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図書館「幾世の鈴あきない世傳金と銀特別巻下」高田郁八代目店主周助の暖簾を巡る迷いと決断を描く「暖簾」。江戸に留まり、小間物商「菊栄」店主として新たな流行りを生みだすべく精進を重ねる菊栄の「菊日和」…。1772年、「行人坂の大火」の後の五鈴屋ゆかりのひとびとの物語。暖簾.菊日和.行合の空.幾世の鈴.特別編も下巻になってしまい、とりあえず終わりかな?折々でもまた書いていってくれるそうでそれを楽しみにしたいです短編ですが、全話通してちょっと思ったこと江戸時
とうとう読み終えてしまいました。この本読んだらこの長い長い物語が終わってしまうのでいつもの、一気読みでなく少しずつ読んでました。今までの登場人物がたくさん出て来たし90代まで長生きしてくれてるキャクターもあったり妹の結さんに優しい光がさしてきたり最後に主人公が姪にあたる結の娘が作ったお守りを手にするところなんか、感動でした。「あの人」と名前を出さないで呼ぶってとっても強い執着を感じます愛も憎しみもどっちの執着も、、、。あいつでもなくあんな人でもなく「あの人」なんだか
幾世の鈴あきない世傳金と銀特別巻(下)(ハルキ文庫た19-32)Amazon(アマゾン)明和九年(1772年)、「行人坂の大火」の後の五鈴屋ゆかりのひとびとの物語。八代目店主周助の暖簾を巡る迷いと決断を描く「暖簾」。江戸に留まり、小間物商「菊栄」店主として新たな流行りを生みだすべく精進を重ねる菊栄の「菊日和」。姉への嫉妬や憎しみに囚われ続ける結が、苦悩の果てに漸く辿り着く「行合の空」。還暦を迎えた幸が、九代目店主で夫の賢輔とともに、五鈴屋
明和九年(一七七二年)、「行人坂の大火」の後の五鈴屋ゆかりのひとびとの物語。八代目店主周助の暖簾を巡る迷いと決断を描く「暖簾」。江戸に留まり、小間物商「菊栄」店主として新たな流行りを生みだすべく精進を重ねる菊栄の「菊日和」。姉への嫉妬や憎しみに囚われ続ける結が、苦悩の果てに漸く辿り着く「行合の空」。還暦を迎えた幸が、九代目店主で夫の賢輔とともに、五鈴屋の暖簾をどう守り、その商道を後世にどう残すのかを熟考し、決意する「幾世の鈴」。初代徳兵衛の創業から百年を越え、いざ、次の百年へ──。(出版社情