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コードの先頭、中間でも強拍の位置に置かれる外音解決外音(不協和音)から内音(協和音)へ進行させることを解決と呼びます。コード(小節)中間の倚音1小節目のように、跳躍後に表れた倚音は跳躍と逆方向に原位音を設定します。先行する内音から見て「飛んで戻る」形になるように和音構成音へ解決させます。復元解決と呼びます。同じ方向へ解決すると、「苦しい」と言われる音の運びになります。コード(小節)の先頭2小節目は、いきなり外音が表れます。倚音の次の音は最寄りのコード構成音へ
同じ高さの内音に挟まれた外音で2度上行または2度下行した音先頭にある内音が、2度上行したり下行したりした後、もとの音に戻ったと見ることができます。元の音のことをを原位音と呼びます。原位音に戻って解決することを復元解決と呼びます。下向きに音を動かした場合には、3小節目に見られるように半音下げる場合もあります。同様に上向きでは半音上げる場合もあります。どちらかの向きに音を動かして解決しないまま逆向きの刺繍音を続ける使い方もできます。連続刺繍音と呼びます。また、解決
ポピュラー音楽でよく見られるsus4やaddなどのコードは、和声的に全長転位と見ることができます。全長転位とは、和音の全域に渡って和声構成音のどれかが転位しているということです。解決は後続の和音によってしなくてはいけません。①ⅠCsus4C②ⅠCadd9C①Csus4は、C:Ⅰの第3音の上方転位とみて、解決は原位音へ復元解決する。②Cadd9は、C:Ⅰの根音の上方転位とみて、解決は原位音へ復元解決する。後続のコードをCとしましたが、他の