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■『四月の永い夢』☆☆☆☆★★[90]2018年/日本映画/93分監督:中川龍太郎出演:朝倉あき/三浦貴大/川崎ゆり子/高橋由美子/青柳文子/森次晃嗣/志賀廣太郎/高橋惠子■2018年劇場公開作品38本目「まず」、チラシを「初めて」見た「瞬間」、夏のコンビニの「ブルーライト」に吸い込まれる「虫」のごとく『四月の永い夢』に惹き寄せられた。「極限の美」恐るべき“極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル”「朝倉あき」「初海」の、「もうこれ以上美しく朝倉あきを撮れない限界点に到達してる映
何だかんだで続いてるmixiコミュ「月一映画DVDレビューリレーの会」の12月のお題作品。タイトルすら聞いた覚えのなかった作品ですが検索してみると主演がお気に入りの朝倉あき!♪しかもAmazonプライム対象だと判り速攻で鑑賞しました。朝倉あき、正直なところ言ってしまえば女優として「華」が無い!のかもしれませんが、地味目で生真面目そうで質素で素朴でとオジサン的には何故か放っておけない女優さん。一時期女優業を引退なんて話も聞こえて来て休業していたらしいですが最近では池井戸潤のドラマだはレギュラ
『四月の永い夢』、鹿児島では7月7日から7月19日まで天文館シネマパラダイスで上映しています(1日2回上映でそのうち1回上映になりそうなので、早めに行くのをお勧めします)。朝倉あきちゃん主演作ということで、関東での公開前に情報を入手し公開を楽しみにしていました(関東は5月12日公開)。公式サイトのあらすじを観た瞬間に、絶対好みの映画だと思った次第です。ここから大きなネタバレなしで感想を書きたいと思います。まず冒頭。初海のモノローグでひきこまれました。それと同時に”いい映画”だと思いました。モ
こんにちは、ねこあしです(* ̄∇ ̄)ノ本日ご紹介させていただくのは、三年前に恋人を亡くした27才の元教師の女性の再生への道のりを繊細に見つめたヒューマンドラマ「四月の永い夢」3年前に中学校の音楽教師を辞めた27歳の滝本初海(朝倉あき)は、現在は近所のそば屋でアルバイトをしながら暮らしていたが、そんなある日、彼女のもとに1通の手紙が舞い込む📨それは3年前の春に亡くなった恋人が、彼女に向けて書き遺したものだった。この手紙をきっかけに、初海の変わらない日常が再び動きはじめていき・・・ストーリ
シーツーWEB版に戻る『愛の小さな歴史』、『走れ、絶望に追いつかれない速さで』などの新鋭・中川龍太郎が監督・脚本を手がけ、第39回モスクワ国際映画祭で国際映画批評家連盟賞とロシア映画批評連盟特別表彰を受賞したヒューマンドラマ。『走れ、絶望に追いつかれない速さで』に続いて、『四月の永い夢』は、“親友の死”という自身の実体験を踏まえながら、だが前作の鋭い感性とはまた異なる優しいまなざしで、主人公の心の旅を描き出していく。ヒロイン・初海の心の光と影をその透明感あるたたずまいでみ
中川龍太郎『四月の永い夢』オープニングから既に悪い予感がしていたが、美しい風景と自意識過剰の組み合わせは、ありきたりな感傷へと物語を落とし込んでしまう。国立という場所に纏わり付くイメージをほとんど無批判に肯定してしまう態度が、これからの進むべき道に迷う一人の女性に、たいへん都合の良い居場所を用意することになる。昔ながらの商店街や銭湯、手ぬぐいの染色工場、浴衣、花火大会といった具合に、過去に囚われた女性に居場所を与えるにあたって、それらしき記号が散りばめられていた。朝倉あきの演じた初海が
3年前に中学校の音楽教師を辞めた27歳の滝本初海(朝倉あきさん)は現在は近所のそば屋でアルバイトをしながら暮らしているそんなある日、彼女のもとに1通の手紙が舞い込むそれは3年前の春に亡くなった恋人が彼女に向けて書き遺したものだったこのことをきっかけに、初海の変わらない日常が再び動き始める…メインビジュアルになっている桜の樹の下で喪服で佇むヒロイン初海…という美しい画で先ずグッと掴まれましたああ、やっぱり朝倉あきさんは美しい…物語は中盤までは東京の国立、終盤は富山へと舞台が移るので
【90点】監督:中川龍太郎朝倉あき、主演女優賞にノミネートします!普通の女性の感情の揺れを、見事に演じています。3年前まで中学校の音楽教師だった初海は、今は蕎麦屋でアルバイトをしながら暮らしている。そんな初海の元に、3年前に死んだ恋人からの手紙が届き、心が揺れ動く。染め物工場で働く青年が初海に好意を寄せるが、初海は恋人を亡くした過去から、躊躇してしまう。普通に働き、普通に生活する。食べるとか、寝るとか、風呂とかの描写が、丁寧で好感持てました。テレビがなくラジオを聞きながら暮らすと
【四月の永い夢】なんとまだ今年で28歳!、にも関わらず既に劇場公開6作品目という驚きは、鑑賞後には払拭されました。2012年、若干22歳で初メガホンをとった『Calling』では精神のバランスを失った妻を支える夫。同年公開『雨粒の小さな歴史』では生き別れた父親と娘との交流を。2014年には『PlasticLoveStory』複雑な環境、心境にある3人の女性の恋物語から若者の苦悩を。翌2015年は『愛の小さな歴史』。家族を捨てた父親を憎む娘と家族、彼らを取り巻く人間達の繋がりを描き東
雨に洗われた朝の国立駅前の緑地帯幸せな気分で今日の仕事場へ向かう西の隣町でも上映していると知り、更に西方からの仕事終わりに観て帰ることにしたそのタイムテーブルが我ながら最高でした土砂降りの雨予報の外の中の映画館見知ったわが街くにたちと亡くなった彼の故郷の富山の空気感が静かで落ち着いて会話や表情や歩き方心の内面を外に表す口から出る声や言葉そのどれもが全体が二十三十代がかなり昔の者にとっても心に静かに響く観に行って良かったとしみじみと思える映画でしたくにたちで生まれ育っ