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とてもとても、良かったのでシェアします。4人の元同級生の短編集。物語の中枢は、乳がんになってしまった女性です。詳しくは、こちらで。https://instagram.com/p/CudKbsEPTQV/amika読書アカウントonInstagram:"彩瀬まるさん『新しい星』インスタでよく見かける作家さん。初読みです。4人の元同級生たちが、入れ替わりで主人公として語る短編。最初は、子供をなくした青子。なくしたんじゃない、得たんだ、と思い出を得たことに気づく一文は、ハッとさせられた
図書館本です神様のケーキを頬ばるまで[彩瀬まる]楽天市場748円↓こちらに続けて、彩瀬まるさんの短編集。『桜の下で待っている』図書館本です桜の下で待っている(実業之日本社文庫)[彩瀬まる]楽天市場652円↓こちらで、読んでみたくなった作家さん。『きみは嘘つき』寺地はるな…ameblo.jpとある雑居ビルで働く人々ーーということとウツミマコトという人物ーーが繋がっています。以下、多少ネタバレありますこんな風にそれぞれの場所で、明日も明後日も営みを続け、
図書館本です桜の下で待っている(実業之日本社文庫)[彩瀬まる]楽天市場652円↓こちらで、読んでみたくなった作家さん。『きみは嘘つき』寺地はるなさんの本を読み漁っていますきみは嘘つき(ハルキ文庫)[彩瀬まる]楽天市場660円${SHOP_LINKS}嘘がテーマの短編集。真実なんて…ameblo.jp東京から、新幹線で北側のふるさとに向かう人々の短編集。帯の紹介は「面倒だけれど愛おしいふるさと」以下、多少ネタバレありますモッコウバラのワンピース、
読書日記2023-130僕たちの月曜日彩瀬まる•一穂ミチ•小山健夏川草介•古市憲寿[角川文庫2023年1月発行]✩✩✩あらすじ別に出世なんてしたくない。自分らしい働き方を見つけるアンソロジー。局のエースアナウンサー、研修中の医者の卵、冴えないテレビマン、子育てしながら新しい仕事を探す主夫、同僚とのささやかな会話を楽しむ編集者。仕事とプライベートの両立に悩むそれぞれの男性の働き方を描いた、マンガを含む短編5作品を収録。今を時めく作家陣による、自分の「働き方」を探すための
重なる、人生。新しい星(文春e-book)Amazon(アマゾン)1,500円幻想的なお話で、「ピンとこない」と言っていた彩瀬まる先生の現実的なお話です。連作集で、随所で自分の人生と重ねあわせて読みました。ざらざらしたものにこすれてひりつくような感覚がしても、物語は優しい方向へ導かれていきます。だから、安心して自分を重ねあわせることができるのですが、物語が導くところのもうすこし先があるんじゃないか?もっと奥に進めるんじゃないか?という物足りなさもすこしあります
『ななつのこ』/加納朋子『逢魔が時に会いましょう』/荻原浩『天使の囀り』/貴志祐介『エラリー・クイーンの事件簿1』/エラリー・クイーン『ダラスが消えた日』/リチャード・モラン『不在』/彩瀬まる『月まで三キロ』/伊与原新『別冊図書館戦争Ⅱ図書館戦争シリーズ⑥』/有川浩『京都上賀茂牡丹屋敷の殺人』/和久峻三『手のひらのアストラル』/吉野泉『わたしの幸せな結婚』/顎木あくみ『わたしの幸せな結婚二』/顎木あくみ
こんにちは台風のせいか先週末から地味に頭痛頻発してます読書日記43冊目(2023年9冊目)「さいはての家」彩瀬まるさん彩瀬さん、初めましての作家さんです未読の作家さんの本を読む時ってどんな感じなのかな〜好きになれるといいな〜っていう期待と不安があって初対面の人に会う時の感じに似てる気がしますジャンルやあらすじは裏表紙を見れば少しは予想出来るけどその作家さんのテイストって読み進めてみないと分からないあくまで私の場合ですが冒頭、物語の始まり方が好きな感じか
最近の読書記録を自分のためにもアップします。(もちろんネタバレはありません)★齋藤孝さん「本当に頭がいい人の思考習慣100」正直、読み終えてそこまで私的には記憶に残るような内容はあまりなかったかな😅今すぐ取り入れよう、取り入れたいと思うことがほとんどなかったです。でも1つの考え方として知るのはいいことだと思うし、だからこそ読書はやめられない😄★彩瀬まるさん「新しい星」読み始めはなかなか乗り切れず進まなかったのですが、途中から面白くなってきて完読できました。意外と共感でき
母は離婚して兄と私を育ててくれた。父との楽しい思い出は少しはある。その父が死んだらしい。私達にも遺産があるとか。父との思い出と年下の彼との関係が絡みあって、そこはかとなく寂しくなる。よかれと思ってやった事が。とか。愛するがゆえに我儘になる。とか。
ファーストインプレッションは覆らないのか?くちなし(文春文庫)Amazon(アマゾン)680円彩瀬まる先生の本は「森があふれる」を刊行当初に読んで、あまりピンとこないまま次の本に手が伸びませんでした。で、「くちなし」を読んでみて、やっぱりなんかピンとこないなという感想です。幻想的な話というのは好きなんですけど、幻想的であればあるほど描き出すものの精度が大事になってくるような気がするんですよね。で、これらの話で描かれたものが、わたしが本質だと感じるものとは違うよ
今週は小説が原作の邦画紹介特集週間。二日目は大好きな中川龍太郎監督作品。「やがて海へと届く」中川龍太郎監督原作はコチラも大好きな彩瀬まるさん。主演は今乗りに乗っている、岸井ゆきの&浜辺美波。さてどうでしょうか?主人公は引っ込み思案で自分をうまく出せない真奈と、自由奔放でミステリアスなすみれ。この二人が偶然と出会い親友になります。しかし、ある日すみれは(海を見に行く)と一人旅に出たまま突然いなくなってしまいます。詳細は語られないけど、
それほど忙しくなかったGWガッツリ読書ができましたで読破したくなる作家さんに出会えました!彩瀬まるさん!とても読みやすく、人の、機微というのかちょっとしたことの表現のしかたががすごく好き。特にこの本は短編集なのだけどそれぞれ料理がキーワードになってて料理を仕事にしている私にはじんわりくるものばかりでした。特に最後のお話は店番しながらないてしまった彩瀬さんの未読の作品まだまだあるので楽しみが増えて嬉しい😆
歯磨き中に。ピンポーンと宅配便訳あって歯ブラシくわえたまま対応配達員さんに笑われた~花に埋もれる[彩瀬まる]楽天市場1,760円「花」でつながる6編からなる短編集。大好きな彩瀬さんの新刊!とすぐに手に取りました。連作ではなく、書き下ろしもない短編集です。私は既読は『花に眩む』1作だけ。どれも「生」「性」「花」がねっとりじっとり。
彩瀬まる・著実業乃日本社この本は5つの短編からなっていますモッコウバラのワンピースからたち香る菜の花の家ハクモクレンが砕けるとき桜の下で待っているモッコウバラ皆花が脇役をしていますまた共通するのは主人公たちが東北新幹線に乗ること車中に車内販売の女性がなにげなく登場する
花に埋もれる[彩瀬まる]楽天市場1,760円${SHOP_LINKS}あらすじ黒革の1人がけのアームソファ。私はこれをノワールと呼ぶ一目惚れで購入したそれに、横になっていると力強い腕に抱かれているみたいだ。男が変わっても、それは変わらず佇んでいるノワールが結婚させないのか、私がこの温もりを手離せないのか(なめらかなくぼみ)人を好きになると、身体に石が出来る。両思いであればお互いに出来た石を交換する。喜びに震える石同士が共鳴し幸せに震えるという
寺地はるなさんの本を読み漁っていますきみは嘘つき(ハルキ文庫)[彩瀬まる]楽天市場660円${SHOP_LINKS}嘘がテーマの短編集。真実なんて、つまらない。というキャッチコピー。と、いうと浮気とか不倫とかそういうドロッとした話?と思ったのですが、良い意味で裏切られましたかなり好き以下、ネタバレありますー。恋の値段寺地はるなさんこちらは、確かに嘘つきな男性の話。最後に伏線を回収してのタイトル。すっきりランドクルーザー田園を行く額賀澪さん
『明日町こんぺいとう商店街心においしい七つの物語』スカイツリーを見上げる下町の片隅にある「明日町こんぺいとう商店街」。この商店街を舞台に7人の作家さんが描く連作短編集の第4弾。寺地はるな『サクマ手芸店』蛭田亜紗子『ツルマキ履物店』彩瀬まる『川平金物店』芦原すなお『中古レコード店しゑなん堂』前川ほまれ『インドカレーママレード』大島真寿美『カフェスルス』山本
春のような陽気が続いています。桜の蕾もぐんぐん大きくなっていきそうですね。春はもうすぐうちの花も咲いてきました。シクラメン♪カランコエ♪チューリップはまだ8cm?さて、先日、図書館の本棚を眺めていたら、この本がパッと目に留まりました。表紙も春らしい🌸「桜の下で待っている」彩瀬まる著読書ブロガーさんご紹介の本で、彩瀬さんの本は「新しい星」に続き、これで2冊目。モッコウ薔薇、菜の花、からたち、ハクモクレン、桜🌸春の花がタイトルになり
メルカリ購入本20冊目彩瀬まるさん『不在』彩瀬さんの長篇小説は久しぶりでした。ぎゅっと吹き出物の膿をしぼり出すように…ふくらんだ膿が弾けるように…こんな感じの表現、彩瀬さんだなぁと。でも最後まで主人公には共感できないままで、う~んと感じたままでした。『斑木アスカ』というペンネームで漫画家として生きる『錦野明日香』幼い頃に両親が離婚し長く疎遠だった父が亡くなったと知る。不可解な遺言を遺した父の意思に従い医院を併設する実家へと足を踏み入れる…父、母、兄、祖
僕たちの月曜日(角川文庫)Amazon(アマゾン)639〜2,464円仕事にまつわる5人の作家による4つの短編と1つのマンガです。高齢者に対して延命措置をしない医師・谷崎と、その医師に研修医として就いた桂正太郎。桂は谷崎に対し、もう少し何かできるのではと意見します。だが谷崎には「80歳のおじいさんの弁膜症を治療したために、22歳の女性が死亡した」といった暗い記憶が。谷崎は92歳の高齢者のお見送りの時に「本当にありがとうございました」とご家族に感謝されます。研修医の桂が、孫
『かんむり』というタイトル。どんな意味があって付けられたものだろう?読み終えてみて、明確に見付けられた答えはないんだけど、誰もが持つ自分という国の冠なのかな、と思ってみたり。読み始めは、これから男と付き合う女の子に読んでもらいたい本だわと思ったけど、読み進むうちに女の子には早いかもと考えをあらためる。自分の生きてきた道筋を思い出して、苦くてしんどくて心の底がざわざわする、私には深い本だった。もちろんしんどいことばかりの人生じゃないけれど、どちらかと言ったら勝ち組ではないので。読みなが
香りも芳しく#架空書店230225⑤💐花に埋もれる彩瀬まる花に埋もれる[彩瀬まる]楽天市場1,760円#予約受付中#新刊#読書好きな人と繋がりたい#本#予約#読書垢#架空書店の本棚#230317on#花に埋もれる#彩瀬まる#新潮社【架空書店本店】https://kakuushoten.com/
メルカリ購入本18冊目彩瀬まるさん『まだ温かい鍋を抱いておやすみ』・ひと匙のはばたき・かなしい食べもの・ミックスミックスピザ・ポタージュスープの海を越えて・シュークリームタワーで待ち合わせ・大きな鍋の歌6編からなる短編集です。強烈なインパクトは感じませんでしたが6編の構成が良いんだろうな…と。最後に「大きな鍋の歌」で終わることが切なすぎて「ひと匙のはばたき」から入った時はうっ…と感じたものでしたが2度読みしたら、スッと入ってきました。個人的には「ポタージュス
彩瀬まる「朝が来るまでそばにいる」(2016年)という文庫本を読み終えた。彩瀬まる氏の本は今回初めて読んでみた。全く分からなかった訳ではないが、私のような読者にとっては、スラスラとは意味の取れない、幾らか難しい文章に思った。その難しいという感じ、違和感について、より深く考えてみると、私と彩瀬氏の「どこに注目しているか」という視点が歴然として違うからなのかな、と思った次第だ。その常に思っている「注目点」が全く違うと、書き手と読み手の間に、または話し手と聞き手の間に、はっきりとした理解の
「神様のケーキを頬ばるまで」彩瀬まる著ありふれた雑居ビルで繰り広げられるいくつもの人間模様。思うようにいかないことばかりだけれど、かすかな光を求めてまた立ち上がる。5編の短編集胸がザラつくようなザワザワ感を感じた。前向きに頑張ろうとしてもそれどころではない。自分のした事が必ずしも報われるとは限らない。理不尽で不公平な世の中、それでも生きていかなければならないと思わされる。それでも、ラストではかすかな希望を感じさせられる。大きな変化はな
こんにちは。中学校で司書教諭をしているはなはなです。物語の中で、長い年月が過ぎていく本を2冊読みました。「かんむり」彩瀬まる1組の夫婦が15歳で出会ってから70歳過ぎまでの人生を書いた物語。夫婦の物事の捉え方や考え方のすれ違いや誤解などの描写が上手いなあと思いました。「あ~、そういうことあるよね」みたいな。共感する場面がけっこうたくさんありました。女性の働き方について深く突っ込んでいたのが良かったです。でも、「もうどっちかがちょっと我慢すればいいみたいなのや
今日のブック部も電子書籍で購読。文庫本も単行本もAudible版もあるらしいから、お好みの形態で読めまする。『くちなし』彩瀬まる幻想的で繊細で、そこはかとなく独自のエロティシズムが匂い立つ全七篇からなる短篇集。Amazonのお試しで、表題になっている『くちなし』の終盤まで読めたりします。『くちなし』は、別れた男性の片腕と暮らす女性のお話。…と聞くと、何じゃそりゃ〜?となるかもしれないけれど、見事な独創性で、深く吸い込まれるような世界が成立しています。直木賞候補になり、高校生直木賞
こんにちは。かわのみどりです。今、生きるのが辛いあなたに読んでほしい私の自己紹介はこちら少し前に、図書館で借りたこの本、何度も読み返してはじんわりしています。(『新しい星』彩瀬まる著文藝春秋)内容は、大学の合気道部で仲間だった男女四人の30代から40代にかけての物語。各章、視点が変わりながらの連作短編集になっています。4人は社会に出て、それぞれ、理不尽なことや、思いがけないことに出会います。突然子どもをなくしたり病気を患ったり職場に行けなくなったり
メルカリ購入本13冊目彩瀬まるさん『神様のケーキを頬ばるまで』なんだか誤解されそうですが決して「ケーキ🍰」という言葉に吸い寄せられたわけではありません。完全否定できないのが難しいところ。どことなく黒地にジェンガをあしらった装丁が辻村深月さんの『嘘つきジェンガ』が思い起こされます。よくよく知ると2014年に初版が発行されていて帯にブレイク必至の新鋭が、とあり、その通りになってますよ~といった感じです。前置きが長くなりましたが本題に…彩瀬さんの作品個人的には2
彩瀬まる『新しい星』です。私の好きさレベル5段階評価の『5』です。直木賞候補作、高校生直木賞受賞作『くちなし』から4年――私たちは一人じゃない。これからもずっと、ずっと愛するものの喪失と再生を描く、感動の物語幸せな恋愛、結婚だった。これからも幸せな出産、子育てが続く……はずだった。順風満帆に「普通」の幸福を謳歌していた森崎青子に訪れた思いがけない転機――娘の死から、彼女の人生は暗転した。離婚、職場での理不尽、「普通」からはみ出した者への周囲の無理解。