒトは多いのではないでしょうか。日々の生活は気合で乗り越えられていても、睡眠不足による身体への負担は思っているより大きいかもし