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お江戸みやげは好きな芝居だ。先代の芝翫と富十郎のコンビの印象が鮮明。その頃、子育てが一段落して、嫁入りの着物を着始めた頃。結城紬が大好きだから、結城から江戸に行商に来た2人のことが気になったのかもしれない。18代勘三郎も演じているから選ばれたのだろう。今回はお辻鴈治郎おゆう芝翫栄紫巳之助お紺種之助文字辰孝太郎鳶頭亀蔵鴈治郎、芝翫はもう手慣れた感がある。適役。現実的なお辻は、酒を飲むと気が大きくなって栄紫のために一世一代のお大尽遊び。いつもお辻が
「女暫」七之助の「しばらく~」が良かったです。あの声が、やはり良いのです。玉様や八代目菊五郎のようなまろやかな声もいいなぁと思うのですが、七之助の叔父である福助や、萬壽のようなちょっと癖のある声も魅力的で、七之助は通る声だけどそちらの系統だと思っています。その声と荒事を女形として演る堂々とした所作と愛嬌が命。お正月らしく明るく華やかな気分になります。「赤いぽっぽの兄さん方」は亀蔵、歌昇のどっしり感が良く。珍しい芝のぶの木曾駒若丸や、巳之助の鯰もいて、勘太郎の手塚太郎光盛の成長ぶりが嬉しい。実盛
歌舞伎座の昼の部1演目めは「當午歳歌舞伎賑」ということで、正月公演に相応しい曽我ものも入ったお目出度い舞踊3題。いつもどおり舞踊の感想はパスですが(「きれい~、たのしい~」で終わってしまうので😅)、ちょっと思ったことをコメントします。3つめの「木挽の闇争(こびきのだんまり)」は曽我兄弟ゆかりの人たちが登場し巻物を巡ってダンマリの優雅な所作を見せるものですが、同世代の役者さんが多い中で歌昇の工藤祐経が意外にもハマっていて立派でした。個人的には、身長がもうちょっとほしいと思ってしまう🙇
本日は「壽初春大歌舞伎」昼の部で歌舞伎座に芝居見物。お目当ては巳之助の曽我五郎、右近の八変化、勘九郎の実盛と盛り沢山です。お正月なのでロビーに餅花。この後、席が埋まって満員に近かったですね。学生を含む親子連れが目立ちました。映画『国宝』効果か?先ず「正札附根元草摺」。巳之助が迫力があって良いのですが、少し滑舌が悪くて台詞が聞き取り難かったです。「萬歳」では、幸四郎が硬くて才造らしさが出なくて、正月らしい感じの梅玉、勘九郎から少し浮いてましたね。「木挽の闇爭」は米吉の赤姫がかわいいし、巳之
今回のブログは、先日観てまいりました歌舞伎座昼の部の感想です。例によって長くなりますが、最後までお付き合いのほどを。松竹創立百三十周年吉例顔見世大歌舞伎昼の部今月の歌舞伎座は毎年恒例「吉例顔見世大歌舞伎」。「顔見世(かおみせ)」とは、江戸時代の芝居小屋のお披露目興行のことで、今も歌舞伎座では毎年11月を「吉例顔見世大歌舞伎」と銘打ち、ひときわ華やかな演目をそろえている、ということは6日のブログでも書きました。今年の昼の部は、華やかな
誤認衆のH口さんのご厚意で「吉例顔見世大歌舞伎」昼の部に芝居見物。お目当ては贔屓の巳之助の弁慶で「御摂勧進帳」、愛之助の御所五郎蔵と松緑の星影土右衛門、時蔵の傾城皐月で「曽我綉俠御所染」です。久し振りの2階席でした。花道は七三くらいからしか見えませんが、傾斜が急なので前の人が邪魔になりにくいのは良い点です。まず「御摂勧進帳」、別名「芋洗い勧進帳」です。巳之助の弁慶、張りのある声、動き共に良かったです。橋之助には荷が重いかと思いましたが、まずまず。続いて「新口村」。今や重鎮の3人で無難。更
「御摂勧進帳」(芋洗い勧進帳)巳之助/市蔵/橋之助/新悟/男寅/玉太郎/歌之助/松江ネットで調べた知識として、歌舞伎十八番の「勧進帳」は、もともと初代團十郎が「星合十二段」に取り入れたもので、それを五代目海老蔵(後の七代目團十郎)が能の様式を取り入れて1840年に初演、さらに九代目團十郎が明治時代に衣装や演出を変えて今見られる型で完成させ、洗練された格調高い松羽目物として定着した。一方、「星合十二段」以降、勧進帳を題材にした作品がいくつか書かれていて、今回のこの「御摂勧進帳」もその
『義経千本桜』千秋楽おめでとうございます。Bプログラムの「吉野山」「川連法眼館」も観てきた。久しぶりに花道脇の席。やっぱり、いい。衣擦れ、身体の音、匂い、はっとさせられる。尾上右近の忠信。所作が美しい。本物の忠信のときの凛々しさ、狐忠信のお茶目っぷり、ギャップがすごい。さすがの体幹と身体能力、躍動感とスピードがたまらない。鼓で遊ぶ様子は可愛い子狐だった。鼓へ心を残しているのが丸分かりの動きに子狐の幼さが見える。忠信のときのはらりと一筋垂れた髪が色っぽくて好き。米吉の静御前
義経千本桜Bプロ銀平実は知盛巳之助典の局孝太郎相模五郎松緑入江丹蔵坂東亀蔵源義経歌昇武蔵坊弁慶橋之助少し端折っている。大好きな場面洗濯ものを干していたが、雨が降ると言われるところがない。知盛が入水するところも、短め。良かったのは孝太郎の典の局。位取りもあり、お柳のときのきっぱりしたたたずまいも結構。京妙の女中は、美しいし、いつ見ても完璧。坂東亀蔵の入江丹蔵。義太夫の糸にのっているというのは、こういう台詞。きいていて心
巳之助丈の長男の緒兜(おと)くんの初お目見得。当然、お父さんの巳之助丈との共演だと思っていた。ところが、隼人丈の銀平の時にのみお安(安徳帝)をつとめるという。親子共演だと思っていました。緒兜くん出演のときは、影で巳之助丈がサポートするということなのでしょうか。平成30年生まれなので、今は七歳。大丈夫だとおもうのだけれど。今日は巳之助丈が銀平つとめるので、緒兜くんの出演はなしである。
15日に歌舞伎座義経千本桜第一部Bプロを見た。Aプロとはまた違う演出、それぞれの役者の違いを感じて楽しめた。まず、鳥居前。右近の忠信は小柄で一つ一つの所作が狐らしくて良かった。やはり音羽屋の形はいいと実感した。團子ももちろんいいのだが、背が高くて若さと貫禄がある分、狐と言うよりもライオンキングのような印象があった。また右近は曾祖父六代目に化粧を似せているようにも見えた。歌昇の義経は甲の声がよく通り、気品と色気があり良かったと思う。特に静や忠信、知盛の言葉を聞いているときに、そちらを見ずにでも肚
今月はAプロ、Bプロをそれぞれ通しで一回ずつ観たところです。3部を通しで観るのは辛いかもと思ったのですが、通し狂言の面白さ、役者さんたちの熱演なのか気分よく観終えました。同じ場面でもA.Bで、演じ方、衣裳、装置や人の位置など、色々違っていてそれに気づくのも面白かったです。まぁ途中うとうとして気づいてないこともおおいにありそうですけれど(笑)。渡海屋、大物浦銀平実は新中納言知盛は今回、仁左衛門に習った隼人と松緑に習った巳之助。この役は、吉右衛門と仁左衛門、後は星合十三團での現團十郎しか観て
6時間今回は。一部と二部を連続で観る。6時間(休憩込)の長丁場だ。義経千本桜のBプロ。第一部:鳥居前、渡海屋・大物浦。第二部:木の実・小金吾討死・すし屋。平知盛には巳之助が初役で挑む。頑張っていた。要は、ここからなのだ、全ては。それを思い知ったのが二部の仁左衛門。いがみの権太。いやあ、素晴らしい。彼が演じると物語に深みが生まれる。この奥行きが、年季なのだ。玩具の笛を吹く姿。断末魔が迫る中。声にならない声で。頼むと訴える姿。幕が閉まる寸前。ガクッと力尽きるそ
「錦秋十月大歌舞伎第一部」の芝居見物。「義経千本桜」通し狂言のうちの「鳥居前」と「渡海屋・大物浦」です。お目当ては贔屓の巳之助の初役で碇知盛です。Aプロですと隼人が演じるうえに巳之助長男の守田緒兜クンの初舞台もありますが、「贔屓歴」の長い巳っくんのBプロを選びました。Bプロとしては初日です。二世吉右衛門、一世一代の仁左衛門丈、菊之助(現八代目菊五郎)で観た知盛入水までを巳之助がどう演じるか、とても楽しみです。あと右近の源九郎狐で「鳥居前」も。お昼ご飯は吉兆で。煮麺が特に美味でした。
一・二・三部、それぞれ2つの組による通し上演、私は2つの組を見比べるという贅沢はできないので💦各部1つの組だけ観劇です。一部と三部は、隼人の碇知盛、團子の狐忠信を観たかったのでこの回にしました。三部は仁左さまのいがみの権太を観ますよ。「鳥居前」團子/笑也/巳之助/青虎/橋之助/桂三/吉之丞/男寅/玉太郎團子の狐忠信、初役かと思っていましたが、第三部「吉野山」での忠信は勤めたことがあるんですね。ともかくも、第三部での忠信も含め、21歳という年齢でコレだけのことができるということ
8月11日(月)、「火の鳥」が中止になった日に歌舞伎座第一部も見ました。第一部「男達ばやり」「名月八幡祭」(福助さんの美代吉を思い出す)の池田大伍作の新歌舞伎。町奴の朝日奈三郎兵衛(巳之助)と旗本奴の三浦小次郎(隼人)が俠気を張り合い、不忍池に身を投げようとする老人(橘三郎)を助ける話。その老人の亡き娘の婿とその後妻が乗っ取ってしまった茶屋と財産を取り返すため、2人がそれぞれに策をねる。三郎兵衛はその茶屋に強盗に入り三十両を奪おうという腹だった。小次郎は悪党が狙っているからと茶屋に居座
影響秀山祭のチケットを取ったのだが。いつもよりサイトが混んでいた。うん?これって、例の映画の影響か?程なく無事に買えたのだが。ちなみに10月の歌舞伎座は。義経千本桜の通し狂言。仁左衛門のいがみの権太は押さえるが。楽しみなのは、巳之助。渡海屋で平知盛を演じる。血の影響(三津五郎)が出て来たように思う。化けるのではないか。
誤認衆のH口怪鳥のご厚意で「八月納涼歌舞伎第一部」に芝居見物。お目当ては贔屓の巳之助、隼人による「男達ばやり」、幸四郎、勘九郎の「猩々」などです。男達ばやり。巳之助がトンボも切って熱演。ただ、役は情けないかも(笑)このところ米吉が悪女役を演じてカワイイだけじゃないように芸域を拡大中。浅草花形歌舞伎とも言えますが、現役組(橋之助たち)はもう一段努力しないと卒業組との距離が開きますねェ。所作物2題。幸四郎、勘九郎ともに流石の舞踊。立ち役の多い勘九郎の女形もちゃんと女性に見えて流石です
10月大歌舞伎の主な配役が発表された。もうびっくり。ダブルキャストで三部制。そして世代交代。第一部鳥居前源九郎狐A團子B尾上右近大物浦知盛A隼人B巳之助第二部木の実小金吾討死すし屋権太A仁左衛門B松緑第三部吉野山川連法眼館源九郎狐A團子B尾上右近團子は三代目猿之助のように宙乗りするのか。尾上右近と演出同じか違うの
休憩後の幕開きには中車さん、吉之丞さん、吉三郎さん、吉二郎さん同心役で出演しての役宅で始まります中車さんは叔父・吉右衛門の「鬼平犯科帳」で小柳安五郎役で出演されていました同じ役での出演とても思い入れのあるお役で、役を掘り下げていらっしゃいます是非、「鬼平犯科帳」第1シリーズをご覧くださいかなり、若い・・・吉之丞さん、吉三郎さん、吉二郎さんは叔父のお弟子さんで、テレビの先代・平蔵、叔父の鬼平に一番身近にいらした方々です皆さんに囲まれて平蔵が勤められるのは幸せな限りですそして、
最近の團十郎、何か心を入れ換えたのか?と気になっている。と、言うわけで昼の部。新歌舞伎十八番より四演目を上演。演出を変えた所もあり、これが現團十郎の意図なのだろう。真面目に真っ正面から取り組んでいて「やっぱり團十郎さん、変わりましたよね」、と。成田屋宗家として次に繋げる事を考えているのだね。まあ、細かい所を言えば多々有るけど、團十郎の精神は買う。偉いなと思ったのが2演目女形が入った事。しかも能がかりの舞踊!本来は立役なのだから不利。それをやったのだもの偉いよ。今回気づ
みなさん、おはようございます!いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます!今日は、楽しみにしていた、7月大歌舞伎を観に行きます!今日の昼の部は、見どころ沢山あり、團十郎丈の、船弁慶、巳之助丈の高時、團十郎丈の親子共演の紅葉狩と、舞踊が二題、芝居が二題です。團十郎丈のお子さんも、すっかり大きくなり、お母様の面影があります。舞踊は、少しでも、何か吸収出来る様に、勉強させて頂きます!又見終わったら、ブログ書きますね!
昼の部、後半2演目の感想を続けます。「高時」巳之助/笑三郎/中村福之助/梅花/新蔵/市蔵ここんとこ高時というと右團次だったので今回もそうくるかと思ったら、巳之助が初役で挑戦。大変よかったです🎉犬を異常なほど溺愛し人よりも大事にする、傲慢不遜な北条高時(巳之助)。彼の自慢の闘犬が街ゆく女性の脚に噛みつき、女性の息子安達三郎(中村福之助)が闘犬を斬り殺す。愛犬を殺された高時はその男を処刑しようとするんだけど、家臣の懇願でなんとか思いとどまります。で、ひとりになったところに天狗たちが現
ようやく仁左さま由良之助に会えた🙏公演の前半はチケ難だろうと、後半で仁左さまご出演の回(昼→夜)を組んだのだけど厳しかった。それでも、昼の部は前方花道寄りの席が取れ(要は下手端なんだけど💦)、判官切腹の場で仁左さまが花道を駆け込んでくるところと、城明け渡しの最後に仁左さまが花道を去っていくところを、目に焼き付けることができました。大序鶴ヶ岡社頭兜改め三段目足利館門前進物/松の間刃傷松緑/松也/勘九郎/孝太郎/扇雀/松之助/橘三郎開幕10分前に口上人形が出演者全員の配役を紹介
塩冶判官勘九郎高師直松緑由良之助仁左衛門若狭之助松也落人勘平隼人おかる七之助鷺坂伴内巳之助仮名手本忠臣蔵はやっぱり「大序」から観たい。うつむいている人形に魂が入り壮大な物語が始まるってカンジでわくわくする。刃傷の場では松緑が憎らしくて私が刀を抜きたくなった。凄いなと思ったのは憎らしくてイヤラシイのだけれど、下品じゃない所。権力者なのが分かる。松也の若狭之助は格好良かった。これはファンが増えるのではないか。判官が皆に取り押さえられる所は悲劇的でやり切れない
「独参湯」と言い慣わされる『仮名手本忠臣蔵』、流石に売れ行きは好調ですね。生で観るのは初めての演目ばかりの前半を仁左衛門丈が出るAプロで見物。お目当ては素より松島屋さんの大星由良之助ですが、松緑の師直と勘九郎の塩谷判官の遣り取りも楽しみです。TVで視た、血統・系統としては逆の配役となる一七世勘三郎の師直、七世梅幸の判官が素晴らしかったです。因みにそのときの由良之助は当代の実父の一三世仁左衛門。なお、来週土曜に昼の部、日曜に夜の部をBプロで見物する予定です。2階に飾ってあった衣裳
これ、昼夜通しでは仁左さまご出演の回を組んで来週に観ますけど、愛之助が由良之助を初役で勤めるということなので、観ておくべきかなと思って、また、尾上右近の斧定九郎も観たくて、行ってきました。結局、お目当ての2人ではなく、おかる時蔵と平右衛門巳之助に持っていかれた😅以下、段ごとに書きます。五段目(山崎街道鉄砲渡し、二つ玉)菊之助/尾上右近/萬太郎狩人姿で登場する菊之助の勘平が端正で美しく、所作も形が決まってしっかり見せていた。仙崎弥五郎は萬太郎で、特に注目はしてなかったんだけど🙇♀
クイズおととい歌舞伎を見ましたこのチケットのどこがいいでしょう?答え席がいい私昭和から45年くらい前自分でチケットを買って歌舞伎座で仮名手本忠臣蔵昼夜通しを見た歌舞伎座での歌舞伎見物2回目物凄く良かった玉三郎孝夫のお軽勘平塩冶判官を芝翫で歌舞伎つーのはおじさんが若者やるんだなあと思った以後歌舞伎座で玉三郎出演の仮名手本忠臣蔵は全部見てる3,4年にいっぺんくらいかな新しい歌舞伎座はいっぺんしかやってないと思う2度やってたら、それ行ってないので全部は見て
中村屋歌舞伎座・昼の部。演目は、〈鞘当〉〈醍醐の花見〉〈きらら浮世伝〉昨年の南座でも感じたのだが。巳之助が変わってきた。心境の変化があったのか。その時が来たということなのか。どちらにせよ。嬉しい変化である。
夜の部に体調不良で行けなかったので、吸入薬など万全の準備で昼の部。不破巳之助名護屋隼人留女児太郎演技以前に気になったことがあった。不破の化粧。本来、もっと砥の粉の色が強く目の周りの黒い隈も強く、悪役のこしらえであると思うのだが、今回の巳之助は、隼人よりはすこし濃い顔色というていどで、隈も優しげでどう見ても二枚目の作り。隼人の名護屋との対比が曖昧になった。形もよく、台詞も明快だっただけにとても残念。隼人の名護屋色男のどろっとした感じが少ない。児太郎の留女不