ブログ記事40件
うわばみ(乙羽信子)から、「インチキもんはやめなはれ」と書いた紙とともに服地が三田(佐野周二)に届く。インチキ服地のことを仲介したおっさん(藤原釜足)が苦情を言いに行くと風呂場で三田の背中を流しながら言うと、自分が行くと三田。結局、二人で行くことになり、着いた先は「御うた教」と書かれた提灯がぶら下がる家だった。中では太鼓を叩きながらの南無妙法蓮華経。祈祷する者が踊る。病気らしい男(杉寛)。そして、おっさんがおみつ(安西郷子)に返金しろと迫ると、彼女は自分もだまされたのだから時間をくれと言う。
新東宝創立七周年を記念した五所平之助による二時間を超える作品。乙羽信子はここでもしっかり三味線の腕前を見せてくれる。撥は使ってないようやけど。「おつぎ」のことを「おっさん」が「おきみ」と呼ぶ場面がある。深く語られないのは三田と住友の関係と、三田の祖父のこと。話は幾重にかになっていて語りきれれていると思えないが、二時間を超えても退屈しない。大阪弁はほぼよろしい。すき焼き、食べたい…。最後に食べたのはいったい何年前やろ?*****三田(佐野周二)と住友(十朱久雄)が「たこ政」に。三田は東京本
眞砂子(沢村契恵子)を見つけた南(沼田曜一)。眞砂子が人間が好きかと問うと:「嫌いじゃ、医者はできませんよ」「…噓つきだから。大嫌い。人間の言葉なんて信じられないんです」「何を言いたいんです、僕に。また、熱でも出たんじゃないですか」「先生は患者の体はおわかりになっても、心はおわかりにならない」「本当に熱が出ますよ…」「帰りたくないの。…母がいま来ているんです。…本当の母じゃないんです」*****小淵沢駅前で継母(福田妙子)がおせん(川崎弘子)に、眞砂子は六歳のときに実母と死別し、
継母(福田妙子)に会ってから、眞砂子(沢村契恵子)がもっと素直になればいいのにと思うようになったと言うおせん(川崎弘子)に、眞砂子は「なれないのよ」。それは自分のことしか考えないからで、自分の娘だったら、頬をぶつかもしれないとおせんが言うと、「ぶって」と眞砂子、おせんは「わたくしには資格がありません」。宿に戻ろうとする二人を見つけた写真屋が「お嬢さん、一枚撮らしてください」と言うが、おせんが「また、いつかね」と断ってやる。山田館ではその頃、とし枝(倉田マユミ)と彼女のバレエの先生による踊り
五所平之助監督による昭和二十六年の作品。*****汽車は小淵沢駅で停車し、すっきり見える八ヶ岳の景色を楽しむ東京の女子大生の一行だが、次に乗る汽車が来るまでの時間、街を散策することにする。だが、眞砂子(沢村契恵子)が熱を出してしまい、みんなは乗るはずだった汽車を逃してしまう。旅館を探そうとすると、近くにいたおせんが「よろしかったら、手前どもへどうぞ」。山田館まで往診に来た若い医師、南(沼田曜一)は軽い肺炎だと診断する。「死にますか?」と問う眞砂子に「そう簡単には死にません」と南。***
お蘭(川崎弘子)というその腰元を蔦屋(高松錦之助)が歌麿(坂東蓑助)に引き合わせる。「一世一代の絵の生き手本になっていただきたいんでございます」と歌麿。歌麿に思う存分腕を振るわせてやってほしいと蔦屋。恥ずかしながらもお蘭は承知する。「どうなとお描きくださいませ」。もう屋敷には帰さないと歌麿が言う。*****庄三郎(中村正太郎)と多賀袖太夫(飯塚敏子)を見たという話を聞いたおきた(田中絹代)が駕籠で出かけていく。魔性の女と別れられてよかったと言う蔦屋が勢之助(坂東好太郎)を錦絵が刷られ
花魁たちの行列を見た狩野法眼門下の小出勢之助(坂東好太郎)と狩野の娘で許嫁の雪江(大原英子)。勢之助は蔦屋で錦絵を買い求めることにする。喜多川歌麿の絵をすすめる番頭(山口勝久)だが、ある絵に書かれた一筆が狩野家を侮辱していると立腹した勢之助は主人を呼べと言うが、主人は廓の大文字屋にいるはずだと番頭は言う。大文字屋へ走った勢之助が蔦屋重三郎(高松錦之助)に詰め寄る。返答できない重三郎に歌麿を連れてこいと勢之助。*****歌麿(坂東蓑助)がいる難波屋へ大文字屋からいま来ては危険だと知らせが入る
淑女と髭-1931-この映画はJ:COMで観ました1931年1月24日公開解説『淑女と髯』(しゅくじょとひげ)は、1931年(昭和6年)1月24日公開の日本映画である。松竹キネマ製作・配給。監督は小津安二郎。モノクロ、スタンダード、サイレント、74分。小津監督のナンセンス喜劇の中でも代表格とされる作品で、二枚目俳優の岡田時彦が喜劇的センスを発揮した。飯塚敏子のデビュー作でもあるストーリー髭を生やした保守的な岡島は、友人の行本から妹の誕生パーティに招待される。そこに行く途中で、広子を不
戻ってきた惠美(田中絹代)に先生(斎藤達雄)は、納村(笠智衆)の情緒的イリュージョンを壊さないようにと話すのだが、彼女と対面した納村は来てもらうほど大げさなことではないと言う。美人でよかったと「失礼しました」の男(日守新一)。先生はこれが不美人だったら悲劇だったと言う。二人きりになった惠美と納村はぎこちない会話を始め、先生は二人をもっと近づけようと画策する。*****同階に泊る男の孫二人、太郎(横山準)と次郎(大塚正義)に励まされながら歩行訓練する納村。それを見守る惠美。*****東
そう、西瓜の種を食べると「盲腸になる」と言われたもんや。先のことまで書いてある日記。これ、「子供の四季」(だったか?)と同じ。主役は太郎役の横山準なのかもしれない。*****山道を歩く蓮華講の一行。宿に到着した彼らは、宿にいる十八人の按摩のうち、十二人を割り当ててもらい、くじ引きで誰が施術してもらうかを決めることにする。大騒ぎである。同じ宿に泊まる客(斎藤達雄)には騒々しく、甚だしく迷惑である。しかし、隣室の青年(笠智衆)は「にぎやか」だと言って一向に気にしていない。また、孫たちと反対
修吉(藤井貢)はそして、暇をいただきたいと岩城(藤野秀夫)に言う。悲しみに暮れる鞆音(桑野通子)。*****岩城家を出た修吉はタクシー運転手となっていた松村(山口勇)に助手にしてくれと頼み、快諾を得る。妹の嘉代(坪内美子)もよろこぶと言う松村は、彼女が女給としてその日から働き始めたと話す。*****カフェで嘉代は「コツさへ嚥込めば」客は借金しても店に来ると支配人に教えられ、先輩女給から店で着る衣装を借りるのだった。その女給は絹枝(川崎弘子)であった。初めはつらい商売だと言う彼女は、「サチ
昭和九年の無声映画で、監督は清水宏。主演に川崎弘子、藤井貢、金光嗣郎、桑野通子。栄養のためには「わかもと」!*****村会と青年団では、法学士となって戻ってくる神田清次(金光嗣郎)をどう歓迎すべきかが話し合われ、女性たちの間では法学士と結婚するのは誰かと話題になる。本人は否定するが筆頭候補は西村絹枝(川崎弘子)だった。*****村は清次を行列を作って歓迎し、宴会でもてなす。しかし、実家が落ちぶれてしまった大崎修吉(藤井貢)は大学卒業は失業を意味するのだと言う。*****清次に絹枝
入院した朋子(小暮美千代)と三郎(近衛敏明)を見舞う浮田(佐分利信)。朋子はもっと運転を練習すると浮田に言う。三郎は浮田に結婚してはどうかと言うが、そのきっかけがないと浮田。そして銀二郎(沖田儀一)が新たに生まれた赤ん坊を背負って姉の見舞いに来る。銀二郎は若奥さん(忍節子)の病室から勝手にカステラを拝借していた。若奥さんはやさしく、カステラは持って行ってもいいが、後で赤ん坊を見せてくれと言うのだった。姉には部屋を間違えたと言い訳する銀二郎に、礼儀を知らないなら頭を下げろと朋子。半分食べてしま
清水宏監督はほんとに山村を舞台にすることが好きだったのだなあと思う。*****受験資格がないと自ら判断して試験中にもかかわらず女子専門学校への進学することをあきらめた斎村朋子(小暮美千代)は、バス会社の車掌と事務員の募集看板を見て採用してほしいと言う。快活な女性である。できれば月給がはずの運転手になりたいと。*****父(坂本武)、継母(吉川満子)と異母弟の銀二郎(沖田儀一)に土産を買って帰宅した朋子。弟には試験を途中でやめてきたと話す。会社から採用通知が届き、進学しないことが両親の
日本に居場所がない彩子の父(野寺正一)。帰宅した娘に会わせたい人がいると母(?)が言う。いまは誰にも会いたくないと彩子(村瀬幸子)は言うが、「わしはお前の父親だ!」。泣き伏す彩子。*****雪の降る夜遅く、外に出てきた百代(高峰秀子)は、「お兄ちゃん」(江川宇礼雄)を見つけて「傍にゐてくれないと寂しくって眠れないんですもの」。「お兄ちゃん、ずゐぶんお酒臭いわ。お酒を飲んだ?」「お兄ちゃんは弱虫で駄目だねえ」「弱虫だって構わないけど、お酒を飲んぢゃいやだわ」強くなって、もう酒も飲まない
画質が悪すぎて読めない字幕がある。無声なのに…。前篇のある部分で、「山萬」だと思っていた人物は山萬ではなかったかもしれない。誰が誰なのかもわからない部分があるのだ。後篇も同様。桐原鏡子役の役者さん、不明。結局、「燿子」は登場しなかった。*****武彦(岡譲二)と弓枝(川崎弘子)の披露宴に招待された彩子(村瀬幸子)が宗像(結城一朗)と電話で話す。会ってお願いいたいことがあると言う彩子。*****彩子の父(野寺正一)が十数年ぶりにアメリカから戻り、妻の鏡子(?)に許しを乞う。いっしょに渡
あれ以来、体調を崩していた彩子(村瀬幸子)の見舞いにきた宗像(結城一朗)。彩子は愛してはいけない人、たとえば友人の愛人を愛することは悪いことだろうかと問い、その相手が譲(江川宇礼雄)だと明かす。世の中は思うようにいかないものだと二人は言い合う。*****八木橋家に泊って帰宅してから様子がおかしいと弓枝(川崎弘子)に言う父(岩田祐吉)は、怒っていないから何があったのか話せと言う。弓枝が武彦(岡譲二)にだまされて、もう譲と会うことはかなわなくなったと話すと、父は「死ね!恥知らす!死んでしま
後篇を見てみないとわからないが、「不愉快」で「あなたをうんといちめてあけるわ」と言う女は何のため?*****船でいっしょだった外国で日本人が軽蔑される原因のような「不愉快な女」(伊達里子)も八木橋武彦(岡譲二)と同じ豪華列車に乗っていた。*****曽根弓枝(川崎弘子)に兄、武彦の帰国を知らせたかと従弟の譲(江川宇礼雄)に武彦の妹、緋佐子(泉博子)がたずねる。彼女の母(鈴木歌子)が譲は平気すぎると怒っているとも言うが、武彦帰国の「お祭り騒ぎ」をいい加減にすべきだと譲。駅で兄を出迎える家族
その娘、廣子(川崎弘子)の自宅。縁談があるようだが、彼女は気が向かない。岡島(岡田時彦)が訪ねてくる。新聞の勧誘員だと思った母(飯田蝶子)が追い返そうとするが、気づいた廣子が恩人だと話すと、彼を招き入れる。廣子に言われた通りにひげを剃ると就職できたので礼に来たのだと彼が言うと、にこやかに笑う母娘。*****幾子(飯塚敏子)にも母(吉川満子)がすすめる縁談があった。相手(南條康雄)に会わされることになった幾子。「あなた剣道お出来になりますの?」「いや僕はゴルフなら出来ます」「私剣道な
昭和六年の小津安二郎監督作品。「その夜の妻」と同じく、岡田時彦が主演で、不良モダンガール役に五所平之助が監督を務めた「マダムと女房」でマダム役だった伊達里子。主人公の名前だが配役では「岡島」、字幕では「岡嶋」となっている。剣道対抗戦の審判長役の子どもは突貫小僧らしい。配役に記載なし。面接が行われている会社でどこかの部屋に入っていくのもそうだろう。コント仕立ての場面多し。岡島の部屋に貼ってあるのは、1930年のMGM映画「TheRogueSong」のポスターだろうと思われる。そして、これ
どうも。商品券問題で石破茂おろしを企んだ旧安倍派(清和会)が、安倍晋三を含む歴代総理も商品券を配っていたことを暴露され、自民党全体が批判されるというやらかしをしました。「ブーメラン」は自民党が散々馬鹿にしてきた旧民主党の御家芸です。みっともないですね。それはさておき、映画の感想文を書きます。今回は『朗かに歩め』です。純朴な娘と出会ったことでヤクザ稼業から足を洗おうとする男をヤクザ仲間は許さない。1930年公開作品。監督は小津安二郎で、出演は高田稔、川崎弘子、鈴木歌子、吉谷久雄、毛利輝
●金環蝕(1934年)監督:清水宏主な出演:藤井貢金光嗣郎川崎弘子桑野通子坪内美子山口勇藤野秀夫近衛敏明突貫小僧野村秋生小倉繁奈良真養河村黎吉吉川満子葛城文子御影公子高杉早苗三宅邦子東京の大学を卒業した神田(金光)が郷里の村に帰って来た。祝いの席に並んだ幼なじみの大崎(藤井)は、神田から村のマドンナの絹枝(川崎)と結婚したい旨を相談される。絹枝は大崎と従兄妹の関係ではあるものの、以前から大崎に想いを寄せていた。そのため絹枝は、神田からの申し出をき
(再レビュー)●新女性問答(1939年)監督:佐々木康主な出演::桑野通子川崎弘子三宅邦子水戸光子坪内美子徳大寺伸春日英子夏川大二郎廣瀬徹大塚君代森川まさみ原清子小橋昌子葉山正雄笠智衆【愛憎編】女学校時代の仲良し7人組は、大学進学後も「七人会」という女子独身倶楽部を結成していた。メンバーの1人・路子(三宅)が結婚することとなり、お祝いに駆けつけた他の6人は、路子に彼氏の写真を見せてほしいとせがむなか、時代(桑野)は大きな衝撃を受ける。その写真に写っ
●姉妹(1955年)監督:家城巳代治主な出演:野添ひとみ中原ひとみ河野秋武川崎弘子望月優子多々良純加藤嘉北林谷栄城久美子内藤武敏松山栄太郎織田政雄殿山泰司親元を離れ、町のミッションスクールに通う圭子(野添)と俊子(中原)の姉妹。姉の圭子は5人兄弟の長女でしっかり者だが、妹の俊子は思ったことを直ぐに口に出さないと気が済まない無邪気なタイプ。性格が正反対の2人だが、気の良い伯母夫婦(望月・多々良)宅に下宿し、日々楽しい生活を送っている。いつもながらゲス感が
●人妻椿前編・後編(1936年)監督:野村浩将主な出演:川崎弘子佐分利信上原謙三宅邦子笠智衆藤野秀夫青木しのぶ山内光飯田蝶子坂本武野寺正一上山草人吉川満子小島和子河村黎吉岡村文子水戸光子「矢野昭は孤児だったのを拾って営業部長にまでしてくれた有村社長の殺人罪容疑を、身代わりになって行方を眩ます。有村社長は矢野の妻子の面倒を見ると約束しながら急死してしまう。社長の息子・恒也は、本当は社長が犯人と訴えても取り合わず、残された妻・嘉子は、息子・準一を抱えて世間
●半處女(1938年)監督:佐々木啓祐主な出演:夏川大二郎三宅邦子佐分利信川崎弘子岡村文子ハイヤー会社の一人娘の三鈴(三宅)は、免許を持って車を運転すれば外国語にも堪能なスーパー才女。そんな彼女を見初めた大前田(佐分利)は三鈴を自分の会社に採用するが、三鈴は代行作家の春太郎(夏川)という恋人?の独り立ちを支援している。しかし、ここから先が困った展開に・・・春太郎は幼なじみのお糸(川崎)と死んだ弟の墓参りに行ったところを三鈴に目撃される・・・「春さん、あんな女と一緒にいるなん
●女性の戦ひ(1939年)監督:佐々木康主な出演:川崎弘子上原謙森川まさみ槇扶佐子斉藤達夫葛城文子吉川満子三浦光子葉山正雄木暮実千代伊勢丹の新宿本店だろう、デパガ役の川崎弘子さん。この時代は、「ショップガール」と呼ばれていたようだ。そのショップガールのなほこ(川崎)が秋田(上原)の映画会社にスカウトされたのだから、普通なら舞い上がるのだろうが、川崎弘子さんだから?冷静に受けとめ丁重にお断りする。セーブルの万引き事件や実の父親である貴族院の高澤(斎藤)とのご対面を機
私が来年の朗読ライブの会場にと思ってギャラリー(松見レンタルスペース)にお邪魔させて頂いた。そこで旧知の川崎弘子さんの個展が開かれていた。懐かしい出会い。私の引っ越しもあり音信が途絶えていたのだ。娘さんやお孫さんがお手伝いされていた。66歳から油絵をはじめられ20年になると。美しい色あい、それぞれにいっぱいの思いが込めらた、暖かさが伝わる作品ばかりだった。(15作品)絵の前の川崎弘子さん初期の頃の作品だが力強さを感じる左から「ドライフラワー」「ひまわり」(今は枯れて・・それも
まず。うちのゆり坊12歳になりました。はやいものです。とても元気です。さすがに年相応に大人しくなってきました。が、暴れる時は暴れます。□□□□□□□□あいかわらず古いものを集めてしまいます。特に戦前松竹のスタア、「桑野通子」「高杉早苗」のものとなると……ついつい買ってしまう。以下、三枚桑野ミッチーグッズです。これは皇軍慰問用繪葉書というやつ↓↓支那との戦争にひきずりこまれてしまった頃のものです。(支那なんぞに関わると碌なことにならないのに
川崎弘子さんの昔の写真清楚でお美しいですね!何時もの様にわたくしの勝手なイメージで加工させて頂きました。