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こんばんは。↑Amazonプライム・ビデオのレンタル。幕末史にハマっています。日曜日のおうち晩御飯です。ハローデイの「貝づくし握り寿司」、銀だらみりんです。蕪の味噌汁です。続いてNHKオンデマンドで『龍馬伝』を観出しました。
「幕末史」(半藤一利)薩摩、長州というと、外国との距離感が近くて、行動力と知識を備えた人材豊富で、(保守的な幕府に対し)革新的で、だからこそ明治維新の原動力となり得たという肯定的な印象を持っていた。半藤一利さんは、長岡出身ということも少なからず影響してだと思うが、この「薩長史観」に否定的で、「1868年の暴力革命を誰もが立派そうに明治維新といっている」「明治維新は天皇の尊い意志を推戴(すいたい)して成しとげた大事業であるなどという、そんな薩長に都合のいい一方的なことではまったくない」
12/8、12/9は、今年お世話になった岐阜県恵那市岩村の方々が、都内へ来られるというので、史跡巡りに随行させていただきました。12/8は、佐藤一斎墓所と林家墓地。いずれも、通常は一般非公開の墓所です。そして、12/9は、佐藤立軒墓所と湯島聖堂などを巡りました。2日間とも、12月というのに季節外れの「小春日和」。冒頭の写真2枚は、湯島聖堂です。そして、最後の写真は、佐藤一斎の3男・立軒の墓所。佐藤一斎顕彰碑も建立されています。この2日間、岩村の皆様と同行したほかに、近隣の多数の史
今日は八月十八日。日本の歴史、特に「幕末・維新」に興味のある方なら、誰でもご存知の「八月十八日の政変」文久三年八月十八日、当時、朝廷の実権を握っていた長州藩と尊皇攘夷派の公家が公武合体派のクーデターにより一夜にして権力の座を追われ、京都から都落ちした事件です。七卿落ちの図この事件が実際に起きたのは、西暦では1863年9月30日。これはもう秋ですね。つまり真夏ではないのです。かなりイメージが違いますね。でもこれが事実です。時々、大河ドラマや幕末ものの映画で、この
昨日も激アツだったので家にいた。昼間は家事と読書。ハイネの本は資料用に。旧漢字が使われているので、時々「ん?」となりながらもなんとか読了。そんなハイネを読んでいると疲れるので、気分転換に読んだ半藤一利さんの幕末史。こちらは講演を行ったときのものを文字に起こしたので大変わかりやすい。ちなみに再読。歴史をきちんと勉強していなかったので前回読んだときは頭に入りづらいことも多少あったけれど、近頃はほかの書物やテレビ等で幕末史を浚ったこともあってとてもよく
7月2日(日)は、日比谷公園内にある日比谷コンベンションホール(日比谷図書文化館内)において、2時間余の講演を行わせていただきました。テーマは、「幕末動乱の源流志士の行動の深層を探る~江戸の聖人・佐藤一斎に学ぶ」です。そして、今回は「佐藤一斎の生涯」として、当時としては高齢の88歳まで生きた佐藤一斎の一生を紹介しました。約120分の所要時間のなかで、本編は約90分。つまり、一斎の一才を1分で話さなければならない。高齢になってもなお新たな活動に取り組むという波瀾万丈な一斎の人生。なん
本日、2023年7月7日で「新選組流山隊」を結成してから、ちょうど20年となりました。これも、今までご縁のあった方々のおかげです。あらためて、感謝申し上げます。そして、これを機に、新たに「松下歴史塾」を創設することになりました。「代表幹事」は瀬古茂二郎さん、私が「塾長」となります。目的は、楽しみながら歴史を学ぶことで、現在を知り未来を考えること。そのために、研究学習、発表(講演や展示会)、史跡探訪、等々の活動を行います。当面は、幕末史を中心に、戦国時代をはじめ日本史全般を対象としま
今年も色々と活動した報告もあるのですが、とりあえず今週末に講演をさせていただくので、この場でPRをいたします。佐藤一斎という名前を初めて聞く方がほとんどでしょう。しかし、この人物はとても重要です。まずは一度、講演を聴いてみてください。幕末史を考える上で、いかに重要なことかが解るでしょう。まだお申し込みが出来ますので、よろしくお願いします。
2018年以来、このブログは更新をせず、放置していました。そろそろ復活させようと思います。歴史研究も、新選組のイメージが強くなりすぎたので、少し分離をしたいと思います。「新選組流山隊隊長日記」は、新選組を中心としたブログとして継続し、こちらは、歴史研究全般と個人的な感想や随想録的な内容を記載していきます。さて、この間に、世の中はコロナ禍で大きく変わりました。そして、個人的にも、大きな変化がありました。詳しくは別の機会にするとして、2022年は、遠方の史跡案内が復活しました。京
皆さんこんにちは('ω')ノ♪今日も変わらず静岡は厳しい寒さが続いてますが、お変わりありませんか(*'▽')。さて、昨日のこと…先日ヤフオクで落札した梅の軸を受け取りましたが、この作者が歴史上の人物で幕末史の重要な出来事『八月十八日の政変』で京都を追われその後復権を果たした東久世通禧(ひがしくぜ・みちとみ)の筆によります。東久世通禧・八月十八日の政変についてはこちらからご覧頂けます。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓東久世通禧-Wikipediaja.wikipedia.
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およそ1年ぶりのブログ更新です。長いのを覚悟できる人だけ読んで下さい。幕末オタクが思う事ですので、みどりちゃんや俳句等とは無関係です・・・あしからず・・・。今年の世界のニュースは、何と言っても、ロシアとウクライナの戦争。あまりにもウクライナ国民が可愛そうすぎる。そしてイギリスエリザベス女王の崩御(という言葉で良いのか・・)。この情勢をニュースで見て、まずロシアとウクライナのクリミア半島の取り合いの話。そういうと、昔クリミア戦争って歴史の授業で習ったよな・・。クリミア戦争=1853年
世界の覇権争いに巻き込まれた幕末のヒーローが、未曾有の危機にどう向き合ったのか。グローバルな視点と本格ドラマで「新しい幕末史」を描く新番組が始まる。歴史の空白を埋める機密文書が発掘された。覇権争いをリードした大英帝国が、江戸や京都に侵攻する全面戦争計画を進めていたことが明らかになる。戦場を一変させた兵器の威力を実験で解明する。列強と激しい駆け引きを繰り広げた幕臣・小栗忠順にスポットをあてる。こうしたことをドラマとドキュメンタリーを交え、グローバルな視点から考察する番組が10月16日午
大山巌の国葬は個別の勅令によるものです。前の敗戦後に「国葬令」は国会で廃止の手続きがとられていますが、大山巌の国葬を命じた大正五年勅令第二百四十四号は、廃止の手続きから漏れておりまして、いまなお国葬が営まれたことを否定する材料がありません。国葬ではありますが埋葬までの準備期間は僅かに一週間、その間に近い将来の墳墓築造までを見据えて墓所を選定したのです。準備期間が短いのは、宮内省からの御達しで神葬祭となったためで、(火葬せずに)土葬することになったからでした。もたもたしていると遺骸が腐敗して
那須でも多少の雨が降りましたが、全国的には大荒れの天気でした。各地から大雨被害の情報が入ってくるなか、大山巌墓所は風もなく小雨そぼ降る静寂さでした。先月、配送を依頼したものの、再三にわたって持ち戻られ、配達不能として処理されようとしていたパラソルを、今月はじめて使用しましたが、衝撃的事実が発覚。主柱のパイプが太すぎて、テーブルの穴に入りません。やむなく紐で固縛してみたところ、どうにかなりました。しかし、風があるときはダメでしょうねぇ。天然自然の力とは恐ろしいもので、5月の西那須野観光協
京都駅から見ると、東北の方角、平安神宮の北方向に、浄土宗の大本山、金戒光明寺があります。鴨川の東側です。鴨川は、京都市を南北に流れている川です。この鴨川と交差し、市の東西を走る丸太町通りのやや北に、金戒光明寺は位置します。JTBパブリッシングの地図より同じ丸太町通りを今度は西に行き、鴨川を越えてやや歩くと、京都御所が見えてきます。京都御所と金戒光明寺の位置関係はこんな感じです。1600年代、御所の西に、二条城と京都所司代を作ったことを考え
大山巌墓所は個人の私有地で、原則として非公開ですが、各月に一度ずつ年間12回の月例参拝日を設けています。月例参拝では、参拝を予約した個人もしくはグループに入場を許可します。なにぶん個人所有の私有地ですので、予約の無い無断での立入を禁じます。予約せずに敷地へ侵入した場合、すみやかに退去してください。退去しない場合は警察に通報します。墓は見世物ではありません。見物目的での立入を固く禁じます。参拝予約申し込みは毎月の第三土曜日のみ無償で受け付けます。2022年6月は、18日が月
『幕末史』(半藤一利著、新潮文庫)を読了しました。作家でジャーナリストの半藤一利が、ペリーの来航から大久保利通の暗殺にいたるまで、幕末から明治維新までの25年の動きを分かりやすい語り口でまとめたものです。講義の書き起こしのようですね。かつて幕末史についてハマったことがあるものの、この数年は少し遠ざかっており、改めて半藤先生の著書で学びなおそうと思った次第です。懐かしい出来事や人物の名前もたくさん出てきて楽しかったですね。巻末に年表が載っていますが、日本の政治体制も生活様式も
大山巌墓所は個人の私有地で、原則として非公開ですが、各月に一度ずつ年間12回の月例参拝日を設けています。月例参拝では、参拝を予約した個人もしくはグループに入場を許可します。なにぶん個人所有の私有地ですので、予約の無い無断での立入を禁じます。予約せずに敷地へ侵入した場合、すみやかに退去してください。退去しない場合は警察に通報します。墓は見世物ではありません。見物目的での立入を固く禁じます。参拝予約申し込みは毎月の第三土曜日のみ無償で受け付けます。2022年5月は、21日が月
今頃ですが年末に放送していた大河ドラマの「新選組!」のダイジェスト版3回分を観終わりました。リアルタイムでは観てなかったのであ~、こういう感じだったのねと大筋は分かりましたがダイジェスト版なので全てきっちり観たかったなと思いました。芹沢鴨役の佐藤浩市さんの演技が良かったな~。佐藤さん、『鎌倉殿の13人』の最期の演技も切なかったし。。そんな幕末を扱った「新選組!」を観つつ半藤一利さんのこの「幕末史」を読みました。幕末史Amazon(アマゾン)1〜5,742円半藤
3月16日深夜に発生した地震の影響で一部区間が不通だった東北新幹線が、さる4月14日から全線で運転再開しました。当初の見込みでは「4月20日前後の全線運転再開を目指す」とのことでしたが、大幅に前倒しで復旧が進みました。おかげで月例参拝の移動日である15日は、新幹線で那須塩原まで行けました。ただし、16日は台風が近づく予報でしたから、参拝の予約はゼロでした。2月、3月が中止でしたので、3ヶ月ぶりの開扉です。常緑広葉樹は年中葉を落としますから、敷石を埋め尽くす勢いです。まだ雑
【映える幕末史~新感覚な歴史の教科書】著者:スエヒロ出版社:大和書房ISBN:9784479393603発売日:2021年3月20日【作品紹介】伊能忠敬の通販広告、幕末のイケア、徳川家定のインスタグラム、吉田松陰のFacebook投稿…。幕末から明治時代へと移り変わる時代の出来事を、現代の日常生活でよく見かけるものに置き換えて紹介する歴史パロディ。(honto/商品説明から引用)【感想】学生の時にこの本と出会いたかったー!めっちゃ内容が面白いです。色々なパロディー
12月になりました。今年もあと一ヶ月ですね。さて、度々の告知となりますが、来年1月からの講座のご案内と募集です。今回はオンライン(zoom)でも行いますので、ご興味のある方は是非以下、お知らせとなります。2018年10月から続きました、よみうりカルチャー横浜講座「汐海珠里さんと楽しむ『新選組研究会』」は、第Ⅶ期をもって、一昨昨日の講座にて終了とさせていただきました。その前半年の権先生のアシスタント参加から、ずっと続けて下さっている方々もおり本当に感謝の気持ちでいっぱいで
今日ご紹介するのはこちら(☞◑ω◑)☞「蒼狼の剣グラフィックス新選組」新選組のストーリーを美しい写真と共に紹介している本です📕✨文章量はさほど多くないのだけど、重要なことを掻い摘んで、歴史をそれほど知らない人にもわかりやすく解説してあって読みやすいと思う✨写真と、そこに添えてあることばがぐっと心をつかむので、他の新選組本よりも感性に訴えかけてくる🥺「青天を衝け」のまっちー土方さんの最期(もう美しすぎた😭)を見てからまたこの本の五稜郭のところを読み返してみたら、なんかすごく悲しくなっ
今日ご紹介するのはこちら(☞◑ω◑)☞「新選組一番組長沖田総司の生涯」昨日の「青天を衝け」でまっちーの土方さん洋装バージョンがかっこよかったので、新撰組関連いきます(ΦωΦ)フフフ・・(あの活躍のしかたは反則ʚ🥺ɞ)因みに土方さんの本は以前紹介したので↓↓↓『土方歳三と新選組10人の組長』今日ご紹介するのはこちら(☞◑ω◑)☞「土方歳三と新撰組10人の組長」昨日「青天を衝け」でまっちーの土方歳三初登場だったので👏🏼元々新撰組好きで本もたくさ…ameblo.jp今回はるろ剣最終章Th
近現代史作品を多く手がけ、日本近現代史の歴史探偵を自称された作家の半藤一利(はんどうかずとし)さんがお亡くなりになりました90歳だったそうなので天寿をまっとうされたんですねお名前だけではピンと来ない人も多いかも知らないけど、半藤さんの本は映画にもなってますのでご覧になった方も多いのでは?例えば聯合艦隊司令長官山本五十六誰よりも日米開戦に反対していたのに海軍軍人として真珠湾攻撃を決断せざるをえなかった山本五十六のお話です聯合艦隊司令長官山本五十六(文春文庫)A
説話社さんの公式サイト「愛と癒しとスピリチュアル」占いエッセイ更新致しました。2020年ラストはタイトル通り日本史上最後の征夷大将軍徳川慶喜です。愛と癒しとスピリチュアル「占いHAPPYWEB☆」-日本史上最後の征夷大将軍徳川慶喜-(mbhappy.com)来年の大河ドラマが渋沢栄一。ここにも登場してくる人ですね。幕末維新の要で、欠かすことのできない人ですが鳥羽伏見の戦いの際の敵前逃亡明治時代の生活ぶりから、正直、私もマイナスイメージがありました。ホ
お世話になっております。令和歌謡のBABUです。気分転換に司馬遼太郎氏の短編集「幕末」に収録されている「桜田門外の変」を読んでから映画もあった、というのを思い出し見てみました。ところが、この真夏のせいか、肝心の井伊大老襲撃のシーンの牡丹雪が降りしきる極寒の中での壮絶さが今一つ響いてこなかった。これは冬に見るべきでした(笑)井伊大老の首を切り落として持ち上げるシーンが2010年現在の映画でちゃんと描かれているのにビックリ。ナメていました。
くゆる万葉集「悔ゆ」と掛けて/大分毎日新聞古語「くゆ」からきている言葉で、辞書は「壊」「崩」の字を当てる。『万葉集』(小学館、新編日本古典文学全集)には「鎌倉の見越の崎の岩くえの...災害から文化財守れ「ぐんま史料ネット」設立へ47NEWS災害時に古文書などの歴史資料を保全するため、群馬県内の研究者らが「群馬歴史資料継承ネットワーク」(ぐんま史料ネット)を来月12日に設立する。専門知識...幕末の「ざれ歌」、横須賀で発見米国人も「同じ世界の人」黒船来航時、
今回は読んでた本のことなど磯田先生の龍馬史を読み終えましたこちらも前回と同じで、最初に司馬遼太郎さんの竜馬がゆくを読んでいてもおかしくないとこなんですが、そこはほれ新選組が好きだから官軍寄りの人物の話は読んでません!(笑)なので、磯田先生が書かれた龍馬を読んでみることにしました物語としてでなく、実物大の龍馬はどんな人だったのかとしてΣd(・∀・´)磯田先生の本を読んでいて書かれていたのは、龍馬がいたから薩摩藩と長州藩が共同戦線を組めることが出来たということや、どちらかと言うと政治家とし