ブログ記事363件
残暑が厳しい中でも、晴天が続き助けられている作庭現場。今回作庭する空間は、なかなかの広さがあり様々な工程が含まれているために、一週間の作業工程を組み上げるのが、なかなかの難所ではあるがそれも作庭現場の面白さであり、自身のレベルアップの時間だと実感しております。。進められる部分は優先して作業を進め、後に打ち合わせが必要な個所に関しては上手に対応していく。
ご無沙汰しましたブログの更新。しばらく更新おろそかにしておりましたが毎日を忙しく充実した日常を過ごしております。。それでも今年はなかなかなもんで夏の暑さも容赦せず、厳しい残暑も今なお続きようやく見上げた「うろこ雲」。。秋を感じられる空模様に、少し肌寒さを感じられる朝夕の空気。コレならそろそろイケるだろうと、庭園工事の始まりです。。
昨年、父親が亡くなり、今年、我が家は初盆です。写真のとおり、実家の庭は、父親がいなくなって、木の枝や草が生い茂り、収拾のつかない状態になっていました。今年は初盆でもあるし、どうにかしなければならないと思っていたんです。そして、小学校の同級生が造園業をしているのを思い出して庭の剪定を頼みました。友人は、真夏の暑い中、2日間に渡り作業してくれました。外にちょっと出ただけでも、目眩がしそうな暑さでした。その中で、汗を流して作業してくれている友人の姿を見て感動しました。すご
続きで更新するはずがこれだけ間が空いてしまったのは言うまでもない。環境の変化だ。東京は『世田谷区』にて行われていた造園工事現場も先月の中旬に無事竣工となりましてここにご報告いたします。主庭の石張り作業からの植栽作業。
新たなる工程に頭を悩ませるものの事前の段取りはしっかりと済ませてある。いかなる場面でも対応できるように万が一を考えながら組み込まれた作業工程。だからこそ、予想していなかった場面に遭遇したとしても対応できる応用力ってなもんは、最低限でも兼ね備えて現場入りしておりますのでこの日までパシパシとハマる美しい工程。
運び込まれた植栽の材料がパシパシとハマり玄関脇の空間へと作業は移り変わる。その作業工程。。『石組み』若親方が厳選した景石が運び込まれクレーン車の使用が不可能な場所での石組み作業が始まった。来客が、必ず目の当たりにするその空間に
始まった造園工事が始まった。現場は都内の『世田谷区』等々力10年以上も前から、ごひいきにしてもらってる御施主様から新たなる作庭現場の御依頼を受けまして泊まり込みながら、最高に美しい完成を目指して本日からはぃ、着工です。限られた空間を、最
その樹木の高さは10mを超すそのサイズ感では庭木の中では大木ともいえるその樹木は。『ヒメシャラ』職人のウエストサイズをはるかに超す太さのヒメシャラ。この地で大きく、立派に育ったヒメシャラを、別な場所へと移動する。【移植】と呼ばれ
日本に生まれ育てば誰しもが美しいと感じるであろう『サクラ』そんな桜の木を。先日。剪定して参りました。主庭のシンボルツリーで輝いております『ソメイヨシノ』正面、手前方向に大きな枝が覆いかぶさってきた感じに夏場には、少々うっとおしさを感じるまでだ。。とても元気に
建仁寺垣の施工はシュロ縄による結束を終えればその姿は完成となる。6.5間分の建仁寺垣が出来上がり次なる竹垣の寸法を再確認しながら、新たなる工程へと移り変わる。次に取り掛かる竹垣。『光悦寺垣』細かく割った太竹が緩やかにカーブしたところに菱形に交差する組子が印象的な竹垣。この竹垣もまた、施工する機会はとても少なくなっている時代でござ
今から8年ほど前に、弊社で施工した竹垣『建仁寺垣』の造り替え工事の全貌を書き記す。現場入りする一日前。。隣町で国産真竹の生産を昔から営んでいる竹材店から良質な真竹を購入し、材料の選別から磨き出しを行う。すべての竹を広げ、場所違い、長さ別での選別を行う。天然素材を用いる場合はすべての竹が真っ直ぐというわけではない。よって、どの竹をどこに用いるかというのを
一本のイチョウの木に剪定を施す。、まっすぐに太い幹から、斜め45度に延びる1mほどの太い横枝そこからさまざまな方向へと伸びている細かい枝。たくさんの細かい「線」が重なり合い、幹から伸びている太い横枝の存在感を大きく感じる。むしろ、そこにしか目線がいかないのは、太枝から発生している細かい枝の方向性がバラバラだからである。ここで選び抜かれる細枝に、着目すべき点がいくつかある
現場はあちらこちらで日立市にて庭の縮小工事や笠間市にてガレージ工事だったりと様々、あちらこちらへと飛び回っていますなかまたしても御連絡です。4/28(木)AM6:05~TBSでのニュース番組『THETIME』にて朝の一分コーナー「目覚めのいい音」に大平造園が出演いたします。前回は「赤松の剪定」
家屋の顔でもある「玄関」その玄関までの導線をつなぐ「アプローチ」その形は生活スタイルによって様々である。玄関に対して斜めに侵入していくタイプのアプローチであるが当家の日常の生活導線はこちらではないここから玄関までの導線はあくまでも来客者の導線であり施主様の導線は別にある。こちらが施主様の日常の導線。
朝のニュース番組は何チャンネルを見ていますでしょうか。私は最近まで、朝はNHKと心に決めておりました。施主様との世間話のネタが結構な量、盛り込まれているからです。そんな、隠れNHKファンだった私が最近では、朝は6チャンネル(TBS)を見るようになりました。そのきっかけは朝のTBS、「THETIME」という番組この番組
分譲住宅での玄関前庭。和風が好みの施主様宅にて、玄関前庭の御依頼を頂きまして。先日石工事から始まりました。。。違和感なく歩ける御影の敷石を並べていく初日の作業から植栽部分の縁石据え付けに、土の入れ替え作業を二日目に。
周りの植栽との調和を取るために庭木の高さを抑えたりその存在感を薄くして、奥行きを出したりと空間全体に違和感を無くしてまいります。そして、見る角度によって姿の変わる石組みには後ろ添えの石を足し、眺める角度によって見えてくる奥行きを感じさせる。こうして組み上がる。『真の石組』
二日目の石組み作業は雨もなくより集中して石と向き合う。少しの角度の違いでまるっきり変わる石の表情と石勢と呼ばれる石の勢い。そんな絶妙な角度や向きを微調整しながら組み上げていく石組み。二日目にしてここまで組みあがる。それでももう少し、力の足りない部分を感じその部分を補うため
先週より、新年度が始まり一発目の現場となります遠征現場。茨城県は神栖市にて行われた庭園工事。既存の石組みを解体してからの石組み工事となりました。雨がちらつく中での現場入りとなった初日は既存の石組みと植栽を撤去し更地へと戻す作業。舗装いっぱいまで迫っていた石組みに圧迫感を感じていた空間に広がりを求める施
先代より大切に生かされてきた古き大きな古木を、是非とも我が家へ連れてきたいとの依頼に我ら庭師が動き出す。。。移植の対象木は『赤松』樹齢100年を超す立派な松の木の移植を3日間にわたり執り行う。鉄板を敷き込み、『赤松』までの進入路を確保するところから作業は始まる。フェンスを飛び越え、重機を入れ込み
栃木県の県木に指定されている「トチノキ」放っておけば大きくなる落葉高木でありますトチノキを思い切っての剪定をしてほしいとのことでのこぎりを振り回して参りました。太いしっかりとした線で構成されているトチノキの樹形。太い線のおかげで、枝の選別はしやすい樹木である。落葉樹と向き合う時間は最高に面白い。
分譲住宅のお庭へとお邪魔致しまして庭の管理にと汗を流して参りました。バラのアーチが出迎える玄関までのアプローチに覆いかぶさるモミの木に圧迫感を感じる毎年の剪定管理が必要な樹木たちではないので過去数年、管理は行っていなかったが通行の妨げになってきたと、今回ご依頼を頂きました。
あちらこちらの街中でよくみられるイチョウの木。公園の植栽や街路樹などに用いられ、どんな環境にも耐え秋には黄色く色づく姿がまた美しい。どんなに枝を外されても、その再生力は強くすぐにその樹形を取り戻す。その再生力から、街路樹などでは細かい枝をすべて外してしまうような姿をたまに目にする。落ち葉などによる苦情によるものだ。。
今まで苦ではなかったことも月日の流れと共に苦だと感じる時期は必ず来る。庭も一緒である。たとえ、美しい開花で人々の目を癒してくれる桜の木であろうとその桜の木から落ちてくる落ち葉を自ら掃き掃除をせざるを得ない状況になればその労力は半端なものではない。綺麗なのに。。。もったいない。。。と言えるのは、落ち葉掃きを経験し
お庭の解体工事が完了してからは土の流出を抑えるため土留めの石積み工事の現場へと足を運んでおります。現地に置かれている石材を使用しての石積み工事。「乱積み」大小、様々な大きさの石を高さを違えて変化をつけて立体感を生み出すように積み上げていく。あくまでも、土の流出を抑えることが絶対の役割なので石
お庭の解体も終盤に差し掛かる。樹木の除去を終え、掘っ立て小屋を解体し更地へと戻った空間に残るブロック塀。東日本大震災の影響から、傾いてしまったブロック塀は進入路に緊張感を与える。このようなブロック塀の解体なんかも、依頼されることは少なくありません。土砂の流出を防ぐために下一段はそのまま残し危険な部分だけを取り除けば再
天気は快晴気温も上昇おかげで作業もなかなか順調。お庭の解体が進められる中我が家の長男が通う幼稚園では縄跳び大会が開催された。先日から幼稚園で行われていたらしい縄跳び練習では、なんと39回もの前跳びを記録に残したと。何度、縄跳びを血で染めたことだろうか。。。
創り上げる庭があれば世代交代のために解体される庭もある。世代が変われば当然、庭に対する想いも違う。先代が残してきたものを維持していこうという考え方は現代のライフスタイルには流行らない考え方だと、常々感じる。。昔と今では物に対する価値観だって変わってきているのだから庭に対する想いなんて
卒業式を一か月先に控えた近所の中学校へ足を運ぶ。私の地元ではない笠間市の中学校には当然、私の母校はございませんが我が子の母校となるのであれば愛着も湧きます。一学年が6クラスまである結構大きな中学校ですがなんだろう。我々が中学校に通っていた時とは雰囲気が全然違うと感じる。まず一
現場は別荘地ならぬプライベートのキャンプ場。アウトドアが流行っているここ最近ではプライベートなキャンプ場を所有する方も少なくはない。そんなプライベートなキャンプ場へと土の流出を防ぐためにと足を運ぶ。斜面の土の流出を防ぐために、芝生を持ち込み竹串を打ち込みながら斜面へと芝生を張り付けていく。