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[シリウス]_・)...。えと...【超嵐】シリウス。如何でしたでしょうか。笑まずはこのお祭りを企画して下さった所長♡♡Rさん♡♡ホントに楽しいお祭りをありがとーん♡♡♡*゚✲ฺ٩(≧ᗜ≦*)و✲*めちゃくちゃ遅いお礼でごめんちゃい。(´。・д人)゙はい。お気付きですよね?笑そうです。そうなんですよ。笑今回終わったのは【秋嵐】のお祭り。笑いつも以上に暴走しまくった結果。【秋嵐】が終わりを迎えぬまま【冬嵐】に突入してると言う。(*≧艸≦)笑こんなゆえ。ですがい
俺より...二宮くんの方が...可愛いと思うけど?大野さんが...僕を射抜く様に見つめながら一歩僕に近付いた。大野さんのその目に...心臓がドキッとして、思わず一歩後退る。...何で...逃げるの?笑に...逃げて...ない...です...。そう言いながらも...一歩一歩距離を詰めて来る大野さんから逃げる様に後ろへと後退る。トンッ...と背中がシリウスに当たりそれ以上後退れなくなった。あ...。横に逃げようとした僕を逃さない様に...大野さんはシリウスに手を突き囲んだ
...え...。急にそんな事言われてもって...思うよな。苦笑ましてや男の俺から...そんな事言われてもな。今は...考えられないかもしれない。でも...ほんの少しで構わないから...俺の事...考えてみて欲しい。...僕...。急な告白に戸惑ってたら...。大野さんは鞄から封筒を取り出し中身を広げて僕の前に差し出した。先日受けた人間ドックの検査結果。至って健康。病気なし。持病なし。先生のお墨付き貰った。...え...。大野さんはズイッと手のひらを僕に見せる。生命線
大野さんとの待ち合わせ場所...。中央広場のシリウス前。僕が...透をずっと...待ち続けた場所。ゆっくりとその場所に近付く。大野さんは...まだ...来ていなかった。心臓が...ドキドキと音を立てる。大丈夫...待ち合わせしてるのは...透じゃない。永遠に来ない相手じゃない。だけど...1分1秒が長く感じる。大野さんは...ホントに来てくれる?透みたいに...目の前から...居なくならない?待ってる間に...嫌な考えが頭を過る。胸の奥が押し潰されそうだ...。無意識に
日曜日。待っていた物が郵送されて来た。封筒を受け取り中身を確認する。...よし...。結果は...上々。笑これで...二宮に...告白出来る。決心が鈍らない内に二宮に連絡を入れた。✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽...カズ~。携帯...鳴ってるよ?...え...?誰だろ?普段はあまり鳴らない携帯が着信を告げる。まーくんから携帯を受け取りスクロールする。...はい。『あ...二宮くん?...大野です。』...え...?...大野...さん...?『今...ちょっ
まーくん...上がった...。ん。何か飲む?お水...ちょうだい...。オッケー。風呂から上がって来たカズに冷蔵庫からミネラルウォーターを取って渡す。受け取ったカズはごくごくとミネラルウォーターを半分飲み干した。カズ...座って?...うん...。カズにソファに座る様に言って俺もカズの隣に座った。何があったのか...話してくれる?...うん...。...城ちゃんと...ご飯食べに行って...何かあったの?城崎さんとは...ご飯...食べに行ってないの。...行っ
...カズ...。...まーくん...ごめんね...。二宮を連れて雅紀の家に行った。二宮の顔を見た雅紀は...泣き出しそうな顔で二宮をぎゅうっと抱きしめた。...無事で...良かった...。...ホントに...ごめんなさい...。二宮を抱きしめたまま、雅紀が俺の方を見た。おーちゃん...ホントにありがと。おぅ。じゃあ...俺は帰るな。あ...。帰ると伝えると、二宮が俺の方を振り返った。...大野さん...ご迷惑おかけして...ホントに...すみませんでした...。
僕の前から...透が...居なくなって...。僕はそれに...耐えられなくなった。もう...置いて行かれるのは...嫌...で......僕は...透の所へ...行こうと...思ったんです...。二宮が俺の服をぎゅうっと握る。俺は...二宮の背中を優しく撫でた。透に会いたい...透に触れたい...透に...抱きしめて欲しい...。僕の頭には...それしか...なかった。そんな僕を...見付けて...引き戻してくれたのがまーくんと翔ちゃんと潤くん...なんです...。そっ
走って走って...その場所に着いた。そこは...中央広場の...シリウス前。二宮が...ずっと彼を待ち続けた場所...。此処に...二宮が居る様な気がした。だけど、ざっと見回しても...二宮の姿はない。...俺の...勘違いか...。走った後の荒い息を整えながらシリウスの周りを歩いて回る。表から裏へと回った時。しゃがんでうずくまってる人影が見えた。そこにはライトが当たってなくて暗くてよく見えない。...二宮...くん...?恐る恐る声をかけてみた。俺の声が聞こえたらし
あ!城崎!!『お...おぅ...どうした?』お前...二宮くんと別れたのどこで何時頃だ?『え?二宮くんと?...18時に...中央広場のあのカフェだよ?』...18時にカフェ?飯...食いに行ったんじゃねぇのか?『...行く前に...告白して...フラれたんだよ...。』今の時刻は22時過ぎだ...。城崎が二宮と別れて...4時間は経ってる...。分かった。ありがとな。『あ...おい大野?どうした...』城崎が何か言ってたが構わず電話を切って雅紀にかけ直す。『もしもし
『今日の食事はキャンセルしよう。またいつか...皆で食べに行こうね。』と城崎さんに言われた。じゃあ...また...お昼に社食でね。笑そう言って笑って...城崎さんはカフェを出て行った。僕は...暫くそこから...動けなかった。やっと涙が止まって。冷えてしまったコーヒーをごくごくと飲み干し、はぁ...と息を吐く。カタンと席を立ちそのままカフェを出た。・*:.。.・*:.。.・*:.。・*:.。.・*:.。.・*:.。・*:.。.・*:.。.・*:.。はぁ...やっと終わった.
週末。城崎さんと待ち合わせしているいつもの噴水前に着いた。まだ...城崎さんは来てないか...。それはそうだ。待ち合わせの時間より...20分も早く着いた。辺りをキョロキョロと見回して...ふと気付く。...居るはずはないのに。...今日は...大野さんは...来ないんだから。...居るはずがないじゃん。苦笑毎週末、4人でここで待ち合わせをして。いつも大野さんと僕が早く着いちゃって。寒いからカフェであったまるのが...当たり前に...なってた。足が自然とカフェの方へと
...大野...帰って来てたんだ?笑おぅ。城崎。お疲れ。笑書類纏めたらまた出るわ。あのさ...。...どうした?取引先から戻って、書類を纏めてたら城崎がフロアに戻って来た。『あのさ...』と声をかけて来たけど...その先が続かない。...何かあったのか?何かあったのか?俺...週末に...二宮くんを食事に誘った...。...そっ...か...。城崎が前に進む覚悟を決めた。そう聞かされたのに...。俺はまだ...自分の気持ちを二宮に伝える覚悟が...出来てない。大
城崎にも『二宮が好きだ宣言』をしたものの。どう動いていいか...迷ってた。二宮に断りもなく...二宮の過去を知ってしまった。その事もあり...行動に移せなかった。仕事が忙しくなり結局、昼のランチも週末の遊びも行かないまま1週間が過ぎた。・*:.。.・*:.。.・*:.。・*:.。.・*:.。.・*:.。・*:.。.・*:.。.・*:.。あ。城崎さん。笑二宮くん、相葉くん。お疲れ様。笑城ちゃんお疲れ~。笑城ちゃんが俺の隣に座った。カズがチラリと城ちゃんの後ろを見る。..
取りあえず...3人には認めて貰えた事をよしとしよう。俺自身...自分から人を好きになるのも初めてだし。苦笑男を好きになるのも...初めてだしなぁ。つーか...その前に。俺には...やらなきゃいけない事がある。・*:.。.・*:.。.・*:.。・*:.。.・*:.。.・*:.。・*:.。.・*:.。.・*:.。次の日の朝。出勤してすぐ城崎の所に行った。城崎...ちょっと...いいか?おぅ。どうした?...ちょっと...。そう言って、城崎を人気の少ない非常階段に連れて行
透さんが亡くなってから...俺達3人でずっとカズを守って来た。前を向いて生きて欲しくて...必死だった。そんな俺達の思いがカズにちゃんと伝わって...カズは生きようとしてくれたんだ。だけど...心は...透さんに囚われたままで...。前に進む事を止めてしまったんだ。透さんが亡くなって...もう3年経つのに。...3年...。でもね。おーちゃんと出会った事で...カズに変化が表れたの。...変化?うん。ずっと避けてたプラネタリウムに行ったって聞いた時はホント驚いたもん。
おーちゃんはさ...『透』って...聞いたんだよね?ん...。プラネタリウムに行った時...。シリウスの説明が始まった時に二宮くんが『とおる』って呟いて...泣いてた。おーちゃんも気付いてると思うけど。『透』は...カズの恋人だった人の名前。そっか...やっぱり恋人の名前だったか。...ん...?『だった』?雅紀...恋人だった...って?うん...透さん...病気で亡くなってるんだ...。亡くなってる...。二宮の恋人だった人は『一条透(いちじょうとおる)』と言って.
俺さ...子どもの頃から...人に興味が持てなかったんだよね...。だから...本気で人を...好きになる事なんて一度も無かった...。二宮くんの事も...城崎が...一目惚れして...俺に協力して欲しいって言われなきゃ...関わる事も...無かった。おーちゃんから城崎くんの話を聞いた時はホント驚いたもん。笑そんな事絶対しない人だったからさ。笑だよな。笑でもさ...そん時に...『噂の経理部の二宮』を見てみたいって思ったんだよな...。だから...城崎に協力した。雅紀
定時を少し過ぎてやっとフロアを出れた。雅紀が待ってるロビーへと急いで降りる。悪い...雅紀。待たせた...。大丈夫。そんなに待ってないよ?あのさ...落ち着いて話せる所がいいんだけど...。ならさ。潤ちゃん家...行かない?話って...カズの事でしょ?それなら二人も一緒に居て欲しいし。...分かった...。落ち着いて話せる所がいいと言うと雅紀は松本の家を提案して来た。二宮の事を話すなら...やっぱり櫻井と松本にも...話すべきだよな...。そう思ったからOKを出した。
二宮の姿が見えなくなって...一気に顔が赤くなるのが分かった。思わず両手で顔を覆う。何...やってんだよ...俺...///無意識に抱きしめるとか...。危ない奴じゃん...俺...。でも...二宮が喋る声を聞いてたら。俺を...笑顔で見つめる二宮を見てたら。自然と...体が動いて...抱きしめてた...。俺...二宮くんの事...好き...なんだな...。自分の無意識の行動で気付くなんてな。どんだけ鈍いんだよ...俺は...。苦笑と同時に...二宮に断りもなく抱
名前を呼ばれて反射的にそっちを見た。...ら...二宮が...立ってた。...大野さん?...どうしたんですか?二宮が...俺に近付いて来る。目の前に居る...二宮本人に...俺の胸がドキドキと音を奏で出した。何だよ...何で胸がざわつくんだよ...。とにかく...二宮から離れなきゃ...。無言で二宮から視線を逸らして公園に入ってく。俺...めちゃくちゃ嫌な態度取ってるよな。でも今は...二宮の顔もまともに見れないし話なんて無理だ。このざわつく気持ちを落ち着ける方が先だ。
考えて考えて考え抜いた結果。取りあえず一度、二宮から離れてみようとそう思った。ランチも断り、週末の遊びも全て断った。城崎は...変な顔してたけど...今の俺にはそれしか手立てが思いつかなかった。元々...二宮とは接点が無かったから。離れて2週間。全く会う事も無かった。このまま離れてたら...二宮の事もきっと忘れるんじゃないか?そう思ってた。✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽外回りに出かけた帰りに中央広場を通った時。ふと...あのカフェが目に止まった。...二宮と..
雅紀は何か納得したみたいで二宮の話はそこで終わった。それから暫くは他愛もない話をして。飲み会もおひらきにした。雅紀と別れて夜道を歩く。キーンと来る寒さが俺の頭の中をクリアにしてくれる。『カズの事...少し考えてみてよ』雅紀はそう言うけど...。雅紀と話して分かった事は二宮には『透』と言う彼氏が居た事。プラネタリウムには...その彼との思い出が沢山あって行けなかった事。行けない...と言う事は...二宮はその彼が好きだったけど多分別れてしまったんだろう。『昔...壊
雅紀が急に『カズの事...好き?』と聞いて来て思わずビールを吐きそうになった。...は?だから...おーちゃんはカズの事好き?いや、言い直さなくても聞こえたわ。何でいきなりそんな話になる?カズにさ...興味持ってくれたよね?一度会ってみたいって。まぁ...城崎の事もあったし...。噂の二宮くんだったから...会ってみたいとは思ったけどさ...。会ってみて...どうだった?可愛いとか...思わなかった?そう雅紀に聞かれてドキッとした。二宮の事を『可愛い』と一瞬...思
生でいいよね?...ん。仕事を定時で終わらせていつもの居酒屋に行く。生と数品頼んでメニューを閉じた。おーちゃんは俺と目線を合わせずおしぼりをずっと弄ってる。俺は...そんなおーちゃんをじっと見つめる。単刀直入に聞くのが早いかな。『土曜日にカズと何があったの?』って。あぁ...でも...そんなんじゃ...おーちゃんは話してくんないか...。なら...やっぱカズの事を話すのがいいか。それなら...おーちゃんも何があったか話してくれるかも?ホントは...カズの事はあまり話し
ごめんなさい...遅くなって。大丈夫ですよ?笑あれ...大野さんは...?おーちゃんなら仕事残して来たって飯食べてすぐ戻っちゃったよ?そう...なんだ...。カズが少し残念そうな顔で社食の出入口を見る。...カズも...何か...いつもと違う...?じゃあ僕、ランチ買って来ますね?笑いってらっしゃい。笑パッと切り替えたカズはランチを取りに行った。トレーを持って帰って来たカズに城崎くんが話しかけた。そう言えば二宮くん。行きました?プラネタリウム。あ...えと...うん
昼休み。いつもの様に4人で社食に集まる。が、今日は二宮が少し遅れると連絡があった。二宮が来る前に...話すか。各自ランチを持って席に着いた。あのさ...話...あるんだけど...。なぁに?おーちゃん。何かあった?雅紀...そろそろ...いいんじゃねぇか?...何が?...城崎の事。え?!俺?雅紀もさ...城崎が遊びじゃなくて本気で二宮くんの事好きだって...分かったろ?まぁ...ね...。もう...二人で会うのも...許してやってよ。雅紀の目を見ずに一気にそこまで言
結局、二宮オススメのハンバーグ屋でランチを食べて。その旨さに驚いて。そんな俺を見てドヤる二宮に爆笑して。笑今日1日で...色んな二宮の姿を見た。だけど...一番心に引っ掛かってるのはプラネタリウムで見た...二宮の涙と...『とおる』と言う名前だ。何となく...二宮には聞いてはいけないと感じた。なら...雅紀か櫻井か松本に聞くか?そこでふと...思う。...何で聞く?聞いて何の意味がある?俺には関係ないんじゃねぇのか?そうだよ...関係ないんだよ。二宮の涙の意味だろうが
考えても答えは出ないのにグルグルと考えてしまう。気が付くと...会場内は明るくなってプラネタリウムの上演が終わった事を告げてた。何となく...二宮の顔が見れなくて。どうしようかと思ってたらカタンと二宮が立ち上がった。大野さん?終わりましたよ?笑あ...あぁ...。その声はいつもの二宮で。俺を見てニコッと笑う。...大丈夫ですか?笑あ...あぁ...何か...凄かったわ...。ふふっ。ですよね。笑僕も初めて見た時は放心状態になりました。宇宙って...凄いなぁって。笑
へぇ...こんな感じなんだ。プラネタリウムって。もしかして...大野さん初めてですか?ん。初めて。笑会場の真ん中にデカイ機械があって。それを取り囲む様にグルリと椅子が並べてある。うえには半円形の天井。全体的にまぁるいイメージだな。ここにしましょうか?そう言って二宮が椅子に座る。二宮の右隣に俺も腰を下ろした。おぉっ?!背もたれに体を預けるとカタンと椅子が傾く。驚いて思わず声が出た。苦笑ふふっ。大丈夫ですか?笑傾くとは思ってなかった。笑無理なく空を眺めれる感じになるんで