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最近オーディブルばかりで活字読書をしていませんでしたが、道尾秀介さんのミステリーで再開しています。若い頃(大学生〜30代前半)はミステリーにハマり読んでいました。ハマったといってもその時も一人の作家さんの作品のみ読んでいました。本格ミステリーの島田荘司さんです。正確には他の作家さんのも読んでみたけど、何作品も読むほどにはハマらなかった。島田荘司さんは、『御手洗潔シリーズ』でした。御手洗潔という探偵役が魅力的で✨️御手洗潔が住んでる設定の横浜馬車道にもいきました。(今でいう聖地巡礼?
島田荘司さんによる長編小説。名探偵御手洗潔(みたらいきよし)が占星術に絡んだ殺人事件の謎に挑む本格推理小説です。1936年2月26日、「二・二六事件」が勃発したその日に、事件は起こった。―――画家の梅沢平吉が、密室状態の自宅アトリエで殺害されたのだ。なおその現場に残された遺書には、怪異極まる内容が書きしるされていた・・・。それは若い六人の処女から、それぞれの星座に合わせて肉体の各部を切り取り、それらを合成して完璧な女性「アゾート」を作るというもの。―――そして一か
島田荘司さんの御手洗潔シリーズ最新作。読まないわけにはいきません!舞台は京都府の日本海に面した街・伊根町です。そこでイカ釣り漁船が目撃した巨大な怪物。ビルディングのような高さの水柱の中から現れた怪物は、イカ釣り漁船を粉々に砕いたのです・・・例によって、冒頭に提示される不可思議な謎にワクワクさせられました。御手洗潔シリーズ書き下ろし長編。伊根湾に「龍神」が出たという噂を受けて、石岡は伊根に赴こうとするが、御手洗はなぜか驚いて行かせまいとする。「大怪我するよ」と。その後の
島田荘司さんの最新刊【伊根の龍神】読みました。タイトルに惹かれました。どんなミステリーが待ってるんだろう?と。以下、ネタバレします。御手洗潔シリーズの長編だけど。御手洗さんはちょこっとしか出てこない。友人の石岡さんのお話。伊根は、京都の日本海側・若狭湾の端っこにある場所。バイクテントソロツーで行った時に撮影(道の駅舟屋の里から)『伊根の舟屋』で有名な場所。1階は船のガレージ、2階が住居という建物が湾に面して建ち並ぶ。歴史ある場所です。この伊根湾に。
島田荘司さんの新作長編小説石岡君と御手洗潔の活躍がみれたのはうれしい。本格推理小説というカテゴリであることもあって今まで、現代の政治的な背景を舞台にした作品はなかったと思うのだけど本作は、まさしく今この時ののことを描いていて、それは終盤の謎解きの意外性にもつながってちょっと驚きでした。現実的にはありえない幻想的な出来事をいかに解明するのか?今回のトリックの必要性に説得性を持たせるためには必要だったというのは大きいのかもしれないけれど確かにと思わせるところがありました。今よ
昔の映画『酒とバラの日々』ではないですが、「本と映画とのんの日々」です名探偵・御手洗潔ファンの皆様へ2015年3月13日初投稿2016年8月27日改訂1(加筆しました)2017年8月11日改訂2(加筆・修正いたしました)2018年9月7日改訂3(加筆・修正いたしました)
イキって本を読んでみようと思い59冊目に入りました。今回読んでみたのは「異邦の騎士」(島田荘司作)。うちの母が学生時代にガチ恋していた御手洗さんの第3弾です。ちょっと今回御手洗さんのことを見直しました。お前イイ奴なのか!?御手洗さんはイイ奴でした。それでは感想を書き散らかしていこうと思います。適当なあらすじ『俺』は公園のベンチで目覚めて愕然とした。なんと今までの記憶を全部失っていたのだ。街をさまよっていたところを石川良子さんという女性に助けられた『俺』は、彼女と一緒に暮らすこ
大好きな御手洗シリーズの「伊根の龍神」を読みました。以下、ネタバレを含むざっくり感想です。隣国のスパイ活動がよくわかる物語になっています。これね、本当にこんな感じらしいですよ!都市伝説ですけどね💦残念ながら、それが今の日本なのです。なんてオソロイ💧それにしても、ファンには嬉しい展開がありました。なんと、なんとっ、久しぶりに御手洗清と石岡先生が再会するんですよーーーっ!御手洗清がスェーデンに行ってから何十年?しかも、しかもっ、日本に帰ってくる未来がありそうですっ😭御手洗清には日本に
イキって本を読んでみようと思い49冊目に入りました。今回読んでみたのは「斜め屋敷の犯罪」(島田荘司作)。私の母が学生時代にガチ恋していた御手洗さんの登場するシリーズ第2作です。私も御手洗さんを好きになりたい!今回は御手洗さんのカッコいい所を見れるのでしょうか?こうご期待!それでは感想を書き散らかしていこうと思います。適当なあらすじ北海道の宗谷岬には傾いて建っている建物、通称"斜め屋敷"があった。斜め屋敷を建てた大企業の社長、浜本幸三郎はクリスマスの日に知り合いたちを招いてパー
イキって本を読んでみようと思い45冊目に入りました。今回読んでみたのは「占星術殺人事件」(島田荘司作)。私の母が学生時代にガチ恋していたという御手洗さんが登場する本です。御手洗さんとはいったいどんな男なんでしょうか……。それでは感想を書き散らかしていこうと思います。適当なあらすじ占い師の御手洗(みたらい)と友達の石岡のもとにある依頼がくる。その依頼は40年前に迷宮入りした事件を解決してほしいというものだった。40年前、梅沢という画家が鍵のかかっている部屋で殺されているのが見つか
島田荘司著【上高地の切り裂きジャック】完読2003年刊行島田荘司さん作品、初めて読みました。きっかけは、伊坂幸太郎さん。インタビュー記事に「島田荘司作品が大好き」とあり。「ではでは私も読んでみましょう」と。たくさんある中で手に取ったのは『上高地』に惹かれたから。『上高地の切り裂きジャック』と『山手の幽霊』の2作品が収録。読み始めてから御手洗潔シリーズものと知り。「順番に読めば良かった・・・」と思いつつ順番を調べたら。地元図書館にはない本の方が多かったのでまぁいっか。
島田荘司さんの書下ろし長編『伊根の龍神』を読みました。島田先生の作品は大好きです。とくに御手洗潔シリーズは大ファンで、新刊が出ると欠かさず読んでいます。今回は(も)石岡くんが巻き込まれた一件ですが、ひとりの人間の生涯に秘められた歴史や哀しみ、愛情などがじわじわと沁み出してくるような物語でした。大きくて幻想的なミステリであり、その裏に隠されたものをも浮き彫りにするような御大ならではの展開で、ファンとしては大満足の面白さでした。読んだのはこの本伊根の龍神[島田
仕事の都合で時間が取れた。まずゆっくり寝る。これだけで胃の痛みがほぼ治まる。風呂掃除。豆だ。島田荘司の「伊根の龍神」を読む。石岡くんが伊根に行くまでで三分の一冊が終わった。まだ何の事件も起きてない。大丈夫か?御手洗潔シリーズは大好きだからこそ作品の出来の波にヒヤヒヤする。
御手洗シリーズの新刊が出てた。シリーズの作品の出来には波があるが読むよ。なんやかんやこのコンビが好きなんだ。石岡くんの職業なんだったかなぁ。
今回ご紹介させていただきますのは、コチラです⬇️島田荘司さんの、「星籠の海」です。文庫で上下巻、計1100ページ越えの大長編ですね。読み応えありますよ〜🤗主人公は、御手洗潔。説明要りませんね。彼の元に、瀬戸内海にある興居島(ごごしま)の湾に、この一年ほどの間に計六体の死体が流れ着いているという話がもたらされ、御手洗は助手の石岡と共に瀬戸内へと向かう。そこでの調査で、死体が福山から漂着していることを突き止めた彼は、そのまま福山へ。同時進行で、高校を卒業し、福山から共に上京を果たした茂と千早
探偵ミタライの事件簿黒籠の海2016年公開!島田荘司原作のミステリー!島田ファンにはお馴染みの御手洗潔がやっと映画の中で、複雑な事件の謎に挑む!!私は、御手洗潔こそが、次世代の明智小五郎!とか金田一耕助!と思っていただけに、この初めての映画化には、ウォーーーーーーー!!って(笑)、心の中で叫んじゃいました!そのクセ、当時も!、今の今までも!、見てなかったという矛盾!?(笑)・・・・というのも、その頃の私は、いろいろと忙しいこともあったけど、興味はすでに新本格推理モノか
前回の続き、くらやみ坂です。くらやみ坂横浜市西区LeicaM-PTyp240M-HexanonDUALLENS21-35mmF3.4-4そもそも島田荘司の『暗闇坂の人喰いの木』というミステリー小説ですが。はっきり言って怖いです。すごく怖ろしい犯罪が最後に明らかになるんですが、まあ作者が狙って読者を怖がらせようとしてる部分も強いですかね。伊勢町もくせい公園の裏手の坂道ここを登ると・・・縦位置でこの坂がくらやみ坂のようですLeicaM-PTyp
『斜め屋敷の犯罪』は島田荘司さんの「御手洗潔シリーズ🎩✨」の第二長編本格ミステリです📕🎵以下に真犯人とあらすじを書いていますので未読の方は注意して下さい⚠️🧏♂️『斜め屋敷の犯罪』のストーリーは北海道の宗谷岬に建っている流氷館が舞台になります🏠️🌊流氷館は斜めに建築されていて土地の人達からは「斜め屋敷↗️」と呼ばれていました👨流氷館を建築したのは会社社長の浜本幸三郎で浜本は1983年のクリスマスにお客を招いてクリスマス・パーティーを開きます🎄🥳そして流氷館ではクリスマス・パーティーの後に運転
この彼岸花は京都府亀岡市のものです。私の庭には白っぽい花が咲きます。畦道を彩る真っ赤な花、摘んでくると、毒があるとか、不吉な花だとかで叱られていました。母からの指図を受けなくなってからは、ガラスの花瓶に入れて楽しんでいました。近頃は彼岸花がいっぱいの風景を観光の目玉として宣伝しているようです。最近読んだ本、2度目なのですが、今回はとても印象に残っているのです。島田荘司の「御手洗潔と進々堂」です。京都大学の近くに佇む老舗喫茶店「進々堂」に世界一周の旅を終えた御手洗潔の話を聞くために予
昔の映画『酒とバラの日々』ではないですが、「本と映画とのんの日々」です島田荘司著『御手洗潔のダンス』再読しました。手持ちの本を読了して図書館予約の本がくる手待ちの時の読んだ短編集の最高傑作。1,『山高帽のイカルス』初出誌の時の作品名は『鳥人間事件』1,『舞踏病』1,『ある騎士の物語』1,『近況報告』たごさくが好きな短編のベスト10(下に表示)ですが『御手洗潔のダンス』からは3作品入っています。1位『舞踏病』~御手洗潔のダンス・収蔵4位『あ
最近読んだ本です。「屋上の道化たち」島田荘司講談社FBで誰かが勧めていたので、読んでみました。色々なストーリーの流れが最後に解きほぐされて筋が通るのは楽しかったけれど、あまり好きなタイプの本ではなかった。名探偵御手洗潔シリーズとして有名らしいのですが、初めて「御手洗潔」の名前を知りました。屋上の道化たちAmazon(アマゾン)
今回ご紹介させていただきますのは、コチラです⬇️島田荘司さんの、「水晶のピラミッド」です。文庫で700ページを超える大長編です。読む前にちょっと緊張しましたね。だって、御手洗潔だもん。ミステリー好きならおそらく知らない人はいない、超有名人じゃないですか。何となく、その人に会えるような感覚で、ドキドキしました。円筒型の7階建ての塔の、最上階である7階の一室で死体が発見される。その部屋には、ひとつベッドがあるだけの完全な密室だったが、遺体の死因は溺死だった………タイトルである水晶のピラミッ
『御手洗潔のメロディ』島田荘司、講談社文庫、2002年「信じられん、これこそは神の暗号だ!解るかい石岡君、神が暗号を使って、ぼくにこの事件が何であるかを報せてくれたんだぜ!」平成2年3月、御手洗潔の下を訪ねてきた高明な声楽家の依頼は消えた美女の捜索だった。レストランのアルバイト店員からは男子トイレの同じ便器ばかり3度も壊されて持ち去られる出来事の相談を受けた。さらには公園の木の枝が切り落とされたニュースを目にした御手洗は、殺人事件が起こることを予言するが。(『IgE』)1960
島田荘司/アトポス久しぶりの島田荘司!!!冒頭の大部分をエリザベートバートリの話が占めていて、話の9割はホラーサスペンス。「えっこれちゃんと話が完結する…?」と心配になっていた頃に、御手洗潔が登場!!!そして突然のミステリー小説に!!!正直ラストは「えええ~~~そんなオチ?!?!?」ってなったんですけど、えてして謎とはそういうものなのか……。そもそもタイトルの「アトポス」自体が若干のネタバレにつながっていたんですが、全く気付きませんでしたえええ~~~じゃあわた
酒とバラの日々』ではないですが、「本と映画とのんの日々」です今日は「探偵の日」です。『探偵協会では、社会公共に対し探偵に親しんで頂き、あらゆる問題解決の力強いパートナーである探偵という職業ををピーアールする目的を以って、探偵の日を制定させて頂きました。結論から申しますと「探偵の日」につきましては、現在の所毎年5月21日とさせて頂いております。これは社団法人探偵協会「探偵の日選定委員会」の厳正な審査基準により決定されたものであり、その選定の基準につきま
(画像は講談社BOOK倶楽部の商品ページよりお借りしています)引き続き御手洗潔シリーズを読みました4編からなる中編集相変わらず読みやすいただやっぱり物語を読んでいるとは思えなくて設問と解説の長いクイズと回答を読んだ気分でした話は変わってこの1年ほど毎月1〜2度ですが大阪の天満界隈へ出かけ1晩で2〜3軒を回り飲み食いを楽しんでいます行く度に新しいお店が開店していたりして活気と賑わいを感じとても楽しい時間を過ごせてますし大
(画像はAmazonの商品ページからお借りしています)4編からなる中編集相変わらず読みやすいトリックも時代に依存していないので今でも楽しめましたただ巻末のご本人による日本・日本人論はまさに蛇足かなたまにある事ですが創作者とその作品は別のものとして考えて楽しむべきか?やはり創作者の精神や信条の表れの一つなのだから創作者の考え方や行動を容認できないのならその作品も受け入れるべきではないのか?悩みます以下商品紹介より
「鳥居の密室」以来、5年ぶりの御手洗潔シリーズの長編。ハードカバー630ページの大作でした。世界中で人気を博す、生きる伝説のバレリーナ・クレスパンが密室で殺された。1977年10月、ニューヨークのバレエシアターで上演された「スカボロゥの祭り」で主役を務めたクレスパン。警察の調べによると、彼女は2幕と3幕の間の休憩時間の最中に、専用の控室で撲殺されたという。しかし3幕以降も舞台は続行された。さらに観客たちは、最後までクレスパンの踊りを見ていた、と言っていてーー?(BOOKデータベ
『アトポス』島田荘司、講談社文庫、1996年「まずいことに、思い出したんだよ。いつだったか、馬鹿なことを口走った。もし君をトラブルが襲ったら、救けにいくとかなんとかね」アメリカ・ハリウッドに血塗れで爛れた顔の「怪物」が出現、売れっ子ホラー作家が首を切断されて殺され、さらには嬰児が次々と誘拐された。さらにハリウッド女優・レオナ松崎が主演する映画「サロメ」の収録が行われる死海でも惨劇は繰り返される。劇中で使う生首は本物とすり替えられ、撮影スタッフは60フィート上空に串刺しにされていた
昔の映画『酒とバラの日々』ではないですが、「本と映画とのんの日々」です今年も『福ミス第16回表彰式・出版記念パーティー』が開催されます。島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞(通称=福ミス)日時:3月16日(土)15:30~17:00場所:福山ニューキャッスルホテル2階琴の間会費:無料会費は当初HPでは4000円になっていました→それは無いですよね今回も欠席させていただきます。前回出席したのが2016年5月14日なので、もう直ぐ7年になります