ブログ記事18件
【辞典】新明解国語辞典(第8版)が仲間入り岩波国語辞典(第8版)と併せて意味を引くと面白い。
今夜、仕事(塾の授業の準備)をしていたら、母が聴くテレビの歌番組の歌が聞こえてきました。私は画面を見ていませんでしたが、歌手はその声から川中美幸さんで、歌は金田たつえさんの「花街の母」とわかりました。歌詞の中で「よいにつまとる」がありました。突き詰めて考えると、私は意味を知らないことがわかりましたので、ネットで歌詞を確かめました。すると「よいにつまとる」は「宵に褄とる」であることがわかりました。久々に岩国八版を引きました。念のため「宵」を引くと、語釈の▽部分が面白いので転記してみ
先日のテレビ朝日「路線バスで寄り道の旅」を楽しく試聴して居たとき、番組の最後の場面で、徳光さんが話した言葉が気になりました。徳光さんいわく「富士山、夕日、イルミネーションを見ることができて、有終だね。」聞こえた言葉だったので正確ではありませんが、「ゆうしゅう」と聞こえたのは間違いありません。このセリフで使う「ゆうしゅう」で当てはまる漢字は「有終」か「優秀」と思います。番組内容と徳光さんの表情からも納得できる選択です。「優秀」の場合、考えられるのは「この番組は、内容がよく
大人向けの一般辞書であれば、慣用句の核をなす言葉の語釈の中に用例として当該の慣用句が書かれているのが普通ですね。何の問題もありません。「膝(ひざ)」を例にして、考えてみたいと思います。(広辞苑第七版)ひざ【膝】①(一つ目の語釈。特に用例なし)②(二つ目の語釈。「膝」の用例あり)改行されて、「膝」の下位項目として、次のような慣用句が太字で立項されていました。―が流れる(以下、語釈は省略)―が抜ける―が笑う―とも談合―を容(い)れる―を打つ―を折る―を屈(か
今読んでいる本の中に、以下のフレーズがありました。--ここから江戸時代の古典落語「三枚起請きしょう」では「仇に起請を一枚書けば、熊野でカラスが三羽死ぬ」というようなセリフが出て来るほど、カラスが神の使いであるという観念は一般に知られていました。--ここまで「起請」は知らない言葉だったので辞書で引いてみました。(岩波国語辞典第八版)きしょう【起△請】〘名・ス他〙神仏に誓いを立て、もしそれにそむけば罰(ばち)があたるだろうと書きしるすこと。その文書。起請文(きしょうもん)▽特
ありそうでない言葉「ちからづえ」。私の母は、足が悪いので、トイレに行くとき、家族に杖をトイレまで持っていってもらいます。自分はハイハイで進みます。トイレが終わって、尿取りパッドを交換するとき、便器から立ち上がって、右手に杖、左手は家族の支えで尿取りパッドを交換し、家族が紙パンツを履かせてやります。最後は、タイツを上げてやります。このとき、母は「あ、力杖(ちからづえ)を居間に忘れてきた」などといいます。そして、「この杖があると力杖になる(体を前進する力が出やすい)から助かる」と言います
小型辞書と中型辞書とでは立項されている言葉に違いがあるだろうなと予想しながら、今話題の「コロナ・ウイルス」を引いてみました。(小型辞書の代表として岩波国語辞典第八版)「コロナ」と「ウイルス」はありましたが、「コロナ・ウイルス」は立項されていませんでした。(中型辞書の代表として広辞苑第七版)コロナ[corona]太陽関連の通常の立項とコロナ放電の立項あり。―・ウイルス[~virus]RNAウイルスの一つ。人に風邪の症状を起こす。エンベロープの表面にある突起が太陽のコロナのように見
まずは「岩国八版」続いて『国語大辞典」「広辞苑七版」、ときどき「角川必携国語辞典」。これが今に常設している辞書になりました、「大辞林四版」は少し大きい、それに家族の手前,居間にはたくさん置けない。他の辞書は2階の書庫。足を運ぶのがリハビリとはいえ、「大変なんすからもう・・・・・・」(初代林家三平モード)
今夜、NHK「ファミリーヒストリー」で春風亭昇太さんのヒストリーを楽しくいました。番組のインタビュー場面で春風亭小朝さんが昇太さんの人となりを語ったとき、「長講」という言葉を使いました。(岩波国語辞典第八版)ちょうこう【長講】長い時間、講演・講談をすること。「―一席」(国語大辞典BookshelfBasic2.0版)ちょうこう(チャウカウ)【長講】1講演、講談などで普通よりも長時間にわたって語ること。また、長い談話。2⇒ちょうごう(長講)KokugoDaiJi
テレビ朝日の「路線バスで寄り道の旅」を見ました。徳光和夫・田中律子・ゲストの番組です。本日の放送で訪問地の昔をしのぶ古い写真が写りました。そこに食堂の暖簾に「民衆食堂」と書かれていました。(角川必携国語辞典)たいしゅう【大衆】[名]社会の大部分をしめる、ごくふつうの人々。一般の人々。「―にうけるテレビ番組」「―食堂」用例に「大衆食堂」がありましたが、「民衆食堂」はありませんでした。「つかいわけ=大衆・民衆・庶民しょみん・公衆=」のコラムがありました。--
日本の昔話から「さるかにがっせん」を引いてみました。(国語大辞典BookshelfBasic2.0版)さるかにかっせん【猿蟹合戦】(「さるかにがっせん」とも)Ⅰ昔話の一つ。猿は自分の拾った柿の種を、蟹の拾った握り飯と交換し、握り飯を食ってしまうが、蟹はその種をまく。やがて、生長した柿の木に実がなると、猿は親切ごかしに木にのぼり、自分は甘そうな柿を食い、蟹に渋い柿を投げつけて、殺してしまう。蟹の子は憤慨して、臼、杵、蜂、栗などの助力を得て親の恨みを晴らす。Ⅱ江戸、宝暦以前に刊行
中型辞書と小型辞書では古典作品や固有名詞はどう立項されているのかを調べてみました。実験です。調べる言葉は「竹取物語」「かぐや姫」「大槻文彦」を選んでみました。まずは、中型辞書『国語大辞典』から。たけとりものがたり【竹取物語】物語。二巻。作者未詳。平安初期の成立。竹取の翁が竹の中から得た娘、なよ竹のかぐや姫が、五人の貴公子の求婚に難題を出して失敗させ、天皇の召しにも応ぜず八月十五夜に月の世界に去る。羽衣説話を軸に、化生説話、致富長者説話、求婚難題説話など各種説話を配して物語化したも
一日中、じっくりと手に取って、ページをめくりめくり、『学研国語大辞典第二版』の言葉散策を楽しみました。〇紙の質はとてもよい。〇紙面が抜群に読みやすい。〇前書きの類がとてもよい。〇巻末の難読漢字集も便利である。〇用例の出どころ(出典)が載っている。〇持てるといっても、手足にかかる負担はかなり大きい。〇『大辞林第四版』を書庫から引っ張り出してみた。その軽量化技術には脱帽した。〇必ずしも「大は小を兼ねる」ということはない。〇固有名詞、文学作品(著名な昔話を含む)、歴史的事件の多く
BSTBS「浅見光彦シリーズ30化生の海」から「化生」を調べました。(岩波国語辞典第八版)けしょう【化生】①〔仏〕母胎や卵からでなく、忽然(こつぜん)と生じること。四生(ししょう=胎生▪卵生▪湿生▪化生)の一つ。②〔仏〕形を変えて現れること。③ばけもの。変化(へんげ)。また、ばけること。▽→かせい(化生)何回も観ている再放送ですが、初めて辞書を読みました。ドラマでは、かつての回船問屋で大金持ちの旧家の子として生まれたのに、幼児のときに施設に預けられた男の殺人事件が扱われました
今年は、私にとって、新しい辞書に出会った1年となりました。自分史における大きな「辞書の1年」でした。【1】集英社国語辞典第3版を買いなおしました。(2月27日)【2】岩波国語辞典第七版新版を買いなおしました。(5月8日)【3】旺文社国語辞典第十一版を買いました。(7月12日)【4】大辞林第四版を買いました。(9月6日)【5】角川必携国語辞典を買いました。(9月22日)【6】岩波国語辞典第八版を買いました。(11月23日)全部で6冊もの国語辞書がそろいま
午前10時10分に、アマゾンから『岩波国語辞典第八版』が配送されました。数日前に「予定の期日より遅れる」とメールが来ましたが、結局は予定通りに入手できました。(箱表)(箱背)(箱裏)(本体表)(本体背)(あとづけ)1963年4月10日第1版第1刷発行1971年2月5日第2版第1刷発行1979年12月4日第3版第1刷発行1986年10月8日第4版第1刷発行1994年11月10日第5版第1刷発行2000年11月17日第6版第1刷発
①テレビ相撲桟敷(令和元年11月場所7日目)思いついたままにメモしておきます。〇休場者が多くて、興味半減だ。〇若手が台頭というより混戦状態という感じ。〇大関の高安はカド番だが少々心配な成績。演歌歌手の杜このみさんと婚約した喜びを相撲にぶつけてほしい。〇白鵬の一人勝ちか?それでも今の白鵬は「圧倒的に強い横綱」というより「普通に強い横綱」に変わった感じ。若手は今がチャンス?〇宇良(今は西の序二段百六枚目)が2度にわたる長い全休を乗り越えて昨日まで三戦全勝だ。焦ら
本日9月3日の午前10時からセパレートダイアリーの予約受付が始まり、さっそくB6サイズで、デイリー&マンスリーのイタリアン合皮カバー(サンフラワー色)を注文しました。午後に、コンビニの端末で申込番号等を打ち込み、レジで代金を支払って、無事に申し込みが済みました。この申し込みと別に、アマゾンで方眼罫のB6ノート(5冊組)を注文しました。こちらは明日到着予定です。2019~2020年の生徒一覧、備忘録などを転記しておくのです。コンビニの店員さんの応対について、過日、不満を少々述べましたが