建築計画

注文住宅の世界では一般的な常識が通用しない事が多々あります。当然、金額の低いケースは価格なりにいろいろとあるわけなのですが、怖いのは高額のケースでも信じがたい事が実際には沢山起こっているのですね。これらの事実から、注文住宅を一般人だけの常識だけで進めると痛い目に合うという事をよく考えてくださいね。兵庫県芦屋市で実際に起こった実例で裁判にまで発展し、施主側が精神的に追い込まれたという話です。このような建築士の責任問題に関しては、程度の低い建築士だけの問題であり、また、金

注文住宅を一般の方が計画する上において、してはいけない事、間違った行動とはどういった事なのでしょう。誰もが初めての事であり、今流のネットで調べると自分で何とかなると考えている事が痛い目にあってから間違った行動だと気がつく、これが厄介な事なのですね。ネットは大変便利なツールです。しかし、便利さの裏側には大きな落とし穴があるわけです。注文住宅計画とは、ネットで調べて何とかなる事などは本当は一つもありません。他人の結果であり、その人だけのお話なのです。そして、自分で

昨年（2024年）末に図面庫を整理していましたら、過去物件の展示用パネルが出てきました。鉄筋コンクリート造地下1階地上2階建ての二世帯住宅です。某テレビ局から「番組協力のおねがい」の連絡がありました。初めて二世代住宅で嫁と姑が暮らす様子をお伺いしたいとの要望があったことを建築主にお伝えしたところ、丁重にお断りがあり残念ながらテレビ放送が実現しなっかた物件です。地下駐車場でA棟（右側）とB棟（左側）がつながっています。夜景続きです。A棟のエントランスホール

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。昨年末に図面庫を整理していましたら、過去物件の展示用パネルが出てきました。鉄筋コンクリート造地下1階地上2階建ての二世帯住宅です。某テレビ局から「番組協力のおねがい」の連絡がありました。初めて二世代住宅で嫁と姑が暮らす様子をお伺いしたいとの要望があったことを建築主にお伝えしたところ、丁重にお断りがあり残念ながらテレビ放送が実現しなっかた物件です。地下駐車場でA棟（右側）とB棟（左側）がつ

さて京都北、峠道へ向かって歩いていると、崖のように削られた土地に遭遇。写真では分かりづらいですが、結構な急斜面の土地で、ブルーシートが敷いてある所はほぼ崖的な……。ここに何かを建てるそうです。無理じゃね？掲示してある建築計画を見ると、「地上2階地下3階の共同住宅」だそうです。地上2階地下3階のアパート？誰がこんな所の地下3階に住むの(^_^;)？？1年以上前に完成予定になってますが、まだ着工もされていません。はげ山にはなってるけれど。意味不明過ぎて気になる(^-^;色々想像す

また頭の痛い問題が発生しました。もともとピアノ（アップライト）を設置という話はもともとのプランシートにも入れていたので、工務店側でも認識している話です。テラスドアから入れるのが動線も短く、簡単との認識でした。家の中から廊下を伝っていく場合、どうしても何度か曲がる必要があるため通れる幅に限界があります。もともとの設計図面上ではテラスドア幅は730㎜です。しかしこの幅は外枠の最大幅ですので内寸となると530㎜にしかなりません。これだと入りませんよ、と工務店側

水の問題をそのままにしておくわけにはいかないため、直ちに工事に突入。費用は結局13０万円となりました。（痛）家の周り四方すべて暗渠排水管を通したため、費用は高くつくこととなりましたが、一応安全策を取った形です。（まあこれもさらに100年に一度の大雨になればどうなってしまうのかはわからないのではありますが。。）今更乍らでありますが、全く新規の土地に新しく家を建てるというのは結構リスクのある行為だな、ということです。特にもともとの土地地目が山林などのような土地で

最近の天気予報では「数十年に一度のXXX」と表現される気象が多くなりました。こんなに頻繁なら、間もなくそのような表現はできなくなりそうです。なんと我が家の建築現場でも大雨による水害が発生してしまいました。そもそも土地購入時に災害区域指定の確認は慎重におこなったつもりでした。場所が比較的高地に位置するので、ハザードマップ上は、急傾斜地警戒区域、土石流警戒区域、洪水浸水想定区域、の指定がエリアの端に存在はしていたもの、ずいぶん離れているので全く安心してました。しかし、今回の

僕の実家の建築の記憶では、大工さんが1－2名（ほとんど1名でやっていたように記憶しています）現場に常駐しており、鉋と鑿、のこぎりの手作業で黙々と作業をしていました。なので時間もずいぶんとかかっていたし、毎晩夜に父と一日の鉋屑などの掃除をしながら、ここまでできたんだーなど徐々に出来上がっていく現場を見るのが好きでした。しかし今の工法での木工事は、現場で組み立てることが主ですので、本当に作業が早い。先日木工事完了となりました。上棟から木工事の完了まで約2か月です。昔のそんな大工仕事

約2か月をかけてほぼ基礎工事が終わりました。いかにも頑丈な基礎の完成です。工程表をみると、ここからは工事は早く進むことになります。時間をかけた基礎ですが、僕の認識している布基礎、べた基礎という概念からは少し変則になっていて、その中間のような基礎になっています。この基礎の深さですと、通常謂うところのべた基礎という工法は取れないとおもいますが、この寒冷地で凍結深度まで基礎を到達させる合理的な方法となっています。基礎床部分の下には押出法ポリスチレン断熱材が敷かれてい

こたえ

先般土地樹木の伐採作業は完了したのですが、思わぬ難題が発生しました。まあ当然の話なのですが、自分の土地の樹木は伐採できても隣地の木々はそのまま残るもともと天文台設置を考えていた場所（家の北西側）から北側空を見上げるとかなり首を持ち上げないと空が見えない・・（基本広葉樹なので葉は落ちるので枝の間からは星は見えるには見えるのですが、星空観察としては望ましいものではありません）望遠鏡の極軸合わせは（北半球では）北極星を使いますので、これが見えなければできない、、

あまり外装はこだわるつもりなかったのですが、気づいてしまうと結構気になる(とくにサイディングをつなぐ目地部分）もので、あれこれと探しておりました。。結局目地その部分が模様の中に溶け込んでしまう、タイル調にするか、縦張りが可能なサイディングにするかしかないかなあ、と思っていたところ、外張り断熱にも耐える、寒冷地仕様も可能な、ほとんど目地が目立たない、外壁材を発見(?)しました。窯業系サイディングで検討した同じPanasonicKmewのLAP-

家の本質は住み心地・住みやすさであり、外見などはあまり自分には関係ないもの、、と思っていたのでありますが、いざ外装を決めようとするとそれなりに気になってくるものです。。外装は家の周りを歩けばショールームが至る所にあるようなものなので結構色々調べられます。サイディングをつかった外装も目地の部分がかなり目立つものと、略気にならない程度に隙間がわずかなものがあるようです。↓は工事途上のものですが、目地部分が約1.5㎝ほど開けられており、ここをコーキング剤で埋める仕様のようです

注文住宅の世界では一般的な常識が通用しない事が多々あります。当然、金額の低いケースは価格なりにいろいろとあるわけなのですが、怖いのは高額のケースでも信じがたい事が実際には沢山起こっているのですね。これらの事実から、注文住宅を一般人だけの常識だけで進めると痛い目に合うという事をよく考えてくださいね。兵庫県芦屋市で実際に起こった実例で裁判にまで発展し、施主側が精神的に追い込まれたという話です。このような建築士の責任問題に関しては、程度の低い建築士だけの問題であり、また、金

先日Panasonicショールームに内装関係の見学に行きました。工務店曰く、Panasonicはキッチン回りなどは高価になりがちだが、内装関係は比較的Resonableなお値段でよいですよ、ということだったので床材、扉、壁材等を中心に見て回りました。まず驚くにはその選択肢のおおさです。扉などに至っては色などはもちろん、ハンドル、引手の形状や、採光、引き戸の場合はさらに天井から吊り下げ方式か、床にレールのタイプか、等々、もうどれでもいいです、と言いたくなるほどに選ばなければいけないことが

＜外壁について＞ニチハ、パナソニックの商品が良いという工務店の意見もあり、この2社のショールームを訪問。森の中の家ということもあり、初めは木目調黒色の外装を考えていました。木目の模様もよくできており、遠目には本物？の見まごうばかりの出来栄えです。しかも現在の外装材は汚れなどがあまりつかない、30年程度メンテフリーと言われるすぐれものです。ちなみに今の自宅は現在主流のサイディングではなく白色系のモルタル外装なので、とくに換気扇部分など黒く変色してしまっています。

ハッカビーズ2005年8月20日(土)公開哲学探偵、火事を消せない消防士、美しさからの脱皮願望に捉われる美人モデル、自意識過剰のエリート社員、悩めるオタク活動家、謎のフランス人熟女といったキャラクターが繰り広げる哲学コメディ。あらすじハッカビーズ。それは、ありとあらゆる満足をお手ごろ価格で提供する、素敵なスーパーマーケット。ハッカビーズ社のエリート社員ブラッドは、輝く白い歯とキラー・スマイルを武器にバリバリ仕事をこなす（イヤミな）成功者だった。水着姿でＣＭに出るキャンペーン・モデルの美

略設計が固まりますと、設計監理事務所さんが登場、詳細の図面を作成。構造計算を行います。この段階で窓の位置・大きさも決定されることになります。構造計算上大事な要素です。窓の位置に厳密なこだわりはないものの、風通しということはポイントに置きました。現在の自宅－建売一戸建ての家は、間取りと窓の位置がよく考えられているなあと思っています。具体的には各部屋基本3面に窓が設けられており（２F1部屋だけ2面）、風通しが極めて良いのです。この教訓があるのでこちらのセカンドハウ

予想外の配信時代家の間取りを考えている時、本当は私のパソコン作業スペースからテレビが見える配置を希望していました。というのも、私は子供の頃からバリバリのテレビっ子だからです。大人になった今でも、作業中にBGM的にテレビ、というか録画した番組を流していたかったのです。ところがその配置にするのは難しく、横目ならテレビ見えるけどね、くらいの配置になりました。多少残念に思っていたのですが、建築計画中の2019年頃から有料・無料問わず配信サービスを

まっ白い洗面台木製の収納扉とミラーキャビネット、伸びるホースと希望の要素が揃ったWOODONEの洗面台には概ね満足しています。ただ、人工大理石の真っ白い洗面台は掃除が結構大変です。普通に使ってるだけなのに、毎日ホコリが目立ちます。朝のお化粧の時に、使い終わったコットンやティッシュでさっと拭っています。うがい薬の色もシミつきやすくて困ってましたが透明タイプのものを見つけて解決しました。【指定医薬部外品】のどスッキリうがい薬CPピーチ味300ml

再修正プランは以下となりました。ポイントとしては・和室を6畳にして押入れも一間を確保・ピアノ部屋を西側に移してリビングからの眺望を確保・キッチンはペニンシュラ型から壁付型にしてダイニングを広く使えるように修正和室の南側のスペースがDeadSpaceになってしまうこともあり、和室を少々南に移動し、２F書斎が結構狭いのでもう少し何とかできないかということで示されたものが以下のプランです。（併せて浴室を1616から1620を変更できないかも依頼）これにより34坪まで膨らんで

天井も壁紙でした壁紙に比べて忘れがちですが、天井の仕様も決めないといけません。基本は白い壁紙で、吹き抜けのリビングだけ木を渡しました。天井全体を杉材に、という案もありましたが木枠があるくらいが軽い雰囲気でよかったと思います。リビング天井/和室シナ天井和室の天井はシナの板張りです。程よく和ナチュラルになりました。あと、木目が滑らかで怖い節が無いのもよかったです。剥がれる壁紙リビング天井は、調湿効果のある珪藻土壁紙を使

修正プランが上がってきましたリビングを拡張する形でピアノ部屋を設置。引き戸も設置して（完全ではないにしろ）すこし防音にも配慮した設計としました。ただ上記のピアノ配置だとリビングからの眺望はピアノ！になってしまいそうなの東向きか、西向きに設置して眺望を遮らないようにお願いしました。またWFHにも利用できる書斎が欲しいという僕の希望を取り入れ、小屋裏ではなく２Fに設計。そのかわりリビング上部の吹き抜けは小さくなります。おおむねこうなりがちなのだと思いますが、希望をど

（異なるスレッドにいれていたので引っ越しました）はやCovidは収束モードとなり、会社への出勤もほぼ80％くらいになりました。僕の勤め先では週3日出勤、2日は在宅勤務でも可となっておりますが、やはり出勤していたほうが格段に効率が良いため、ほぼ毎日出勤しております。（営業職という職務の性質もありますねえ）時々契約書を細かく読む必要があるときなどは在宅勤務がはかどります。うむ、これだと別荘をつくってもそんなに使わないかも・・などと、最近は思い始めていますが、もう土地買っちゃった

細々ごま壁紙や床材といった大きなもの以外でも選ぶものが無限にありました。覚悟はしていましたが、わけわからなくなりました。タイルペレットストーブ周りと洗面所にタイルを貼りました。ストーブ周りはグレーがかった茶色のタイルです。サンワカンパニーのスラッシュエクリュストーブの蓋を開けた時に、ぶつかって割れそうだったので、自分で透明のクッションゴムを貼りました。3MしっかりつくクッションゴムCS-03透明11.2φ×5.1mmM30楽

細かい部材を決めよう見積もりの修正と並行して、各種パーツを決めていきました。この段階でまた値段が上がったり下がったりするので注意が必要でした。。外壁材のこだわり塗りの壁は予算的に無理、ということがわかったので、ガルバリウムを選びました。ガルバリウムと木の組み合わせが好きです。メジャーな外壁材であるセメント製サイディングにはしないつもりでいました。古びても素材そのものの味わいが出てくる木や塗り壁と違い、タイルや木など他の素材を模して作られたサ

入学リミット家づくりを進めている頃、我が家では娘の小学校入学が迫っていました。本来は、2019年4月〜家づくり（3月までに完成）2020年4月新居の学区に入学の予定でした。が、これはかなりギリギリのスケジュール。入学してから数ヶ月で新居学区の学校に転校させることになったらどうしよう？！と心配していました。とりあえず役所に聞く市の教育委員に問い合わせてみると、数ヶ月であれば、新居学区の学校に越境通学しても良いと言われました。

削ったり足したりプランが決まったら、ここから精細な見積もりに入ります。もちろん、削っていくことになるわけですが、ショールーム見学だなんだで色々見る内に欲も出て、つい追加したくなってしまうのが苦しい所です。超細かい見積書原価公開がウリの工務店さんなので、木材の一本から金具の一つまで値段が記載されています。チェックは大変でしたが、おかげで何を削ればいくら抑えられるのかが大変わかりやすかったです。例えばメインの無垢の床材は5000円×29束＝14万5

洗面台もあったトイレ、お風呂、キッチンが決まってやれやれと思いきや、洗面台のことを忘れていました。洗面台は造作する予定だったので、ショールームではほとんど見ていませんでした。こんな感じにする予定でした。が、思いの外理想のパーツが見つからず設計が難航。そんな時に思い出したのが、WOODONEで見た洗面台でした。WOODONEでいいかも私が造作にしたかった理由は、一般的な洗面台キャビネットが好きではないからで、キッチン同様家具感のあるWOO