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今年の秋から冬にかけてはしっかりと秋雨が降っています。ゆったりとオーディオを楽しむにはちょうどよい季節です。オーディオ関係の記事のリクエストもいただきましたので、今回はメインで使用しているアンプをご紹介します。真空管式のミニワッターというものです。これはぺるけさんというアンプ愛好家の方が設計なさったもので、その記事を読みながら見よう見まねでつくりました。正式には「平衡型6N6P全段差動プッシュプル・ミニワッター」といいます。電子回路に詳しい人なら名前からだい
一応支障なく音が鳴るようになり、試運転も10日ほどになってきました。部屋にいるときにはなるたけ電源を入れて音楽を鳴らすようにしています。ミニワッター2014(自作2号機)と少しだけ比較試聴をしましたが、平衡型ミニワッター(自作4号機)のほうが、若干硬質でまだ長時間聴き続けられる感じではありません。残留ノイズも少し大きいようです。心当たりもありますので、対応をしてみることにしました。装着済の底板を外しにかかります。配線については「とりあえず繋いだ」状態であった
いよいよシャシーにパーツを組み付けていきます。ここからが結構つらい行程です。早く鳴らしたいという思いを押さえつけて確実に一歩一歩進まなければなりません。集中力も低下しますし、焦りも出ます。ある意味自分とのたたかいの様相を呈してきます。電源基板にリード線を取り付けます。ACインレットを取り付けます。ヒューズソケットを取り付けます。真空管ソケットを取り付けます。裏はこうなります。平ラグを取り付けます。なかなか順調です。トランスを取り
追加穴をあける作業が終了しましたので、次はボリュームの処理に進みます。アルプス電気の27mm角ミニデテントボリューム4連50KARK27114Aです。バランス伝送では、左右の各チャンネルでHOT・COLD・アースがありますので、4連ボリュームになります。アンバランス伝送では通常2連ボリュームを使います。シャフトが長く、ノブが飛び出るので、13ミリ縮めます。(黒線部分)そのままでは切り屑が入るので、マスキングします。金ノコでよいのですが、手が疲れるのでルータ
あと半固定抵抗とスピーカー端子の穴が残っています。半固定抵抗とスピーカー端子の位置を現物で合わせます。こんな感じですね。4つのスピーカー端子の間隔は余り取れません。16ミリ間隔程度です。半固定抵抗は30ミリの間隔です。シャシーを裏返して再度スピーカー端子の配置を確認します。トランスカバーを避けるのでやはりこれくらいの間隔になります。間隔が狭くとも裏側ではなく天板なので、これでもスピーカーケーブルが挿しにくいということはないのではないかと思います。変に角度をつけ
シャシーの穴あけが続きます。次は電源基板の取り付け穴を開けます。電源スイッチ側(向かって右)の空間に余裕があるので、それほど無理して電源トランス側(向かって左の四角い穴のほう)に寄せる必要もないように思います。内側から寸法を測ります。そして表面にマークします。15ピンの平ラグは2か所で固定します。3.5ミリの穴を開けて、電源基板を仮に取り付けます。アンプ基板も仮に取り付けます。電源基板とアンプ基板はパーツの干渉も問題なさそうです。
パーツのレイアウトについてはこのように決まりました。ということで、今回は追加分の穴あけをやります。正直穴あけ加工は好きではありません。危ないし、切り屑が出て部屋が汚くなるし、手が痛くなるし汚れるし、なによりも失敗をしないようにと神経を使います。まずは穴あけ時のキズ防止のために表の全面にマスキングテープを貼ります。XLR端子がうまく取り付けられるかどうかが今回のレイアウトのポイントとなりますので、最初にそれから取り掛かります。XLR端子を取り付ける穴はリアパネ
いよいよ懸案のレイアウトです。ひとつの山場です。電源基板とアンプ基板をシャシーに仮置きしました。手前に並ぶパーツは、左から4連ボリューム、DCバランス調整用の半固定抵抗(ポテンショメータ)、XLR端子、スピーカー端子です。ボリュームの位置はすでに穴が開いて決まっているので、仮につけてみます。バランス用の4連ということで、かなり大きいですね。本体部分が通常の2倍あります。残りのパーツをどうレイアウトするかですが、レイアウトするにあたりいくつか要件があります。(その1)
今回は増幅部(アンプ基板)です。左右チャンネル分2枚(1階と2階)あるのですが、まずは部品の多い1階の基板からとりかかります。実体配線図(ぺるけ氏ホームページより)はこんな感じです。平ラグと図面にホールごとに1から20の番号を振ります。こうすることによりパーツをずれて取り付けてしまうことを防げます。途中はこんな感じです。はんだ付けをした部分と取り付けた部品はマーカーでひとつひとつ塗りつぶしていきます。最後まで取り付けるとこういうふうになります
いよいよ平ラグ板にパーツを乗せていきます。まずは電源部の基板からです。右手に半田ごてを持つので、パーツを焼かないように平ラグの左からパーツを取り付けていくほうがやりやすいような気がします。気を付けることは、パーツの向きを間違えないこと、確実にハンダ付けをすることですかね。ユニバーサル基板などとは違ってハンダホールが離れているので、隣同士のホールでくっついてしまう心配はほとんどありません。逆にホールが大きいので、ハンダの量が足りずに接触不良になってしまうことに注意してたっ
抵抗器の仕分けの次は回路図と実体配線図のチェックです。ぺるけさんのホームページに掲載されている美しい図面を使用致しました。回路図は片チャンネル分です。平ラグ板の実体配線図は上から電源部・右チャンネル増幅部・左チャンネル増幅部です。(左右はどっちでもよさそうですかね。実際の配線の取り回しで決めます。)最終的には、電源部はシャシーの側面に、右チャンネルと左チャンネルは2階建てに組み合わされてアンプのシャシー中央にマウントされます。抵抗器・コンデンサの定数の抜けているところを記
いっしょくたに封入されている抵抗器の分別からはじめます。内容物を示すメモも同封されています。まずは用意した小袋にラベルを貼ります。次に抵抗器を一本ずつテスタで測定します。(本来はカラーコードを読むのですが、見にくいし色の識別が難しいのでこうやっています。いまだにオレンジと赤と茶がよくわからないのです。)慣れるとそんなに時間がかかりません。無事に種類・数が一致しました。あたりまえのことですが、すべてのパーツを実装するとこれらの袋は空になります。残る
ということで、今回もぺるけさんの部品頒布のお世話になりました。すでにほとんどの穴があけられたシャシーも含め「真空管」と「トランス」を除くほぼすべての部品を分けていただくことができます。一番奥の列に並んでいる金色のスピーカ端子と横の赤黒のテスト端子、ボリュームツマミ、インシュレータは日本橋で好みのものを別途購入しています。バランス入力用のXLR3端子。これをシャシーに取り付けるには24mmの大穴をあける必要があるそうです。どの場所に取り付けるのか、他のパーツの配置も含めて決
まだブログでは紹介できてないものも含めてこれまで3台のミニワッターを製作してきました。記念すべき1号機は「6N6P全段差動プッシュプル・ミニワッター2014」というもので、6N6Pという真空管を使用したぺるけ氏設計の1Wのアンプです。こちらは現在子供の部屋に置かれてCD再生に使われています。2号機も同じく「6N6P全段差動プッシュプル・ミニワッター2014」です。現在書斎の暫定メインアンプの地位にあります。3号機はブログにも載せました「ミニワッター・ツアラーpart4」です。こち
近々、ボランティアですが体育館での撮影があるのでそれに向けて、マイクケーブルを自作しました。種類はXLRのバランス型(平衡型)でケーブル長は約20mです。(ケーブルを延長してマイク固定で撮影したいのですが実際に使うかは未定・・・)写真は、ケーブル加工と半田付け作業を完了した状態になります。(作業途中の写真取り忘れましたww)この状態からコネクターを組み立てて完成になります。各ピンへの導通とショートの検査をしまして問題なかったのでカメラ(HDR-