吉本ばななの短編小説を原作にした映画『シンシン.アンド.ザ.マウス』を観ました。日台の合作映画で主演の岸井ゆきのと台湾の若手実力派俳優のツェン.ジンホアの演技が素晴らしい映画でした。最愛の母を失った主人公のちづみが、傷心の旅先の台北で、同じ種類の悲しみと無垢さを持った青年シンシンと出逢い、喪失感の中で再生していく姿を描いた作品です。人が恋する瞬間をリアルに繊細に再現した映画です。過去と現代がランダムに描かれていて、数ヶ月と言う短い期間に日本語のセリフを丸暗記して挑んだシンシン役のツェン.ジンホア