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岡崎氏は続ける。《南アフリカは、同盟という第一次大戦の惨禍をもたらしたシステムによらず、国際共同体の精神の下の協議によるべきだという、ウィルソン主義の公式論を述べます。カナダは、最も強力な同盟継続反対派として秘密会では討議をリードしますが、公開の席では、中国を含めた協議を提案しています。孫文は日英同盟に反対しているのですから、中国を含めるということは、即ち反対です。英国政府内は、カーゾン外相、チャーチル植民地相、連盟担当のバルフォア枢密院議長、チェンバレン国璽尚書、陸海軍大臣、参謀総長
政治学者・中西輝政氏は言う。《まさに日本はその激流の中に翻弄(ほんろう)されていきました。パックス・ブリタニカの時代、つまり1つ前の時代には、明治日本は大変よく適合しました。その中での興隆というのは、申すまでもなく象徴的には日英同盟です。しかしそれは、1921年~22年に開かれたワシントン会議で廃棄されます。日本の羅針盤がここでなくなってしまったわけです。「日本外交の基軸」という言葉は、実に日露戦争後の明治40年前後に、日本の外交文書や政治家の国会答弁などで常套句になります。「基軸」という言葉
イギリスで、ロシアとの対抗から、地政学が発達する。イギリス、大英帝国は、海の帝国の典型で、ロシアが陸の帝国の典型とされ、イギリスは、シー・パワー、ロシアは、ランドパワー、と定義され、特に戦争となれば、その国の特徴、宿命があぶり出される。ドイツ及びフランスは、両隣の国が同盟することが悪夢。ドイツは、シュリーフェンプランを持ち、フランスはマジノ線を持った。イギリス、アメリカ合衆国、日本は、大陸に介入し、勢力均衡を目指す。イギリスは、ヨーロッパでフランスとプロイセンを競わせ、アメリカ合衆国は、ロ
『嫌われたらどうしよう…』昔の僕は、人と接しているたびにこんなことをよく考えていた。そして、実際に“よく嫌われた”(苦笑)。なぜ僕は、本当に嫌われるようになっていたのか?今回はそのことについて書いていこうと思う。この記事を読んでくれているあなたに、少しでもお役に立てますように…。結論から先に言ってしまえば、昔の僕は「自分に自信が無かった」これに尽きる。…と、ここで読むのを止めないでね。その理由をひとつひとつ丁寧に解説していくから。問題は、“自信の無さがなぜ相手に伝わっ
歴史の分析を通して、日本とはどういう国なのか、日本人とはどういう民族なのかを考察した良書です。岡崎久彦さん、渡部昇一さん、石平さんが、9つのテーマについてそれぞれの視点で語られていて、読む側の視野も広がったように思います。
◆上田篤盛『戦略的インテリジェンス入門』を読み解く(その2)★要旨★インテリジェンスに関する格言(→過去、先輩諸氏から教わったこと、書籍で記憶に残ったものを順不同に記述。一部アレンジ)↓■情報収集・能力のある人のもとには自然と情報が集まる。・情報は買うか、盗むか、交換するかだ。伝開情報ではなく、自分の日で確かめよ。・「何がわかっており、何が知りたいのか」が情報収集のスタートラインである。・相手の能力や立場を見極めて質間せよ。知ら
台湾総統選で蔡英文氏が再選されたことを報じる12日付の台湾各紙(共同)朝イチでコンビニに行って、台北市の新聞を買いあさった。「蔡英文連任」「緑完全執政」といった見出しが躍っている。「蔡英文狂勝」と書いているのは、おそらく国民党系の新聞なのであろう。≪香港情勢で反中意識高まる≫1月11日に行われた台湾総統選挙は与党・民進党の圧倒的勝利に終わった。蔡英文総統は史上最高の817万票を獲得して再選を果たした。同日に行われた立法委員(国会議会に相当)選挙でも、民進党が61議席を獲得して過半数を
今年14冊目の読了です岡崎久彦さんの、戦略的思考とは何かという本です今でしょ!の林先生の推薦本という事で読んでみましたが、、、まず私が、内容に出てくる時代に関するリテラシーが低いので相関関係や背景を分かっておらず理解度が低いというところがあります、、、主に1800年代後半から1945年終戦、それとそこから1980年代までくらいの時代感ですが、こういうのを読むと、学生時代に勉強してたら良かったな〜と思ってしまいます遊び呆けてたツケですね、完全に。これからおじさん達だけで沖縄に行って
【東リ】創業100年記念!旧本館を耐震改修した「インテリア歴史館」をオープン日刊建設通信新聞東リは、創業100年記念事業の一環として、創業当時から残る東リ旧本館事務所(兵庫県伊丹市)の老朽化部分を改修、さらに耐震補強を施し、「東リインテリア...水と人と時間2000年の流れを見てきた世界遺産での学びForbesJAPAN修復された農業用地をめぐる1.4kmほどのコースなのですが、4月に訪れてみると、それは南仏の歴史と文化を学ぶことができる素晴らしいプログラムでした。
宮崎正広メルマhttp://melma.com/backnumber_45206_6760712/★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★『三島由紀夫の総合研究』(三島由紀夫研究会メルマガ会報)平成30年(2018)11月24日(土曜日)通巻第1295号〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜鍛冶俊樹の軍事ジャーナルより転載*三島由紀夫が復活する〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
30年前の岡崎久彦の本。さすがに、しんどかったなーアングロサクソン大好き芸人=岡崎久彦。昭和天皇もアングロサクソン風の議会制民主主義、人道主義、平和主義を敬愛していた!と確かに!(^O^)だからこそマッカサーは昭和天皇と面会したときに感銘を受けた。「あぁ、この人は、西欧的知識人である」とそりゃあ將介石スターリン毛沢東なんかより昭和天皇の方がアングロサクソン的知識人だわーアングロサクソンと仲がいいときは繁栄。そうでないときは衰退論。いま安倍チャンはロシアに
軍事大国が近くにある不安はわからないでもなく、欧州は戦国時代の定石である「遠交近攻」を実行しているのだろうが、この「遠交近攻」の語源を考えると欧州もやがては攻め取られてしまうのではないか?欧州の自己中心主義は、唯物論の共産主義独裁国家が近くにあるアジアの国々の立場を考えられないほど、弱体化したEUや欧州の国々の必死さを表している。欧州がアジアにある共産主義独裁の危険性に気が付いたのなら、喜ばしいい。世界潮流を読む岡崎研究所論評集2018年3月9日欧州で高まる中国への警
昨日はそればっかりだった年度末だからあちこち行かなきゃならない道路は渋滞している事故だらけだ昨日本当事故多かった巻き込まれなくて良かったんだろうが間接的には巻き込まれてるよな高速道路は本当に参ったね次々メールは来るし期末期首がこういう状態になるってこと分かってる人はそういう時にメールよこしたりしないもんだよメールの出し方で社会経験わかる夜中によこしてくるやつはだいたい元引きこもりまたは現役引きこもりだよねおまけに昨日は通院日だったんだ血圧測ったら大変なことに
朝鮮半島の有事を救う【岡崎久彦大使の安全保障論】(6)――刀を抜かずして事が収まる方策は日刊SPA!私は、二十一世紀の日本の安全を確保するには、日米同盟を盤石にすることが不可欠、と一貫して主張してきました。そのためには、米国にとっても日米同盟が...国の無形文化財「丹波布」ファッションショーで魅力発信BIGLOBEニュース快晴の青空の下で繰り広げられたファッションショー。夫婦や家族など多彩なモデルが雰囲気の異なる着物姿を見せた=丹波市柏原町柏原、柏原藩陣屋跡...国指
https://youtu.be/qXWUQnsAZzk【大道無門】渡辺昇一氏追悼岡崎久彦氏と戦後を語る平成16年の番組です
[内容]アメリカ、イラク、北朝鮮、韓国、そして中国。激しく揺れ動く世界情勢下で、日本が生き残ることはできるのか?「靖国問題に終止符を打つには」「遊就館展示修正の真意」「台湾海峡危機は来るのか」「政権維持の秘訣とは」「日米同盟のあり方」「核武装は必要か」―すべての答えは明白である。中国に譲歩はせず、日米同盟を維持せよと著者はいう。国家と国民の安全と繁栄を守るために、いま日本に求められる外交とは―国際情勢分析における第一人者の知的品位に満ちた論が冴える。[目次]第1章
[内容]北朝鮮問題、イラク攻撃、さらにアジアのパワーバランスはどうなるのか。二十一世紀、日本が生き延びるためには情報戦略の整備が不可欠である。具体策として、米国に倣い国家情報官(NIO)の設置を提言。わずか数億円でCIAと並ぶ組織が作れるのだ。かつて日本外交の失敗は、日英同盟の廃棄、真珠湾攻撃にあった。それは情報分析力の欠如により、アメリカの本質を読み違えたことにある。いまその歴史の教訓を生かせるか―。煮え切らない外交政策を排し、確かな道を示す。[目次]第1章