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【肚道伝心会の基本:立ち方・姿勢】【正しい姿勢とは?】正しい姿勢とは人間にとっての自然体です。重力に対して無駄に抵抗しない骨格構造の姿勢です。【筋肉の役割】筋肉は私たちが重力に逆らい生きるために必要なものです。例えば、上腕二頭を収縮させて力こぶを出すと腕は軽くなります。筋収縮を止めて力を抜くと腕は重くなります。日本語は本当に良くできています。力を入れると、力は腕の中に入っていきます。力を相手に作用させるならば、力を入れるのではなく、出さなくてはな
アティファ(当破)は相手の身体の中に浸透させ、相手を崩すという琉球武術の真骨頂ですが、ポイントとしては①接触点の調和②集中と拡散の意識接触点の圧が変わると相手の身体とぶつかりますので、接触点とは調和します。ただ、拳は実際に相手の身体に向かって押しますので、ぶつかります。調和するには、そのぶつかり感を身体の中に押しながら吸収します。拳は押しながら相手から戻ってくる圧を吸収します。この調和は身体にまかせ、同時に意識は②集中と拡散になります。
仕事柄もあるが、常日頃履いている先端に“鉄芯”の入った「安全靴」を想定した、我が流儀に於ける「路上蹴り」の運用例である。狙う箇所は空手古伝のセオリー通りに“股間、膝頭、向う脛”等の「腰から下」がメイン。全て左構えの半身からなので動き(可動域)が大きく、自然体(無構え)からの【無影】より捌きやすく、反応しやすくしてるのだが果たして・・・ひとり演武なので手は遊んでるが、受けたり流したり、掴んだり捕まえたり、押したり抑えたりと「夫婦手足】で蹴る場合や、カウンターやストッピング
地上“最短最速”之抜刀①地上“最短最速”之抜刀②↑の安座ver.つまり、的の高さが“最低”って意味ね後半は徒手空拳の起動術磨き♪「反力」に頼らない“不起”の起動を目指す。理想像には3~4割程足らん感じ。‥まだまだで御猿よ😂最後は「当破」と言う古式空手打撃法基礎術からのユル拳、即ち「等速」での打拳パフォ。※「当破」=「等速」と言う事では無い。拳の威力に限って言えば、加速の力積とは必ずしも比例しないと言うこと。少なくとも武の術に於いてはね🧐大事なのは、目標に触れて以降の“伝
●上級第3回目は、勁道を開く方法を、お教えしました。こんにちは。川村義之です。沈墜勁で、技の威力を、自分の体重以上に、重くすることができます。勁力を使って、筋力の不足を補い、覆すことができます。十字勁で、正中線の力を、左右同時に、横向きに、打ち出すことができます。空手をされているMさまの、上級第3回目の様子を、ご紹介します。上級第3回目は、勁道を開く方法を、お教えしました。勁道を開く、最初は、沈墜勁のやり方から、お教えしました。正中線を出し、上丹田、中丹田、臍下丹田を、1つにつ
●古流武術由来の、整復術にとって、本来必要な、体の使い方ができます。こんにちは。川村義之です。接触点を、圧迫せずに、対象の内部に、力を浸透させることができます。体幹を、しなやかに使い、腕力以上の力で、腕を動かすことができます。末端から動かず、中心から動く、理に適った手技を施すことができます。整体師Mさまの、中級第5回目の様子を、ご紹介します。中級第5回目は、剣の理による身体操作を、突き詰めて練習しました。はじめに、仰向けになり、体幹を、縦に、3段階に波打たせました。各段階に、特
●実は今日、高速道路でこちらに来るとき、研勢塾に来ていたおかげで、事故を免れたんです。こんにちは。川村義之です。沖縄空手でいうムチミ、合気道でいう呼吸力を、身につけることができます。腕力に頼らず、体幹をしなやかに動かし、腕力以上の力で、相手を崩すことができます。拳を動かさず、押し込んでいかずに、対象に、威力を浸透させることができます。武術の達人を目指すKさまの、初級第3回目の様子を、ご紹介します。初級第3回目は、ムチミ・呼吸力の基礎を作る方法を、お伝えしました。体幹を、野生動物と
入手しましたよ、『月刊秘伝』2018年4月号!我らが無想会沖縄同好会のH代表による「アティファ」修行記、読みました!月刊秘伝2018年04月号990円Amazon見開き2ページくらいの掲載かと思いきや、期待以上のボリューム。reraさん撮影の写真もナイスで、プロの仕事のようなレポートです。さて、肝心のアティファ(当法、当破、当砲)は・・・?!文字による伝達の限界を考えれば、結構詳しく書かれています!新垣師範や、アメリカのB先輩のアティファの連続写真も掲載。これはありがたい
無想会の「アティファ」(当法)は、サンドバッグが真上に跳ね上がる“波動”の打撃。今日は、この「アティファ」の伝授のための稽古会でした。場所は、無想会の猛者エス隊長の自宅兼道場。昨夜我が家に泊まってくれた無想会沖縄同好会のH代表も、この稽古会に参加するために急遽来てくださったのです。おかげで、アメリカで新垣師範から直伝を受けたエス隊長とHさんのお二人から「アティファ」を学ぶことができました。ありがたや!ちなみに、参加者全体は、エス隊長、南風さん、H代表、広島から来てくださったIさん、
●首相撲で、相手が自分より重くても、崩して、優位に立つことができます。こんにちは。川村義之です。ムチミを使うと、ゼロ距離でも、パンチを効かせることができます。自分の階級を超えた、規格外のパワーを、発揮することができます。首相撲で、筋力に頼らず、相手を、強烈に崩すことができます。キックボクシングをされているMさまの、初級第3回目の様子を、ご紹介します。体幹を、股関節から胸椎、再び股関節へと、連動させます。最初は、3段階に分けて、行程1つ1つを、正確に覚えます。相手の肩に手をかけ、
●トゥル、マッソギともに、スポーツ的なものとは違う、武術の動きで、できるようになるんですね。こんにちは。川村義之です。勁道を開くと、突きや蹴りを、発勁で行うことができます。相手をつかまなくても、くっつけたように、相手をコントロールすることができます。相手の内部に、勁力を浸透させ、貫通させることができます。テコンドーをされているOさまの、上級第3回目のようすを、ご紹介します。まず、最も基礎的な、発勁による蹴りを、お教えしました。はじめは、脱力による、前蹴りです。ボクシングの、ジャ
●武術としての空手の復興、原点回帰が、どんなものかという、具体例の1つです。こんにちは。川村義之です。足を止めるか、前進し合うだけで、打たれ強さに頼って、お互いを痛め合う。フルコンタクト空手は、こうした様相から、崩しの導入などで、より武術的に、変わりつつあります。足を止めず、自在にその位置を変え、相手の死角を獲り、一方的な展開に持ち込む。いち早く、それが試合で使いこなせるようになった選手が、次世代フルコンタクト空手の、覇者となるでしょう。それは、そのまま沖縄で生まれた、武術としての