ブログ記事44件
幸四郎/魁春/雀右衛門/彌十郎/愛之助/菊之助/高麗蔵/彦三郎/橘太郎/廣太郎/吉之丞/市蔵/新悟/歌昇/錦吾/又五郎/亀鶴62年ぶりの通し上演というのが話題だけど、それは“歌舞伎座では”ということで、国立劇場では2015年に同じ形(相の山~宿屋~追駈け~地蔵前~二見ヶ浦~太々講~油屋~奥庭)での通し上演をやっています。「太々講」だけカットしての通しは2021年にも上演してるし。ともに福岡貢は梅玉さん。私はいずれも観ていますが、こうやって通し上演を企画してきた国立劇場は本当に貴重な場
歌舞伎座十一月吉例顔見世大歌舞伎昼の部マハーバーラタ戦記大詰の前に廊下で遭遇した3人今日も無事に勤め終えました🤗
ゲームもアニメも歌舞伎化してしまうことに当初はのけ反りましたが、今やすっかり「まさかの舞台化」が一つのジャンルになった歌舞伎界。ミュージカルの「2.5次元」はいかに原作を再現しているかに注目が集まりますが、歌舞伎の場合は原作を歌舞伎に近づけるタイプ。とはいえ、今回は時代劇です、水戸黄門です。歌舞伎化には違和感がありません。そもそも、水戸黄門のストーリーって歌舞伎っぽいものね。幕切れは「人生落ありゃ苦もあるさ~♪」のテーマが流れるかもと想像しながら客席に。って、流れませんでしたけどね。そして
こんにちは🌺今夏はずーっとクーラー漬けで体調は最悪〜テレビをつけると高校野球、選手も会場で応援している人達もこの暑さの中頑張っているのを観ると、弱音をはくのも贅沢かも…さて、先日歌舞伎の券が半額で良いわよと言う人がいて、今まで観たこともないし、よく分からないんじゃないかと敬遠していたんですけど、1回は観ておこうと行く事にしました。朝11時からの始まりなので、おにぎりとお菜もちょっと持って行く事に。食べるとこあるかなぁー❓途中から地下鉄丸の内線に乗ったんで
しばし休止されていた一幕見席が今年の六月公演から復活、さらに前日に座席指定で予約もできるようになったとのこと。暑い中、買えるかどうかわからないチケットのために長時間並ぶ必要がなくなりました。そして「ちょっと時間が空いたから歌舞伎でも観るか」な生活が戻ってきました!それにしても、歌舞伎座が新開場してもう10年になるんですね。ノンビリした緞帳の解説、拍子木の抜けの良い音、客席がザワザワしている中急速に開く幕など、久しぶりの四階席はワクワクの連続でした。狭くて膝が前の座席にあたって痛い座席すら
10月歌舞伎座の演目がでた。二部制。全体に若返りの配役という印象。昼は天竺徳兵衛韓噺松緑の徳兵衛文七元結長兵衛獅童お兼寺嶋しのぶ文七新悟お久玉太郎角海老女将孝太郎近江屋彌十郎少し前から、寺嶋しのぶが歌舞伎座に出演と騒がれていたが、やはり。夜は双蝶々曲輪日記角力場濡髪獅童吾妻種之助与五郎、放駒巳之助これも若い。種之助に期待。菊雀右衛門錦之助よくわからないが、たぶん舞踊ふたりとも踊りはあまり得意でない
歌舞伎、まださっぱり分からない派だが、今回の2幕はおもしろかった。言葉がわかりやすくてイヤホンガイドなしでも、ぜんぶ分かった。イヤホンガイドなかったらさっぱり分からんことの方が多いのやけど、あれはあれでせっかくの生声を殺すからできればしたくない。だけど2幕は、はずせて見れたのよかった。一緒にいった歌舞伎ベテランさんの感想は「世代交代したなー」やった。「仁左衛門には一生、男前役だけをしてほしかったからちょっとショックやった」でした。わたしの感想は「2幕のあの女形の人、女度たか
仁左衛門/幸四郎/橘三郎/千之助/菊之助/彌十郎夜の部「俊寛」を観たくて大阪へ日帰り遠征してきました。(「吉原狐」はパス~🙇♀️)。仁左さま俊寛、孝夫時代も含めて今回が8度目だそうですが、お江戸(歌舞伎座ほか)では2000年以降やってないのですよね。その後は大阪松竹座、南座、博多座で、個人的にこの作品はあまり好みではないので💦仁左さま目当てでも遠征はしてこなかったです。なので、私にとっては23年ぶりの仁左さま俊寛です。仁左さまの公演はいつも1階席で観るのですが、今回は節約して
仁左衛門/吉弥/孝太郎/千之助/歌六/梅花/錦之助/壱太郎/彌十郎仁左さま権太、円熟の芸でございました🎊✨🎉年齢を感じさせない緩急ある動き。「木の実」では憎めない小悪党から、女房大好き子煩悩の情愛あふれる男へ、「すし屋」では母に可愛く甘え父の手柄のためにしたことは空回りして……と、場面ごとのさまざまな表情とセリフ回し。今回も仁左さまの魅力全開の舞台でした〜。まず、上手から登場するときのヒョイヒョイヒョイという足取りの軽さよ。荷物から20両を抜き取ったな!と言いがかりをつけられた小金
「襲名披露口上」團十郎/新之助/左團次/権十郎/齊入/右團次/男女蔵/高麗蔵/門之助/幸四郎/猿之助/寿猿/錦吾/笑也/猿弥/笑三郎/九團次/青虎/男寅/團子/染五郎/市川右近幕が開くと柿色の衣装に身を包んだ役者さんたちが3列に並んでいました。市川家にご縁のある役者さんたち(かな?)が揃うその光景はとても壮観で、特別感を印象付ける。十二代目團十郎襲名披露公演のときも役者さんが3列に並んでの口上で、それが再現されたことに溜飲下がる思い。11月にこの形でやらなかったのは何故?口上を述べ
或る友人から1Fの一等席チケット(前から4番目)を頂戴して8月納涼歌舞伎座へ15時からの第二部『安政奇聞佃夜嵐』『浮世風呂』前者は幸四郎、勘九郎そして今話題の彌十郎仇討ち話の三幕物後者は猿之助、團子常磐津連中の二人踊り江戸弁に七五調大仰な芝居見得の切り方体感が確りした踊り大胆可憐な二人踊り等々久々勉強させて戴いた新劇だけじゃ無く伝統芸能を観る目も必要つまり本物との出会いは後々自分の宝に成る☆帰路は銀の塔‘のビーフシチューを美味しく頂き歌舞伎の
歌舞伎座、第二部、第三部を見ました。通して見てまず思ったことは、海老蔵も菊之助もそれぞれに年を重ねたなぁということでした。長町裏の殺しの場、海老蔵が着物を脱いだ姿がどこか壮年の逞しさ。そして、ナウシカを米吉が演じ、貫禄の白き魔女クシャナの菊之助を見ると、やはりこっちの方が自然かもと思えてしまいました。彼らの子息たちも大きくなった!当たり前なのですが、このコロナ禍の日々に追われているうちにも、時間は変わっているんだなぁという感慨。カンカンの市松はもはや大きくてはみ出す感じ。子役の大役に早く挑戦
世之介さんが、、、こーんな記事を!!!たしかに、彌十郎さんににてるー!
与話情浮名横櫛「源氏店」演目が発表になった時、まず一番に思ったのは、「やったー🙌、児太郎さんお富だ‼️」ということ。あの赤い縞の入ったどこかフェミニンなきものに、馬のしっぽの髪❗八掛が梅柄の浴衣っていうのが成駒屋のお富❗早く見たいと思ってました。元は深川芸者で木更津の赤間源左衛門のお妾さんだったのに、与三郎にふらふら~っとしてしまうお富。仇っぽさがあり伝法なところもあるけれど、やはりかわゆくなきゃ。そう、福助さんのお富には、そういう魅力が満載でした。児太郎さん。初日だから、固さはあったけ
この赤い垂れ幕の上には、「本日初日」と書いてありました。8月1日です。第4部を見に行きました。普通8月は三部制なのですが、コロナのために「四部制」。四部の「切られ与三」(与話情浮名横櫛源氏店)は59分しかありません。もちろん入り口ではおでこ検温、消毒、そして、場内には、「コロナのため」と種々注意が流れました。「ロビーでの会話もお控えください」には、ちょっとしゅんとなりました。トイレには並ぶところにソーシャルディスタンスの足形があるし、席はひとつおき、使わない席には赤い帯
話題沸騰の「澤瀉屋」一門の・過去「ベルばら」。今回は歌舞伎界一の長身彌十郎さんのアンドレ!彌十郎さんといえば————記念すべきスーパー歌舞伎第一弾「ヤマトタケル」(1986)で、女装のヤマトタケル(猿翁さん)に斬り殺されてしまう、コワモテの九州男児クマソタケルでした。凄みがあった!・・・・・・まさかのアンドレ(絶句)俳優祭の「ベルばら」舞踏会シーンでは、デカ左団次(彌十郎さんと並ぶ長身)伯爵夫人、カンクルウ(勘九郎)公爵夫人とならび、ヤジューノッポ伯爵夫人として登場。息子の新
元号が変わった今年もあと1日明日は大晦日帰省中の実家でお正月準備が着々と進んでいる中生きた車海老が配達されて箱の中で跳ねてます元気一杯なのに可哀想だけど明日はおせちになっちゃう明日は大晦日だから早朝から深夜までバタバタ大忙し新年のお正月になったらまた毎年大忙しです彌十郎さんがブログで公開されてる松竹座のお稽古スケジュールは27日から大阪入りで今日は初日通りの舞台稽古らしいです幸四郎さんの伏見の富くじは明日もお稽古あるようです終われ
十一月平成中村座小倉城公演二日目を終えました。自分的にはん〜こらっ!彌十郎‼️もっともっと頑張れ‼️って言う感じです。
堪能しましたね。玉三郎さんはもちろん流石ですが、今年の殊勲賞は七之助だな。一部の先代萩も、三部の雪之丞変化も七之助、よかったよ〜〜!勘三郎に声とか仕草、表情が似てきたな。勘九郎の2人のお子様、先代萩、よく頑張りました。叔父さんと一緒の舞台とはいえ、お父さんがいなくて不安だったのではないかしら。幸四郎と猿之助の東海道中膝栗毛も面白かったですよ(多少トーンが下がっています)2人とも次から次へとパワーあるね。そうそう、彌十郎さんの狸、可愛かった
また、今頃になってしまいました。このブログの書かれた日。風邪を引いてしまい本当に最初だけになってしまい、残念でした。何もかもは望まない。無理はしない、これからはこれが大事かな。でも、福助さん、児太郎さんの親子の芝居を堪能できたから十分幸せですね。常磐御前の品格遮那王、牛若への母としての想い台詞とその姿から、びしびしと伝えてくる…福助さんならではと思いました。いつか「沓手鳥孤城落月」を観られたらと思ったり。時を待って平家打倒の思いを次の代へ持ち越した…そこには当然成駒
一昨日の歌舞伎、最後の演目「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」では序幕の幸四郎の狩野元信が描いた虎の絵が、虎に変わるという筋立てがとても新鮮でした。次の2幕目「土佐将監閑居の場」で近江の百姓たちが手に竹槍などを携えて騒ぐシーンから始まります。序幕があるためにこのシーンは虎が原因であることが判ります。彌十郎演ずる土佐将監光信は、足跡がないことからこの虎が狩野元信が描いた絵に魂が入り、抜け出たものと推量します。高麗蔵演ずる弟子の修理之介が将監の許しを得て、絵筆を用いて見事に虎の姿を消すのでした。
キヤノンのアプリPHOTOPRESSOで作成した写真集彌十郎の大好きスイス絶賛発売中です^_^2冊売れました😅
今月の歌舞伎座は十八世中村勘三郎丈の追善公演『宮島のだんまり』『義経千本桜吉野山』も面白かったけど、夜の部はなんと言ってもコレ‼️『助六曲輪初花桜(すけろくくるわのはつざくら)』✨✨✨舞台は江戸、吉原で人気花魁の揚巻と江戸いちばんのモテ男、助六のふたりを中心に花魁道中など華やかな見せ場が多い楽しいお芝居です今回、助六は仁左衛門さん、揚巻は七之助さんです七さまは今回が初役だそうで、花道を歩くそのお姿はお人形のように美しかった✨✨✨さて、この
「宮島のだんまり」は、歌舞伎の役柄を網羅しているみたいなこと、チラシの解説に書いてあった。種之助が女形の白拍子祇王だったのには、ちょっとびっくり。幕切れでは、水干から悪婆のような姿になったが、それがなかなかよい。初春浅草歌舞伎において、女形がいないとかいたが、種之助が女形にまわるのかもしれないと思った。小柄だしちょうどよいかも。その他、彌十郎が座頭格の清盛。なかなか様になっていた。錦之助の大江広元は、厚板の船頭のなり。それが、なかなかにあっているし、大きさも感じられる。息子の
助六をみて、ああ、こちらの演目も18代目の追善なんだなあと感じたのは、弥十郎丈の通人里暁の台詞。中村屋とも親しく、平成中村座にも数多く出演している彌十郎丞ならではの心のこもった通人。やっていることも、台詞も基本的には定石どおりなのだが、18代を忍ぶ言葉やエピソードに、追善の気持ちが伝わってきた。私の中では、彌十郎丈は、かんぺらとか、田舎侍で、大きな体が通人とは違和感があったのだが、そんなこと、舞台では感じさせることなく、温かい人柄を感じた。最近、好調な彌十郎丈だった。また、
「絵本合法衢」立場の大平次仁左衛門/時蔵/彌十郎/錦之助/孝太郎/吉哉/萬次郎/坂東亀蔵/梅丸/團蔵はぁ〜いまこの時の仁左さまが尊い新橋演舞場(うんざりお松は玉三郎だったんですよ~)→国立劇場→大阪松竹座と観てきて、どうして歌舞伎座でやらせてもらえないんだろうと疑問でした。今回、仁左さまのインタビュー記事を読んで、この作品に歌舞伎座の舞台は広すぎるのがネックだったのかなと。二役の大学之助と大平次。大学之助は御家横領を狙う分家の当主。大平次はお金がほしいだけの巷の無頼漢。目的
10月9日、国立劇場で、四世鶴屋南北作「通し狂言霊験亀山鉾」を観ました初めて観ました今年の7月に観た、大阪松竹座夜の部「盟三五大切」27年の7月に観た、大阪松竹座夜の部「通し狂言絵本合法衝立場の太平次」も四世鶴屋南北作です(つじの漢字が上手く探せません。失礼して衝で誤魔化しました)今回のを含め3作とも殺しの美学を仁左衛門が演じました毒を盛ったり棺桶から生きた人が棺桶を壊して出てきたり主役の悪役の武士にソックリの、悪役の町人が出てきたり(よって歌舞伎の
順序は逆になりましたが、納涼歌舞伎の二部も見ましたよ。「修禅寺物語」修禅寺の頼家の面から起草された岡本綺堂の戯曲。鎌倉時代を舞台背景にしていますが、主役の面作り師夜叉王は、近代的な芸術家の自我意識を象徴しているように思っています。気に入らない完成度のものを世に出したくない、残したくないと言う夜叉王の思いは、あらゆる芸術家の自負、理想の姿じゃないかしら?役者自身にとっても、創造の担い手として自らへの宣言になるような台詞と思います。彌十郎さんは、大好きな役者さんなんだけど、舞台全てを自ら監修さ
こんばんは。納涼歌舞伎、昨日が千穐楽だったんですね~。彌十郎さんのブログにはステキな写真がいっぱいアップされてるし芝のぶさんのブログにはネタバレ記事が満載で、役者さんの達成感、充実感が伝わってきて、なんだかこっちまで元気になりました。役者さんには及びませんが・・・私もブログの皆勤更新がんばりますぜ!!今日はつまみ細工の紹介です。今回、サイズ違いでこちらをつくりました。丸つまみ段重ねの小サイズ。サイズ違いだけでなく、色違いでも作ってみました。今回定規を
初世坂東好太郎三十七回忌二世坂東吉弥十三回忌追善狂言修禅寺物語明治四十四年(1911)に初演の岡本綺堂作の新歌舞伎。彌十郎丈が、お父上初世坂東好太郎と兄上二世坂東吉弥の追善狂言で夜叉王を初役で演じ、猿之助丈が桂、勘九郎丈が頼家。巳之助丈が春彦、新吾丈が楓を。夢幻的な情景と、孤高の芸術家を演じきった彌十郎丈がとてもよろしくて、今後も是非演じていただきたいと思う夜叉王でございました。東海道中膝栗毛歌舞伎座捕物帖弥次郎兵衛宙乗り相勤め申し候喜多八昨年に