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実写化不可能と言われた、綾辻行人の原作小説を実写化したhuluオリジナルドラマ『十角館の殺人』!全5話。これを観たいがために、解約していたHuluを1ヶ月だけ復活させた。先月の配信日の直前。ずいぶん昔に読んだ原作をものすごく久しぶりに読み直した。細かい部分はだいぶ忘れていたけど、やっぱり<あの一行>は衝撃的。ページを繰って<あの一行>を目にした時に得られるカタルシス。初めて読んだ学生の時の自分も。「あぁ…!」と唸った、<あの一行>。…これ実写化なんてできますか?◽◽
まさかの実写化で話題の『十角館の殺人』の予告映像が、今朝4時に解禁されたということで「ZIP!」でその映像が流れた。十角館の空撮映像だ!ポイントとなる十角のカップや口紅も。いいねぇ。鹿谷門実こと島田潔役は草々さん(青木崇高)なのか。ちょっとイメージと違うかなぁ。って、島田潔のルックスって原作ではどう書かれてたか覚えてないや。コナンくんこと江南孝明は役は奥智哉くん。ちょっと若すぎる印象だなぁ。その他のキャストはベテラン勢ばかり。メインのミステリ研究会の7人を誰が演じるかって、まだ情報
いつか誰かがやるんじゃないかと思っていましたがとうとう来ましたね『十角館の殺人』、映像化!今まで舞台化されたり、コミック化はされましたがついに映像化ですか…出来がコワくて、舞台もコミックも見たことないんですけど映像は観てみようかしらねキャスティングが楽しみです(特に、島田潔)出版当時は、飄々とした雰囲気だけどキレ者であるということで島田は、豊川悦司さんがいいんじゃないかと思っていましたが今だと、菅田将暉さんでしょうかねえただ菅田さんは、久能整クンがあるからなあ…あとは松ケ
仮面の男って、なんだかミステリアスな感じがしませんか?例えば仮面の男界ナンバーワンの色男と言っても過言ではないシャア・アズナブル少佐、そのあとに続く鉄仮面やミスター・ブシドーを代表としたガンダムシリーズの仮面イケメンたち。ほかには大御所・犬神家の一族からスケキヨ。海外からのクラシック、オペラ座の怪人のエリック。変わり種だとサウンドホライズンの「エルの楽園」でもおなじみです。私の一番好きなシリーズです。ああ、彼女の背後には、仮面の男が立っていた……と、まあ私の数少ない「仮面の男」引き
諏訪祭りは、建御名方富神の祭り大祝(オチ)が建御名方に扮して一身に体現する祭り大祝は、仮屋の中で、稲の上に鹿皮を敷いて座りそそう神に対する申し立てを受ける『ここには「民人之玉しい」(稲)と「御左口みさぐち神」(鹿皮)を一身に体現した、大祝の姿がある』(島田潔)御左口神とはミサクチで、イサクのこと→=M・ISAKU・CHIMは御、CHIは霊(ち)(布施泰和)アブラハムとサラの、ひとり子百歳にして授かった、たったひとりの子薪の上に横たわり、父の振り下ろ
はじめて「あの一行」を読んだときは、驚きのあまりおよそ人語とは思えない奇声を発して魂消たものでした。それから数年経って『奇面館』まで読んだうえでの再訪ですが、改めて読み直してみてもやっぱり最高です。全てを把握した状態で読んでもストーリー自体が面白いですし、むしろ読み進めるにつれ、自分はいま「あの一行」に近づいているんだ、という感覚が込み上げてきて何とも言えず辛抱たまらないものがあります。「あの一行」は、いま読んでも矢張りゾクッと来るものがありました。異端の建築家・中村青司
綾辻行人「水車館の殺人」読了。「十角館の殺人」は本当に素晴らしかった。次に読もうとしていたのは「迷路館の殺人」。こちらもぞくぞくするほどおもしろそうだ、途中まで読んだのだ。だけど待てよ、建築家中村青司の「館」、探偵役に「島田潔」、これはシリーズ?順番に読むべき?と思い間の一冊「水車館の殺人」を読んだ。うーん、イマイチだった。本格ミステリの構築美っていうのは、確かに工夫が感じられるけど、「十角館」に勝るとも劣らず衝撃的かと言うと、そんなことはない。さっ、「迷路館の殺人」読むぞ!
つ、ついに読みました〰!綾辻行人著「十角館の殺人」。ミステリ好きのどなたもが口を揃えてオススメするので、ずっと読みたいと思いつつ、図書館ではいつも誰かが借りていて永遠に借りられないので、とうとう購入してしまいました。正直な感想を述べますとですね。かなり期待しておりましたので、ハードル最高値だったかもです。意外なトリック!とかこう来たか!みたいな驚愕・衝撃はなかったのですが、最初の印象からして、「全てが完璧」でした。これが若干26歳のデビュー作というから、そこに驚愕です。孤島が舞台で
綾辻行人さんの『人形館の殺人』読了いたしました。本格ミステリ読書歴、まだ4年ですが4年間で色んな作品に出会い館シリーズ変化球である『人形館』の良さが楽しめるようになりました『人形館』のような館もあるから、館シリーズは奥深く面白いのだと思います途中で、島田荘司さんの『占星術殺人事件』に出てくる戦前の梅沢家事件がチラッと登場します島田潔さん(島田荘司さん+御手洗潔さん)のお名前の由来からも感じますが綾辻行人さんは島田荘司さんをリスペクトされているのですよね最近ご無沙汰してしまってま
【父が飛龍想一に遺した京都の屋敷―顔のないマネキン人形が邸内各所に佇む「人形館」。街では残忍な通り魔殺人が続発し、想一自身にも姿なき脅迫者の影が迫る。彼は旧友・島田潔に助けを求めるが、破局への秒読みはすでに始まっていた!?シリーズ中、ひときわ異彩を放つ第四の「館」、新装改訂版でここに。(「BOOK」データベースより)】『十角館の殺人』、『水車館の殺人』、『迷路館の殺人』に続く館シリーズの4作目です。本作は館シリーズのなかではかなりの異色作です。過去3作はどれも閉ざされた状況のなかでの話な
本日の一冊は『水車館の殺人』水車館の殺人<新装改訂版>(講談社文庫)902円Amazon著者:綾辻行人出版:講談社文庫発売日:2008/4/15読了日:2015/3/4特徴:ミステリー錯覚【感想】「館シリーズ」の二作目前作の『十角館の殺人』よりは衝撃的内容ではなかったが、謎がいくつも話に埋め込まれていてハラハラわくわくが止まらなかった。そして間違えても平凡な私の推理力だけでは真実を掘り出せなかったというか掘り出せるわけがなかったそこは「
【仮面の当主と孤独な美少女が住まう異形の館、水車館。一年前の嵐の夜を悪夢に変えた不可解な惨劇が、今年も繰り返されるのか?密室から消失した男の謎、そして幻想画家・藤沼一成の遺作「幻影群像」を巡る恐るべき秘密とは…!?本格ミステリの復権を高らかに謳った「館」シリーズ第二弾、全面改訂の決定版。(「BOOK」データベースより)】先日感想をアップした『十角館の殺人』に続く“館シリーズ”の第2作目です。前作は孤島での連続殺人事件だったんですが、今作は嵐によって孤立した人里離れた館が舞台です。土砂崩れに
再訪の『人形館』。『奇面館』まで読んだうえで戻ってまいりました。シリーズを見渡してみても色々な意味で特異な存在として捉えられるかもしれませんが、自分はこの館が特に贔屓です。暗さを湛えたモノローグや甦ってくる忘却の声。随所で覚えるインセイン感や全体を纏う陰気臭さと厭世感が欣喜雀躍辛抱たまらないものがあります。[梗概]今回の御宅は京都府京都市左京区通称「人形館」。父の自殺の翌年、ひとりごの飛龍想一は、母代わりの叔母とともにその館に移り住むことになる。名前のとおり随所に不気味なマネキン人
「館」シリーズはビックリがいっぱい。[梗概]今回の御宅は兵庫県A**市六花町に門を構える古屋敷邸通称「びっくり館」。この町に引っ越してきた小学六年生・永沢三知也は、その館に住む同い年の少年・古屋敷俊生に出会う。その偶然のめぐり会い以来、三知也と病弱で外出もままならない俊生は少しずつ友情を通わせていく。そしてその年の12月12日俊生の誕生日、三知也と同級生の湖山あおい、俊生の家庭教師である新名努の三人は誕生パーティーに招かれる。だが、そこで彼らが目にしたのは「びっくり館」の主人・古屋敷龍平
現実にこんな館があったら、ぜひ平面図片手に中を歩き回ってみたいものです。眺めているのが楽しい平面図です。二年ぶりくらいに読み直しましたが、やはりストーリーが面白く二度目でも最初のときと同じように読み耽ることができました。この酔狂な迷宮を安定の筆致で案内されるのはいつ読んでも快感です。そして、快感と云うなら何と云ってもこの仕掛けであり、これはもう改めて読んでもインパクトが強かったです。初読のときはまんまと嵌まったもので、一応それなりに真相を想像しながら読み進めてはみましたが、下手の考え何と
10月26日は、映画「蜜蜂と遠雷」を鑑賞してきました。会場がプレミアムシートだったので、ピアノ演奏シーンは、コンサートホールにいるような臨場感が味わえました松岡茉優さんの透明感溢れる容姿と演技も良かったのですが、新人俳優の鈴鹿央士くんのインタビューシーンが凄く可愛らしかった蜜蜂と遠雷(上)(幻冬舎文庫)788円Amazon筋トレ:腹筋180回、背筋100回、4kgダンベル20分間。読了本感想:人形館の殺人(綾辻行人)。父が飛龍想一に遺した
館シリーズ3巻目。推理小説の大家、宮垣葉太郎の私邸で彼の弟子である4人の推理作家、評論家、編集者とその妻、そして島田潔がパーティに招待される。だがその夜、屋敷の主・宮垣は自殺したと秘書から伝えられた。宮垣の遺言は、4人の弟子に入り組んだ迷路の形をした館であるこの私邸を舞台に推理小説を競作しろというものだった。だが競作が始まったとたん、その文章通りの惨劇が始まり…。久々の綾辻先生です。まず二重の構成になっており、この事件にかかわった「鹿谷門美」なる人物の推理小説「迷
綾辻行人さんの『十角館の殺人』読了いたしました。初めて拝読した時に、思わず2回読みましたので今回は、3回目になるのかな?と思いますがやっぱり面白いです世界が変わるあの一行を、初めて目にした瞬間を今でも鮮明に覚えています朝の通勤電車内で、少し眠たかったのですが完全に目が覚めました━(゚∀゚)━!江南(かわみなみ)さんと島田さんの友情も素敵ですよね島田潔さんは、島田荘司さんと御手洗潔さんが合体した偉大な御名前です個人的な想いや好みになりますが『十角館』は、本家本元のアガサ・クリ
珍妙な館も六軒目ですね。火事に見舞われた館の管理人、彼は記憶を失ったが一年前に自分が書いた手記は手元に遺っている。手記には館で起こった殺人事件の仕儀が綴られているが、本当にそんな事件は起こったのか、考えあぐねた老管理人はその真偽を見定めることを鹿谷・河南に依頼する。依頼を受けた二人は事件の真相を、そして館の秘密を探るため、東京から阿寒へと飛ぶのであった。的なお話で、記憶を取り戻す旅と一年前の事件の手記が交互に差し挟まれる章構成です。お話も面白く展開も気になるので、かなりハイペースで
縁起の悪い館二軒目。そこに住まうは、車椅子に乗り仮面で顔を隠した当主・藤沼紀一、彼より二回り近い若さの幼妻。亡父・藤沼一成は画家であったが、その年一回の作品御開帳の会で家政婦が塔から墜落するという事件が起こり、そしてひとりの男が殺され、さらにひとりの男が行方を晦ました。その真相は皆目不明の藪の中、一年後の同じ日、客人たちは懲りずに館に馳せ参じる。探偵役・島田潔も「招かれざる客」として推参し役者が揃い、打ち付ける雨と吹き荒ぶ風の中で新たな惨劇の予感が館を満たす。水車回る館に幽閉され
順番シリーズ第十弾です。綾辻行人さんの「館」シリーズも順番通りに読んでください。8冊しか出版されていなので改めて順番と云う事もないのですが。一応書いておきます。1、十角館の殺人(1987年9月発売)2、水車館の殺人(1988年2月発売)3、迷路館の殺人(1988年9月発売)4、人形館の殺人(1989年4月発売)5、時計館の殺人(1991年9月発売)6、黒猫館の殺人(1992年4月発売)7、暗黒館の殺人(2004年9月上・下巻発売)8、奇面館の殺人(2
綾辻行人さんの館シリーズ、まだ二作目ではありますが本気で面白いですっもしももしも・・・私にもミステリを書く才能が眠っているとしたら。。その道も凄く素敵で面白いと思う現時点では、大した文章は書けないけど『書くこと』は昔から好きで、小学生の頃の将来の夢はミステリ作家でした人生はまだまだどうなるかわからない5年後、10年後、20年後、30年後の人生が楽しみで仕方ないことだけは確か音楽にしても、本を書くにしても表現したり、創造したりする面では共通していると思う。私はそんな仕事がしたい
以前のブログで島田壮司著の『占星術殺人事件』を紹介しました。この本から始まる御手洗潔シリーズは前にも述べたように、島田壮司の代名詞と言ってもいいくらいの人気を博しました。社会派ミステリーのパイオニアとして、今尚名作を世に送り出している著者ですがこの島田壮司さん、今ではポピュラーな『新本格ミステリー』というジャンルを確率すべくある有名な作家さんのデビューを後押しした事で知られています。綾辻行人その人です著作の『Another』が少し前にアニメ化してましたね。知ってる人も多いのでは