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Believe1/54Believefinalstory/Side-A💝WISHES💝ようやく出口に辿り着きました。赤い仔羊ちゃんも緑の仔羊ちゃんも・・・サクラバーには試練の2017年でしたねまだまだザワつく〜〜!ムリ〜〜!という仔羊ちゃんもどうか、どうにか、心穏やかに前を向ける日が来ますように。✨チュッ、ってわざと音を立てて翔ちゃんが唇を解放しておれははぁ、って甘い息を漏らした。目を開けるとまた翔ちゃんが近付いてきて、チュッ、って今度はおでこに軽いキスをされた。「くふ
Believe1/53Believe54/Side-A⚠️CAUTION⚠️⚠️赤い仔羊ちゃんに加え緑の仔羊ちゃんも・・・サクラバーには試練の2017年でしたねまとめて併せていきますがまだまだムリ、という仔羊ちゃんは暫し読むのをお控えください⚠️チュ、眠った翔ちゃんの唇にそっと触れて様子を見る。ふふ。気持ちよさそうに寝ちゃってる。こうやって改めて見ると、翔ちゃんてホントにキレイな二重で、まつ毛も長くて、「・・・すき。」くふふって、笑いがこみ上げちゃってチュ、もう一回キス
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Believe1/48Believe49/Side-S⚠️CAUTION⚠️⚠️まだまだ存在がダメ、名前も見るのもイヤ、という仔羊ちゃんは暫し読むのをお控えください⚠️「・・・」「・・・」帰りのタクシーの中、俺たちは言葉を交わすことなくただ、脱いだスプリングコートの下でこっそりと手を繋ぎ合っていた。指先から伝わる雅紀の体温はいつもより低く、でもそれは決して不安要素ではないというのは窓の外を眺める雅紀の、クイと上がった口角が示していた。左手を繋いだまま、右手でスマホを取り出
Believe1/47Believe48/Side-S⚠️CAUTION⚠️⚠️まだまだ存在がダメ、名前も見るのもイヤ、という仔羊ちゃんは暫し読むのをお控えください⚠️『おれのせいなんです』俺が今まで彼女に真実を伝えられずにいたことを雅紀が庇ってそう言った。『しょぉちゃんは優しいから』『周りのみんなのことを全部考えて』『自身のことなんて全部後回しで』雅紀、それは違うよ。俺はそんな善人じゃない。『だからお願いします』『おれなんかのためじゃなくてしょぉちゃんのために』『ず
Believe1/46Believe47/Side-A⚠️CAUTION⚠️⚠️まだまだ存在がダメ、名前も見るのもイヤ、という仔羊ちゃんは暫し読むのをお控えください⚠️「おれもごめんなさい!驚かせちゃってごめんなさい!・・・しょぉちゃんのこと、さっきお願いしたけど、おれも関係あるんです。」「雅紀、」いても立ってもいられなかった。「しょぉちゃんは、おれの大切な人なんです。ごめんなさい。騙してるつもりはなかったんですけど、カンタンに言うわけにもいかなくて、だから、しょぉちゃん
Believe1/45Believe46/Side-S⚠️CAUTION⚠️⚠️まだまだ存在がダメ、名前も見るのもイヤ、という仔羊ちゃんは暫し読むのをお控えください⚠️「では、ごゆっくり。」料理を並べ終えた瀬坂さんが部屋を出ると、再び前方に座る彼女を見据える。「本当は、・・・その時になるまで、伝えるのは止(や)めようと思っていたんだけれど、」そう言うと、彼女は次の俺の言葉に備えるかのようにグラスの水を口にした。隣に座る雅紀の緊張が左側からヒシヒシと伝わるようで、俺もどう
Believe1/44Believe45/Side-A⚠️CAUTION⚠️⚠️まだまだ存在がダメ、名前も見るのもイヤ、という仔羊ちゃんは暫し読むのをお控えください⚠️「相葉さん・・・?」ぐるぐる、パンパンになった頭にその人の声が届いた瞬間、おれは肩をしっかりと翔ちゃんに抱き寄せられた。「悪ィ・・・、ゴメンな、驚かせるつもりはなかったんだけど。」翔ちゃんの落ち着いた声が頭の上で聞こえる。翔ちゃんの右手がゆっくりとおれの背中をさすってくれて、少しずつ元の落ち着きを取り戻した
Believe1/43Believe44/Side-A⚠️CAUTION⚠️⚠️まだまだ存在がダメ、名前も見るのもイヤ、という仔羊ちゃんは暫し読むのをお控えください⚠️ゴクリ、渇いた喉に、ない唾を飲み込む。テーブルの向こうで翔ちゃんの次の言葉を、その人は待ってる。キュ、翔ちゃんの手にもう一度力が入った。「あっ、あのっ!」(やっぱ待って!!)何よりも大切なおれと翔ちゃんの真実を第三者に打ち明ける怖さで言葉を口にしようと息を吸った翔ちゃんを遮っていた。「確認・・・してもい
Believe1/42Believe43/Side-S⚠️CAUTION⚠️⚠️まだまだ存在がダメ、名前も見るのもイヤ、という仔羊ちゃんは暫し読むのをお控えください⚠️「違うんだ!」言った後で、ハッとする。驚いて俺を見る雅紀と、彼女。「あ・・・、いや・・・、ゴメン、」超高速で言い訳を考える。焦っているはずなのに、不思議と頭の中はクリアになっていった。「その・・・、今回の件のメリットはさ、お互いデカいスクープの隠れ蓑になる事だったじゃん?」そう。これは至極、単純なことな
Believe1/41Believe42/Side-S⚠️CAUTION⚠️⚠️まだまだ存在がダメ、名前も見るのもイヤ、という仔羊ちゃんは暫し読むのをお控えください⚠️「どうも、こんばんは、初めまして。」個室に通されてきた彼女は雅紀にそう言いながら、いつもより俯き加減に俺を見て緊張した笑顔を作った。給仕長(コーポカメリエーレ)の瀬坂さんが退室したのを見計らって雅紀が自己紹介をすると彼女は急に立ち上がった。「本当にごめんなさい!」「えっ、」急なことに一瞬戸惑う俺を横目に、
Believe1/40Believe41/Side-A⚠️CAUTION⚠️⚠️まだまだ存在がダメ、名前も見るのもイヤ、という仔羊ちゃんは暫し読むのをお控えください⚠️「あ・・・、いや・・・、ゴメン、」その人もびっくりした顔してるけどおれも、相当びっくりしてる。「その・・・、今回の件のメリットはさ、お互いデカいスクープの隠れ蓑になる事だったじゃん?」手元に落ちてた視線をあげてその人をまっすぐに見据えて話し始める翔ちゃんの凛とした横顔。「そっちはキミの不倫をカモフラージュさ
Believe1/39Believe40/Side-A⚠️CAUTION⚠️⚠️まだまだ存在がダメ、名前も見るのもイヤ、という仔羊ちゃんは暫し読むのをお控えください⚠️緊張、マックス。「どうも、こんばんは、初めまして。」控えめに入ってきたその人はおれにあいさつをすると翔ちゃんと目を合わせて合図をするように少し微笑んだ。ズキン、と、痛む胸を隠してこっちも初めましてとあいさつをする。翔ちゃんが右手を差し出して着席を促すと、レストランの人が椅子を引いてその人はおれと翔ちゃんの
Believe1/38Believe39/Side-A⚠️CAUTION⚠️⚠️まだまだ存在がダメ、名前も見るのもイヤ、という仔羊ちゃんは暫し読むのをお控えください⚠️すごく勇気がいったけど翔ちゃんもびっくりしてたけどこれからも翔ちゃんと付き合って行く上で避けてちゃいけないんだって逃げ出したくなりそうな気持ちにムチを打って翔ちゃんにセッティングをお願いした。「まだしばらくはしょぉちゃんも動けないだろうし、今すぐにってわけじゃないんだ。ほとぼりが冷めた頃でいいからさ。」翔ちゃ
Believeスピンオフ〜かざにの〜7かざまぽんを送り出してまだ集合には早かったけどなんとなく気持ちが落ち着かなくてジョギングをしようと外に出た。一度伸びをしてから、走り出す。ウォークマンから、嵐のジョギング用プレイリストが流れる。大好きなメンバーの歌声を聴きながら規則的な息遣いでリズムを刻むように走るうち、色んなモヤモヤが濾過されるみたいに薄れていってかざまぽんの優しさとかにのちゃんの優しさとかみんなの温(あった)かな気遣いだけがおれの中に留(とど)まって『きっと、
Believeスピンオフ〜かざにの〜6「ふぁ〜、おはよ。」「あっ、相葉くんおはよ!ゴメンね、寝ててよかったのに、」朝目覚めたらかざまぽんはもう起きていてダイニングには美味しそうなサラダとパンケーキが並んでた。「相葉くんもう食べる?コーヒー淹れよっか、」キッチンで洗い物をしていた手を止めたかざまぽんがマグを用意する。「あ、いいよコーヒーはおれが、」「え?あ、そう?ありがとう、」かざまぽんが戸惑ったのは、いつもはコーヒーも淹れてもらってたおれが珍しく動いたから。翔ちゃんと
Believeスピンオフ〜かざにの〜5って。つい見惚(みと)れていたら見上げたままの角度でこっちを見た相葉くんと目が合った。「あ、お水!ハイ、」慌てて左手を差し出すと「くふふ、ありがと、」って、長い指でキャップを外して喉仏を動かしてゴクゴクとキレイな横顔で飲みこんだ。「はぁ〜、寝よっか!」夜空に儚げな余韻を残していたと思ったらいつの間にか普段の空気に戻った相葉くんはオレの感傷的な感情を置き去りにさっさとまたベッドに戻って目を閉じた。「おやすみ、相葉くん。」よいしょ
Believeスピンオフ〜かざにの〜4「や、あ、寝る、寝る!いいのね?オレ櫻井くんに怒られないのね?」慌てて拗ねた背中の横に滑り込むとクルッと向きを変えた相葉くんが「くふふふっ!どうだろうね!」って、笑いながら枕をオレの顔に押し付けた。「いやいや勘弁してよ、櫻井くん、アナタの事になると目がマジになるからね?」枕を剥ぎ取ると別の枕をまた押し付けられて、そのままワァワァ言いながらいい歳したオトナで二人、枕投げをした。「はぁ〜、眠気が飛んじゃったよかざまぽん、喉乾いたね、」
Believeスピンオフ〜かざにの〜3「よぉ〜し、今夜は飲むぞぉ〜っ!」「いやいや、言ったでしょ、オレ明日現場入り9時だから。」「9じでしょ?NHKでしょ?ここから20分かかんないから!だぁいじょーぶだって!」ハイ、ってビールを手渡す。「着替えなんかその辺のおれのを着ていけばいいからさ。」「いやタッパ違うし・・・」「ハイ、かんぱぁ〜い!おつかれ〜!」かざまぽんはブツブツ言ってたけど乾杯すると『ぅえ〜い』つっていつものテンションでビールをあおった。「ちょっと、なんか歌ってよ
Believeスピンオフ〜かざにの〜2『今日何時あがり?』昨日はキミちゃんだったから今日はかざまぽんに連絡をしてみる。見てたの?ってくらいそれにはすぐ既読がついて『今ちょうど帰り道』嬉しい返事に少しだけアガる。『どこどこ?』『もうすぐ6ヒル横』『近いじゃん、メシいこ』『なに食べる?』『焼肉かな』『りょ。お待ち』チャットが中断してマネージャーに声をかけた。「おれこのまま風間とメシ行くからちょっとどこか寄せて停まっててもらっていっすか?」続きが来るまで少しでもと
Believeスピンオフ〜かざにの〜1気丈に振る舞う背中を、ワタシは黙って見ていた。狭いエレベーターに流れるように押し込まれて最初に止まったフロアで半分が降りて次のフロアで他のみんな降りてワタシ達の楽屋のあるフロアに向かうハコの中はワタシと相葉さんの二人。ワタシと二人になるとこの人は本来の寡黙な、所謂『暗い』姿に戻る。「・・・大丈夫なの?」哀愁漂う背中に思わず声をかけても自分の事はあまり話そうとしないのは相変わらずで「え、なにが?」本当は分かってるくせに読み取れてないフ
Believe1/37Believe38/Side-S「・・・しょぉちゃん、おれ、誰かを本気で愛すると、その人と想いが通じてるだけでどこまでも強くなれるって初めて知ったよ・・・。」俺の胸に頬を付けて微睡(まどろ)む雅紀が左手で鳩尾(みぞおち)に指を沿わせながら独り言のように呟く。「・・・俺は・・・、本気で愛すると自分の中の常識も何もかも捨てて我儘になるんだって気付いたよ・・・」サラサラとした雅紀の細い髪を指で掬っては零しつつ、天井のライトをボンヤリと眺めた。「・・・正直、
Believe1/36Believe37/Side-S「ん、待ってもうちょっと、」雅紀が両手を俺の首に伸ばして甘えてきた。ニヤけそうになるのを必死に堪(こら)えながら「なんだよ、どした?」グッとせり上がって鼻の頭にキスを落とすと「だって・・・、しょぉちゃんがおれを感じて『出した』なら、それっておれのモンでしょ?外に出しちゃうのもったいなくって。くふふっ!それに、もうちょっとしょぉちゃんとつながってたいんだ。・・・だって今だけは、しょぉちゃんはおれだけのモノでしょ?」そ
Believe1/32Believe33/Side-S「ねぇ、」もっとキテ、と言いたげに雅紀が涙目で俺を見上げる。「そんなキスだけじゃ、足んないよ・・・」はぁ、と頬を紅く染めて甘い息を漏らす。「そんな煽んなって、」それでなくともさっきから自責の念と雅紀への愛しさとで壊してしまいそうな勢いなのに。「早く・・・、・・・しょぉちゃんの好きなようにしていいから・・・」そう言いながら雅紀の両手がさわさわと俺の腰を撫で上げた。っは・・・!「バッカやろ・・・、」そう言いなが
Believe1/31Believe32/Side-S「・・・っん、」落としていく唇に肌が敏感に反応する。耳元でチュっと小さく音を立てると「・・・ぁ、」腹筋に力を入れた雅紀から甘い声が漏れた。「雅紀・・・、」愛しい名を呼ばずにはいられない。「あ・・・しょぉちゃ、」応えるように俺の名を呼ぶ可愛い桜色の唇を塞ぐ。「・・・んん、」しがみついてくる雅紀が、堪らなく愛しい。「・・・っあ、しょ、ちゃ、・・・、」背中に回した手でスルリと撫でると見せつけるように反った喉元に舌
Believe1/30Believe31/Side-S腕の中、大人しく収まっている雅紀のこめかみに唇を落としてから腕を解く。雅紀が読んだであろう記事が、事務所によってコントロールされた情報だと説明をしながら顔色を伺うとパシパシと瞬きを繰り返しながら一生懸命、理解しようとしてる。「・・・うん・・・、そっか。・・・」そして、一つ小さく息をついて「・・・そうなんだ?」と言って目を合わせ、小首を傾げた。雅紀の心が少しでも浮上したと分かり、安堵して俺もホッとする。「まぁ、中に
Believe1/29Believe30/Side-Sチュ、と、唇に軽く触れた雅紀は「ごめん、おれ比べちゃってたの。そんで、勝手におちてたの、アノヒトと。」そう言って睫毛を伏せた。「えっ、何?何を比べちゃってたの?」雅紀が敵わない事なんて何もないのに、・・・でもそう思うのはきっと俺の主観で。「その・・・、ほら、ネットでさ・・・、」言いにくそうにする雅紀には、きっと思うことがあるのだろう。あまり自分の心の内を話すことは得意としない雅紀が、下手な相槌で出し掛けた言葉を飲み
Believe1/28Believe29/Side-S「思ってないよ!」思いがけない雅紀の大きな声に小さくビクッとした。「しょぉちゃん、おれしょぉちゃんと別れるつもりないから!」自分の思い込みと真反対の雅紀の言葉や予想外の雅紀の口調の強さに、一瞬フリーズする。雅紀を見ると、当の本人もがびっくりしたような顔をして俺を見た。「アハハハ!」「くふふふっ!」途端に、今までの空気を吹き飛ばすような柔らかくて温かい空気が二人を包んだ。「アァァ〜、なんだァァァ、焦ったァァァ〜〜!
Believe1/27Believe28/Side-S「なんでしょぉちゃんが泣くの?」ボヤけた視界の中の雅紀が飛び起きて肩を掴まれる。「しょぉちゃん?」だってさだって、雅紀だってキツイだろ?俺が言えたことじゃねーけどあぁダメだ、全然前向きになれねェマジ何でこんな事になっちまったんだろう全部全部、夢だったら良かったのに信じていて欲しいけどコトの成り行き次第では最悪のパターンになる可能性も否めないなんてさそんなんで雅紀を縛っていいのか?強く引き留めらんねー自分が情