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『ゴジラ』映画トーキー97分白黒昭和二十九年(1954年)十一月三日封切製作国日本製作言語日本語製作東宝原作香山滋脚本村田武雄本多猪四郎撮影玉井正夫特殊技術円谷英二特殊技術合成向山宏特殊技術美術渡辺明特殊技術照明岸田九一郎美術監督北猛夫美術中古智録音下永尚照明石井長四郎音楽伊福部昭編集平泰陳音響効果三縄一郎製作担当真木照夫スチール田中一清賛助海上保安庁出演宝田明(尾形秀人)河内桃子(山
一流企業、神谷商事初代社長神谷清五郎が急性心筋梗塞で死亡直後同社の課長伊藤大助は、社内を徘徊する幽霊を見たとSRIの的矢に相談してきたその幽霊は、社長室に飾ってある女神ダイアナにそっくりだった事から的矢が動き出す一方先代社長の死は、息子の清一郎の策略だった清一郎はプログラマーの岡を利用して先代社長を病死に見せかけて抹殺次は伊藤課長を狙うつもりらしいダイアナの絵を調査するために神谷商事に向かう的矢と三沢どうやら本気で社長室に侵入するらしい「最近
ハラの皮がよじれる!椅子からとびあがる!ノン・ストップの爆笑で地獄の真只中を突っ走る!――。昭和44(1969)年9月、皇居前の帝国劇場にて上演される喜劇四谷怪談(菊田一夫製作・監修)の新聞広告。四谷怪談ものは数多かれど、歴代屈指の恰幅のいいお岩さんを演じるのは京塚昌子(当時39歳)で、その夫・伊右衛門を演じるのは三木のり平(当時45歳)だ。その他にも谷幹一、財津一郎ら喜劇人だけでなく、西村晃、平田昭彦、扇千景、太刀川寛、松岡きっこら豪華キャスト
1970年代末から1980年代にかけて、一世を風靡した戸塚ヨットスクールを好意的に取り上げた作品。当時は、社会問題となっていた不登校、引きこもり、家庭内暴力を、ヨット訓練のスパルタ教育で解決するとメディアでもてはやされたが、訓練生の死亡や暴力が問題となり、急転直下、非難を一斉に浴びることになった。この作品では前半の美談の部分だけを取り上げているので、「本当に治せるのか、そもそも親が子育てを放棄してるのではないか?もはや宗教のよう?」と懐疑的に見ると悪くはないと思う。確かに家庭内暴力などの問
昭和54(1979)年7月、俳優の平田昭彦(当時51歳)が「すいせんのことば」を述べる銀座・三宝堂の「肉筆(絹本)古今名詩集」新聞広告。こういった掛け軸などの漢詩(?)などを、スラスラと読めてしまう人物を見ると、ついつい「さてはお主、インテリゲンチャだな」などと、からみたくなってしまう癖は抜けないものだが、この平田昭彦の教養溢れまくる「すいせんのことば」を読むと、思わず背筋がピンとさせられてしまう。死ね死ね団のボス(byレインボーマン)だという偏見さえなければ、とて
好きなかき氷の味は?▼本日限定!ブログスタンプ宇治金時かな?…🍧😋「かき氷の日」日付けは「かき氷」の別名「夏氷(なつごおり)」の「な(7)つ(2)ご(5)おり」の語呂合わせ子供の頃のかき氷は近所のお好み焼き屋さんで食べてました…🍧特に練乳がけなんて贅沢中の贅沢でした…最近は千円超えのかき氷もあるようで「おやつ」のお値段では無いですね…😵「うま味調味料の日」(味の素の日)1908年(明治41年)東京帝国理科大学(現・東京大学理学部)の化学者で教授の池田菊苗博士が「グルタミン酸塩
7月25日が命日・忌日の有名人・著名人1929年満50歳没(心臓麻痺)牧野省三さん映画監督日本映画の父マキノ・プロダクションを設立1978年満73歳没(心臓の冠状動脈硬化症)古賀政男さん作曲家「影を慕いて」「柔」⇒『古賀政男(1904年11月18日生~1978年7月25日没、作曲家、ギタリスト)』1984年満56歳没(癌性リンパ管症)平田昭彦さん俳優『ゴジラ』芹沢博士『ウルトラマン』岩本博士1986年満83歳没(肺炎)ヴィンセント・ミネリさん
<ストーリー>日本の土木技師が行方不明となる事件が相次いでいた。誘拐事件の現場近くの埠頭で撮影をしていた広告写真家の旗中進(高島忠夫)と助手の西部善人(藤木悠)は、海底から上がってくる怪人に遭遇する。翌日、伊藤刑事(小泉博)らと現場検証に立ち会った畑中らは、船から降りて来る美しい女性をモデルとしてスカウトしようと後を追うと、その女性は光國海運の楠見専務(上原謙)の秘書の神宮司真琴(藤山陽子)だった。畑中らは楠見と真琴がムウ帝国の工
傷つき疲れ果てて白菊婦人寮に戻ってきた邦子(原知佐子)を手当てした野上(淡島千景)に、彼女は「悔しい」、そして仕事があるにもかかわらず売春している女工たちはいいのか言って涙する。男が欲しがる体を売ることのどこが悪いのかと問う。すぐに男と寝ることを考えるのは、まともな人間がすることではないのだと野上が諭す。そうしなければ生きていけない人間もいるのだと邦子は訴え、女工たちを「殺してやる!」と叫ぶ。工場主(坂内英二郎)と寮で面談する野上と北村(沢村貞子)。野上は警察に訴えると抗議する。そこに出てきた
週末のお楽しみ。BS松竹東急の昭和の2時間ドラマ。今回は火曜サスペンス劇場で1982年1月12日放送の「受験地獄・東大受験その朝めざまし時計が鳴らなかった」原作は西村京太郎の短編小説。初回放送以来に観ましたよ。でも、ラストがどうだったかすっかり忘れていたので、初見のように楽しめた。東大合格を目指す二浪の木村(太川陽介)試験当日の朝、めざまし時計が鳴らなくて起きたら遅刻確定の時間。タクシーで向かうも道路は渋滞。追い込まれた木村は「爆弾を仕掛けた」と東大へ電話してし
初めて見たのはテレビじゃなかったかな。慣れ親しんだ怪獣モノと大きく違って驚いたら、兄が元々の意味を教えてくれた。作者は戦後の暗い社会をことごとく破壊し、無秩序に陥らせる和製キングコングを作りたかった。「核の落とし子」「人間が生み出した恐怖の象徴」と、人間が生み出した核兵器によって現れた怪獣が人間の手によって葬られるという、人間の身勝手さを表現した作品。僕らが見始めた頃はたんなる怪獣映画で、こういったモチーフだったことは後で知ることになった。大魔神にしろ、このゴジラにしろ、何かしらの教え
HDに録画したまま放置してあったのを再見!感想も残してなかった様なのでついでにアップです。一度観ているしPCでも開きながらながら見しようかなと思っていたら冒頭から見入っちゃう展開と三船敏郎のカッコよさでガッツリ楽しんじゃいました♪藩内の汚職を告発しようと真夜中の社殿に集まった若侍達。若侍の一人、井坂の叔父にあたる城代家老には断られ大目付に助力を約束してもらった彼らは後ろ盾を得て意気揚々とする。しかし宿賃を浮かすため社殿の奥で寝ていた浪人・椿三十郎に話をすべて聴かれたと知り・・・一度観ただけで
「用心棒」と対極に柔らかさも持った姉妹編。小林桂樹の面白さ!<ストーリー>ある城下町、薄暗い社殿で井坂伊織(加山雄三)らの九人の若侍が密議をこらしていた。城代家老睦田(伊藤雄之助)に、次席家老黒藤(志村喬)と国許用人竹林(藤原釜足)の汚職粛清の意見書をさし出して入れられず、大目付菊井(清水将夫)に諭されてこの社殿に集っていたのだ。その真中へよれよれの紋付袴の浪人者(三船敏郎)が現れて、九人をびっくりさせた。その上、その浪人者は、城代家老が本物で
ザ・ピーナッツ扮する小美人が歌う有名なモスラを呼ぶ歌。歌詞の意味内容は一切不明ながら強烈に耳に残るフレーズ。東宝特撮映画史の中でも独特の存在感と人気を誇り、平成でも主役でリメイクされた唯一のゴジラ以外の怪獣モスラ。幼虫から成虫までもろに“蛾”そのもののデザインなのだが、見事にビジュアルが完成されている。<ストーリー>南太平洋を航行中の船が台風に遭遇し沈没したが、船員たちはインファント島で救助され帰国した。インファント島調査隊が結成され、探検隊は身長三十
「独立義連隊」からはじまった“愚連隊シリーズ“、“作戦シリーズ“は、はみだし者部隊の活躍を描く陽性アクションの娯楽戦争映画でどの作品も楽しい。<ストーリー>昭和二十年、日本軍北支最前線、東平橋守備隊は八路軍のために全滅した。蟻兵団和地部隊は東平橋爆破決死隊を組織して、危機脱出を計った。選ばれた決死隊は一色中尉(仲代達矢)、栗山軍曹(佐藤允)、天道二等兵(夏木陽介)、女木原二等兵(堺佐千夫)、西上等兵(平田昭彦)、それに道案内の佐野鉄山(中丸
円谷英二の東宝特撮映画50本目の節目として、構想3年、製作費3億8000万円、製作延日数300日、特撮パートが全体の3分の1を占める超大作(「東宝特撮映画大全集」より)いわゆる怪獣映画以外の東宝特撮映画では「宇宙大戦争」「地球防衛軍」「世界大戦争」と並ぶ傑作。“妖星”という言葉もいい。<ストーリー>質量が地球の6,000倍あるという妖星ゴラスが発見され、いずれ地球に衝突することがわかる。ロケット推進装置を南極に設置し地球の軌道を変え
ぺシル近くまで戻ってきた大角(三船敏郎)。しかし大角は盗賊団に取り囲まれてしまう。馬を奪われた大角を急がないと間に合わないぞとからかう首領(佐藤允)は、縄を掛けて彼を引きずり回し、そして首まで埋まる穴を掘れと命じる。隙を突いた大角はまた馬を走らせる。眼前に谷を見た大角は馬を降り、岩壁を下っていく。地獄谷だった。谷底に転落した彼は白骨とキノコを見る。水だと思ったのは燃える水のようだった。現れた不知火のおばば(天本英世)が火をつける。その頃、王(三橋達也)は円斉(中丸忠雄)を呼んで言う。もし大角
花まで咲くオアシスを見つけた円斉(中丸忠雄)と大角(三船敏郎)の二人が一息ついていると、水の中から仙人(有島一郎)が現れる。女二人を見なかったかとたずね、助けようとして待っていたのだが、眠ってしまったのだと言う。円斉と大角は二人の女を廃墟で見かけていた。ぺシルにたどり着いた二人だが、そこでは人に避けられ、宿の主人(田崎潤)と娘(浜美枝)には捕らえられるから早くこの街を出るように言われる。いっしょだったウイグルの商人連中もすでに捕らえられたらしい。そこに王妃(白川由美)が捕らえられたとの報せがあ
1954年の「ゴジラ」、1956年の「空の大怪獣ラドン」に続いて、本多猪四郎と円谷英二のコンビによる東宝特撮映画。怪獣が出てこない本格的SF映画(モゲラというロボットはでてくるが)<ストーリー>富士山のふもとの村で原因不明の山火事や山崩れが続発し、翌日、調査団が調べていると、地中から巨大ロボット:モゲラが現れた。モゲラは橋とともに爆破された。後日、調査団が空飛ぶ円盤の発進基地と推測された湖に到着すると、湖の中から球型のドーム出現し、ミステリアンと名乗る異星人はこ
NHKBSで放映された「ゴジラ」(1954年本多猪四郎監督1時間37分モノクロ)を録画して見た。実は、この映画が公開された1954年に私が生まれているので、ちょっと気になっていた。特撮は円谷英二で、音楽は伊福部昭である。日本映画の金字塔であり、日本人なら必見、「七人の侍」(1954年公開)より価値があるなどという意見もあって、こういう映画にはあまり興味がないが見てみることにした。あらすじは以下の通り太平洋の北緯二十四度、東経百四十一度の地点で、次々と船舶が原因不明の沈没をした。新聞記者
岡本喜八監督の「独立愚連隊」シリーズを引き継ぐ形で始まった作戦シリーズ。「どぶ鼠作戦」(岡本喜八)「やま猫作戦」(谷口千吉)、「のら犬作戦」(福田純)、「蟻地獄作戦」(坪内孝)と監督はそれぞれ違うが、娯楽アクション映画に徹していてどの作品も面白い。「やま猫作戦」はシリーズ唯一のカラー作品。<ストーリー>広大な中国大陸に日本軍は日夜、ゲリラの襲撃で莫大な損害をこうむっていた。ここ北支最前線を死守する大田原部隊もゲリラの間断なき攻撃に手を焼いていた。そこへ本
東宝特撮怪獣映画としては初のカラー作品。<ストーリー>九州の阿蘇山にある炭坑で、坑道に巣くう巨大なヤゴ・メガヌロンの幼虫による犠牲者が発生した。事件を調査する河村(佐原健二)は、その怪物をもしのぐ、巨大な怪鳥の姿を目撃する。その怪鳥・ラドンこそ、各地で相次ぐ災害の元凶だったのだ。その音速を超える飛翔速度はソニックブームを起こし、街はまたたくまに壊滅していく。そして、自衛隊の圧倒的な火力によってラドンを追いつめたかに思われたとき、もう一体のラドンが現れたのだ
岡本喜八の暗黒街シリーズ第2弾。(山本嘉次郎の「暗黒街」を入れるとシリーズ3作目)1960年代の岡本喜八の娯楽アクション映画はどれも面白い。前作「暗黒街の顔役」は、ノアール的な雰囲気を漂わせていたが今回は明るくスピーディでユーモアもあり、完全に陽性の娯楽映画。邦画では珍しい弾数の多い派手な銃撃戦が楽しめる。<ストーリー>荒神市では、暴力団大岡組と小塚組が砂利採取権をめぐって争っていた。そこへ東京から刑事藤丘(三船敏郎)が荒神署に汚職警官として左
「結婚のすべて」「若い娘たち」に次ぐ岡本喜八の監督3作目だが、これまでの軽快な青春映画とは全く異なる娯楽アクション映画。本作の前に1956年、山本嘉次郎監督で「暗黒街」という作品があり、主演が鶴田浩二、助演が三船敏郎なのでこの作品は続編的な性格の作品のようだが未見。(ストーリーの関連性はないらしい。)<ストーリー>金融会社社長の射殺事件で運転手を務めた横光組の小松峰夫(宝田明)は堅気の娘・陽子(柳川慶子)を恋してからは足を洗って歌手として身を立てよ
この作品が『暗黒街』シリーズの1作目と思っていたら、実は『暗黒街』(1956年)という作品があり、山本嘉次郎が監督をしている。出演者も鶴田浩二と三船敏郎と被っているからこちらが1作目と呼べなくもない。ただし岡本喜八が今作から監督してシリーズを撮影している。まとめ『暗黒街』山本嘉次郎監督(1956年)『暗黒街の顔役』岡本喜八監督(1959年)『暗黒街の対決』岡本喜八監督(1960年)『暗黒街の弾痕』岡本喜八監督(1961年)『顔役暁に死す』岡本喜八監督(1961年)
いっとき、普通のチームになったかと思いましたが、昨日は今シーズンのいつものライオンズに戻ってました😅連綿と続くゴジラシリーズで唯一タイトルにゴジラが出て来ない作品です。メカゴジラの逆襲しかも『最新メカゴジラ・シリーズ第2弾』とか謳われてしまう怪獣王の排除っぷり。しかも新顔のチタノザウルスは怪獣ではなく、恐龍と云う位置づけです。コイツのソフビを見かけた時に高いと思いつつ新宿のゴジラ・ストアで購入したら、今では販売終了で高値が付いてましたね。スタッフからは首が長すぎるのでフレームアウトし
『椿三十郎』映画トーキー96分白黒昭和三十七年(1962年)一月一日封切製作国日本製作言語日本語製作会社東宝黒澤プロ製作田中友幸黒澤明原作山本周五郎(『日々平安』)脚本黒澤明小国英雄菊島隆三撮影小泉福雄斎藤孝雄美術村木与四郎録音小沼渡照明猪原一郎音楽佐藤勝整音下永尚監督助手森谷司郎制作担当者根津博剣技指導久世竜出演三船敏郎(椿三十郎)小林桂樹(木村)仲代達矢(室戸半兵
しかし、それが実現しようとしていた頃。舟で偶然に知り合ったある娘と鶴千代(三船敏郎)は剣の稽古を終えた後に毎日会うようになる。鷹司家一門の一条成久(志村喬)の娘、菊姫(新珠三千代)。公家であった。鶴千代は、師匠の藤堂帯刀(藤田進)に「いまだ修行中の身。女にうつつをぬかし、どうして剣の道を極める!」と、免許皆伝を目前にして叱責される。また、菊姫には婚約の話が進んでいたのである。木曽屋(東野英治郎)は一条成久(志村喬)に会って鶴千代と菊姫について許しを得ようとするが、一条に「れっきとした大名のご子息
ひとつ前の当ブログで『黒帯三国志』(1956谷口千吉監督)を取りあげました。柔道家の三船敏郎さんが、師匠(佐分利信さん)の道場を乗っ取って「拳闘ジム」にしてしまった藤木悠さん、その仲間の伊庭兄弟(佐伯秀男さん、平田昭彦さん)と戦います。クライマックスは、「少林寺拳法」の使い手の平田昭彦さんとの決闘です。平田昭彦さんといえば、東京大学出身で知性的な雰囲気、『ゴジラ』(1954本多猪四郎監督)の芹沢博士のような科学者やインテリの役がピッタリですが、この『黒帯三国志』のようなアクションにも出て
「暗黒街」とは名付けられていないものの、続編のような作品。家出してアラスカで伐採事業の監督をしていた佐伯次郎(加山雄三)が帰国する。彼の父、大三(林幹)は倉岡市の市長に当選したが、祝賀パレードで狙撃され死亡していた。自宅には2年前に大三の後妻になったという一癖ありそうな久子(島崎雪子)がいた。そして後継の今村市長(柳永二郎)は自宅の一部を保育園にするほどの子ども好きだが、倉岡市は後藤組と半田組という対立するヤクザ組織にすっかり牛耳られており、なすすべがない様子だった。次郎は真犯人を突き止めるべ