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『がん消滅の罠完全寛解の謎』岩木一麻初読みの作家さんです。BSの「あの本読みました」で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞されたと紹介されていたので読んでみました。余命半年の宣告をしたがん患者がリビングニーズ特約で生前給付金を受け取った後も生存し、その後病巣も消え去った事例が続けて起こっている。不審に思った医師の夏目は、同僚の羽鳥と調査を始める。謎を追ってるうちにかつての恩師に疑問の目を向けるように・・・。連続する奇妙ながん消滅の謎。が
ビロードハマキ撮影日:2023年6月下旬@新宿区???撮影日:2023年6月下旬@奥多摩???撮影日:2023年6月下旬@奥多摩キナミシロヒメシャク撮影日:2023年6月下旬@奥多摩???撮影日:2023年6月下旬@奥多摩〈先月読んだ本〉がん消滅の罠完全寛解の謎(宝島社文庫このミス大賞)[岩木一麻]楽天市場TVで『このミス』大賞の中でトリックが一番秀逸であると紹介されていたので読んだ。余命宣告を受けるほど進行
岩木一麻さんの長編小説第15回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作がんの緩解(かんかい)という医学的に奇跡的な現象にきっちり、解を示しているところ、今までありそうでなかった独自の視点を楽しみました。ラストの一言も、物語の余韻を深めてくれました。続編もでているようです。読みたい。<出版社URLの内容紹介>-----日本がんセンター呼吸器内科の医師・夏目は、生命保険会社に勤務する森川から、不正受給の可能性があると指摘を受けた。夏目から余命半年の宣告を受けた肺腺がん患者が、リ
がんセンターで働く医師・夏目が、がんに関する謎を解くシリーズ第2弾。今回もまた、保険会社に勤める親友・森川から聞いた話がきっかけです。それは住宅ローンを組んで高額なマンションを買った後、がんが見つかってローンの支払いを免れるという事例。もちろんそれは普通にあり得ることなんだけど、それが連続して起こり、新しいマンションに住んでいた気配もないことから、詐欺を疑われた。一方、医師連続殺人事件が起こったり、政治家に「言うことを聞かなければがんに罹らせる」という奇妙な脅迫が届いたりする。夏目と
先日『テウトの創薬』(岩木一麻)を読んだ。タイトルにもあるように、創薬業界を舞台にしたミステリだ。あらすじは公式サイトから引用。世界の新薬の6割を生みだす、創薬ベンチャ―の知られざる世界!カイコを利用する新技術でバイオ医薬品の生産を目指すトトバイオサイエンスの研究開発部長の進藤颯太郎は、工場で起きた事件をきっかけに同社の科学顧問で上州大学医学部教授でもある加賀義武の本性を知る。事件後、加賀と袂を分かったトトバイオと進藤は、新たな科学顧問探しと新薬開発を進めるが、加賀の妨
岩木一麻著『がん消滅の罠暗殺腫瘍の謎』読了その立場になった時に…自分はしないような事をすすめるのは…詐欺…って事で良いと思う…しかし、DNAは…個人特定の決定的な証拠となりえるのかも知れんけど…作中のように…専門知識があれば誤魔化しが可能ならば…あまり信用し過ぎるのも考えものだよなぁ…
テウトの創薬Amazon(アマゾン)1,304〜5,595円「遺伝子組み換えカイコの繭を、適当な液体の中で洗ってやるだけで、液体には抗体医薬品が溶け出してきます。こうして、抗体医薬品を繭から抽出できるのです」蚕を使ったバイオ医薬品の開発・生産を目指す創薬ベンチャーのトトバイオサイエンス。科学顧問の加賀義武教授による研究の遅れ、先例のないカイコによるヒト用医薬品に対する規制当局のハードル、カイコ大量感染死亡事故、トトバイオ社の株価下落…。トラブル続きの中で「絶対に成功する雨
がん消滅の罠完全寛解の謎(宝島社文庫「このミス」大賞シリーズ)Amazon(アマゾン)1〜4,110円前回読んだ「スマホを落としただけなのに」は、2016年の「このミス大賞」の受賞を逃した作品でした。このとき大賞を受賞したのが本作です。「スマホを~」よりもさらに面白いだろうと期待を持って読んだのですが・・・・・呼吸器内科の夏目医師は生命保険会社勤務の友人からある指摘を受ける。夏目が余命半年の宣告をした肺腺がん患者が、リビングニーズ特約で生前給付金を受け取った後も生存、
2016年にこのミス大賞を受賞したを読みました副題の「完全寛解の謎」の完全寛解とはガンが消失し、検査値も正常を示す状態なんだそうですガンが自然に消えちゃうなんて事本当にあるのかな〜医学用語みたいなのが時折出てくるからちょっとムズイなぁって思うこともあったけど、勉強になることもありました例えば、ガンの発生率は加齢とともに上昇するタバコとか放射線などが発ガン率を高める原因だと思っていたんですが、一番の原因は加齢だと考えられてるんですってそれから、セカンドオピニオンのこと
医療ミステリーです。呼吸器内科の医師である主人公が、「なぜか余命宣告後にガンが完全になくなっている、しかも余命宣告によってリビングニーズの給付金をもらってから」という案件が4例も続けて起きたことを不審に思い、調査をするというお話。ガンがなくなるのはいいことなんだけど、保険がからむと途端に怪しくなるし、ガンをなくす治療法が本当にあるのなら、それは絶対、世に出てくるはず。これは裏に何かあるぞ、というのはまぁ素人でも分かるんだけど、専門的なことが出てくるのでちょっと難しかった。で
喫茶店には物語がいっぱい。ユーモラスであったり微笑ましかったり、あるいは邪知深かったり。喫茶店に視軸を合わせたショートショート25篇。それぞれ趣向も切り口も違っており、どの話も楽しめたと思います。喫茶店の定番と云えば別れ話『フレンチプレスといくつかの嘘』、モンブランへの不当なヘイト『モンブラン死すべし』。他にも青山美智子さんや志賀晃さんは安定のクオリティさを誇っていましたし、はじめましての作家さんの作品も「このミス」らしく意想外の展開が仕込まれていて大層楽しめました。そして個人的ハイライト
★★★☆☆副題~完全寛解の謎~寛解・・・がんの症状が軽減した状態。完全寛解は、がんが完全に消失し、正常な値を示す。第15回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作品。数年前、2時間のTVドラマを観た、そんな記憶が片隅にありつつもストーリーについては曖昧...そんな中で偶然手にした作品。難解な専門用語にはやや苦しめられても、流れの中で何となく意味を理解することは出来る。ある日、末期の粟状肺癌に冒された1人の女性が、日本がんセンターを訪れた。主治医の夏目は、余命半年を宣告。障害を抱え
読みました!がん消滅の罠完全寛解の謎(宝島社文庫このミス大賞)[岩木一麻]748円楽天呼吸器内科の夏目医師は生命保険会社勤務の友人からある指摘を受ける。夏目が余命半年の宣告をした肺腺がん患者が、リビングニーズ特約で生前給付金を受け取った後も生存、病巣も消え去っているという。同様の保険金支払いが続けて起きており、今回で四例目。不審に感じた夏目は同僚の羽島と調査を始める。連続する奇妙ながん消失の謎。がん治療の世界で何が起こっているのだろうかー。「医師にはできず、医師でなければで
岩木一麻先生の作品。前の作品が面白かったので続けて読んでみたけど、やっぱり面白かった。感想は...こんな愛の形があるんだなぁ、と思った。思いの形がこんな形で現れ、一大事件になってしまう。読み終わった時、「あぁ、そうなんだ」と、なんとも言えない気持ちになった。決してイヤな気持ちでなく、「ほっこり」とした感じで。うまく言えないけど。良い話でした。
第15回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作が本書。作者は元がん研究者なのだそうで、専門用語がバンバン飛び交ってだいぶ難解なところもあるんですが、そういうどんでん返しでしたか!的な痛快さがありました。でもね…「がん消滅の罠・完全寛解の謎」岩木一麻(宝島社文庫)【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】がん消滅の罠完全寛解の謎(『このミス』大賞シリーズ)Amazon(アマゾン)1〜9,886円Amazon(アマゾン)で詳細を見る楽天市場で
岩木一麻さんの時限感染浮き足立つ感じがあったのは恐らくマトリョーシカが一つのキーワードになっているから。掴み所がないなぁと思いながら読みしたが、最後はきちんとオチをつけています。丸善のブックカバーもおしゃれでした。
おはようございますーーー昨日は、一日中雨だったので、家から一歩も出ず、先日図書館で借りてきた本を読みましたーーー📗「がん消滅の罠〜完全寛解の謎〜」がん発生から寛解までの謎を追う医療ミステリー怒涛のクライマックスまで一気に読めました〜なかなか面白かったーこの本、ドラマ化されていたのですね…読んだ後に知りましたーーー
最近の読書から・・・【赤い風】梶よう子武蔵野台地の乾いた土が強風で巻き上げられ、辺りを赤く染める。春と冬に吹くこの季節風を土地の者たちは「赤い風」と呼んだ。徳川綱吉の治世下、川越藩の領内では馬牛の飼料や堆肥のための草を採取する秣場(まぐさば)での農民同士の争いが何十年も絶えなかった。集団で襲われ百姓が命を落とす悲劇まで起きていた。新たに藩主についた柳沢吉保は水も引けない原野を2年で畑地にするように命じ、側近の家老らを現地に派遣する。はかどらない作
☆☆がん消滅の罠岩木一麻著宝島社文庫がん消滅の罠完全寛解の謎(宝島社文庫「このミス」大賞シリーズ)postedwithamazletat19.02.28岩木一麻宝島社(2018-01-11)売り上げランキング:23,255Amazon.co.jpで詳細を見る「このミステリーがすごい!大賞」大賞受賞作などを遡って読んでます。2019年第17回「怪物の木こり」国内編「屍人荘の殺人」2018年第16回「オーパーツ死を招く至宝」2017年第15回
No.362著者:岩木一麻読了日2019年2月19日物語の中のどこに「時限」があるのかと思い読んでいたが、作品中のバイオテロの正体を知る時、この犯罪の真の恐ろしさを知る一方、真犯人の本当の目的を知ったとき、怒りと悲哀と理解のいり交ぜた感情に襲われますはじめての作家さんでしたが面白いですページ数319読みやすさ3/3展開/テンポの良さ3/3私個人の好み3/5合計92019年035作品目「時限感染殺戮のマトリョーシカ」私事:生物学や医療系の説
作者の岩木一麻さんは「がん消滅の罠完全寛解の謎」で、2017年「このミステリーがすごい!」大賞を受賞されました。とても面白かったので、次作を待ちわびていました『時限感染殺戮のマトリョーシカ』岩木一麻【ヘルペスウイルスの研究者が首なし死体となって発見された。現場には寒天状の謎の物質と、バイオテロを予告する犯行声明が残されていた。猟奇事件にいきり立つ捜査陣であったが、彼らを嘲笑うように、犯人からの声明文はテレビ局にも届けられる。社会が生物兵器の脅威に晒される中、早
図書館で新たに借りた本は2冊。どちらも気になっていた本で、やっと借りる事ができた。そのうちの1冊は何だか怖そうだけど…・殺戮のマトリョーシカ時限感染(岩木一麻)・おらおらでひとりいぐも(若竹千佐子)1月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:1212ナイス数:68にっぽんのカラスの感想ベストセラー「カラスの教科書」の著者・松原始氏の最新刊!カラスたちの魅力に美しくユーモラスな写真とテキストで迫ります。ゴミを漁
入院が伸びたことにより、読書をしています。今は『がん消滅の罠完全寛解の謎』岩木一麻著です。フィクションの小説です。まだまだ序盤です。初めて読む著者の作品ですし、専門用語等もあり、少し読み進めにくい感じがあります。逆にリアルにガン治療をしているから理解しやすいと感じる部分もありますが…タイトルからして、ちょっと気がひけるところもあったのですが、気になるところもあり、買ってしまいました。まだまだ序盤ですが、記録しておきたい言葉があったので、記録。「…
皆さんこんばんは。今週は各町内で祭り三昧!毎年その時は暇な天月。今年もご他聞に漏れず静かな夜でした。さて恒例の夜中の本紹介。「がん消滅の罠」岩木一麻第15回このミステリーがすごい!大賞受賞作。既にTVドラマ化もされデビュー作ながら30万部を売ったという宣伝文句。そりゃ期待が高まりますよね?その状態で読んでみました。主人公は日本がんセンター呼吸器内科の医師。ある日生命保険会社に勤務する友人から、不正受給の可能性がある案件がある
岩木一麻さんの「がん消滅の罠完全寛解の謎」(宝島社文庫)日本がんセンターの医師、夏目は、末期がんの患者が完全寛解(治癒)したという奇跡のような話を聞きます。同僚の医師、羽島と詳細を調べているうちに、また同様の報告が。障害者の娘を抱えるシングルマザー、小暮麻里。彼女は、保険会社のリビングニーズ特約つきの生命保険に加入。リビングニーズ特約とは、末期がん患者にかぎって死亡給付金を生前に受け取れるという特約。生命保険に加入したのち、彼女は末期がんに。さっそく3000万円の保険金を受け
医療ミステリーです。医療系だと解説が多く分かりにくいものが多いですがこの本は読みやすかったです。どんでん返しもあり楽しめました。テレビドラマも4月にあったみたいで見たくなりました。キャストどんな感じだったのだろう?