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京都花月昭和47年12月上席のポスター。番組的になんば花月のような感じで、演芸は洋介・喜多代、桂小文枝、カウス・ボタンが看板。洋介の弟子の島田洋一(現洋七)が団順一(現萩原芳樹)とコンビを組んだB&Bはデビューしたての頃。喜多代の弟子のいくよ・くるよはトップ出番で、まだコンビを組んで2年目。ポケット・ミュージカルスは大河内通弘構成「お見合からハネムーンまで」で、伊藤哲三、室谷信夫ら新喜劇メンバーが出演。吉本新喜劇は檀上茂作・演出の「頭の問題」。この年の2月に座長にな
なんば花月昭和41年7月31日特別興行のチラシ。東西落語漫才新作・十八番大会と題して、東京と大阪の芸人が集結した特別興行で、この日は吉本新喜劇やポケット・ミュージカルスはなく演芸のみで三回興行。大阪は幸朗・幸子、桂小文枝、洋介・喜多代などの5組に対して、東京からは落語が5人、漫才が2組出演。晴乃ピーチク・パーチクの弟子が、晴乃ダイナ・ミックでダイナは後に吉本で紙切りをしてました。
うめだ花月昭和37年11月上席のチラシ。トリは島田洋介・今喜多代、人気漫才の浅草四郎・岡八郎。東京からゲストで三遊亭歌奴(後の三代目三遊亭圓歌)と弟子のどん栗(後の三代目歌奴)、曲技の丸井ブラザーズ。芝居、コント系はお馴染み竹本浩三の三本立て。ステレオ・コントは「もういいかい」。玉松キャップ・中田チャック、森信、桑原和男、奥津雄三ほか。ポケット・ミュージカルスは「枯葉のムード」。スプリング・ボーイズ、秋山たか志ほか。吉本ヴァラエティ(吉本新喜劇)は平参
10月18日金曜日〜その2P129では「唄子・啓助の漫才」の項に、島田洋介・今喜多代の両師について触れている。(写真)コレクションの洋介・喜多代師の宣材。
うめだ花月昭和38年1月上席のチラシ。まだなんば花月がオープン前の、うめだと京都の二館体制の正月興行。漫才は右楽・左楽、洋介・喜多代、四郎・八郎など当時の人気漫才を並べ、東京から牧伸二がゲスト。ポケット、ステレオ・コント、新喜劇は全て竹本浩三が脚本を担当。資料を見ると京都の新喜劇も担当してます。どんなけアイデアがあったんだと驚きます。ポケット・ミュージカルスは「ハッピー・ニュー・イアー」で、スプリング・ボーイズと新喜劇の秋山たか志が出演。ステレオ・コントは「学校ごっこ」で
昭和37年10月中席うめだ花月のチラシ。曲技のブラック・ジャガーは東京からのゲスト。演芸の看板はミスワカナ・玉松一郎、島田洋介・今喜多代。玉松一郎は翌年死去し、ワカナは新喜劇に入り、河村節子(施つ子)として昭和50年代中頃まで活躍。浅草四郎・岡八郎はコンビを組んだばかりの頃。笹山タンバのおいろけ説法ってなんでしょうか?(笑)ルーキー新一・清二は芝居の方にも出てますね。ポケット・ミュージカルスは竹本浩三構成「秋のムード」。スプリング・ボーイズらが出演。ステレオ・コ
うめだ花月昭和39年10月下席の予告チラシです。トリの漫才は島田洋介・今喜多代。そして浅草四郎・岡八郎、なんと東洋朝日丸・日出丸がめっちゃ看板が上です。曲芸の海老一鈴子は難波利三の小説のモデルにもなった方で、娘さんが現在も海老一鈴娘として活躍されています。トップには横山やすし・たかしの漫才この時のたかしは横山プリン?レツゴー正児?その次には若き笑福亭仁鶴。ポケット・ミュージカルスはまだまだ若手の桑原和男、井上竜男、抜天太郎他。平参平が座長の吉本新喜劇は、藤永暁作・演出
京都花月、昭和37年11月中席のチラシ。看板は夫婦漫才の島田洋介・今喜多代、それと浅草四郎・岡八郎。東京からのゲストで曲技の丸井ブラザーズ。ステレオ・コントは竹本浩三作・演出の「はんぱ野郎」で、秋田Aスケ・Bスケに新喜劇から秋山たか志、森信、桑原和男。ポケット・ミュージカルスも竹本浩三で、「枯葉のムード」。スプリング・ボーイズとまだ歌手扱いの浜裕二。吉本ヴァラエティ(吉本新喜劇)も作・演出竹本浩三のよる「京は秋晴れ」。平参平を座長に、専科から白木みのる、副座長に
前回のチラシの裏面で、うめだ花月昭和34年11月下席の予告です。五九童・蝶子、ワカナ・一郎、洋介・喜多代など男女コンビが多いですね。落語の笑福亭枝鶴は後の六代目松鶴。漫楽トリオと書かれたスプリング・ボーイズはザ・ダッシュの前身。吉本ヴァラエティは笑福亭松之助主演で「あねいもうと」。後に座長になる白羽大介、秋山たか志も出演。看板女優として曾我廼家五郎八の娘の西岡慶子。この人は一時期花紀京と結婚していたそうな。五郎八の弟子として、井上竜夫や菊池大助がいます。
前回の京都花月のチラシの裏面で、昭和39年9月下席の予告です。漫才・落語はなかなか豪華で、島田洋介・今喜多代、桂小文枝、浅草四郎・岡八郎が看板。八ちゃんは新喜劇を一時退団して、すぐにスター漫才師になりました。曲芸とアクロバットの東京ラッキー・トリオは後のザ・ラッキー。玉松キャップ・中田チャックのチャックは、後の中田アップでカウス・ボタンや大木ひびきの師匠。ステレオ・コントは東京から内海突破がゲスト。前回の中席に出てた笹山タンバが二代目内海突破。他に由利謙、藤井信子ら。ポ
前回のチラシの裏面で、次席(9月中席)の予告です。トリは秋山右楽・左楽で、新喜劇の秋山たか志は右楽の息子。小文枝さんも当時まだ32歳で、デビューして15年ぐらい。モタレには夫婦漫才の島田洋介・今喜多代。そして人気急上昇中の漫画トリオ。当時のフックは初代で、二代目フック(後の青芝フック)はまだ小島あきらとして新喜劇の座員でした。おしゃべり漫画の高橋とみじって、木川かえるのような演目だったんですかね?ステレオコントに花紀京、由利謙ら。ポケット・ミュージカルスは「リズム!リズム!」で
前回紹介したチラシの裏面で、次席の予告です。昭和47年6月中席「京都花月」。上の看板三組以外は非常に地味な出番編成。トリは夫婦漫才の洋介・喜多代で、弟子のいくよ・くるよもトップ出番で出ています。カウス・ボタンはまだコンビ結成3年目ですが、既に人気者で看板に。落語は露の五郎で、弟子の露の団平と師弟出番。まだ浪曲も出番があり、広沢駒蔵(元スカタンボーイズ)や礼子・恵太が出ています。勝次・勝一の勝一は現三代目平和ラッパで今は梅乃ハッパとコンビを組んでNGKにも出演。勝次は
前回紹介したチラシの予告で、昭和38年11月上席のなんば花月です。漫才の看板は二組で前席同様に落語がありません。当時の吉本にはまだ落語家が少なかったからかもしれませんね。夫婦漫才の島田洋介・今喜多代、そして新喜劇にいた新人市岡輝夫とコンビを組み岡八郎と改名し、浅草四郎とコンビを組んで人気急上昇。浅草四郎は前田五郎の師匠。朝のラジオでおなじみの浜村淳は当時は漫談で花月に出ていました。しかし、あまり面白いものではなかったらしいです。ジャズ漫画の木川かえるは吉本に入った頃。長
昭和48年4月中席の「なんば花月」の新聞広告です。トリは夫婦漫才の洋介・喜多代。喜多代さんの江戸っ子の粋なツッコミが見事でした。やすし・きよしが出ていますが、横山やすしが昭和45年12月に起こした事件で謹慎中でしたが吉本の温情で舞台復帰だけはしていました。そろそろテレビにも出だした頃かな。なおみ・珍児ってこんなに看板が上だったんですね。奇術の一陽斉蝶一はよく後見の女の子が替わります(笑)まだ若手落語家だった月亭八方と桂文珍は「落語二題」で二人一まとめ。トップのいくよ・くる
昭和48年4月上席のうめだ花月の新聞広告。なかなかの豪華メンバー。トリはロマンショウのタイヘイトリオ。弟子にレツゴー三匹やザ・ぼんちがいます。同じ出番の歌夫・洋子もそうですね。屋号がタイヘイですから。夫婦漫才の洋介・喜多代の喜多代の弟子のいくよ・くるよがトップ出番。まだこの年にデビューしたばかりです。コメディ№1や桂三枝はもう既にテレビで超人気者となっていた頃。桂文珍はまだまだ個性を出せていない時代。あひる艦隊はメンバーの入れ替わりが激しかったですね。滝あきらは
今回は昭和48年2月中席なんば花月の新聞広告です。場内改装のため17日~28日まで休演。定かではありませんが舞台前面にあったオケボックスを廃止して、舞台を増設した工事だと思います。なので、なんば花月は前に出っ張ったような舞台になっていまして、センターマイクが2本ありました。トリは夫婦漫才の洋介・喜多代。当時は同じく夫婦漫才の幸朗・幸子と共に花月の看板。カウス・ボタンはコンビ結成4年目にしてこの位置!アイドル漫才でキャーキャー言われていた頃ですね。桂三枝(現六代文枝)もデビュー7年
かつて、新聞の広告欄には大阪の演芸場各館の番組案内が掲載されていました。今回は昭和47年12月中席のなんば花月です。トリは松竹から移籍してまだ2年のダイマル・ラケット。移籍当初は扱いが大きかったですが、若手漫才が台頭してくると、看板もやや低めになってきます。モタレが洋介・喜多代。2年後洋之介に改名します。アクロバットの内田ファミリーは後のザ・ローラーズの前身。コント110の三田マサルは京唄子の三人目のダンナ。キヨシは解散後吉本新喜劇に入団した峰きよ志。落語二題では
今から38年前の京都花月のチラシです。当時は「マンスリーよしもと」はまだ発刊されていなくて、劇場に入場すると一色刷りで今席と来席の予告の両面のチラシが渡されました。まだ漫才ブームのずっと前なので、古参芸人たちが花月の舞台で頑張っているときです。トップは沖縄漫才の岡田東洋・小菊。「うちのばあさんが舞い舞って死んだんや」「どんな舞やねん」「心臓舞(麻痺)や」というネタがありました。花園ベティ・江美領一の江美領一は西川ヒノデの弟だったかな?その西川ヒノデの嫁さんが二代目西川サクラ(
むかぁーしむかぁーしの京都花月でございます。もう現役で活躍されている方はほとんどいないんじゃないでしょうか?トリは洋介・喜多代です。その隣の寿郎・田鶴子の寿郎は阿吾寿朗ではありません。その相方の田鶴子という人は人生幸朗とコンビを組んでいたことがあります。秋山右楽・左楽の右楽の息子が新喜劇座長の秋山たか志です。奇術の堀ジョージも結構長く花月で活躍されていました。フォアダッシュはザ・ダッシュの前身でしょうね。新喜劇の座長は花紀京。いやぁ~花紀さん若い!だってこの時29才です!!他