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黒澤ばなしが終わってから張芸謀+作品に進むはずだったが、ちょいとワープして、今回は彼とこれらの映画がからむ。きみに贈る映画100選No.028芙蓉鎮1987中国きみに贈る映画100選No.030活きる1994中国きみに贈る映画100選No.091サスペリア2018イタリア+USAきみに贈る映画100選No.120太陽に灼かれて1994ソ連きみに贈る映画100選No.121戦火のナージャ2010ロシアきみに贈る映画100選No
監督:降旗康男、張芸謀2006年公開原作:『千里走単騎』所要時間:1時間49分本作は、高倉健主演の日本と中国を舞台とした映画で、日本編と中国編で構成されています。日本編を降旗康男監督が、中国編を張芸謀監督が担当しています。高倉健演じる高田剛一には疎遠になっている息子がいました。ある日、その息子が余命僅かであることを知り、息子・健一の願いをかなえるために剛一はひとり中国へ渡るのでした。健一は民俗学者で、中国の仮面劇の役者とある約束をしていました。その約束を父の剛一
金正恩の父である金正日が外国映画のマニアであったことはよく知られている。日本の映画もよく見ていたらしい。その薫陶を受けたのだろう、正恩氏もまた映画好きで、特に007がオキニなんだそうだ。こういう話が報道ワイドショーなんかで出ると、居並ぶ学級委員コメンテーター様たちは、決まってこういう発言をする。国民は飢餓に苦しんでいるというのに、さすが独裁者!自分たちだけ優雅に映画ライフとは!!いかにも学級委員だなえーおいwそれが優雅な趣味のわけがあるかい。正日パ
昨日の夕方映画チャンネルで見て、目が離せなくなったのは「ワン・セカンド永遠の24フレーム」2020年中国です。日本公開は2022年。監督は文革を経験し下放されたこともある張芸謀(チャン・イーモウ)です。この映画へのコメントで、監督が感じていた文革ただなかの中国の民衆の思いが語られています。形を変えた「ニュー・シネマ・パラダイス」と受け止めてもいいかもしれません。ニュースに映った娘の姿を一目見たくて労働改造所を脱出した父親(張譯:チャン・イー)、黄砂の大地が映り、舞台は中国西
単騎、千里を走る。★★★単騎、千里を走る。[DVD]Amazon(アマゾン)${EVENT_LABEL_01_TEXT}2006年1月28日日本公開/108分/製作北京新画面影業有限公司張芸謀電影工作室/東宝配給/製作:張偉平、修健、江志強脚本:鄒静之監督:張芸謀撮影:趙小丁音楽:郭文景美術:孫立(日本側スタッフ)監督:降旗康男撮影:木村大作美術:若松孝市出演-髙倉健・邱林・李加民・蔣雯・楊振波・寺島しのぶ・中井貴一(声のみ)
2023大阪・中国映画週間でも上映される予定の作品です。私も映画観に見に行くつもりでしたが、時間を読み間違えて映画館に時間通り到着できないことが判明しました。そのため、家でブルーレイで映画を先に見てしまいました。(^-^;)ストーリーは、異民族である金との戦争に負け非業の死を遂げた南宋の武将・岳飛が残した詩「満江紅」を主題として、南宋朝廷内部に渦巻く謀略を壮大なスケールで描いた時代劇です。(基本的には愛国主義を鼓舞する映画でした)沈騰が出演していることもあり、時代劇の中にコミカルの要
■中国映画2本の紹介1.さらば、わが愛/覇王別姫(『ウィキペディア(Wikipedia)』)『さらば、わが愛/覇王別姫』(さらば、わがあい/はおうべっき、原題:覇王別姫)は、1993年の中国の映画である。日中戦争や文化大革命などを背景として時代に翻弄される京劇役者の小楼や蝶衣の目を通して近代中国の50年を描く。原作は李碧華(リー・ピクワー)の同名小説。表題にもある「覇王別姫(中国語版)」とは、四面楚歌で有名な項羽と虞美人とを描いた京劇作品で、この映画では劇中劇として演じられる。
まだ幼かったきみたちに私は言った。ひとはいつ死ぬかわからない。歳をとって死ぬ人ばかりじゃない。子供だって死ぬ。病気とか交通事故とかな。ひとは生まれた瞬間から、誰もが、いつかどこかで死ぬことを約束されているのだよ。だから、きみたちがどんな死に方をしようと、おとーさんは父親としてそれを受け止める。だがこれだけは約束してくれ。絶対にこんな死に方だけはしないでくれ。アフリカとかインドとかサファリパークとかで、ライオンやトラなんかに食い殺されるのは絶対にダメだぞ。その時のき
昔から中国好きのちぃーちゃんですが上海旅行でKOされてしまったんですよちぃーちゃんのお友だちは海南島旅行で脳天ぶち抜かれたんですが中国映画が好きだからせっかくなら映画関連に進学してみようと北京電影学院に留学しちゃうんですよんでまあ映画トークになりましてちぃーちゃんが一番好きな中国映画は紅夢だよって言ったらさすが映画好き渋い映画をぶっ込んで来ますねーと今でもたまに見るんよたまらんねんなー映像も綺麗しなみんなのイケズ具合もたまらんあほんで北京電影学院って言うたら有名
先日の音楽番組で復活したブラビ。興奮した~ウリナリ!!が懐かしい!!!***先月、映画祭イベントのお知らせを地元の市政だよりで見てソッコー申し込み上映されるってのが中国映画でそれも見たことのない「归来」という张艺谋監督の映画を大スクリーンで見れるというのだから。そして当選したので今月頭に行ってきました。来られてた方の95%は60代以上の方々でした、おそらく。日本語タイトルは「妻への家路」映画『妻への家路』公式サイト2015年3月6日(金)TOHOシネマ
『初恋のきた道』は、1999年に公開された張芸謀(チャン・イーモウ)監督の中国映画。中国語の原題は、「我的父亲母亲」。英語のタイトルは、「TheRoadHome」です。主演は、章子怡(チャン・ツィイー)。この中国の田舎娘役になりたいです。近影(2019年10月28日第32回東京国際映画祭にて)
今週末は休日らしく過ごすことができました。まず出だしは気になっていた庭木の枝を夫に切ってもらい、私はせっせとゴミ袋に詰める作業をしました。仕事の来客が1件だけあったので、私の散らかった事務所部屋もきれいに片付け、しっかりめに掃除をしました。お客様に定期的に来ていただくのは、部屋が片付いて本当にありがたいですね。デスクワークもはかどるので、しばらくは維持したいです。美容院にも行けました。このところ美容院は迷子だったのですが、前回から2度目の美容院がよい感じで、迷子を脱却できそうです。スタッ
昨日(20日)、北京冬季五輪の閉会式があったので、NHKの中継で見ていた。(中国が、どのような演出で世界に対して何をアピールするのかに関心があった。)五輪というのは、たしかに(それなりの数のメダルを獲得する能力のある)日本の国民にとっては、ずっと見ていればいろんな人間ドラマがあって、それなりに面白いものだろうと思う。(私も、昨日は、ルールが全く分からないながらも、女子の『カーリングの決勝戦』を見ようかと思っていたのだが、他にやらねばならないことがあって、それで時間を費やしていたら、結局、『
中国映画監督の張芸謀さんが演出した北京オリンピック開会式とにかく素晴らしかった見ましたか?スタジアムがさらに広く見える演出、一貫性があってシンプルで綺麗東京オリンピックの開会式は、始まってすぐに見なかったけれど、コロナ禍で短縮されたとは思えない、構成で圧倒的な表現力。演出家や、その国が世界にどんなことを発信したいのか、言葉は分からなくても伝わりましたオープニングも短く、選手入場が早かったのも良かった技術力、日本よりずば抜けて、演出家はセンスと伝えたいこと抜群。広いスタジアムを、
冬季北京オリンピック開会式始まりました~。張芸謀監督なので、ショーとして楽しめる🎵そして私はここ2年使っておらずすっかり錆び付いてしまった中国語を復習する機会でもあり。選手入場では、めったに使わない各国の中国語読み発音を思い出す。レーザー光線やCGや映像美の素晴らしさに興奮しました。前回の北京オリンピックでは、捏造などと話題に事欠かなかった開閉会式でしたが、同じ監督を起用する中国の豪胆さよ😁私は楽しいからいいのだ。中国モチーフと近代的モダンなデザインの融合も美しいです。日本選手た
この映画で張芸謀は2021年の第34回中国映画金鶏賞の最優秀監督賞を受賞し、張訳は最優秀主演男優賞を受賞しました。1930年代、ソ連で特務の訓練を受けた4名の中国人共産党員(夫婦2人、青年と少女)は、満洲に潜入後「ウトラ」(「万歳」の意味)というコードナンバーの特務工作に従事します。しかし味方の中から裏切り者が出たことにより、4人は落下傘で雪上に着陸した時点から、敵の特務課長(倪大红)に付け狙われ、死ぬか生きるかの暗闘を続けます。さて4名の共産党特務は無事任務を成功させることは
中国の国営新華社通信は7日、今年2、3月にある北京冬季五輪・パラリンピックの開閉会式の総合演出を、世界的な映画監督の張芸謀(チャンイーモウ)氏が務めると報じた。張氏は2008年の北京五輪でも総合演出を担った。北京冬季五輪、総合演出に張芸謀氏新華社「人海戦術は用いない」:朝日新聞デジタル中国の国営新華社通信は7日、今年2、3月にある北京冬季五輪・パラリンピックの開閉会式の総合演出を、世界的な映画監督の張芸謀(チャンイーモウ)氏が務めると報じた。張氏は2008年の北京五輪でも総合演出…www.
今日は中国映画界の巨匠「チャン・イーモウ」と中国映画のポスターを並べました。1995年チャン・イーモウ監督「上海ルージュ」は中国映画界の大女優「コン・リー」主演でチャン・イーモウ監督とのコンビは有名ですがこの作品でコンビ解消となりました。1994年チャン・イーモウ監督「活きる」もコン・リー出演作でチャン・イーモウが世界的に評価を得た作品ですが本国では上映されなかったそうです。1999年チャン・イーモウ監督「初恋のきた道」はチャン・ツィイーのデビュー作でコン・リーに代わってチャン・イーモ
主人公が、天界の戦神だった九宸という上神で、張震(チャン・チェン)さんが演じています。第一印象が、「主人公おっさんやん!」(←ファンに怒られるから!!!)いやいや、言い訳じゃないですけど、張震(チャン・チェン)さんは好きな俳優さんです!これまでは映画で活躍されてましたよね。「ブエノスアイレス」のチャン役とか、「レッドクリフ」の曹操役とか。で、ドラマ進出でなぜこのドラマ???見て~~~!渋くてかっこいいの♥️フュージョンとかじゃなくて、本格ノアール的なドラマで拝見したかったか
きみに贈るアマゾンプライム警察日記続警察日記1955日活ここんとこ緊急事態ひきこもりの中で、アマゾンで映画漬け状態。これには無料=月会費のみで見放題の作品が多い。ところが、ちょっと思い出して「アレを見たいな」と思ったらたいてい有料番組。これにムキになって、意地でも無料番組の中から選んでいる。そうすると、へーこんな映画あったんだ的な、アマゾン無料に並んでいなければたぶん一生見てない的な、今となっては無名の良作に巡り合うこともある。「生
最近、テレビでは韓ドラより中国ドラマを見ることが多くなりました。韓ドラは再放送が多いし、十代から二十代の若いのを対象にしたような番組も多いからです。で、代わりにといってはなんだけど中国ドラマを見ています。中国の時代劇、と台湾の現代劇中心。面白いです。中国の時代劇などは、明らかに近年日本の京都あたりで「取材」して再現したと思われる、南北朝~随唐~五代十国時代~北宋・南宋時代の「呉服」が登場するし、街や家屋もたぶん「日本取材」の成果を取り入れています。だから、なんとなく中国ドラマ見ていても
5つの喜劇を集めたオムニバス。有名な監督や俳優がメガホンを取り、有名な俳優がこれでもかこれでもかと出演しています。例えば、葛优、黄渤、范伟、邓超、沈腾、王宝强、徐峥、闫妮、马丽などなど。この映画は地方の貧困問題や過疎問題を解決して成果を上げている点を強調するために、中国政府が全中国の映画リソースを使って制作したようです。いわゆる中国人が見て今の中国はすごいと喜ぶ映画ですね。日本の素晴らしい点ばかりを持ち上げるかのテレビ番組と一緒の系統でしょうか?政治臭が鼻につく映画
2004年のGreeceのAthenaOlympicの閉会式では引き継ぎ式で中国の北京で行われる五輪に繋げるための引き継ぎ式で、北京市の王岐山市長にOlympicの旗が手渡され、紹介映像が流されたのでした。張芸謀氏の演出総監督の映像が流され、中国の素晴らしさを伝える映像で次のOlympicに対して希望を持たせたのでした。
印象西湖は,北京オリンピック開会式の監督張芸謀チャンイーモウと日本著名な音楽芸術家喜多郎のコラボレーションによる作品だそうです。写真にはとても納めきれないすばらしいショーでした。真っ暗な湖面の後ろの岸の木々が一斉にカラー照明され度肝を抜かれます。写真でとるとなんともつまらないものになってしまいましたが,すごかったです。また,人々が湖面を歩いてやってきます。おそらく湖面すれすれに足場がつくられているのでしょう。絶対お勧めのショーでした。
毛沢東が天才だったのか?それともソ連から得た知恵か?非力だった中国共産党の戦力を一気に2倍にする方法。「男女同権」単純メーカイすぎて恐れ入るw。張芸謀ポスト北京五輪の第一作。それが悪名高き「女と銃と荒野の麺屋」だ。ググってみ。おおむねボロクソだ。中国のゴールデンラズベリーももらってる。この作品はコーエン兄弟の傑作「ブラッド・シンプル」のリメイクだ。ということになっている。ググってみ。マニアな人たちは両作品の比較などけっこう素敵に楽しんでいる。だけどさ
食事に招待されて料理を残す。日本ではアカンが中国では必須のマナー。残さなきゃいけない。もっとも中国ではそういう場合、マジ腹パッツンまでエンドレスで料理が出てくるからどんなふうに残そうかなどと気をつかう必要はない。これはホストの面子を立てるためだ。習さんは客が食べきれないほどの料理を振舞った、という事実作り。きみがもし命がけで日本式マナーに徹し完食してしまったら、習さんの面子まるつぶれ。二度とお友達づきあいができなくなる。「単騎千里を走る」はそういう映画である。
1982年「高級インスタントラーメン」がブームになった。明星の中華三昧日清の麵皇=メンファンハウスの楊夫人=マダムヤン。しかし今でも生き残っているのは中華三昧だけだ。中華三昧は製品そのものが他者より確かに優れていたし、三社の中で最も先行したし、中国イメージをもっとも強く押し出していた。そもそもこのトレンドは当時の中国ブームに乗っかったもの。その時人々が抱いていた中国のイメージは、NHKのシルクロードとかサントリーのCMによって刷り込まれたものだ。つまり悠久たる
「HERO英雄」にはジェット・リーが演ずる主人公無明=ウー・ミンを初めとして4人の剣客が登場する。彼らは卓越した武芸者だがあくまでも剣客あるいは刺客。世のため人のためとか国のためとか、そういう理想は抱いていないし、またそのような理想を実現する立場、たとえば軍人とか政治家とか民衆の指導者とか、そんな身分でもない。つまり彼らは英雄やヒーローではない。ついでに書いておくが「HERO英雄」は原題まんまだ。主人公・無明=ウーミン。主人公だが彼も英雄ではない。無はウーと読む
前回に引き続き張芸謀。きみに贈る映画100選No.087テラコッタ・ウオリア1989中国張芸謀=チャン・イーモウのナンジャコリャ3部作。「HERO英雄」「LOVERS」「王妃の紋章」これらは2002年から2006年の間に公開されている。1989年天安門事件。2001年北京五輪開催決定。2008年北京五輪。開会式の演出を張芸謀が担当した。中国のクロサワとなることを期待された、もしくは要求された張芸謀。ナンジャコリャ第一弾の「
きみに贈る映画100選No.087テラコッタ・ウオリア1989中国主演は張芸謀=チャン・イーモウ。監督じゃないぞ。主演が張芸謀なんだ。監督は別の人。張芸謀は純粋に俳優としての参加。タイムスリップ映画。つーかよみがえり映画。張芸謀が演じるのは秦の始皇帝の親衛隊長つまり将軍みたいなやつ。映画の前半は秦の時代。後半は袁世凱の時代で彼は将軍のままそこによみがえる。この映画自体はまあ面白いけどって感じ。それほど深くもなく感動もなく。だが生身の張芸謀がそこ