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深堀菜美「皆さん、こんにちは。映画をフカボリするナビゲーター、深堀菜美です。」タマ「こんにちは深堀さん。」深堀「先日、『スター・ウォーズジェダイの復讐』のイベントに参加したので報告しますね。」まる子「うん?『復讐』?『帰還』じゃなくて?」深堀「ご存じの方も多いと思いますが、一番最初に発表になったタイトルは『REVENGEOFTHEJEDI』、つまり、『ジェダイの復讐』だったんです。下に、その最初期のティーザートレーラーを張ったのでご覧ください。ちなみにこれは、例の頭のお
皆様、ご無沙汰している。早くも年末だ。クリスマスを前に、とっておきのプレゼントネタを皆様にお届けする。つい先ほど、「スター・ウォーズ」の最初期の翻訳で有名な岡枝慎二さんの書籍が届いた。スーパー字幕入門―映画翻訳の技術と知識(BABEL双書)Amazon(アマゾン)707〜8,261円これは、雑誌「翻訳の世界」での連載をまとめた「スーパー字幕入門」だ。なぜ今頃?となると思うが、実は、「ブレードランナー」の字幕について、長年気になっている「ある単語」についてのコラムが
長らく更新が滞っていたスター・ウォーズ「帝国の逆襲」幻の日本公開版の復元プロジェクトも、終結に向けてカウントダウンに入ってきた。今回は連載24弾!!(一応の)クロール文にも決着がつき、鋭意、動画化に向けた作業が水面下で進められている。水面下…というのは、作業自体を行って頂いているのは、kazuchoiceさんだからだ。これまでにも何度かkazuchoiceさんについては紹介しているが、ブレードランナーの”自分が思い描いた最高のバージョン”を目指して、「WHITEDRAGONCUT」
スター・ウォーズ「帝国の逆襲」幻の日本公開版の復元プロジェクト、連載23弾!!ついに、二転三転したクロール文に(一応の)決着をつける時が来たぞ!!前回、「キネマ旬報」1980年7月号に、新たなクロール文を発見した、との言葉で記事を結んだ。それがこちらだ!!「分析採録」という、映画の流れを冒頭から最後まで追いかける記事だ。期待通り、冒頭のクロール文が採録されている。こちらがその”採録”版のクロール文だ!・・・あれれれ?これは、岡枝慎二さんのクロール文ではなく、英語版のフィル
スター・ウォーズ「帝国の逆襲」幻の日本公開版の復元プロジェクト、連載21弾!!今回は、例えて言うなら、鑑定の基準にしていた名画こそが実は贋作だったかも、そんな回だ。これまで、TAKATO🕶GERORIANNPOPさんからは、「帝国の逆襲」の日本語クロール文のカタチを復元する際の、その参考になる重要な「ジェダイの復讐」のクロールプロップ(検討用)を教えて頂いたが、今回も「ジェダイの復讐」のクロールプロップが”本物”だとの確信が深まる「証拠」を頂いた。「ジェダイの復讐」公開当時の
前回紹介したブレードランナーの「初号プリント」だと思われる”コピー人間”バージョンだが、自らの記憶を頼りに動画として再現してみた。映画復元師としての活動だからね。他のバージョンとの違いは主に2点(だったと考えている)。①「レプリカント」を「コピー人間」と訳しているところ②後半のヴァンゲリスの曲の使用が異なるところ。詳しくは以下の動画を参照の事。なお、これまでの経緯はこちら。『「ブレードランナー」の激レアバージョンに、まさかの新情報!!』最近は「スター・ウォーズ」ばか
最近は「スター・ウォーズ」ばかりにうつつを抜かして、「本業?」の「ブレードランナー」がおろそかになっていた。有難いことに「スター・ウォーズ」ファンであって、なおかつ「ブレードランナー」ファンの方も大勢いるため、そんな両方の映画を愛するファンから驚くべき「ブレードランナー」ネタを頂いた。以前私はブログに、中学生当時に名画座で観た「ブレードランナー」があまりにもトンデモバージョンだったことを書いた。ブレランを巡る冒険3「怪奇!?コピー人間」の巻き|シュウさんのブログ(amebl
スター・ウォーズ「帝国の逆襲」日本公開版の復元プロジェクト、連載14弾!!これまでは、様々な証言により可能性が色々と広がってきていた。そして今、過去の資料が集まりつつあり、広がった可能性が再び絞り込まれつつある。前回の「ジェダイの復讐」の日本語版クロールプロップについても、河原一久さんのルーカスフィルムとの交渉の経験から、ほぼ納得できる結論に至りつつある。スター・ウォーズ論(NHK出版新書)Amazon(アマゾン)1〜5,402円つまり、「ジェダイの復讐」の日本語
さあ、1980年に公開された「スター・ウォーズ帝国の逆襲」の日本語吹き替え版の復元計画、前回に引き続き、サブタイトルの秘密に肉薄する2回目。前回は、スター・ウォーズ研究の第一人者のお一人、武田英明さんに、サブタイトルについて質問したところまでお伝えした。別冊映画秘宝吹替洋画劇場(洋泉社MOOK)Amazon(アマゾン)1,535〜18,779円すると、武田さんからの返答は驚くべきものだった。<質問>サブタイトル「エピソード5」で、「5」の表記は「5」か「V」か
StarWarsTheEmpireStrikesBackScrollingtestver.Japanesedubbedver<Theatricalreleasever/Reproduction>1980年、「スター・ウォーズ帝国の逆襲」が日本で初公開された時、同時に日本語吹き替え版が公開されていた事を皆さんご存じか?私は後になってそのことを知った。吹き替えの監修と演出を手掛けたのは映画監督の原田眞人氏。もともとこの日本語吹き替え版は、ルーカス