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先の記事にカロッサの「ドクトル・ビュルゲルの運命」の別訳を、時を空けて揃えたとりとめない話をしたのだが、蒐集癖の性として版違いの同じ小説を揃えることもしている。カロッサの「ドクトル・ビュルゲルの運命」の訳者別を取り揃えた話です↓↓『【古書探求】一度買い逃した手塚富雄訳カロッサと、均一棚で奇跡の再会』これはいわゆるビブリオマニアの習性というべきかもしれないが、同じ本を何冊か持つことに特に抵抗がない。たとえば私の好きな英国小説の「ボートの三人男」などは通…ameblo.jpこちらは
これはいわゆるビブリオマニアの習性というべきかもしれないが、同じ本を何冊か持つことに特に抵抗がない。たとえば私の好きな英国小説の「ボートの三人男」などは通算5回購入している。1冊目は読書会のイベントで献呈し、2冊目は同じ中公文庫の池田満寿夫カバーのものを買いなおし、3冊目はまた同じ中公文庫で初版本を取り揃え(初期は後カバーが違うのだ)、4冊目は四六判の世界ユーモア文庫版、そして5冊目は岩波文庫刊、浦瀬白雨訳のものと、カバー違い訳者違いで読む愉しみ、所有する愉しみの2通りの愉しみを享受し
私はいわゆる「文学」と呼ばれる曖昧模糊とした広義な言葉のうち、おそらく俗世間では「文学」と位置づけられているであろう読み物を好んで読んでいる。しかしながら、自分ほど「文学」に向いてない人間はなく、露ほども「文学」に造詣がない人間もいないであろうとも思っている。つまり背伸びして「文学」を読み、いかにもその世界に浸っている愉しんでいる風を装っているのだ。おそらくそれがピタリと当て嵌まる。なぜなら、シェイクスピアの作品をまだ面白いと感じられたことがないからである──。あくまで自分の感
晩年(岩波文庫緑90-8)Amazon(アマゾン)太宰治『晩年』15編の短編から成る創作集その最初の短編に『葉』という小説がある。『死のうと思っていた。ことしの正月、よそから着物を一反もらった。お年玉としてである。着物の布地は麻であった。鼠色のこまかい縞目が織りこめられていた。これは夏に切る着物であろう。夏まで生きていようと思った。』『なぜ生きるのか?』『生
https://share.google/aimode/3a1hCtchr1Ynq2zKu織田裕二他有名俳優多数出演映画。良ければ観てください。戦争映画ゆえ暗いけれど。戦争~明るいわけがない。本もある。第二集きけわだつみのこえ―日本戦没学生の手記(岩波文庫)Amazon(アマゾン)525〜1,353円きけ、わだつみの声DVDAmazon(アマゾン)4,280円お盆休み堪能してくださいね😊邦画DVDきけ、わだつみの声廉価版Amazon(アマゾ
アラン幸福論(岩波文庫)Amazon(アマゾン)アランの「幸福論」を読み直した。本書は幸福論と呼ばれているだけあり、人が幸福になるためにはどうすれば良いのかについて様々な表現を用いて説いている。しかし、本書は論じているわけではなく、あくまで語りかけるような文体であるのが特徴的だ。本書は1タイトルのテーマについて3~5ページ程度に収まるように書かれている。というのも、本書の構成はプロポという紙葉1枚2ページに書かれたものの集まりであるからだ。その構成の都合上、体系的
“聖なる神々のためにも”ルクレーティウス「事物の本性にいて」エピクロスの哲学を詩文で紹介している著作をメモをとりながら読んでいる。「ティトゥス・ルクレーティウス・カールス著/瀬口昌久訳/事物の本性について:DeRerumNatura/2026/岩波文庫」である。紀元前に書かれたもので、エピクロスの「自然について」の紹介をしている。原書のほとんどが失われており、エピクロスの哲学を知るうえで貴重である。その最終巻である第六巻を読み始めた。各巻頭がそうで
文語訳新約聖書を読んでいる。文章、言葉がとても美しい。新約聖書の中で特に気に入っている一節を下に抜き書きする。とても長いけども。体は一肢より成らず、多くの肢より成るなり。足もし『我は手にあらぬ故に体に属せず』と云ふとも、之によりて体に属せぬにあらず。耳もし『われは眼にあらぬ故に体に属せず』と云ふとも、之によりて体に属せぬにあらず。もし全身、眼ならば、聴くところ何れか。もし全身、聴くところならば、臭ぐところ何れか。げに神は御意のままに、肢をおのおの体に置き給へり。若しみな一肢ならば、体は何れ
12日は新宿にある大学病院に出頭し、血液採取、レントゲン撮影、心電図検査を受け、次回の消化器内科診察のために、胆のう・膵臓のMRI検査を受けた。血液内科的には数値横ばいでまあまあ。しかし、会計は8000円!(@@;そして薬局のほうは1740円。あっという間に1万円札が消えていった。(T-T)※さらに悲劇は続く。ブックファーストでも紀伊國屋書店でも、岩波文庫一括重版26点30冊をこれみよがしに並べてみせていたのだ……(^^;2026年夏岩波文庫一括
上村勝彦翻訳『原典訳マハーバーラタ8』(法藏館法蔵館文庫)を買った書店で購入する。先月一度もこの書店で本を買わなかった。田山花袋の作品を読むのは初めてである。岩波書店のサイトで品切れになっていたので、誰かに買われる前に買う。佐藤進一著『日本の中世国家』(岩波書店岩波文庫)もこの本屋で買ったのだった。新潮文庫版『田舎教師』はどの本屋にも置いていなかった。残念。何故『蒲団』でなく『田舎教師』から先に読むのかというと、数年前に荒川洋治氏の書評を読んでからずっと『田舎教師』の事が
佐藤秀明氏編『三島由紀夫スポーツ論集』(岩波書店岩波文庫)を買った書店で購入する。『スポーツ論集』のすぐ左隣に『紀行文集』が棚に並べてあった。6月に来店した時『スポーツ論集』はなく『紀行文集』だけ書棚にあった。今年読んだ三島由紀夫の本3冊目。以下印象に残った事を記す。「アポロな杯」のギリシャ編、イタリア編。「旧教安楽–サン・パウロにて」の三島のカトリックに対する考え。「美に逆らうもの」のタイガー・バーム・ガーデンの精緻でユーモアが滲む描写。「わがアメリカの影(リフレクション
“サッフォー”いにしえの愛でられし女人イアニス・クセナキスの“プサッファ”“プサッファ”は、古代ギリシアの詩人のサッフォーの古名。ソロ・パーカッションの曲である。StevenSchick(percussion)〈XENAKIS/percussionworks/1975/mode〉「ピエリアの薔薇/沓掛良彦訳/平凡社」より、サッフォー讃の詩をひとつ。プラトンの詩が有名だが、以下は、シードーンのアンティパトロスの“サッフォー”ムーサらが母ム
晴れ。36度。また猛暑日だ。夕方一時通り雨。先週、「日本書紀」の講座に出かける支度をしていたら、テキストの岩波文庫がなかった。カバーを外した外側だけはあるが、中味の本が無い。家中を探し回っても出てこず、気がつくと出かける時刻は過ぎてしまっていたので、不本意ながら講座をお休みした。あれからずっと家内を探したが、どうしても無い。知らずに捨てたのか?ネットでは明後日の講座に間に合わないため、本屋さんに出かけた。いつもはネットで本を買うので、本屋さんで久しぶりに岩波文庫を探してみて、気がつい
本シリーズで引用しておりますダンマパダ本文は、主として中村元先生訳(岩波文庫『ブッダの真理のことば・感興のことば』)を参考にしています。なお、その後に続く現代的解釈および考察は、KO独自の視点と理解に基づいて執筆しています。ダンマパダの普遍的な智慧を、現代を生きる私たちの日常生活や魂の成長に照らして、分かりやすくお伝えすることを目的としております。今後とも【ルシは語る】シリーズをよろしくお願いいたします。—KO
夏目漱石著坪内稔典氏編集『漱石俳句集』(岩波書店岩波文庫)を買った書店で購入する。先月本屋に行った時棚に無かった本だった。書店の倉庫にあった本を並べたのだろうか。岩波書店のサイトを調べると品切れと表示されていた。三島由紀夫の著作は今年の3月に長篇小説『絹と明察』(新潮社新潮文庫)を読んでいる。楽しい本である。三島にスポーツ・ライティングの才能があるとは思わなかった。三島自身楽しみながら書いているのではないか。語られている人物や競技の種目、ルールを全く知らなくても読ませてしまう筆力があ
“雄鶏の何かはライオンの瞳を刺す”ルクレーティウス「事物の本性について」「ルクレーティウス著/瀬口昌久訳/事物の本性について/岩波文庫」読書メモ。第四巻の「序詞」、「シムラークラの存在と本性」に続き、今、「感覚について」を読んでいる。その中の〔視覚とそれに関する諸現象〕、〔視覚の特性〕、〔錯覚〕を読み終えた。今日は、〔懐疑主義と感覚の不可謬性〕。感覚は、ものごとを判断、見極めていくうえで大切である。その特性に留意しつつ、感覚を頼りにしていくのがいい。感覚は
先日、「同級生」の岩波文庫を購入しました。昭和49年1月20日発行の岩波文庫版「シャーロック・ホームズの冒険」です。なぜ今回のブログタイトルや昭和の本の話をするかというと、50歳を目前にした時「棺桶に入れてもらう本」について真剣に考えたことがあったからです。そして今月読んだ本で「五十を越えて棺桶に入れるなら何の本にしようかと考え・・・」という一文を読みました。少し前のことなのにどの本だったか思い出せない・・・😭厚さ何cmまで、何冊まで入れて良いのか分かりませんが、私なら南総里見八犬伝や
“視覚の錯誤”ルクレーティウス「事物の本性について」「ルクレーティウス著/瀬口昌久訳/事物の本性について/岩波文庫」読書メモ。第四巻の「序詞」、「シムラークラの存在と本性」に続き、今、「感覚について」を読んでいる。その中の〔視覚とそれに関する諸現象〕、〔視覚の特性〕を読み終え、今日は〔錯覚〕。人間の視覚における“錯覚”が語られる。例えば、夜空の星が、実際は動いているのに、止まっているように見えるようなことをあげているが、それを“錯覚”と言うのは適切だろうか。
雑誌「Kotoba」の2019年夏号はシャーロック・ホームズの特集でした。Amazonにある目次を引用するとこんな感じです。特集シャーロック・ホームズとコナン・ドイル1887年、コナン・ドイルが創造したシャーロック・ホームズ。このエキセントリックな探偵と60を数える作品は、現在も世界中の人々を魅了し続けている。ドイルとはいったい何者なのか?ホームズはなぜ愛されるのか?当時の社会背景を追いながら、原作者ドイルの実像と多様な著作群、そしてホームズの魅力に迫る。I創作者が語るシャ
“時代の洞察”ルクレーティウス「事物の本性について」「ルクレーティウス著/瀬口昌久訳/事物の本性について/岩波文庫」読書メモ。第四巻の「序詞」、「シムラークラの存在と本性」と読み、今日からは、「感覚について」その中の〔視覚とそれに関する諸現象〕に続いて、〔視覚の特性〕に入る。その1が、〈輝く光の影響〉。太陽の光と熱は、目を痛める。その2、〈黄疸の影響〉黄疸になると体内から黄色い種子が出て、ものが黄色く見える。その3、〈暗闇と光〉明るい場所から暗
感謝です。上海に、「1ヶ月、中国語の短期語学留学」していた時、日曜日に、露天での、(事前に「地球の歩き方」を調べて)一番大きな「古本市」に行った。なんと、そこでは、みんな「定価、正価」が存在しない!店主と、値段交渉するのである。買わない、ふりを、する必要がある。足元を見られてはならない。「目利き」が必要である。「相場」を知っていなければならない。一介の旅行者には、「どの値段」で手を打ったら良いのか判断できない。「旅の記念」にと、「古い、中国語訳、コーラン」
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“ぼんやり理解”ルクレーティウス「事物の本性について」「ルクレーティウス著/瀬口昌久訳/事物の本性について/岩波文庫」読書メモ。第四巻の「序詞」、「シムラークラの存在と本性」と読み、今日からは、「感覚について」その初めは〔視覚とそれに関する諸現象〕。その1が、〈視覚とシムラークラ〉。物体にはシムラークラ(像)があるからこそ、われわれは視覚で、それをとらえることができる。視覚、触覚、嗅覚、聴覚とわれわれの知覚は、シムラークラがあって反応するというようなことが語
“映し出される像”ルクレーティウス「事物の本性について」「ルクレーティウス著/瀬口昌久訳/事物の本性について/岩波文庫」読書メモ。第四巻の「序詞」に続き、「シムラークラの存在と本性」と題されたページに進む。今日は〔シムラークラの希薄な構造〕。シムラークラ(像)は希薄である。そもそも、事物の始原(原子)が極めて微細であるからである。次に、〔空中でひとりでに形成されるシムラークラがある〕ここでは、雲のことが出てきた。〔シムラークラの形成の速さ〕シ
こんばんは♪やってしまった後悔はだんだん小さくなるがやらなかった後悔はだんだん大きくなる上の画像はネットからお借りしました。本当にそうだと思います。やらなければ。。。ただ、やみくもに、後先考えずにではなくちゃんと体と相談してやります。若くないので。。。(笑)では、失礼します。なすべきことをなすナス野菜ダジャレゆるかわ食べ物シュールおもしろネタギャグお笑いTシャツAmazon(アマゾン)何をなすべきか
“シムラークラの存在証明”ルクレーティウス「事物の本性について」「ルクレーティウス著/瀬口昌久訳/事物の本性について/岩波文庫」読書メモ。第四巻の「序詞」に続き、「シムラークラの存在と本性」と題されたページに進む。今日は〔シムラークラの存在論証〕。幾つかに実例をあげて、シムラークラは、確かに存在するのだと語っている。視覚と物体の性質からの推測である。この時代には、現代科学の物資や現象の分析・解析能力はなかった。
シェア型書店に通うようになって再び(どころではないが)目覚めたシャーロック・ホームズ熱。文庫本も買ったのですがその話はまた後日。その前に書きたいことが。久しぶりにGooglePixelスマホに搭載されているPixelスタジオアプリを起動したら、「画像やアニメーションを作成するなら、GeminiアプリのNanoBananaをお試しください。」とのメッセージが。あれ❓知らない間にPixelスタジオアプリは終わったの❓って感じ😓うーん・・・聞いてないぞと思いながら指示に従って今回希望のイラ
1つ目のテーマから行きましょう。骨太の方針閣議決定、高市カラー前面に。このニュースに切り込みをいたします。概要からお届けいたします。骨太の方針閣議決定、高市カラー前面に。政府は21日の持ち回り閣議で、今後の重要政策の方向性を示す経済財政運営と、改革の基本方針、この骨太方針を決定しました。責任ある積極財政を掲げて国内投資の強化に取り組み、実質で1%、名目で3%上回る経済成長を実現すると打ち出しました。成長実現に向けた具体策として2040年度まで、2040年度までに17の戦略
【高市内閣最新】「中身が変わっている...」支持率低下の真実が【高市早苗自民党米重克洋】
星新一著『ボッコちゃん』(新潮社新潮文庫)を買った書店で購入する。岩波文庫を刊行後すぐに買って読むのは初めてのような気がする。10年以上前にコリン・ファース主演で実写映画化している。未鑑賞である。今度観てみよう。クリストファー・イシャウッドの作品を読むのは初めてである。真野泰氏の翻訳作品はグレアム・スウィフトの『ウォーター・ランド』『最後の注文』『マザリング・サンデー』(3作品全て新潮クレストブックス)を読んでいる。イシャウッドはイギリスで生まれ育ち、戦間期(1930年