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『そして扉が閉ざされた』岡嶋二人|出版社:講談社|発売年:1987年|ページ数:333頁(文庫版)○ジャンル推理/恋愛(?)__________________◯謎ランク|★★★★★★★☆☆☆|閉じ込められた4人の中に犯人が|いるはずなのに誰も犯人っぽくない|◯物語の楽しさ|★★★★★★★☆☆☆|好みは分かれそうだが脱出&推理で|なかなか面白い|◯キャラクターの魅力|★★★★★★☆☆☆☆|嫌いじゃない、むしろ好き|◯リーダビリティ|★★★★★★★★★☆
西澤保彦『異邦人fusion』加納朋子『沙羅は和子の名を呼ぶ』清水一行『動脈列島』柴田よしき『0』有栖川有栖『月光ゲーム』(再読)太田忠司『月読』○岡嶋二人『殺人者志願』貫井徳郎『さよならの代わりに』(再読)島田荘司『出雲伝説7/8の殺人』希多美咲『不能犯』伊坂幸太郎『火星に住むつもりかい?』「でも、意味は結論ではないよ。たぶん意味は、結論に至る道筋の中にあるんだ」「道筋……」「意味を知ろうとすることに意味がある、という
本日の一冊は『焦茶色のパステル新装版』著者:岡嶋二人出版:講談社文庫発売日:2012/8/10読了日:2015/9/3特徴:ミステリー【感想】岡嶋二人さんのデビュー作ということを初めて知った。私が大好きな『99%の誘拐』のように繊細で知的な内容ってわけではなかったし、『クラインの壺』のように謎に包まれていく恐怖やドキドキ感もなかった。が、丁寧に一つの事件を追ってる感じに好感が持てた。知らない世界を読み解いていくという楽しみもあり、読み応え十
毛利雄一は肩を揺り動かされ起こされた目の前に居たのは鮎実だった自分がなぜ気を失っていたのか分からない・・鮎美に、ここは何処なのか?と尋ねられた・・当然分からない見回すと潜水艦の中に居るような閉鎖空間に居たそこには千鶴と正志が居た入り口らしきハッチを必死に叩く思い返すと三田雅代からの電話があり屋敷に入った覚えがあった雅代には咲子と言う娘が居て、我々4人の友人だったが、自動車転落事故
近所に本屋さんがやってきた書店が悉く潰れている時代に、本当に本好きとしては有難いかぎり。感謝しかない。そこで、小説でも雑誌でも、参考書でもない…トイレ紙並に手に入らなかった、『鬼滅の刃』を初購入。そんなに人気な漫画、一体どんなものなのか気になってしょうがなかった。取り敢えず、ブックカバーの下の絵が対になっていて、粋を感じてる。内容の感想は又後日。ということで、本日の一冊は私の大好きな小説!『99%の誘拐』99%の誘拐【電子書籍】[岡嶋二人]
※あくまで一個人の感想であることを予めご理解下さい。【2019年下期ランキングノミネート】チョコレートゲーム(講談社文庫)Amazonおそらく再読。双葉社・講談社より文庫再販有。中学校を舞台に、生徒が次々と死亡。その中の一人に近内省吾がいた。彼は殺人の首謀者として容疑者となり、その後自殺で処理されたが、父・泰洋は息子が殺人犯だと信じられずにいた。独自に調べていくと「チョコレートゲーム」というワードに行き着いた。チョコレートゲームとは一体...1985年初出の作品のため、固定
内容(「BOOK」データベースより)富豪の若き一人娘が不審な事故で死亡して三カ月、彼女の遊び仲間だった男女四人が、遺族の手で地下シェルターに閉じ込められた。なぜ?そもそもあの事故の真相は何だったのか?四人が死にものぐるいで脱出を試みながら推理した意外極まる結末は?極限状況の密室で謎を解明する異色傑作推理長編。ん〜、ミステリー小説のお勧めでだいたい出てくる本なんですが、ともかく描写が古臭い…登場人物の言葉遣いなどが違和感と言うか、馴染めないまま話が最後までいってしまいました。途中で何となく犯
久々の読書日記暑すぎると集中力欠如して読書も続かないけどちょっと夜、涼しくなってきたら、捗るあわせ鏡に飛び込んで井上夢人今ほど、コンピューターが普及していない、スマホもなかった1987年にパソコンを駆使したハイテク誘拐を描いた「99%の誘拐」が面白かったので岡嶋二人の片割れの井上夢人さんのソロ作品を読んでみた10編の短編から成っててどの話も、5分もあれば読めちゃうんだけどこれが、面白い‼️まず、第1話の「あなた
これは個人的なメモですやはり面白かったので作品全部読みたい急に学校を休むようになった高校生の息子小説家の父2件の殺人事件自殺と容疑競馬
『七日間の身代金』岡嶋二人(著)¥637講談社文庫(「BOOK」データベースより)プロデビューを目指す若き音楽家カップルの千秋と要之介。ある日、富豪の後添いとなった友人から、弟と先妻の息子が一緒に誘拐されたと相談を受ける。身代金の受け渡し場所は、どこにも逃げ場のない湘南の小島。にわか探偵と化した二人は犯人を追うが…。誘拐と密室の二重の謎に挑む、傑作青春ミステリー。<こんな人におすすめ>昭和を感じる密室ミステリーを読んでみたい
柴田よしき『RIKO-女神の永遠-』○真保裕一『追伸』道尾秀介『シャドウ』(再読)○吉村達也『西銀座殺人物語』薬丸岳『闇の底』○西村京太郎『ゼロ計画を阻止せよ』清涼院流水『秘密屋文庫知ってる怪』森村誠一『殺意の旅愁』村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』○道尾秀介『球体の蛇』北森鴻『冥府神の産声』西村京太郎『東京地下鉄殺人事件』『このミステリーがすごい!』編集部編『心にしみる不思議な物語』吉村達也『王
岡嶋二人の「クラインの壺」を読了。最先端の技術でVRのゲームを開発中のイプシロン社。そのテストプレイヤーに選ばれた上杉と梨紗。最新ゲームに興奮しながら連日プレーを続けていたが、梨紗がある日行方不明になった。このゲームには何が隠されているのか。。。。自分がゲーム好きなこともあってかなり面白く読めた。こういうバーチャルリアリティのゲームは本当に遠くない未来に実現するかもしれない。この作品が書かれたのは1989年。ファミコンでドラクエ3が発売された頃。それから30年経った今読んで
岡嶋二人の「99%の誘拐」を読了。末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。そこには八年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。そして十二年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐がおこなわれる。その犯行はコンピュータによって制御され、前代未聞の安全犯罪が幕を開ける。誘拐、犯人とのやりとり、身代金の受け渡しなどが全て人の手を介さずにパソコンで制御されたシステムでおこなわれるという、超ハイテクの誘拐事件を描いた作品。といっても数十年前に書かれた作品なので、パソ
岡嶋二人氏の18作目テンポも良く起承転結もキッチリとしていて読みやすかったです。読み進めていてドキドキしながら高まる緊張感も楽しかった。最後のオチも私は好きでした。全体を通して良くできているのでケチの付けようがありませんでした。それでも無理矢理つけるのならインパクトの弱さでしょうか?恐らくそんなに時間が経たなくても、どんな話だったかを細部だけでなく全体としても忘れてしまっていそうです。紙媒体ではカッパ・ノベルス版、光文社文庫版、講談社文庫版とも絶版のようです。
このミステリー小説は読みやすくて先がどうなるのか気になって…相変わらず一気読みクローズドサークル系で正直ありえない状況なんだけどそりゃ〜小説ですからね内容(「BOOK」データベースより)富豪の若き一人娘が不審な事故で死亡して三カ月、彼女の遊び仲間だった男女四人が、遺族の手で地下シェルターに閉じ込められた。なぜ?そもそもあの事故の真相は何だったのか?四人が死にものぐるいで脱出を試みながら推理した意外極まる結末は?極限状況の密室で謎を解明する異色傑作推理長編。会話シーンが多くてドラ
ダブル・プロット(講談社文庫)Amazon岡嶋二人は、大好きな作家の一人(二人?)で、ほとんど全部読んでいると思いますが、この作品は既刊の短編集「記録された殺人」に、3編の未収録作品を加えたとのことで、読んでみることにしました。若い母親が死んだ真相と赤子の行方、フィルムに記録されていた驚くべき殺人手口、遅れて配達された年賀状に隠された犯罪・・・・日本ミステリー界の至宝・幻の名コンビ岡嶋二人による傑作短編集。既刊の『記録された殺人』に、表題作を含めた3編の未収録作品を加え、再
ちょっと探偵してみませんか(講談社文庫)Amazon25の謎( ̄▽ ̄)犯人はだれか、なぜ完全犯罪は破れたか暗号やダイイングメッセージの解読『ちょっと考えてみてください』という文章が探偵ゲームの始まりです鬼才・岡嶋二人の傑作推理短編集先日ドナドナと運ばれた日にゲットなりって事ででは早速ねこまま井上夢人さんからの岡嶋二人流れで図書館にある作品は全部読んじゃったなのでそれ以外は買うしかない!これで↓読んだの読みたいのをチェ
「解決まではあと6人」岡嶋二人♪安定の読みやすさ。どう繋がって行くかが面白くて、一緒に探偵気分・謎解き気分を味わえた。「月光ゲームYの悲劇88」初アリス。せっかくなので一作目から。有名やしワクワクしながら挑戦状を受けたけど、いろいろと残念すぎたー。散らかすだけ散らかして全然お片付けできてないもん。とゆうことで…↓↓「Xの悲劇」実は未読でした。必ず一緒に推理するぞ!と意気込んだのに、途中から結末が気になりすぎて推理そっちのけで夢中に読み進んでしまった。もっと細かく複雑な伏線
岡嶋二人さんの「増補版三度目ならばABC」(講談社文庫)テレビ局MTVの人気番組「奥さまお昼です」通称「おくひる」の犯罪再現ドラマコーナーを担当する下請け制作会社、剣プロダクションの社員、織田貞夫と土佐美郷。織田は183cmの長身、美郷は身長わずか145cmたらずの凸凹コンビ。そして別名「山本山コンビ」と言われています。「おださだお」「とさみさと」ふたりの名まえはともに回文なのです。美郷は自己紹介の時、かならず回文の名まえを持ちだし、織田にとっては迷惑限りないイメージダウンの
秋の夜長テレビを切って🤫虫の声をBGMに読書がはかどる今日は、ザアザア降りだけどw99%の誘拐岡嶋二人初読の作家さん作家さんと言っても名前でわかる通り徳山諄一と井上泉(現井上夢人)の合作ドラえもんの藤子不二雄みたいな感じか?🤔読むきっかけは読書レビューみたいなので必ずや、ランクインしてたので!やはり、8割の人が面白いとゆう作品は間違いなく面白い🤣ハイテクを駆使してパソコン💻で誘拐しちゃう話、この平成30
救いようのない悪夢が5編。☆彡脅迫電話を盗聴した僕は彼女を救おうとするが何かが狂う。☆事故で失明したと騙し監禁された私が知る真実は…☆吸血種族の僕は夢で若い子を襲って我慢しているのだが。☆悩める優秀な兄と不運な堕落した弟。☆未来とキスしてから僕は彼女の正夢になった。☆☆彡ホワイトノイズ/ブラックライト/ブルーブラッド/ゴールデンケージ/インビジブル・ドリーム
どんなに上手に隠れても(講談社文庫)Amazon人攫いの岡嶋( ̄▽ ̄)多くの人が出入りするテレビ局から、白昼売り出し中の歌手が誘拐されたしかもその直前、この誘拐を暗示する奇妙な匿名電話が警察に入っていた芸能プロやCMスポンサーたちの対応駆け引き、警察の地道かつ執拗な捜査そして事件の驚嘆すべきトリックまでリアルに描ききった傑作長編推理ねこまま家2号(JK2)8月29日が始業式だったのでね27日に夏休み最後の狩りに行くどぉぉぉ!
眠れぬ夜の殺人(講談社文庫)Amazon岡嶋二人とは、井上泉氏(現在の井上夢人)と徳山諄一氏のコンビによるペンネームです。その活動期間はわずか7年でしたが、「99%の誘拐」、「クラインの壷」、「そして扉が閉ざされた」、「あした天気にしておくれ」などなど、驚くほど沢山の傑作ミステリが執筆されています。岡嶋二人名義の27作のうち、9作を既に紹介しましたが、まだまだレベルの高いミステリ小説が残っています。本作「眠れぬ夜の殺人」は1988年刊行。岡嶋二人が解散する1年前の作
4~5冊まとめ買いしたもんで、図書館に行かずとも読む本にはしばらく困らない状況です岡嶋二人『99%の誘拐』(講談社文庫)を、読了しました岡嶋二人は、徳山諄一と井上泉(井上夢人)の合作名で、この『99%の誘拐』の後、『クラインの壺』刊行と同時にコンビを解消。井上夢人さん名義の作品は読んだとこがありますが、おそらく岡嶋二人名義の作品をちゃんと読んだのは初めてかもしれませんこの作品は、1988年10月に徳間書店より刊行、1990年8月に徳間文庫に収録され、第10回吉川英治文学新人賞受賞
クラインの壷(新潮ミステリー倶楽部)AmazonVR( ̄▽ ̄)スクリーンに映すべき映像を網膜に直接映し聴覚嗅覚味覚触覚、全てが現実そのままに感受される夢のゲーム機が開発されただがテストモニターが姿を消し、謎の組織が動き始めた時・・・緊迫の展開、驚愕の結末岡嶋二人、最後の作品!こちらも無料配布でいただいてきたや~つ当時岡嶋二人に出会ったばかりの頃ハマったら出てるやつは全部読んでみたくなる*みんなそうだよね?で、とり
なんてこった!5月半ばに胃腸炎なってからお酒を飲まなくなった。正確には、仕事や外では飲むんやけど自宅で一切飲まなくなった。やめようとか飲まないとか考えもせず、ただなんとなく飲んでない日々。この10年間ほぼ毎日お酒飲んでたし(意識してやめた1ヶ月はあったりしたけど)アルコール依存症で、「きっかけ」ごとに飲んでた私が。家族や周りから「休みの日くらい酒あけろ」と言われながらも飲んでた私が。「人がお酒飲んでなくても普通やけど、くるみが飲んでないのは確かに凄い!」と。ま、店では飲むから相
クリスマス・イヴ(講談社文庫)Amazonジェイソン?( ̄▽ ̄)山深い別荘地でのクリスマスパーティーに向かった喬二と敦子夜になって到着したその別荘は真っ暗で、荒らされた室内には友人の血まみれ死体が・・・雪に閉ざされ孤立したイブの夜に起こった恐ろしき惨劇凶悪で強靭な殺人鬼から果たして逃げ切れることは出来るのかねこままの読書熱絶賛中火ちう読みたい作品は多々あれど図書館利用の予約しない派*だって~取りに来い!とか~予約が混んでるから
岡嶋二人さんの「あした天気にしておくれ」(講談社文庫)億の値段が付く競走馬セシア。4人の男たちが金を出しあい、共同の馬主になっていました。しかし、馬主のひとり、鞍峰の牧場に移動中の事故で、セシアは脚を折ってしまいます。賠償金を払いたくないため、なんとか事故を隠そうとする鞍峰。彼は部下の財務管理第三課長の朝倉に相談し、セシアの狂言誘拐をでっち上げます。他の馬主3人は、セシアの身代金が2億円と聞き、支払う方向で合意します。強欲な鞍峰は、今度は身代金の強奪をも
小学生から高校生の頃はよくNHKの少年ドラマシリーズをよく観ていた。そこから原作を読んだといったことも多かったけれど、たしか小学生の頃に観て今では記憶はあいまいになってしまったけれど、妙に印象的だったドラマがある。特にそのオープニング、主人公が最初から追い詰められている状態でそこからなぜそういったことになったのかと物語がさかのぼる形式だったと思うけれど、その内容から「クラインの壺」という題名は心に残った。当時はまだ原作クレジットをみるという習慣がなかったから、原作小説があるということすらう知ら
鼻水すごいw寒いもんね。今週読んだ本。硝子の太陽Rouge誉田哲也かなり前に図書館で予約してたのがようやくまわってきました。姫川シリーズですね。相変わらずグロいけど、面白い。ジウシリーズの東さんもちらっと出てきます。クラインの壺岡嶋二人VRの世界を描いたミステリー。昔の作品のわりには今っぽくて面白いです。催眠松岡圭祐占いとか催眠術に特に興味はないんですが、面白く読めました。マジシャン松岡圭祐