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機械標語印の全容をご紹介しておりますが、L型(長型)は既に終了致しました。これからは残るM型、S型、N型、T型などに移りますが、L型に比べると標語部が小さくなったM型からご紹介いたします。M型「大東京への通信は改正區町名で」は昭和7年9月の赤羽局を皮切りに、13年1月澁谷局まで東京の25局で使用されました。現在これら25局を順次ご紹介しておりますが、最終回の15回目は淀橋局です。淀橋昭和8年2月8日(裏)帝国ホテル愛猫オッチャン2世今朝は雲が
月刊『川柳マガジン』発売。些少の入選あり。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。◎エアコンを本気にさせる40℃(月刊『川柳マガジン』2025年12月号/クラブ誌上句会※課題「本気」/70秀:佐藤芳行選)。◎背嚢に妻と産着の子の写真(月刊『川柳マガジン』2025年12月号/時代吟:昭和初期※課題「産」/佳作:佐藤孔亮選)。今月から柳壇の一つ「江戸時代吟」が「時代吟」と名称をかえ、指定された各時代の世界を詠むという主旨にかわりました。そして、まず第一弾が「昭和初期」。注記に「戦前・戦
『川柳マガジン』誌、相変わらずのようです。小生への卑劣な言論抑圧が続いております。先週のこと。A県のN・S氏にお目にかかりました。川柳全般について有益な意見交換が出来ました。その折、『川柳マガジン』誌の話題も出ました。「どうして?」と聞かれたので、以下の経緯をお話ししたのです。①『川柳マガジン』誌による根拠のない日川協批判があった。②そのマチガイを事務局の小生が指摘した。③すると、言い訳のような一文は掲載したものの、かえって卑劣な仕打ちを小生(と東葛川柳会)に
川柳マガジンの今月号の表紙は千葉県の「わかしお川柳会」の新しい会長に就いた山上真悠子さんが飾っております。まだ40代ですが千葉県の大会ではタイトル賞の常連になって来ております。印象吟森井克子選・ラストラン手を取り合っていく仲間前衛川柳石澤はる子選・性別が消えるヒト科の進化論マガジンクラブ題「阻止」・異常気象へ目をそらす国のエゴ・楽隠居の予定狂わす脛かじり愛猫オッチャン2世今朝はそれほど寒くはなく、良い天気が続いています。いつものように旧江戸
機械標語印の全容をご紹介しておりますが、L型(長型)は既に終了致しました。これからは残るM型、S型、N型、T型などに移りますが、L型に比べると標語部が小さくなったM型からご紹介いたします。M型「大東京への通信は改正區町名で」は昭和7年9月の赤羽局を皮切りに、13年1月澁谷局まで東京の25局で使用されました。今後これら25局を順次ご紹介しますが、今回は王子局と大森局です。王子昭和7年12月10日大森昭和8年1月2日愛猫オッチャン2世
手押標語印のご紹介はすべて終了いたしましたので、機械標語印の全容を今後ご紹介いたします。機械標語印はL型、M型、S型、N型、T型などに大別されますが、先ずL型から始めます。L型標語印「急ぎの用事に飛行郵便を」は昭和4年1月から同10年8月頃まで22の郵便局で使用されました。博多昭和6年12月16日神戸昭和4年6月8日愛猫オッチャン2世今朝は雲が多く。散歩中にはぱらぱらと雨が降ってきましたがすぐに止みました。気温は暑くもなく寒くもない、
手押標語印のご紹介はすべて終了いたしましたので、機械標語印の全容を今後ご紹介いたします。機械標語印はL型、M型、S型、N型、T型などに大別されますが、先ずL型から始めます。L型標語印「年賀状はお早く」は昭和3年12月から同11年12月頃まで全国10の郵便局で使用されました。なお京都局では昭和23年12月に10日ほど再使用されておりますが、私は持ち合わせておりません。日本橋昭和11年12月16日(最後期)愛猫オッチャン2世今朝は晴れており、散
川柳マガジンの2025年川柳杯川柳皐月賞の課題「砂」で応募数3888句の中から準賞を頂くことが出来ました。私自身びっくりしております。皐月賞準賞「吐いた砂介護ノートを埋め尽くす」皐月賞課題「砂」・別れ話へ身じろぎもせぬ角砂糖・白砂清松テトラポッドの無愛想・玉砂利の音が邪心を浄化する川柳道題「傘」・入るなら金を払えと核の傘前句付け「骨折り損のくたびれもうけ」相馬まゆみ選・いたずらと知らずに走る消防車超流派課題「遠い}橋倉久美子、松代天鬼選
川柳マガジンは唯一の川柳総合雑誌として、毎月欠かさず投句しておりますが、成績はもう一つです。でもめげずチャレンジして行きます。川柳杯課題「読」高橋みっちょ選・説明を読ませたくない小さな字竹山博(秀)テレビ化が損なう原作の命十四字詩「休」五十嵐淳隆選・羽を休める窓際の席全国誌上句会課題「静か」田沢恒坊選、橋倉久美子選(秀)疲れ切った骸を運ぶ終電車川柳杯文月賞今年また選者を依頼されました愛猫オッチャン2世散歩道の花今
川柳マガジン今年の新年号です。私の目標はやはりこの雑誌でできるだけ多く抜かれて活字になる事です。今年も頑張ります。川柳杯長月賞「背」あべ和香選、吉道航太郎選・妥協するたびに背骨が溶けていく相田柳峰選、山口吉宣選・いい人を気取って重荷背負わされ時事川柳井上一筒選・浮き輪足しやっと息つく石破丸印象吟原侑二選・ライバルと散らす火花を糧にする超流派課題「祖母」大竹洋選・少子国バアバの役もとんと減り超流派「雑詠」蔀帆子選・がん告知生命線をじ
川柳マガジンへ投句して6年半になります。なかなか抜かれませんが、今月は川柳道で秀作に選ばれ、素直に喜んでおります。川柳道題「異変」今田久帆選(秀作)出来たこと出来なくなって秋を知る葉月賞題「書く」菅沼匠選(秀逸)宛名の誤字てがみ読む気を失わせ相田柳峰選・注意書き読むとクスリが毒に見え笑いのある川柳古川政章選・シートベルト二人の仲を妨げる十四字詩五十嵐淳隆選・増える独身進む少子化駄洒落川柳佐道正選・ああ悲惨ガザに瓦礫が飛散する
市川郵趣では300号を記念して会員から自慢の品を3リーフ募っております。私が主に収集している記念絵葉書と標語印から3点を抜き出しました。このブログで先行してご紹介いたします。この記念絵葉書は逓信省が明治38年に発行した「明治37-8戦役(日露戦争)記念」の第3回発行「天長節の部」の海軍の天長節です。通常品は下段で「戦艦三笠」は小さく描かれておりますが、上段では大きくなっております。これが「三笠艦の大写し」で現存数は2~3枚と推定されているうちの1枚で、大珍品となっております。
川柳マガジンの今月の表紙を見てびっくり致しました。千葉県の日野裕子さんが微笑んでおります。彼女にお聞きすると、この9月に開催された八千代川柳大会の際に撮影されたようです。若きホープで江戸時代吟でも良く抜けており、今月も特選です。川柳杯「文月賞」課題「金」菅原浩洋選、鈴子順子選、橋倉久美子選(秀逸)金貸せと言えずお茶だけ飲んでくる香川大選(天)ケチらないカネのかからぬ美辞麗句(秀逸)国債を刷ってばら撒く給付金江戸時代吟佐藤孔亮選・豆板銀を褒めて使わず町奉行
川柳マガジンへ投句してほぼ6年になります。川柳の大会や句会以上に熱を入れて作句しておりますが、なかなか抜かれる句が増えません。なおこの10月より川柳杯の選者を務めることになりました。大役ですが精一杯務めさせて頂きます。川柳杯水無月賞「少し」山野寿之選・非常時のリュックに潜むワンカップ川柳道題「内部」荒川八州雄選・三猿を秘書に飼いたい金バッチ時事川柳加藤佳子選・AIと話が弾む引きこもり笑いのある川柳坂部忠昭選・お粗末な椅子で我慢の患者様マ
今年の市川切手展は8月31日、9月1日の2日間に亘って、市川市全日警ホールで開催されました。私は昨年のJAPEX2023に出品した「朝鮮の標語印」と新たに作成した「暑中見舞い」を展示致しました。展示を終えました「暑中見舞い」をご紹介いたします。第18回目からはいよいよ昭和の暑中見舞いに入っております。愛猫オッチャン2世散歩道の花今朝の散歩道旧江戸川の今井橋付近今朝はまた暑さが戻り、半袖でもちょっと汗ばむほどでした。いつものように旧江
一昨日(9/8、日)の「第三十回記念松戸川柳大会」。祝辞で小生は、川柳界の結束を訴えました(既報)。その後半、「お祝いの場にはふさわしい話題ではないが……」と前置きした上で、『川柳マガジン』誌(新葉館出版)の言論弾圧に言及しました。同誌には「毎月の川柳イベント」のコーナーがある。9月8日(日)開催のこの松戸川柳会も報じられていた。ところが、なぜか江畑哲男という選者名だけは掲載されていない。小生の名前だけが削除されているのである。小生は各地の大会や句会の選者を務めているが、各吟社が
川柳マガジン7月号のご紹介がずいぶん遅れて申し訳ございませんでした。改めて抜かれた私の句をご紹介いたします。川柳杯「弥生賞」課題「会う」今田久帆選(秀逸)麻酔覚め妻の笑顔が涙ぐむ蔀帆子選・再会の嬉しさが消すわだかまり江戸時代吟課題「仙」佐藤孔亮選・三津五郎の団扇貰える仙女香前衛川柳・煮え切らぬ男に持たす手りゅう弾全国誌上句会課題「流れ」北出北朗選、もりともみち選・流れ矢の犠牲はいつも無辜の民雑詠本田智彦選(秀)束の間の女盛りを自撮りする
川柳マガジン6月号ですが、川柳杯は1句だけと振るいませんでした。一方今月から1年間の戦いが始まるマガジンクラブは3点と頑張りました。川柳杯(如月賞)課題「長い」赤井花城選・ヒロシマの語り部孫へタッチする笑いのある川柳坂部忠昭選・パー券を売るほど罪が重くなる十四字詩題「貧」五十嵐淳隆選・ガザをさ迷う困窮の民駄洒落川柳佐道正選・フン害へ憤慨してる散歩道全国誌上句会「雑詠」北山まみどり・独り居のリズムを保つ趣味の会川柳マガジンクラブ題「
川柳マガジンへ投句し始めてまる6年になり、掲載された句は340句余りになっております(新葉館HPのデータベース)。この間、1回も休まず投句してきており、続けて頑張ろうと思っております。川柳杯「睦月賞」課題「走る」今田久帆選(佳)、荒川八洲雄選(秀)、西田義舟選(佳)瀧尻善英選(佳)総合で佳作40位になりました。今年2回目の入賞です。・増えて行くクスリが老いの伴走者大竹洋選(佳)・断水を救ってくれる暴れ川青砥たか子選(秀)、山野寿之選(佳)・広告に身を包まれて走る
川柳マガジンの4月号をご紹介いたします。川柳杯も各課題吟ももう一つでしたが、誌上課題で1句が秀句に抜かれたのでまあまあというところです。川柳杯「師走賞」課題「回」大島凪子選・亡くなった人を回想する師走青砥たかこ選・人生の縮図みたいな観覧車富田房成選・救急車たらい回しで跨ぐ県印象吟八木せいじ選・汗をかく人へするする蜘蛛の糸江戸時代吟課題「布」佐藤孔亮選・行商も座売りもしてる太物屋全国誌上課題「雑詠」佐藤芳行選(秀)冷めた愛ちょっとチンしてみ
今年3月、千葉県在住の川柳作家20名が一堂に会した、川柳句集「千葉川柳作家名鑑」が刊行されました。私もその一端を担うことが出来ましたのでご紹介いたします。各自、30句づつ読んでおります。私にとって川柳を始めて10年、初めての句集です。この名鑑シリーズは各都道府県で発刊されるようで、千葉県が最初でした。30句から最初の5句のご紹介私は川柳マガジンで抜かれた句を主に掲載いたしました・令和の風いっぱい孕む鯉のぼり・顔上げて男の色気取り戻す・自分史に少し付け足す艶ばなし・酔
この度ブログを始めました。柿栽培の様子や私自身の趣味などをあげたいと思いますので、ご覧になって頂けると有り難いです。
川柳マガジンの2月号は思ってもみない好成績でした。川柳杯「神無月賞」では佳作25位に入賞出来ました。佳作入賞は川柳杯が始まって2回目です。川柳杯神無月賞課題「味」佳作25位(5名の選者から選ばれる)何食わぬ顔で味方に潜むユダこれ以外に選ばれた句・一番の敵と味方は妻である時事川柳加藤佳子選(気になる一句)落し蓋取れて検察立ち上がる井上一筒では佳作江戸時代吟課題「柿」佐藤孔亮選・柿渋が団十郎茶染め上げる笑いのある川柳橋倉久美子選(特選5)落ち
「子の手紙前田雀郎様とあり」掲出句は川柳六大家のひとり・前田雀郎の作。いやぁ、いま読んでも良い句ですね。ほのぼのとします。この句のモデルはご長男の前田安彦先生でしょう。昭和5年生まれ、宇都宮大学名誉教授で漬物博士として著名な前田先生ですが、去る12月10日にお亡くなりになられたようです。前田安彦先生、大変お世話になりました。メモをひっくり返したら、次のような事柄が出てきました。①2009年1月の新春句会には、特別講演者としておいでいただきました。前田安彦(全日本漬物協同組合連合
「川柳ねやがわ」の顧問的な存在である伊達郁夫氏が川柳マガジン2024年1月号で特集されています。伊達郁夫川柳抄(抜粋)するすると独り芝居の幕が開く1合で1合ほどの夢を見る生命線いまどの辺か冬木立思い出にするには少し時がいる守備範囲こんな狭さに気付く歳居酒屋に今日の微罪を置いてくるよく噛めば私の味がわかります嘘ひとつ隠して雪が降り止まずひとりで歩けないから手を繋ぐ靴下の穴も来ている通夜の席伊達郁夫川柳論時間があっても行くところも話す人も無いようなことにならないよ
川柳の上達の道は多読多作とよく言われております。私もなんとが上手くなりたいと現在は千葉県や都内の句会、勉強会に顔を出し、そして小樽川柳社等へ投句もしております。しかし何といっても全国の柳人にとって川柳マガジンが一番です。今月はうれしいことに「天」に一句抜かれました。川柳杯「葉月賞」課題「楽」青木薫選・少子化が大きく開く狭き門古久保和子選・数多いるプラトニックの好きな人川柳道題「蛙」平田朝子選・生え抜きを蛙飛びするキャリア組時事川柳井上一筒選
もう冬になり、ちょっと今にそぐわないのですが、最近入手した暑中見舞いの葉書をご紹介します。私のテーマの一つに暑中見舞いがいつごろから出されていたかの調査があります。現在の手持ちでは明治23年がいちば古いものです。勿論、明治時代には官製の暑中見舞いはがきなどありませんから、皆さん工夫しており、中にはカラーのものもあります。今回は絵もなくて余り冴えませんが明治28年です。近江八幡明治28年8月6日愛猫オッチャン2世今朝の散歩道旧江戸川沿いの船宿釣
先日、「銀河」をブログでご紹介した際に、12月の予定を知りたいとリクエストがありましたのでご紹介します。銀河12月句会のご案内愛猫オッチャン2世今朝の散歩道旧江戸川沿いからの満月今朝はずいぶん暖かく、冬の装備では汗ばむほどでした。満月を見ながらいつものように旧江戸川沿いを約40分歩いて来ました。昨日は新浦安のニューコースト内のレストランで「健康仲間の会」に参加しました。10名ほどの参加者でしたが久しぶりに昔の仲間と歓談してきました。今日は久しぶりに何も
今月号の川柳マガジンは文学賞を発表しております。また近代作家作品合評に埼玉の知人の北島澪氏が加わりました。さらに私も参加した各地の大会の模様が伝えられております。川柳杯「文月賞」課題「黒」高瀬霜石選・暗雲に気付いていない絶頂期今田久帆選、青木薫選、北川拓治選(秀)・黒枠からなおも無実を訴える吉道航太郎選・しょぼくれた顔を繕う黒メガネ萩原奈津子選・廃線に黒山できる無人駅印象吟八木せいじ選・暗黒をさ迷う先にユートピア江戸時代吟課題「超」佐藤孔亮選・辛抱の限
川柳マガジンへ投句を始めて5年ほどになりますが、今月は私にとって望外の好成績を収めることが出来ました。川柳道題「期待」雫石隆子選・イメチェンを狙って老いも美容院印象吟山野茶花子選・人工のパーツに替えて生き延びる江戸時代吟課題「純」佐藤孔亮選・追い腹が殿へ最後の忠義だて笑いのある川柳岩波敬祐選・待ち受けに妻が出てくる浮気者前衛川柳高橋蘭選・嘘ばかりつくAIを斬首する全国誌上句会雑詠熊坂よし江選・がん告知へへこむことない医の進歩