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(承前)第9章歴史を超えて日中関係のゆくえ大日本帝国時代、日本国民の多くは軍部を支持していました、中国が、日本国民が軍部に騙され戦争を強制されたというのは戦後作られた嘘の物語です日中戦争に関しては日本側の責任が大きいと思いますが、中国側にも責任がないわけではなく、日本側にもいくらかの正当性はあったはずです日清戦争以後の近代日中関係の歴史を顧みると、日中が敵対したのは主として日本側に責任があるように見えます近代においてともに劣等感に凝り固まった中国と日本が改めて顔を合わせ
(承前)大日本帝国の物語は大昔の天孫降臨の神話を材料にした家族の物語であったが、過去の歴史という現実の基盤から切り離されたところに建てられたため戦争に負けると簡単に吹き飛ばされた、過去の集大成として現在がある以上、過去を無視すれば現在も崩れるのです、戦後民主主義の物語も大日本帝国の物語と同じように砂上の楼閣でしかありません、「これまでの歴史は間違っていた」と過去を壊した、過去を壊せば現在は迷走するしかありません(コメント)戦後民主主義なるものはソ連が崩壊した時点で終わったのではないか、進歩
岸田秀著(聞き手・柳澤健)「日本史を精神分析する、自分を知るための史的唯幻論」(亜紀書房、2016年)を読んだ、著者は心理学者・精神分析学者・エッセイスト・翻訳家、和光大学名誉教授、本年5月に92才で亡くなった本屋さんでいろんな本を何気なく見ていた時、目についた、きっと今年亡くなったので岸田氏の著作を目につくように配置していたのでしょう、岸田氏の本は「歴史を精神分析する」(中公文庫、2007年)しか読んでいないが、ユニークな観察眼を持った方だと思っている本書は聞き手が岸田氏に
人間は、自然界のほかの動物とちがって「本能が壊れてしまっている」ために、半ば仕方なく宗教やある種の道徳、思想などを考案して、それにすがって生きている…というのが、わたしの敬愛する岸田秀(1933~2026)さんの分析です。そうなんですよね…、人間は本能が壊れてしまった…自然界の奇形児(かつ下等動物)のようなものなので、コンビニみたいに…1年365日ねんがらねんじゅう発情していて(=いつでも「さかり」がついている)、尚且つ都合の悪いことに、裁判官とか、検事とか、弁護士とか、比較的知能の
大阪旅行記を書いてる内に来生たかおさんから月一コメントが寄せられていましたまず最初はサッカーW杯の話題から⚽️コメントが書かれたのは決勝トーナメントのブラジル戦の前だったので"結果どうなるか、日本が勝つことを願う"と書いてありましたが、残念ながら日本は敗退してしまいましたねにわかのプロである私は当然、起きて観てましたよ〜日本が得点したシーンではマンションの上の階からもドンドン床を鳴らす音が聞こえて密かに一緒に盛り上がってました試合の前に2時間仮眠しておいたらその後は興奮で眠れなくて終
3日間の出張から戻り、翌朝たまった新聞に目を通していたところ、ある記事に目が留まり、思わず「えっ!」と声を上げてしまった。岸田秀(しゅう)さんの訃報であった。以前にも何度か記してきたが、私はこれまでの人生でさまざまな本から影響を受け、現在の自分を形成してきたという自覚がある。その中で最も大きな影響を受けたのが、間違いなく岸田さんの『ものぐさ精神分析』であった。当時、私が敬愛していた伊丹十三さんの著書でこの本が紹介されており、書評にあった以下の言葉に強く惹きつけられたのを今でもはっきりと
先日、訃報が伝えられた心理学者の岸田秀さんについて、追悼の意味で雑感を再び書き記す。訃報に触れ、哀悼の気持ちから「わたしにとって、これが人生最後の本になるであろう」という帯をつけた『唯幻論始末記』(いそっぷ社)を読み返しているが、これは岸田さんがいかにして「唯幻論」と呼ばれる人間の心に関する体系的な論考を構築することになったのかを綴った本である。言うまでもなく岸田秀の代表作は『ものぐさ精神分析』(中公文庫)だと思うが、書名に「ものぐさ」という文言が入っている本は他にも多数ある。つまり、著者は自
いつもありがとうございます。不登校児、高校中退者のための学習塾・京都あすなろ教室では、365日無休で電話相談を受け付けています。📞075-757-2241(受付時間8時から22時)日曜日の今日もお電話、お待ちしています!京都あすなろ教室・守内🏉🏉伏見工で伝説を築き上げた山口良治さんが亡くなった。あの『スクールウォーズ』の主人公・滝沢のモデルとなった豪傑である。私がラグビーを好きになったのは祖父とおやじの影響。幼稚園の頃から花園ラグビー場や(今はもう無い)西京極球技場へ連れてってく
こんばんは。健診が近いから気休めにちょっと減らすか…。だけどさ、金曜日の夜くらいは飲んでもいいかな。金曜日の夜、一週間のお仕事が終わったのだから、ということで自分のなかで合理化したので相変わらずドライジンを飲んでいます。一生は短い?長い?いっぱい遊べた?我慢して暮らした?岸田秀さんは亡くなったんですね。若い頃は文庫を読みました。生きて、なにをしようか。…はい、ご明察ですね。それはキウイ🥝君と遊ぶ毎日ですよ。キウイ🥝君、また明日ね。きみは私が帰宅した時からおやすみカバーの時間まで
私:心理学者の岸田秀(きしだしゅう)氏がお亡くなりになったということを今朝(:2026/05/29)の朝刊で知った。私は、岸田秀氏から非常に影響を受けている。岸田秀氏からSigmundFreudの心理学を知り、興味を持ち、で、他の心理学者の本を読んでみたが、いまいち納得感が得られない。これは、ドイツ語をちゃんと勉強して、Freud自身が書いているものを読まなければだめかな?(これって、文系の発想だろう。我々理系人間は、「力学をちゃんと理解するにはNewto
心理学者の岸田秀さんの訃報が届いた。92歳。わたしは、青春時代にこの人が書いた『ものぐさ精神分析』(中公文庫)を読んで以来のファンであり、新刊が出る度に楽しみに読んでいた。なぜわたしはそんな風に岸田秀を面白がったのか自分でも不思議なのだが、「すべては幻想である」という考え方を根幹とする岸田心理学は、演劇(幻想)作りを仕事とするわたしと相性がよかったのだと思う。岸田秀は精神分析医としての臨床体験を通して自らの論考を構築した人ではない。ご本人もそのへんのことは著作の中で述べているが、岸田心理学の原
これ…2017年4月29日ブログで紹介した、デヴィ夫人73歳の時のお姿その時は、こんな写真も載せましたが…デヴィ夫人、お肌スベスベ(笑)。「ファッション」とか「服飾」とか、それ系の仕事は若者にとっての憧れのようですが、どうしてそういう仕事がわたしたちの社会に存在しているか、知っていますかそれは――人間が、この自然界の中で極めて弱い存在だからです。つまり、人間は基本的に他の生き物のように全裸では生きられないのです。ねこも犬もハトもカラスもセミも…、衣類を身にま
今、人工知能が、どのように利用されているのかを、YouTubeで見ながら学んでいます。50本見たら、少しでも追いつけるかも知れないと思いながら。イーロン・マスクが語る「消える仕事」と「生き残る仕事」AIの進展で多くの仕事が置き換えられていく一方で、評価が再び高まっている領域がある。それが、手を使い、現場で“原子”を動かす技術職だ。NVIDIAのCEOジェンスン・フアンも「次の億万長者はテクニカルワーカーから生まれる」と語る。データセンター、工場、インフラ建
「あの人のほうがすごい」「自分には価値がないかもしれない」周りと比べるほど、自分が小さく見えてしまうことってあるよね。でも、精神分析学者の岸田秀はこう言っている。「価値とは幻想である」“価値”って、本当は目に見えるものじゃない。なのに、人は勝手に順位をつけて、「優れている」「劣っている」を決めてしまう。そして、その“価値”に縛られて苦しくなる。でももし、そもそもその価値が幻想だとしたら。比べるための物差しを、少し手放してもいいのかもしれない。それって、鍵を外す感覚に
ほんとうだねえ。自分って、面従腹背できない体質なんだなあと改めて思った今日この頃。日本人の歴史や体質みたいのを書いてる本を読んでて、それに「明治維新頃の日本の欧米化は欧米への面従腹背だった」て書いてあるのを読んで思ったこと。(↑岸田秀「日本史を精神分析する」)面従腹背できるかどうか、いやそれに抵抗をあまり感じないことって、企業で生きる上で、そこでストレス少なく過ごす上でもんのすごーく大事なことだよねえ。かつて読んだ借金玉氏の発達障害ライフハック本「発達障害の僕が『食える人』に変わったす
「神戸ニニンガ日誌」(第3,520号)○2022年4月に起こった知床遊覧船沈没事故公判のニュースを受け、小縣雄介アナが「この国全体にプロフェッショナルが減っている」と言う。○2020年に入社した船長は水上バスの経験はあるが、知床での経験は浅かった。しかし翌年には船長となった。事故で船長も亡くなり、運行会社社長の責任が問われている。○人を乗せるもので言うと、ライドシェアではタクシー乗務員のように二種免許無しでドライバーになれる。航空機も格安の値段だけを見ると「本当に安全か」と思っ
もう40年以上も昔になってしまった。大学生の頃岸田秀の「ものぐさ精神分析」という本にショックを受けた。この世界には真実はなく全ては幻想で成り立っている・・・ということにものすごくショックを受けたのだ。どこかに真実はあると思って生きていたのに・・・。それから、ずっとその本は大事にしていたが本を全部断捨離した時点で手放していた。最近、あの時、何にショックを受けたのかもう一度確かめたくて図書館で、借りて読むことにした。何にしろ、私にショックを与
岸田秀●岸田秀にとっての学校●岸田秀単行本『嫉妬の時代』57ページイヴァン・イリイチが『脱学校社会』(東京創元社)という本の中で、「学校教育の基礎にあるもう一つの重要な幻想は、学習のほとんどが教えられたことの結果だとすることである。(中略)しかしたいていの人々は、知識の大部分を学校の外で身につける」といっていますが、これはぼくの場合を考えても、その通りです。今も身についていることで学校に教わったことといえば、カタカナとひらがなと基本漢字、それから算数の九九ぐらいのもんおです。昔風にい
●「我々は自分と有名人とのあいだに決定的な違いを見ることができません。したがって、有名になりたい強い願望をもっている場合、なぜ自分が有名でないままでいなければならないかの納得できる理由がみつからない。あきらめられない。」●「全能感を強く持ち続けている我々は、実際にはできないことであっても、心のどこかで、『あいつにできたことが、この俺にできないわけがない』という気がするのを抑えられない。有名人がやっているようなことは、自分にだってできると思える。しかし実際にはできない。全能感のため、我
●「あんなケチなしみったれた奴はいないと思われているのに、当人は自分は気前がよ過ぎて、いつも損ばかりしていると思っている場合が間間あるが、こういうことがありえるのは、彼が、自分よりさらに極端なケチさを想定し、それを一般基準だと考えることができるからである。」●「人のために献身的に尽くしては裏切られ、それでも人を信じたい気持ちを捨てることができず、懲りずにまた人のために尽くしては裏切られる」と言ってぼやく人がいる。当人は、恩知らずの人の世の薄情さとエゴイズムを嘆いているが、エゴイストなのは当人
酒に逃げても仕方がない酔っているうちだけ現実を忘れ、全能感を得られる●「幻想我と現実我の葛藤の最終的解決法は自殺しかないが、一時的解決法、気休め的解決法はいろいろある。酒を呑むのも一つの方法である。」●「現実我を消し去るとは、つまり自殺することである。」●岸田秀『ものぐさ精神分析』文庫旧版308ページ幻想我と現実我の葛藤の最終的解決法は自殺しかないが、一時的解決法、気休め的解決法はいろいろある。酒を呑むのも一つの方法である。酔っ払えば、現実我は忘れ去られてナルチシズムが高
元革命家の廃品回収業者●岸田秀『ものぐさ精神分析』旧版文庫325ページ若い頃、革命家を志し、過激な運動をやって何度か留置所にぶちこまれ、ついに挫折して、今は廃品回収業となり、「古新聞がございましたら…」と叫ぶ自分の姿をさかんに自重している男がいるとする。彼がその自嘲によっていいたいところは、廃品回収は世を忍ぶ仮の姿なのだ、本当は革命家なんだ、ということである。しかし、過去はどうだったにせよ、現在は革命家こそ架空の観念であり、彼は廃品回収業者だ。もし、彼が依然として革命を信じ、本当に一時
●麻原彰晃三女和光大学入学問題●岸田秀『文庫版幻想に生きる親子たち』文庫版のためのあとがき朝鮮高校の卒業生は、高校を出ていない者と同じように、大検という文部省の試験に通り、高校卒と同等の学力があると認められるのでなければ、大学を受験することができなかったが、反差別を旗印とする和光大学ではその必要がなかった。また、障害者の入学を積極的に推進した。試験の成績が同じなら、いや、少しぐらい下なら、障害者を優先的に入学させた。被差別部落民の学生が堂々と名乗って活動していた。他大学から編入して
働き蜂が働かないことができず、クモが巣をつくらないことができないのと同じように、子を産んだ動物は子を育てないことができない。岸田秀『ものぐさ精神分析』文庫旧版187ページ●母性本能、育児●子を育てるために人為的観念、思想が必要。子を育てるために家父長制が完成した●クモは巣をつくらないことがきない。人間以外の動物は子を育てないことができない動物の育児行動は本能によって決定されている。一定期間、育児本能に従って子を育て、その期間が過ぎれば、親子は赤の他人となる。働き蜂が働か
●若くないと思われてるからこそ「若く見えますね」と言われる酒を飲むと、「なんとかなる」と思って生きていける。そこが酒のいいところだが、実際はなんとかならない。だからまた酒を飲んで、「なんとかなる」と思いたくなり、酒が習慣になる。若いうちは将来があるし、体力があって酒を消化できるからそれでもいいが、酒は耐性がつきどんどんたくさん飲めるようになっていくので、飲酒時間が長くなっていく。大量に飲み続ければいつかは体を壊す。酒を飲まないでいると、精神はしっかりとする。「なるようにしかならない」
生き苦しさの正体3毒親と子●岸田秀『嫉妬の時代』単行本126ページ父親が妻子を捨てて女のもとに走り、父親に見捨てられた母子家庭の中で辛い思いをしながら育った男は意識的には、「自分はあのような父親になるまい。親子がずっと仲良く暮らす理想の家庭を築くんだ」と決心する。実際に真面目な結婚をし、妻子のために献身的に尽くす優しい父親を続けていながら、ある日突然、女をつくって妻子を捨てるということをやらかすことがよくある。それまで親子揃って幸せそうにやっていたのに、何が不満でそんなことをするのか
「サディストは、単に性対象に苦痛を与えることを目的としているのではなく、苦しめられ、いじめられても逃げられない(物理的に経済的に、あるいは心理的に)という屈辱の状態に性対象を追い込むことが目的である。」「サディズムの本質は、相手をもの、道具の位置におとしめ、屈辱を与えることにあるのであって、相手に与える肉体的苦痛は、苦痛そのものが目的ではなく、苦痛を与えられても逃げ出すことができず、屈従していなければならない状態に相手を追い込むことをめざしている。」●サドとマゾの語源サディズムの語源で
●「嫉妬は、抑圧された尊敬だから、人を素直に尊敬できない人ほど、嫉妬の地獄に落ちることになる。能力はみんな平等だということになっているので、凡人が本来ならもたなくていい挫折感をもち、天才に嫉妬する。天才に嫉妬した凡人には嫉妬の地獄からの出口はない。」●「人間は現実には決して平等ではありません。それなのに、たとえばすべての人間は能力において平等である、なんてことが建前になると、能力に劣る者にとって、世界は地獄になる。」生き苦しさの正体1凡人と天才●岸田秀入門岸田秀を読むと楽にな
●岸田秀岸田秀を読んでいると精神分析という学問をつくったフロイトを読んでみたくなるが、難しそうなので漫画で読むフロイトを探すとけっこうあって、読んでみると、かなり面白かった。入門書には、頭のいいライターがちゃんと本をたくさん読んで、その中から一番面白くてわかりやすいエピソードを必ず入れる。一番面白いエピソードが入門書にはちゃんと書いてあるから、入門書を読んで面白くなかったらその世界の本を続けて読んでいっても面白くない。子供が入門書や児童書を読んでその世界に興味をもち、将来学者になるという
はじめに:今なお「目からウロコ」の精神分析書1977年に発表された岸田秀の『ものぐさ精神分析』。半世紀近く前の本でありながら、その内容は今のSNS社会やグローバル化した日本を見事に言い当てています。本書の魅力は、精神分析という難解な理論を、日常生活や恋愛、歴史など身近なテーマに当てはめることで、人間の「幻想依存」の実態を暴いていく点にあります。1.岸田秀の「唯幻論」とは何か?本書の柱となる「唯幻論」は、「人間は本能が壊れており、代わりに幻想を生きる動物である」という仮説に基づ