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背筋の第三層は上後鋸筋と下後鋸筋とからなる。これらの筋は、背筋の中間層と呼ばれ、第一層と第二層の表層筋、第四層から第六層の深層筋との間にある。この層は、ほぼ四角形をなす薄い筋で、上後鋸筋は、C7~T3の棘突起、第二~第五肋骨後部に付着する、下後鋸筋は、T11~L2の棘突起、下位4本の肋骨後部に付着する。これらの筋の作用は、呼吸を助けることが考えられる。背筋の第四層は、頭板状筋と頚板状筋からなる。頭板状筋は、項靭帯、C7~T3の棘突起、側頭骨乳様突起、後頭骨に付着する。頚板状筋は、T3~T6
肩専門店APULA高田馬場の代表をしています吉田一也(理学療法士・医学博士)です。理学療法士になってから十数年を肩の勉強に費やしてきました。その経験を肩に不調がある方に役立てたいとブログ記事を書いています。今回のブログから、あまり聞きなれない後鋸筋(こうきょきん)という筋肉について取り上げていきたいと思います。<筋肉の位置・形>後鋸筋は、①上後鋸筋(じょうこうきょきん)②下後鋸筋(かこうきょきん)という2つの筋肉に分けられます。