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大野川(宇城市)で塩性湿地調査。その後、芦北(福浦湾)に立ち寄り、アマモ場のチェック(予備調査)。ただし、潮が高く(158cm)、アマモ場の中心に立てたポールの先端しか確認できなかった。最後は、水俣市に移動し、袋湾で干潟生物調査。スーパーホテル水俣に宿泊。
津屋崎(福岡県福津市)の入り江(津屋崎干潟)で、干潟・塩性湿地生物調査。ちょうど、地元の「干潟見守り隊」が塩性湿地のゴミ掃除をしていたので、そこの調査は遠慮した。写真は、津屋崎干潟(入り江)の最奥部にある太陽光発電所。実はここも干潟で、私は九州大学の学生時代にヤマトオサガニの個体群調査をしていたが、恋の浦ガーデンの駐車場を建設するとかで埋め立てられた。そのレジャー施設は20年足らずで閉園し(1984〜2001年)、いまは太陽光発電所となっている。
モニタリングサイト1000(毎年)の同定・計数を終え、速報を執筆した。夕方、遠隔で行われた「環境省RLチェックシートワークショップ」に参加した。
モニタリングサイト1000(毎年)の同定・計数。今年度は5年毎の詳細な調査もあったが、その同定・計数は9月前半のほぼ終了、今日からは毎年の標本をチェックした(今日だけで75%が終了)。他には、研究室の片付けを進めた。
午後から、環境DNAの試料発送。冷凍した状態で送らないといけないので(クール宅急便)、発泡スチロールにパックし、冷凍庫で保存していた。他には、モニタリングサイト1000(5年毎)標本のチェックと標本ラベル作成。明日、仮のラベルと入れ換える予定だ。
プレハブの片付け。特に、大学の安全管理委員会から指摘されていたスチール棚の上の荷物を移動した。他には、環境DNAの試料発送準備。試料を発泡スチロールに詰め、梱包して、冷凍庫に保存した。明日、クール宅急便(冷凍)で発送する予定。他には、モニタリングサイト1000(5年毎)標本の仕分け。昨日、マリンステーションで20mLの標本瓶を持ち帰ったので、多毛類などを小分けした。
モニタリングサイト1000(5年毎)標本の仕分け・同定・計測の続き。多毛類など、まとめて標本瓶に入れている個体を再度チェックした。午後2時から、研究室ゼミ(山田研究室のゼミに、可能な範囲で参加している)。山田先生、飯盛君、山平さんが、来週末からの島根大学での学会(日本プランクトン学会・日本ベントス学会合同大会)の講演練習をスライドで行った。ただし、3人ともポスター発表なので、これからポスターを作成する必要がある。この学会では、私も講演(口頭発表)を行う。そろそろ準備しないといけない
モニタリングサイト1000(5年毎)標本の仕分け・同定・計測。今日は、地点Bの標本を見た。ただし、多毛類・端脚類の同定は後回しだ。写真の個体も、「ハボウキゴカイ科」としたが、全く自信がない。
大学に出勤し、海産外来種論文チェック。第一著者の岩崎敬二さんが書いた原稿をチェックしているのだが、本文だけで60頁以上あり、引用文献も多いので、当分終わりそうにない。ベントス学会で岩崎さんが発表する予定なので、講演に関係する部分を特に詳しく見た。他には、モニタリングサイト1000標本の整理。来週から、同定・計数を進める。
有明海湾奥(佐賀沖)調査の2日目。実は、初日は参加していないが、この調査は25日から行っているので、調査としては3日目になる。今日は、雨に加えて波もあったが、予定の2地点を完了できた。
熊本新港から船(ドルフィンSC)を出し、有明海湾奥(佐賀沖)の生物・環境調査。雨ではあったが、波はなく、問題なく調査ができた。写真は、そり型ネット(スレッジネット)で採集した海底の生物。シズクガイが大半だが、死亡個体が多い。
昨日までのモニタリングサイト1000の片付け。食費や宿泊費の領収書の送付。明日からの、佐賀沖調査の準備。加えて、論文の査読。短い論文だったので、合計3時間程度で終わった。
球磨川河口調査に参加する予定だったが、情けないことに出港時間を間違えて参加できなかった(午後1時出港が午前10時出港に変わったことに気がつかなかった)。調査の方は私抜きでも、無事に完了したようだ。仕方がないので、マリンステーションで6月20日からのモニタリングサイト1000や来月からのハクセンシオマネキ調査の準備。
大学公開実習Dの6日目。今回の実習で、初めての晴天だった。夜に成果発表があったので、大部分の学生はその準備に追われたが(写真)、何人かは永浦干潟でドローンを飛ばし、データを取った。夜になって、成果発表会と懇親会。教員は参加しなかったが、午前2時過ぎまで、楽しく歓談していた。
大学公開実習Dの4日目。今日は、山田准教授が担当で、ミナミハンドウイルカの生態観察とスミス・マキンタイヤ採泥器による底生動物の採集と同定を行った。写真は、学生が図鑑を頼りに底生動物を同定しているところ。
モニタリングサイト1000標本の同定・計数。地点BOX下部の埋在が5本残っていたが、すべて終了した。今年は、ホトトギスガイと多毛類が多い。干潟表面にボウアオノリなどの海藻が繁茂したせいかも知れない。夕方から、環境省レッドリスト集計と来年度の現地調査の申請書作成。急に予算がつくことになったので、カブトガニの調査を来年度も行うことにした。写真はピンノのようだが、種まで落とせなかったカニ。甲幅3mm程度。
昨日に続き、モニタリングサイト1000標本の同定・計数。標本瓶40本のうちの35本まで終了した。写真は、コケゴカイ。私が種まで同定できる数少ない多毛類(環形動物)だ。
モニタリングサイト1000の標本同定・計数を進めた。全部で標本瓶が40本あるが、半分以上が終了した。写真は、端脚類(ヨコエビ)。「ヨコエビガイドブック」(有山啓之)が出版されて、同定が少し楽になったが、科を決めるのがせいぜいで、種まで同定する時間も能力もない。
田浦湾でアマモ調査。初めての場所なので、まずは陸上からアクセスできる場所を捜す。その後、大学に移動し、研究室片付けとモニタリングサイト1000標本の同定・計数。
有明海湾奥(佐賀沖)底生生物調査の2日日。佐賀沖まで移動したが、波浪が高く(写真)、水質を測定しただけで熊本新港に引き返した。今日、大学には寄らず、帰宅して、調査道具の片付けなどを行った。
有明海湾奥(佐賀沖)底生生物調査の初日。熊本新港には集合したが、悪天候のため中止。大学に移動して、標本の整理やデスクワークを行った。
有明海湾奥(佐賀沖)底生生物調査の3日目。途中、オヨギピンノの遊泳群が見つかったので、採集して撮影した。来週も、28〜30日(水木金)の3日間、有明海湾奥調査を行う予定。
有明海湾奥(佐賀沖)底生生物調査の2日目。少し波があったら、予定の地点(B,O)の調査を終えた。写真は、そりネットで採集した砂泥が抜けないため、船で牽引しているところ。
有明海湾奥(佐賀沖)底生生物調査の初日(3日間の予定)。先々週に続き、2週目の調査(水木金に実施)。来週の3週目まで行う予定。今日は、一日中、雨の降る悪天候だったが、何とか初日の調査を終了した。昨年9月の調査と比べると、貧酸素の影響がないせいか、生物相が豊かであった。熊本市内のホテルに宿泊。
大学で、6月7日からの佐賀沖調査の準備。その後、イソギンチャクとキンチャクガニの共生論文を読む。夕方から、講義(生物環境概論)。
上天草市永浦島の東海岸(天草ビジターセンター下:SiteB)で、モニタリングサイト1000調査。毎年の調査だが、今年はアオノリの一種が広がり、干潟はあまりよい状態ではなかった。コアマモやアマモの面積も少し減少し、ウミヒルモも見つからなかった。なお、天気はよく、暑いくらいだった。夕食は自炊。マリンステーションで、山田先生と学生が唐揚げなどを作ってくれた。
三学会合同大会の準備と実施で、しばらく、天草に行けなかったので、樋合海岸で8日ぶりの環境DNA調査。他には、マリンステーションで、6月3,4日のモニタリングサイト1000、7〜9日の有明海湾奥調査、10,11日の臨海実習Iの準備など。
中国人留学生の葛君、私、息子高志の3人で、永浦干潟で底生動物の夜間調査。アオサ類の堆積が、干潟の底生動物に与える影響を研究している。写真は、調査が終わり、バケツを洗っているところ(8:05AM)。その後、樋合海岸で環境DNA調査。午後2時頃帰宅し、風呂に入り、寝た。
午前1時に自宅を自家用車で出発し、午前3時過ぎにマリンステーションに到着。中国人留学生の葛君と調査の準備を行い、午前4時から永浦干潟で、息子の高志も加えた3名で夜間調査。アオサの堆積が干潟の底生動物相に与える影響を明らかにする研究で、調査では方形区を置いて中の砂泥を採集し、水場で2mm目の篩いを使ってふるっている。ただ、選別・同定・計数と、実際には、この後の作業(当然、学生がやる)が大変だ。調査は、天気がよくて暖かく、高気圧のおかげで潮もよく引いたので、午前8時過ぎに終了した。しかし、
モニタリングサイト1000(永浦干潟)報告書撮影。年内が締切だったが、何とか完成した。明日、最終チェックをして、特定のサイトにアップする予定。その後、明日の午前4時開始の永浦干潟底生動物調査の準備。いわゆる、冬の夜間調査だ。天気予報だと、気温も高く、風もなく、穏やかな天候のようだ。