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夜学に通う女工の少女が、朝鮮人少女や貧しい長屋の人たちとの交流を描いた作品。オンラインで参加した、高麗博物館主催のセミナーで映画研究者・崔盛旭さんのセッションで名前が出た映画。ダメ元でTSUTAYAがヒットすればとググったら、なんとYoutubeに上がってた。1940年に制作されたが検閲に引っ掛かったため、戦後になって初めて公開された作品らしい。貧しさからくるズルさや荒々しさ、でも心温かい近所付き合い。荒々しく切なく、逃げ場がない下層生活と、そこからくる荒々しさのままに描いてて、今の
雨続きで仕事がない父(徳川夢声)はブリキ屋をやめて人夫になるが、それでも仕事は数日に一度しかなく、一家はさらに貧しくなっていく。*****冬。お雪(清川虹子)は不満でいっぱいだが、由五郎は「あしたはあしたの風が吹かあ」。いやいやながらも、父がもらってきた札でコメを登校前に受け取りに行く正子(高峰秀子)。出合った同級生には糠だと誤魔化すのだ。彼女はそして、そんな話も作文にするのだった。*****由五郎に急ぎの仕事が入ってくる。正月用の着物を正子に約束する父。帰りが遅い由五郎を待つ一家だが
実際の豊田正子と先生夫妻の関係や、また映画で描かれることはないが、日本共産党との関係は複雑になっていくのだ。「東京の合唱(コーラス)」でちっちゃかった高峰秀子が少女に。映画の舞台は葛飾区四つ木。*****第一学期。下校してきた六年生の豊田正子(高峰秀子)は近所にやってきた団子売りを見て、母のお雪(清川虹子)に一銭をねだるがきっぱり断られる。家の中では父、由五郎(徳川夢声)が深刻な表情で、弟で二年生の稔(小高まさる)も落ち込んでいた。家賃の滞納が続いて追い出されることになったのだ。学校をや
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眠りについてお話しているので、夢についても触れておきましょう。昔、話術の大家と言われた徳川夢声。彼は夜中に目覚めると、毎回今見た夢を枕元のノートに書いていたそうです。このように夢に関心を持ち、振り返る習慣をつけておくと、案外夢を覚えていられるかもしれません。普段は、目が覚めると同時に意識が変わり、忘れ去ってしまうものです。「夢を見た」ことは覚えていても、さて何の夢だったか覚えていない人が多いのではないでしょうか。夢ばかり見て眠れないと言う人がいます。また夢が多いと睡眠が浅くなると心配す
亡くなった父の本棚にあった徳川夢声の対談集を読んでいる。世の中の人は断言派と非断言派に分かれるそうだ。仕事などでそうせざるを得ない時は別として、自分は断然非断言派である。それに対して妻は断言派である。ま、これで何とか平和が保たれているのだろう。
昭和40年2月、読売新聞テレビ欄の投書より。象印歌のタイトルマッチ(NETテレビ)にて、審査員を務める服部良一センセイが、7人まで勝ち抜いた末に敗れてしまった女性出場者に対して発したコメントに対して「ほどほどに」と諫める内容の投書だ。服部良一センセイ(1993年に85歳で死去)はレコード大賞をはじめ、歌合戦番組などで審査員を務めることが多く、その姿や口調は当然ながら脳にインプットされている……はずなのだが、今や投書内のセリフすらも草彅剛の声でしか脳内再生されないのだから恐ろしい
昭和30(1955)年1月6日(木曜)。新春からの爆笑裁判ショー!――。ラジオ東京(現・TBS)の新番組のんき裁判の番宣広告。提供はミツワ石鹸(丸見屋)だ。毎回、各界の人気者を被告とし、適当な人物を弁護人に配して、人気に対するもろもろの罪状をあげては裁判に付するというバラエティ番組のようだ。徳川夢声を裁判長とし、沢村い紀雄が検事とレギュラー出演、この日の被告はトニー谷で、その弁護人は笠置シヅ子が務めると、その人選だけでも面白そうな空気が漂ってくる。昭和30年1月6日(
あなたの街のシンボル教えて!▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう正式名称:日本電波塔愛称:東京タワー/推挙者:徳川夢声一般公募最多数名称:昭和塔高さ:332.6m【生活の雑学】東京タワーの色は赤色ではない|GakuSha東京の有名スポットの一つとして代表される「東京タワー」ですが、日本人のほとんどの人は東京タワーの色を勘違いしてgaku-sha.com#東京タワー完工の日映画にでてきた東京タワー選手権pic.twitter.com/zx
新東宝がエノケンプロと作った子供向け冒険映画。戦乱の京都、人形使いのとび助はタダ見していた幼女お福が人さらいに誘拐されるのを見てしまい、助けようとしたところ石で頭を殴られて気絶した。するとその衝撃か、銭勘定が出来なくなっていた。助かったお福によると、彼女の生き別れの母親がいる「日本一のお山」の麓の里には、食べれば頭がスッキリ治るという黄金色の果実があるらしい。計算できないと商売ができないし、お福を母親に会わせてやりたいし、という訳でその山を目指し2人旅に出るが、道
Yahoo!ニュースより。徳川夢声が憤った原爆小説に込めた思い「カツベン」後輩が継ぐ8/30(水)9:00配信広島市の平和大通りにある桜隊の碑。説明板には建立に尽力した徳川夢声の名が記されている=広島市中区で2022年9月30日午前8時54分、宇城昇撮影かつて「話芸の神様」として一世を風靡(ふうび)した活動写真弁士(弁士)がいた。俳優や文筆家でも知られた徳川夢声(むせい)(1894~1971年)だ。彼は戦後間もなく、広島原爆にまつわる短編小説を発表していた。その作品を読み継ご
2023年8月17日(木)【季語】秋暑し/秋秋暑し叔父の墓標は見当らず徳川夢声(とくがわ・むせい)1894〜1971年。活動弁士、作家、俳優。昨年の8月17日の句→秋づくと『秋づくと〜石田波郷』2022年8月17日(水)【季語】秋づく/秋秋づくと昆虫の翅想はるる石田波郷(いしだ・はきょう)1913〜1969年。俳人。昨年の8月17日の句→別るるや…ameblo.jp岡崎弥保HP「言の葉」ブログ「言の葉つむぎ」
はたらく一家★★★★1939年3月11日公開/モノクロスタンダード/65分/東宝製作-武山政信原作-徳永直脚色・監督-成瀬巳喜男撮影-鈴木博美術-松山崇音楽-大田忠出演-徳川夢声・本間敦子・生方明・伊藤薫前作「鶴八鶴次郎」から5ヶ月後に公開された成瀬作品。原作は、徳永直の同名の小説。徳永は戦前のプロレタリア文学の旗手とされ、労働者上がりの作家らしく、かなり社会的な視点でとらえた小説だったよう。徳川夢声の父と本間敦子の夫婦には、6人の息子と1人の長女、祖父祖母の計
【2023年26冊目】村上春樹「街とその不確かな壁」これは「シン・世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」。ただし同じ作者によって熟成されたもの。壁とは何か。そして影はどちらなのか。やはり余計な解釈はいらないのか。【2023年27冊目】徳川夢声「話芸」本好きの知り合いが紹介していた一冊。語りのプロだった夢声さんの話し方指南。永さんとも仲良くて、一度は生で聴いてみたかった。【2023年28冊目】小林弘幸「結局、自律神経がすべて解決してくれる」たまには実用書も。うーん
高峰秀子の「巴里ひとりある記」には、帰国後の徳川夢声との対談が附録されていて、なかなか面白いです。その対談で分かったのですが、高峰秀子は、パリでシャンソンを聴けなかったようです。対談の一部を抜粋すると...夢声ジゴロなんてぇ奴は見なかった?秀子そういうとこ、いかれないもの。だから、シャンソンをききたいなんて思ったって、なかなかたいへんなの。場末のむずかしいところへいかなくちゃなんないんでしょ?つれてってもらう人いないんですよ。夢声じゃア、日本に名の知れてるような歌
朝井まかてさんの「輪舞曲(ロンド)」を読みました大正~昭和初期にかけて実在した女優・伊澤蘭奢(いざわらんじゃ)の生涯を彼女を取り巻く男性たちの視点から描いた伝記小説です伊澤蘭奢と聞いてもはて?という人が多いでしょうが私も以前何かのきっかけでたまたま彼女の存在を知り調べてみたらエキゾチックな顔立ちのとても綺麗な女性で本当にこういう人がいたんだと目を見張る思いでした蘭奢の経歴が異色なのは結婚して子
買い物に行った時に毎年買っている中華そばがあったので購入し、晩ごはんにしました。春木屋中華そば戦後の東京は荻窪で1949年(昭和24年)、屋台から始まったらーめん屋なのです。伊丹十三さんの映画『タンポポ』でもロケで使われました。生麺、特製スープ、特製たれが入った2人前春木屋中華そばスープは、煮干しと削り節に数種類の野菜や鶏ガラを使って煮込んだ出汁に醤油だれのかえしを合わせた旨味の詰まったシンプルなラーメンスープ極太のメンマ、ナルト、チャーシュ
昭和12(1937)年4月。松竹映画『母の愛』上映を記念して、浅草帝國館にて催された実演『大船ダンシング・ショウ』の新聞広告。このショウに初出演する佐野周二(関口宏のお父さん)のキャッチコピーは「皆さまの彼氏」。「彼女」と並んで、交際関係にある男性を指す言葉として今も普通に使用され続けている「彼氏」なる言葉。古くから存在した日本語ではなく、戦前期にマルチタレントの元祖である徳川夢声によって作られた造語らしい。彼に敬称の意味である「氏」をつけることで、ちょっとしたからかいのニュアン
話術はマ術ChangeTalk,ChangeLife."話し方を変えたければ生き方を変えろ"もっと人との会話を楽しみ弾ませたいのに…もっと気の利いた返しが出来ればいいのに…もっと聞かれたことをすぐ言語化したいのに…もっと相手の立場を考えた喋りをしたいのに…「あなたに必要なのは話し方ではなく《会話力》です」会話はあなた一人では絶対に出来ません相手(聞き手)がいてはじめて成り立つもの会話は人との関係を構築する原点なのですつまり会話を変えれば人間関係が変わります
【きょうの人】0413石川啄木忌歌人、詩人■徳川夢声無声映画時代の弁士であり、漫談家、作家、俳優■池大雅江戸時代の文人画家独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。■石川啄木忌歌人、詩人いしかわたくぼく1886年(明治19年)2月20日-1912年(明治45年)4月13日)日本の歌人、詩人で、本名は「石川一
多磨霊園(40)徳川夢声徳川夢声(とくがわむせい)本名は福原駿雄(ふくはらとしお)1894年(明治27年)4月13日-1971年(昭和46年)8月1日弁士、漫談家、作家、俳優。ラジオ・テレビ番組などをはじめ、多方面で活動した日本の元祖マルチタレントとも言える人物日本放送芸能家協会(現・日本俳優連合)初代理事長
世田谷区成城学園駅から、徒歩数分。静かな住宅街に在りましたキヌタ文庫、創業70年の古本屋さんです。この先に古本屋在るのかな?と、迷う様な地区でした。版本や写本、美術書に趣味の本や学術書や小説などなど。漫画やエッチな本は扱わない真面目な取り揃えです。存在は知って居ましたが、利用は初めて。棚を隅から隅まで、とりあえずチェックです。なるほど、なるほど…美術書のコーナーはかなりの充実ぶりです。とは言え、専門書には手が出ないから、毎度思いつきで購入のワタシです。店にたどり着くまで、迷
年末年始、夫はフツーに仕事だったため、先日やっと初詣に行って来ました⛩️益田に来て、毎年行っている柿本神社に行くつもりだったけど、夫が、しんどいから遠くに行きたくない❗と。んで、近くに神社がないか調べたら、ありました~~📱🔍️家から歩いて5、6分のところにありました。昨年、何事もなく無事に過ごせたことのお礼。そして、今年も健康で平和に過ごせますように。できたら、宝くじが。。(冗談です)徳川夢声って人の記念碑がありました。徳川って、あの徳川なん❔って夫に聞いたら、全く関係ない
▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう正式名称:日本電波塔愛称:東京タワー/推挙者:徳川夢声一般公募最多数名称:昭和塔高さ:332.6m【生活の雑学】東京タワーの色は赤色ではない|GakuSha東京の有名スポットの一つとして代表される「東京タワー」ですが、日本人のほとんどの人は東京タワーの色を勘違いしてgaku-sha.com東京タワーの名称は「昭和塔」になるはずだった1958年12月23日に完成した東京タワー。高さ333m、総工費約30億円、
11月11日金曜日〜その10P233、尾崎秀樹氏による「昭和前期の若者文化」と題した、中島河太郎著「新青年傑作選集」角川文庫の書評を読む。(写真)徳川夢声著「くらがり二十年」の事が出てくる。私が手に持つのは復刻版。
よみうり寸評の「座談十五戒」が目に付いた聞いた事は有るかもしれないが何も知らない状態「徳川夢声」さんも名前は聞いた事が有る程度。検索してみた「耳が痛い」『瀬戸際大臣』こと「山際大臣」を引っ張ると何かメリットが有るのか?他に何か隠そうとしてるとか英国ではあっという間に辞任に追い込まれたのに・・・国民の差か?元祖マルチタレントに学ぶ、「人と話すときにしてはいけないこと15か条」|fumufumunews-フムフムニ
徳川夢声『話術』を読む徳川夢声さん(1984〜1971)島根県益田市生まれ会議やプレゼン、スピーチなど、あらゆる場面での話し方に役立つ内容です。この本を書く動機について「現在の日本語は、実に混乱しきって、始末のつかないものとなりかけている。」とのこと。原因は、コトバの重要性を認識しなかったこと、これが第一である。やたらと漢字やカタカナを乱用し、耳で聞いただけでは解りにくい変態語となってしまったこと。この現況を解決するためには話術をもっと修練し、正しい表現力を養わねばならない。
2022年9月27日(火)【季語】秋晴/秋秋晴れて日常茶飯尊とけれ徳川夢声(とくがわ・むせい)1894〜1971年。弁士、俳優、作家。昨年の9月27日の句→菊の香の『菊の香の〜松本たかし』2021年9月27日(月)【季語】菊/秋菊の香の身に移されし芸すこし松本たかし(まつもと・たかし)1906〜1956年。俳人。2020年9月27日の句→秋さ…ameblo.jp岡崎弥保HP「言の葉」ブログ「言の葉つむぎ」
『綴方教室』映画トーキー87分白黒昭和十三年(1938年)八月二十一日封切製作東宝製作国大日本帝国製作言語日本語原作豊田正子脚本木村千依男製作森田信義製作主任黒澤明撮影三村明録音安思重遠装置松山崇編集岩下廣一出演高峰秀子(正子)小高まさる(稔)水谷史郎(光男)徳川夢声(父・由五郎)清川虹子(母・お雪)赤木蘭子(大木先生の妻)三島雅夫(丹野さん)本間敦子(おばさん)宮川あき子(おりえちゃん)音
ども、tetsuです。今日は初めて“活弁”を観てきました。“活弁”とは、活動写真弁士の略でかつて無声映画時代に映像にあわせて台詞やあらすじをそばで解説する技術者のことです。今回、自宅の近くにある“ブックスキューブリック”であった「博多活弁パラダイス」にお邪魔しました。活弁士・片岡一郎さんと上屋安由美さんのキーボード(本来はピアノらしい)で行われた同会。前半は日本屈指の活弁士・徳川夢声の短編小説の朗読、後半は昭和7年に作られた「国士無双」の活弁上映でした。前半の朗読は原爆にあった主人公