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神楽獅子の続きです。土蜘蛛の登場です。(土蜘蛛は悪者の設定です)獅子と土蜘蛛が立ち回ります。蜘蛛の糸を吐く土蜘蛛。獅子は蜘蛛の糸に絡まれてしまいます。必死に立ち向かって……獅子が勝利をおさめます。この蜘蛛の糸は見物客にも投げられます。蜘蛛の糸の芯を財布に入れておくと、お金が貯まると言われています。芯ではなく蜘蛛の糸そのもの、という説もあります。いずれにしても争奪戦です。最後は結願(けちがん)念仏が唱和され、念仏踊りは終了しました。六斎念仏踊りは松尾大社だけでなく、六斎念
神楽獅子の続きです。3段重ねの将棋盤が用意されました。ゆっくりと足を掛けて……タイミングを合わせて、この小さな将棋盤に乗ります。天井に届く高さです。ヒヤヒヤする瞬間です。そしてまたもやアクロバティックな動きが始まりました。次回の記事で最終回となります。
続いては「神楽獅子」です。「獅子と土蜘蛛」というタイトルで奉納される社寺もあります。獅子は、ふたりがかりで演じています。見事なアクロバット!ふたりの息がぴったり合っています。次回に続きます。
演目「越後獅子」長唄の演目から取り上げられた踊りです。越後から江戸に出稼ぎに来た大道芸人が、獅子舞を踊るといった内容です。「四枚(よまい)獅子」太鼓を上下に動かしながら、四人が打ち合います。とにかく激しいです。本当にカッコイイです。次回に続きます。
演目「祇園ばやし」背中の鯉の柄がカッコイイですね。棒振り演者の登場です。すごいジャンプ力!太鼓との掛け合いも激しいです。ひょっとこ坊主とおかめ妊婦も登場します。少し日が傾いてきて、念仏踊りも佳境を迎えます。次回に続きます。
続いては「四ッ太鼓」です。演奏前の所作が綺麗ですね。奏者の目前が本殿になるので、祈りを捧げているようにも見えます。4個に組んだ太鼓を軽快に打ち鳴らしていきます。打ち手は次々と入れ替わります。太鼓の周囲を回りながら打ったりします。小坊主も登場!笛の伴奏に合わせて打ち鳴らす四ッ太鼓は、とにかくテンポが早く、昨日今日の付け焼き刃でできる代物ではありません。生で見たら感動すること間違いなしです。次回に続きます。
9月3日(日)松尾大社の八朔祭で奉納された六斎念仏踊りの様子です。發願(ほつがん)念仏の太鼓打ちからスタートです。演目「猿廻し」太鼓で猿廻しを表現しています。演目「時雨」謡曲「紅葉狩り」から起用したもので、美しい女性に化けた鬼が、武将を誘惑するふりをして命を狙う物語です。演目「せり上げ」太鼓の打ち合いものです。演目「願人坊主」坊主といっても僧侶ではなく、貧しい大道芸人を願人坊主と呼びます。どの演目も、かなりの体力とエネルギーを使う踊りです。次回に続きます。
おはようございます。世界でたったひとつの旅をプロデュース、女性の心に寄り添う旅、京都癒しの旅の下戸眞由美(おりとまゆみ)です。朝晩は秋の気配を感じるようになってきました。昨日、日が暮れるころ、梅宮大社に。目的は六斎念仏を見たかったからです。この日は嵯峨野六斎念仏保存会さまが奉納されていました。四つ太鼓、音が出ます。こちらは越前獅子、この演目は初めて拝見しました。獅子舞、碁盤を重ねた上で凄いです。1時間、たっぷり楽しませていただきました。綺麗なお月さま。この日は盆踊りもあり
松尾大社八朔祭の記事からの続きです。大人に混じって子供たちも大活躍です。四ツ太鼓。テンポを少しずつ上げながら四つの太鼓を打ち鳴らします。演者は次々にチェンジしていきます。棒振りもあります。越後さらし。「さらし」とはおそらく「晒」だと思います。越後獅子の頭につけている、赤と緑の布を表しているのかな?前回の記事でも書きましたように、市内各所で行われた六斎念仏は、感染拡大防止のため演目の一部を省略されました。しかしながら、3年ぶりの開催は質の高いもので、懸命な練習の成果が見
9月4日、松尾大社の八朔祭に行きました。京都で一番遅い夏祭りで、このお祭りが終わると皆、「夏も終わったなあ、秋やなあ」と、口にします。今年は3年ぶりに六斎念仏の奉納がありました。市内各所の寺社で、足並みを揃えての再開。しかしながら、感染対策を念頭に置き、披露される演目は約半分に省略されました。「本当に申し訳ないのですが、皆さん楽しみにしておられる【獅子と土蜘蛛】は今回はありません」奉納の前の挨拶で、ものすごく申し訳なさそうに宣言されました。中止かもと思っていたので、半分だけで
嵯峨野六斎念仏の演目『祇園ばやし』の一場面です。二人が太鼓を曲打ちする合間に、棒振りや、おかめとひょっとこの掛け合いがあります。数ある六斎念仏の中でも、嵯峨野は芸能の要素を強く取り入れているため、こういったユーモラスなシーンがあるそうです。『越後獅子』獅子に扮した4人が、太鼓を打ちながら踊ります。嵯峨野六斎念仏が奉納される、松尾大社の八朔祭は、毎年9月の第一土日曜日に行われ、京都で一番遅い夏祭りとされています。八朔祭が終わると
嵯峨野六斎念仏の演目のひとつ『四ツ太鼓』四つに組まれた太鼓を、徐々にスピードを上げて鳴らします。小さな子供から大人まで、代わる代わる打ち鳴らします。みんな真剣な表情です。
松尾大社の八朔祭で披露された、嵯峨野六斎の様子をお届けします。六斎念仏は念仏芸能の一種で、この時期に京都を中心とした地域(主に西日本)で笛・鐘・太鼓の演奏と舞踊が奉納されます。『念仏』なのに、何故お寺じゃなく神社なの?と、疑問が沸きますよね?関係者の説明によると、空也上人が松尾の神様から太鼓と鐘を授かったのをきっかけに、毎月の六斎日に(
松尾大社の八朔祭で奉納された、嵯峨野六斎念仏。いよいよクライマックスの神楽獅子~土蜘蛛です。3段に積み重ねた碁盤の上に、獅子を演じる2人が乗ります。2人ひと組で1体の獅子を演じます。嵯峨野六斎では計4人、2体の獅子が登場します。(何年か前に観た時は、獅子は3体いたような記憶が・・・?)かぶりものは暑いので、休憩中の獅子の中の人を、子供たちが団扇であおいでいます。
松尾大社の八朔祭で奉納された嵯峨野六斎念仏『越後獅子』数々の演目が続き、ここから大きな山場を迎えます。越後獅子は久世六斎などでは披露されることはなく、松尾大社の「売り」となっています。太鼓を上下に振りながら鳴らします。夕方4時からスタートした奉納も終盤にさしかかり、辺りが少しずつ暮れかかってきました。↓↓よろしければ動画もご
松尾大社の八朔祭で奉納された嵯峨野六斎念仏の『四ッ太鼓』写真のように小さな太鼓が4個組まれた状態のものを演者が次々と交代で打ち鳴らします。ひょっとこも四ッ太鼓に参戦。ひょっとこをアップで撮ってみました。徐々にスピードアップされ、太鼓打ちのレベルが高くなっていきます。四ッ太鼓は六斎念仏の基本とのこと。なので子供たちも、この演目に参加しています。
松尾大社の八朔祭で奉納された、嵯峨野六斎念仏の演目のひとつ『時雨』4人の子供たちが踊ります。うち2人は女性の格好をしています。飛んだり跳ねたり回ったり、動きがかわいらしいです。この演目は久世六斎にはなかったものです。嵯峨野六斎特有の踊りかも知れません。
お盆の前後から夏の終わりにかけて、西日本を中心とした社寺で奉納される六斎念仏。京都市内でも十数ヶ所のお寺や神社で披露されました。蔵王堂光福寺の内容に引き続き、今回の記事からまた連投になりますが、松尾大社の六斎念仏を紹介していきます。本日は、続けて7枚の写真を掲載しますね。松尾大
8月31日蔵王堂光福寺の八朔祭の後、9月2日には松尾大社で八朔祭がありました。まずは、松尾大社に属する『やまぶき会』の女神輿の巡行の様子です。お神輿を船に乗せ、嵐山の大堰川を渡る『船渡御』などを経て、神社に戻って来たところです。やまぶき会が発足されて21年。当初は女性がお神輿を担ぐことに、私は抵抗がありました。保守的な考えかも知れませんが、いまだに女性が山に登ることにも
昨日は松尾大社の八朔祭でした。赤ちゃん相撲やこども神輿などが催され、最後に六斎念仏の奉納があります。先日の記事で少しだけ紹介したものは、久世六斎念仏で、こちらは嵯峨野六斎念仏といいます。『四ツ太鼓』の動画を撮りました。4つの太鼓を交互に叩きます。動画の中では「ひょっとこ」が太鼓を叩き、その後に男の子が続きます。動画はそこまでですが、その後も次々と奏者が交代し、リズムもどんどん早くなっていきます。『越後獅子』です。赤獅子と青獅子が豆太鼓を叩きながら踊ります。カメラでの
昨日と今日、松尾大社で八朔祭がありました。赤ちゃん相撲やブライダルショー、盆踊り等、楽しいイベントが目白押しです。そしてお祭りの最後は、嵯峨野六斎念仏の奉納でした。ひょっとこ。動きが早くてブレブレです。越後獅子。お三味線の常盤津を元にした楽曲に合わせての舞踊。こちらも激しい動きです。六斎念仏で外せないのが『獅子と土蜘蛛』何段にも重ねられた碁盤の上で、アク
昨日は松尾大社で八朔祭がありました。京都の夏祭りの最後を飾る神事です。残念ながら私は、体調の関係で鳥居をくぐることができず、神社の敷地へも入れなかったので、今回は以前に撮影したものを掲載します。(女性は色々と行動を制約されることがあって大変ですよネ)松尾大社では嵯峨野六斎念仏が奉納されます。先月に掲載した吉祥院天満宮の六斎念仏や久世六斎念仏と比べると衣装が華やかですね。この先も、重陽の節句や中秋の名月に関連する神事が、次々と市内の社寺で開催されます。どうぞ皆様、秋の京都にお