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皆様おはようございます。2017年8月13日(日)のNHK大河ドラマのおんな城主直虎の第32話『復活の火』を視聴し終えました。いよいよ武田信玄と徳川家康が駿河国と遠江国の今川氏真を挟み撃ちにし始めました。そして側近の関口氏経ら21人の武将が今川氏真を裏切り、武田信玄につきます。武田勝頼が滅亡するときにも同様に側近が裏切っていきました。勢いがある時には人はついてきますが、下り坂になると裏切るのが世の常です。孫子の兵法では11種類の信用できない部下をあげています。1.外見は謹厳実直だが
2017年8月13日/第32話「復活の火」レビュー(@2017年8月14日NHKオンデマンド)再三当ブログにて述べている通り、森下脚本のピークともいうべき「虎松の首」が作品化に失敗したのちの、シナリオが公表されている残4話のうちの筆頭「復活の火」のオンエアである。期待値がかつて無いレベルで低下しているのは言うまでもないが、そこは予見と思い込みを捨てて客観的に放送内容と向き合う…それがレビューというものであろう。話の筋だけ先に記しておきたい。武田と徳川に拠る両側から
NHK大河ドラマ『おんな城主直虎』第32話「復活の火」信玄(松平健)と家康(阿部サダヲ)による今川攻めが避けられない状況になる中、政次(高橋一生)は虎松(寺田心)の偽首を差し出すことで氏真(尾上松也)の信頼を得ることに成功する。政次と裏で手を結ぶ直虎(柴咲コウ)は家康に書状を送り、徳川の遠江侵攻に協力する代わりに井伊家を復活し家臣の列に加えてほしいと願い出る。そんな中、ついに武田による駿河侵攻が始まる。その破竹の勢いに今川国衆の寝返りが相次ぎ、氏真は絶体絶命の危機を迎える。第3
皆様おはようございます。2017年8月13日(日)のNHK大河ドラマおんな城主直虎は第32話『復活の火』です。いよいよ武田信玄と徳川家康が密約で駿河国と遠江国を挟み討ちします。今川氏真が愚かであったで片づけてしまえば、歴史から何も学ぶことがありません。今川氏真も優れていたが今川家が滅亡したと考えることで歴史から学ぶことができます。今川氏真は、実は豊臣秀吉や徳川家康の世になっても生き続けて今川家の家柄は江戸時代も続きます。「売家も唐様で書く三代目」という言葉があります。商人の家も繁
賛否両論を呼んだ最終回から約8ヶ月余。皮肉極まりない話ながらも、『おんな城主直虎』の商業面における失敗は、ここ数年における大河ドラマ不振も相まって、『真田丸』の近年に無かった高い支持をより浮き彫りにする結果を生んだように思う。『真田丸』の基本は、1985年のNHK大型時代劇『真田太平記』(原作:池波正太郎)のリメイクである。だが、そこをいま一度真摯に評価してみると、三谷幸喜ならではの強い強いこだわり・・・いにしえの大河ドラマへの深い愛情と憧憬、そして配役の妙によるストーリ