ブログ記事122件
女神クリオ代理画像【中古】クリオの顔歴史随想集/E.H.ノーマン,大窪愿二/岩波書店[文庫]...326円楽天徳富蘇峰による幕末史の大著。今回は尊皇攘夷編として幕府と朝廷との対外交渉について、幕府、朝廷、そして孝明天皇の温度差を確認する。蘇峰の特徴は、既に著作が二次史料の集合体であり、討幕前に至ると、一ページに付き、1分の時間差を迎えているのではと、その緻密さと史料引用の豊富さに驚くばかりである。現在では、大東亜戦争での《開戦の詔書》の原案を構想した件で、現代
残念ながら…3月15日に予定していたよみうりカルチャー横浜講座4月12日に延期となっておりましたが再度のよみうりカルチャー休講に伴いまして、代替え日設定も難しく中止となりました2018年4月から、権先生の半年間の「刀からみた新選組」。そのアシスタントとしてお手伝いしてその後を引き継ぐ形でスタートした私の講座。2018年10月から2019年9月までの1年間で、おおまかな「新選組史」の講義をして参りました。そして2019年10月からは、少し趣向を変えて各テ
本日10日まで休講になっていた「よみうりカルチャー」の各講座。19日まで休講延期が決定されました従いまして、私の15日の講座も延期です。4月12日13時~になります。テーマはそのまま「もうひとつのアボルタージュ。箱館軍の美戦士たち」ですこの回だけの「体験講座」も可能ですまた再度のお知らせですが「よみうりカルチャー横浜」にてGWに権東品・汐海珠里の各公開講座があります。☆現代に現れた近藤勇の虎徹(お申込み・詳細はこちら★)
勉強法教養講座「情報分析とは何か」(角川新書)Amazon佐藤優氏による『インテリジェンス』入門。目線を超えて考察する重要性を説いている。こと、歴史に関しては『歴史観』の構築が重要となる。特に歴史は(教養)の総合であり、歴史の解釈を誤ると、永遠に軽蔑されてしまう。現状の会津が【観光史学】と軽蔑されてしまう。原田伊織のへイト本が一時期ヒットして、この原田伊織の出版利権に飛びすいた馬鹿が二名ほどいたそうなwww名前は晒さないが。彼らを含め、歴史哲学を軽視するから、歴史分野におい
一泊目は一気に青海島、角島大橋展望台、下関までせめて、翌日は下関を堪能して秋吉台に向かいます。そして夜の宿は萩へ萩は素晴らしい、到着して一気に時代の違いを感じることができた秋吉台、秋芳洞もとても素晴らしかった秋芳洞は、数10万年かけて秋吉台の下に誕生した洞窟で日本最大。確か10kmとかあってそのうち1kmくらいが歩けるようになっている。でかい。本当にでかい秋吉台の地下100-200mにある鍾乳洞なんですが、それが17度という一定の温度で保たれていて、冬は暖かく、夏は暑くない
豊永伊佐馬はなぜ殺されなければならなかったのか、どうしてそのようなことが起こってしまったのか。それを考えるのに大きなヒントになりそうなのが、殺害された場所である縄手通四条という場所です。縄手通とは、鴨川の東側を縦に通る大和大路通(やまとおおじどおり)のうち、三条通から四条通までの区間がかつて鴨川の土手であったために特に縄手通と呼ばれたものですが、現在では三条通の南側に京阪バスターミナルがあるために道が途切れていて、三条通のひとつ南の若松通から四条までとなっています。また、三条か
WaitingOntheWorldtoChange.今度の収録ではジョン・メイヤーの「WaitingOntheWorldtoChange」という曲を選んでみようと思っています。世界はまたまた巨大な価値観が衝突しています。オーストラリアの大火災を見るに地球から突きつけられた最後通牒は期限が迫っています。まさに人類文明の一大分岐点。多くの方はユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』や『ホモ・デウス』を読んでいないでしょうか。サピエンスという種の強みと弱さ。世界中で起きてい
先日、出版舎「風狂童子」代表取締役の杉﨑さま「新選組史再考と両雄刀剣談」共著の権先生との打ち合わせ&関係者忘年会がありました。楽しかった~「風狂童子」の最新本はこちら勝海舟関係写真集先日もご紹介しましたが、ずしっと重みのある凄い本です(ご紹介・お申込み記事はこちら☆)で、ふと。そういえば「読書の記録」ってブログ書いてたけど、ここのところ「史資料本」以外の本ってほとんど読まなかったので、いつ以来かなぁと思ったら…なんと昨年の10月以来時々、読
西洋哲学史―近代から現代へ(岩波新書)990円Amazon新書の体裁であるが、専門書としても遜色は無い。又、入門書として読んでみても気になった哲学書を本入門書と捉えて読んでみれば、これは之で面白いかもしれない。例えば、本書でカントにおける「神の存在を証明できない」といった視点から【歴史哲学】ガキになるところである。★★★★毎回苦笑するだけであるが、新選組研究家と称する面々の歴史哲学の貧困性には呆れるだけで
近世日本国民史〈第79巻〉法律制度篇(1960年)Amazon徳富蘇峰が人生の大半を費やして全百巻を隔てて完成した歴史修史。こと幕末史を学ぶ学徒で有れば、読まなければ《モグリ》と罵られても当然視されるほどの基礎文献。古書屋で探せば必ず見つかる重要書籍!こと新選組にも触れており、幕末政治史の重要局面では細かく触れており、《桜田門事変》においては全五巻に及び描かれている。あくまで蘇峰の歴史観で描かれてはいるが、蘇峰本人は、あくまでも歴史観を読者に問う形で勧めており、一次史料を場合によっ
落語の言語学(講談社学術文庫)Amazon落ちを含めた落語を《言語学》としてバラバラに解体しつつ、言葉を見つめ直す。おなじみ《目黒のサンマ》の件や、帯に書かれている『何故言葉だけで笑えるのか』といった言語の観点で落語を見直す。※※※歴史に於いても、旧新人物系雑誌で発刊された旧幕府vs新政府系の対立など講談調の雑誌が多く、現在ムック系書籍で『新選組』雑誌を見ると、相も変わらず『勧善懲悪系』に呆れてしまう。組
やったー‼️現地のガイドさん、通訳、何もなし、一人きりでイギリス国立公文書館で登録カードを作り(3年有効)、しかも時間の無い中、幕末の、あのイギリス公使だったハリー・パークスの外交文書、しかも海援隊の藩論を絶賛した部分を、手にしたー‼️やったー‼️やったー‼️もう泣けますー(涙)。一人で興奮して、飛び跳ねていました。京都佛立ミュージアムの館長として、『仏教徒坂本龍馬』の著者として、これは本当に、本当に、本当に、嬉しいことでした。幕末史の研究家でも、パークスの書簡の実物なんて、なか
↑ちょいと明るい色にしました今日は、久しぶりに美容院へ行きました白髪が大変なことになっていたので、重い腰を上げて出陣いたしました。私、女のくせに美容院が嫌いなのです。もう何十年も同じ美容院で、スタイリストさんは三回変わりました。それはいいのだが、雑用をこなすスタッフさんが変わるとなんだか緊張してしまいますただのヘタレでしょうか?↑ここのところ暑かったので懇願「お願いです。本当にお願いですから、た
夜中の台風の風雨と携帯の警報メールが煩かった怖かった、珠里です皆さまのところは被害はありませんでしたでしょうか。昨日の午後は、よみうりカルチャー横浜での前期講座の最終回でした。昨年の10月にスタートした、新選組の講座。1年をかけて「新選組史」を一通りお話しました。私自身もブログを書いていた頃より、もっと深くの「幕末史」の勉強にもなり、とても有意義でとても楽しい時間でしたご参加の皆さまには、心より御礼申し上げますという事で来月からはまた新たに第三期の講
織田作之助に「蛍」という小品がある。幕末史に名を残す「寺田屋」のご寮はん「登勢(とせ)」を描いた作品だ。寺田屋といえば、島津久光が兵を率いて上洛したとき、過激派が武力討伐だと騒いだのに久光のほうは公武合体論者で、寺田屋に集合していた80人あまりの薩摩の過激派(他藩士を含む)を、同じ薩摩藩士に討ち取らせた事件が有名だ。このとき過激派の薩摩藩士有馬新七が「おいごと刺せ~」と叫んだのは誰もが書いているのでその通りなんだろう。すさまじい話だ。普通の作家ならこの事件や4年後の坂本竜馬襲撃事件を
ブロともさんが記事で紹介していた雑誌『歴史人』~「幕末諸隊の真実」を先日購入しました。「幕末諸隊反幕派・佐幕派全108隊リスト」と銘打っていて、主な隊(組織)は数ページにわたって紹介されており、そうでない隊は相川司先生監修の「諸隊108全国リスト」として各5行程度の文でわかりやすく紹介されています。・・・相川先生、こういう仕事多くないですか?(笑)まだ全部は読み切れていませんが、そこそこ詳しく、とりあえず無難な内容ではあります。細かい点はさておき、大きな間違いはなさそうだ
「歳様戦死」のあとの幕末記事は「弁天台場降伏の日」と「五稜郭開城の日」だけにしようと思っていたのに…なんかやっぱり箱館から戻ってきて、毎日書いてしまいましたじゃないと、ちゃんと繋がらないような気がして。。。それももう一昨日で終了です。「150年前の本日」は、もう書くことはないのかな。もしかしたら、時に「15×年前の本日」は。。。って書くかもしれないけれどちょうど「150年前のその日」におきた出来事を書いていこう、と思ったのは、今から6年8ヶ月ほど前の事。
まてまてまてまて、昨日からダイエット宣言したよな?お前したよなあああああああ!!!!お弁当2つ食べちゃった。食べれちゃった。自分でもびっくりです。余裕で食べれちゃった。三日坊主どころではない、スタートすら切れない自分に嫌気がします。まじか、、、、朝の体重が65kgあれ?何故増える?かーらーのーお弁当2つだったので、夜は怖くてはかれませんでした。。(どのみち、いつも空腹時にはかっているので正確な記録が取れないと思い、はかりませんでした)いやほんと、笑い話にもなりませんよ。明日か
1池田屋事件から禁門の変へ幕末の歴史を大きく動かした出来事として、倒幕派の首魁である薩摩藩代表西郷隆盛と長州藩代表桂小五郎が京都の薩摩藩邸で締結した両藩の同盟はあまりにも有名だ。いわゆる薩長同盟である。その立役者となったことで、土佐藩の坂本龍馬の名前も不朽のものとなる。薩長同盟の目的とは、倒幕。以後両藩は倒幕に邁進し、薩長同盟は幕府に引導を渡す歴史的役割を演じたというのが幕末史の常識だろう。ところが、この薩長同盟が果たして倒幕を目指すものであったかについて
20世紀号に乗りまくってオーシャンズ11ちゃっかり2回観て夢現無双/クルンテープ観てどれもものすごく楽しかった!だけどそれらの感想書いてないんですけど。でも。壬生義士伝に大いに泣かされたので、これを書きます。まずー雪組は顔が良い。どこを観ても顔が良い。そして、殺陣があまりに上手い。正しく言えば、望海さん、上手くなった。これがベースね。作品そのものとしてーわたしは原作至上主義です。幕末史は特にハマった時期があります。ですから当然、予習のために読書しました。予習の時点で
既に更新済みですが、happywebの占いコレクションに連載しているコラムです。http://mbhappy.com/searchArticleList.php?wKey=56何が基準でどうしてなのかはわかりませんが、会員さん限定になっているのでご覧いただくには会員登録必要(無料)が必要になります。HPアドはこれまで書いた一覧になります。今回は明治天皇と昭憲皇太后。5月で令和と元号も変わりましたので、古きを観て知ることで新たな時代を考えるのもいいかな。今の時代
長州・久坂家の末裔でありながら、まっっっっったく幕末史に興味のない子どもたち(ーー;)去年の7月以来の再訪。コスプレコーナーで、だんだら羽織を物色していたら、ウルグアイ人のお兄さんから質問が。「浅葱色の隊服と黒の隊服は、何が違うのですか?」「このアニメのパネル、近藤勲はどれですか?」まさかの銀魂ファン(笑)ハニー近藤さんの大ファンだそうです。↑ミーツー(๑>◡<๑)。。。。。。。。ウルグアイはアルゼンチンの隣でスペイン語圏。「銀魂」に超詳しく、アルゼンチン大
すみません……………時間が無~く……………前に書いた、アタクシ自身の、ブログをリブログさせていただきま~す…(;^ω^)(最近多くなっちゃいました…ネタ切れ?ww)…………もう~4年も前のブログなんですけど…………半年ぐらい、ブログに幕末史を書いたことがあって(。・ω・)ノ゙………本などに、あまり詳しく書かれていない、「鳥羽伏見の戦い」の内容を細かく書いてみました…川 ̄_ゝ ̄)ノハロー♪…………その中のエピソードの一つ…
幕末維新ミュージアム霊山博物館のリニューアル休館は残念だったが、気を取り直して向かった先は、🚴...祇園の夜桜、枝垂れ桜の名所として知られる円山公園回遊式日本庭園の奥にあるのが、龍馬、慎太郎さーの立派な銅像近くで見ると凄いな新しいニッポンの将来を見つめる強い思いが感じられる。円山公園から四条通りを西へ向かい鴨川に架かる四条大橋を渡り京都一の繁華街と言われる河原町へ老舗と新しい店が混在するどこにでも在りそうなアーケード街こんな繁華街に龍馬・慎太郎遭難の地(近江屋跡)なん
月末になったので説話社さんの公式サイトhappyweb更新となりました。今回は坂本龍馬。前回書いた大山捨松の幼少期。彼女を養女に迎えた函館の牧師は、龍馬と武市半平太が逃がした山本琢磨(龍馬の従兄弟)だったとかJRお茶の水駅の近くに建つニコライ堂は山本に縁のある建物というのも歴史の妙ですが、彼の功績やドラマは様々な方が書いて経緯は大抵の方が知っているのでそこには大きく触れずいくつかある彼の誕生日説を基に考察。お龍さんとのホロスコープ重ねています。http:
アーネスト・サトウと倒幕の時代1,944円Amazon孫崎享(著)対米外交政策の権威である孫崎氏が幕末史でアーネスト・サトウを語る。サトウに関する細い逸話については、大いに参考にはなった。但し、大筋では荒唐無稽な陰謀論ばかりで、ハイエンドの歴史ファンには向かない書籍である。孫崎氏が語るには、作家であるっ半藤氏の書籍を紹介して『陰謀論』について幕末史(新潮文庫)半藤一利の『幕末史』を盾にして陰謀論を粉飾されており、呆れるしかない。更に呆れたことは、佐々木克氏が中公新
楽學空メニュー/ご予約可能日/ラジオ番組たまご革命/出版書籍幕末芸州広島藩研究会、新春初の開催は1月16日とのこと。参加ご希望の方は、事務局担当の山澤さんまでメールでご連絡どうぞ。今、芸州広島藩、神機隊が熱いです。第22回幕末芸州広島藩研究会テーマ「幕末人物伝・幕末史を動かした辻将曹」講師:穂高健一先生日時:1月16日(水)18:30~会費:2,000円会場:別途連絡事務局担当:山澤(やまさわ)さんメール:yamasawa@mix-net.co.j
大庭裕介『江藤新平尊王攘夷でめざした近代国家の樹立』興味深く読みました!!多くの人が持つ江藤新平の良いイメージは、毛利敏彦氏の著作に代表されるようなー司法権独立を推し勧め、不正を追求し、人民の権利を擁護したー現代に通じる民主主義的な人権意識を持った人物ーと言う感じ?でしょうか。しかし大陸政策を掲げていた戦前の日本では、征韓論者として江藤は評価されていました。大正時代の伝記『江藤南白』もこの頃出版されています。大庭氏も指摘されるように征韓論者の江藤像と民主的社会実現に尽力した江藤像は整合性