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昨年12月にNHKでドラマスペシャル「火星の女王」(90分×3回)が放送された。脚本は私の敬愛する吉田玲子さん。「けいおん!」(2009~)で彼女の作品に出会ってからずっとその作品を追い続けている私にとって見ないという選択肢はない。原作(テレビ化を前提としたオファーによって書かれたようですが)のある作品のエッセンスをうまく抽出し、再構成していく能力に長けた吉田玲子らしい脚本で、第1話は舞台設定を説明しつつストーリーを進めていく構成は見事で、その世界観に引き込まれた。だが肝心の最終回はやや肩
「このマンガがすごい!2023」(宝島社)のオンナ編1位に選ばれたことも話題のトマトスープさんのマンガが原作のテレビアニメ「天幕のジャードゥーガル」が、テレビ朝日系のアニメ枠「IMAnimation」で2026年7月から放送されることが分かった。「平家物語」「聲の形」「きみの色」などの山田尚子さんが総監督、「ダンダダン」第2期などのAbelGongora(アベルゴンゴラ)さんが監督を務め、「交響詩篇エウレカセブン」「OVERMANキングゲイナー」「地球外少年少女」などの吉田健一さんがキャラク
年間515本目(月間45本目)2024年公開邦画2位鑑賞全作品48本中通算邦画9,707本洋画7,592本合計17,299本元京都アニメーションの切れ者女デレクターの山田尚子がメジャー=東宝で撮った作品であるが、京都アニメーションよりも更にインディーズっぽい作品になっている、山田監督はかなりアニメとしては攻めたアニメに挑戦したい人みたいなので、前作の「聲の形」でもアニメにしにくい、声(しかもろうあでの出ない声)をアニメ化していたのであるが、今回は、人
第11話です。とうとうにして最終回といった塩梅で、ああ終わるんだなあと感慨もひとしおに見ておりました。感想といえばいつものように感想らしいものが思いつかない中で、やはりいつものように時間をかけて考えてまとまったこともあるので、書いてみようと思います。とはいえ、そんなにはないです。後白河法皇第1話から政争劇というかその抗争史における作劇の中枢にあり続けた法皇が、エンディングロールまでたどり着き、徳子との邂逅、昇華されていきます。彼女が勧めた漬物を口にした際の演技などは(ここにき
第10話です。ここにきてといいますか、ここにきたからこそといいますか、いずれにせよ詮索は置くとして、にわかに光彩を放ち始めた本回に驚きました。あわせて自らの見る眼のなさを恥じる次第ですが、とにかく気持ちの入っているうちに書き出してきたいと思います。びわこれまで「未来が見える眼」という付与設定について、その機能の不全をもって「びわ」というキャラクターを総論していたきらいがありました。包み隠さないで言えば、前話まではそう思っていましたし、若干ですがその確信もあったわけです。それが
第9話です。にわかに甲冑の様相を帯びて、戦さの色が濃くなってきました。その速度感というわけではないのでしょうが、全体的に早回しのような雰囲気になっています。変わらず感想らしい感想を書こうと、あるいは見つけようとあれこれ思いをはせなるのですが思うにまかせず、やはり書けそうなことだけ書いていきたいと思います。ですから、項目は1つか2つになります。平家物語序文本話において目を引いたのは資盛と清経のやりとりでした。旧恩たる知己が平家の旗色が悪いとみて、朝廷の意向により味方せぬと。
第8話です。視聴した後に中々書くことが思いつかなくて、時間をおいて色々考えているうちにようやく書きたいことが見つかりました。一見して感想というか、何事かを書きづらい話だったので、その点は難渋した次第です。いずれにせよ、考えがまとまったので書き出していきます。書くことは2つのムーブということで、先に項目だけ書いておきます。俱利伽羅峠の大敗ムーブトラディッショナルセンスムーブいずれもにわかに出てきたという意味で、これらがどのような位置づけ、あるいはシグナルだったか項目別
7話です。やはり大筋として難しい話というか、軽々に感想を書きまくるとはいかないところが、中々ままならないところです。それでも何かないかと探している内に、何とかひとつということで、まずはそこから書いていきたいと思います。あるいは他にもあれば続けて書くかもしれません。平資盛様々なキャラクターが登場する限りにおいては、それが群像劇の様相を呈すのはごく自然なことですが、それが入れ替えの形で現れてくることだってあるわけです。ビジュアルを述べているわけではなくて、存在感といいますか立ち位
第6話です。総話数としては折り返しで、ターニングポイントといは言わないまでも、ここにきて登場人物たちが意思表示をしたり、あるいは(視聴者)に問題提起したりと、にわかに群像劇の重なりを見せています。なので、人物単位で書いていきたいと思います。平資盛冒頭、「京の街は廃墟になる」とありましたが、清盛が福原、後の頼朝は鎌倉と、第二、第三の政治都市が現出つつある中では単に配置の問題でもあるわけで、京都を中心として(しか)見れない作中人物として、かえって地に足がついているともいえます。そう
第5話です。変わらず難しい作品というか、何か書こうとしてウンウン唸って捻り出すような、そういう難しさがあります。見終わった後にすぐ筆が進むというわけにはいかず、ウンウン、あれこれ黙考してようやくひとつ気が付く、あるいは思いつくという感じでしょうか。なので今回も前回(第4話)に続いて、やはり一点突破ということになりそうです。それだけ難治な作品だと思ってください。ストーリーフレームが示すもの今回はこの1点になると思います。何かといえば平家物語という底敷きが、もちろん結末あっ
第4話です。依然として何かを書くのに難しい話で、何かないかとあれこれ考えているうちに、やっと1つ見つかったので書き出していきたいと思います。そういう意味では一点突破の形になるかもしれませんし、あるいはもう少し書くかもしれません。未来視と物語本話において、いよいよ主人公たるびわが、未来が見えることの無意味さ、あるいは拒否を示しています。それは、1話からここまでの積み上げにおいて、すでに無力化されたスキルではあったわけですが、明示されたことで本作における(未来視の)位置づけとはなん
第3話です。どうも歴史物は書きづらいというか感想だけでもと思うのですが、やはり題材が厳粛なものだけに筆は鈍りますね。そういうインプレッションではありますが、いつものように気が付いたことだけでも書いていきたいと思います。平重盛今回においてトピックと言えるのはラスト、父清盛を諫める場面です。BGMは「boy'sown」。とてもメッセージ性があるというか雰囲気のある曲で、煽情的に盛り上げてくれます。そこでの議論は「朝廷に依って勢力を伸長した平家が朝廷にそむけば、その権力基盤を失
第2話です。感想らしい感想はないというか書きづらい回ではありますが、思いつくことを書いていきたいと思います。徳子落ち着いて、かつ淡々と現状分析してびわに語り掛ける描写が光りました。びわが彼女を慕い、未来を憂いて取り乱す一連の動きに対する理由付けとして見事なつくりだと思います。それにしても、びわに見えている未来、もっぱら悲しい未来に対して流れるように、ごく自然に振る舞っていく徳子を見ると、彼女が平家物語のもつ世界観、厭世観か諦念かそのようなものを含めた物語の大きな流れを体現してい
以前に見てとても良かったので、改めて視聴していって感想を書いていきたいと思います。実際の歴史を底敷きとした作品なので、歴史自体に対しても触れたり考えを整理していければいいなと思います。では、1話から。諸行無常と不変本作のメーンテーマは、その原点たる平家物語の著名な走り書きにある「諸行無常」なのだろうと思いますが、早速主人公たるびわによって石が投げ込まれています。びわは作品原点にないオリジナルキャラクターで、未来が見えるという。諸行無常とは不変を説かない意味で、万事常にうつろう
山田尚子ワールド全開の作品。人が色で見えるというトツ子、彼女と同じ高校を中退したきみと、きみの古本屋に訪れる離島の青年ルイ。その三人のが組むバンドの物語。ルイくんが持ち出したのはまさかのテルミン。それぞれに悩みや問題を抱える高校生たちの葛藤。このあたりを描かせたら山田尚子監督は素晴らしい。きみに高石あかり、シスターひよこに新垣結衣、戸田恵子や井上喜久子など大御所のキャステイングも良かったなあ。長崎という土地のもつ魅力、クリスチャンの女子校と離島、教会、古本屋、白猫、演奏シーンはもちろん
きみの色監督山田尚子脚本吉田玲子物凄い速さで駆け抜けてる時代だ。でもそのリズムとは違う人もいて当然です。もしかして日本のアニメのジャンルとして他の国では出せない表現であったり情景なのだと何と感動している。それは多分日本のアニメーション創世記手塚治虫や宮崎駿、高畑勲、りんたろう富野由悠季、押井守諸々と積み重なっているのだと時間の壁に守られているのだとアニメーションが好きで良かったと感動している。90〜一生物ストーリー脚本脚色テーマ性映像カメラワーク
しろねこ堂デモテープ[カセット](特典なし)Amazon(アマゾン)音楽もののアニメ映画。劇中の講堂でのライブ光景がクセになる。「水金地火木土天アーメン」のリフレインは歌詞を含めてクセになる。涼宮ハルヒの文化祭でのライブも思い出される。そちらは長門のギターが超絶だったが、こちらのテルミンは「色」がテーマの映画の不思議さにとてもよく似合っている。いまどきの孤独な青春もののためか、テルミンの電子音が非常に効果的に使われている。テルミンをこれだけ効果的に使った映画音楽は、は
こちらは、漫画の内容、感想や評価、ネタバレを紹介するプログではありません。自分が読んだ漫画を記録として記事にしていますので、ご了承ください。あの「けいおん!」から続く、山田尚子監督の新しい色彩アニメ映画「きみの色」。このタイトルを見ただけで胸が鷹男なってしまう。何より注目したいのは、監督・山田尚子×脚本・吉田玲子×音楽・牛尾憲輔という映画「聲の形」を生み出したクリエイターたちが再び集結していること。この名前を聞いただけで、「ああ、またこころを揺さぶられる物語が始まるのだなぁ」と、自然
声:鈴川紗由主演他。わたしたちの色、わたしたちの音。高校生のトツ子(声:鈴川紗由)は、人が「色」で見える。嬉しい色、楽しい色、穏やかな色。そして、自分の好きな色。そんなトツ子は、同じ学校に通っていた美しい色を放つ少女・きみ(声:高石あかり)と、古書店で出逢った音楽隙の少年・ルイ(声:木戸大聖)とバンドを組むことに。勝手に退学したことを、家族に打ち明けられないきみ。母親に隠れて音楽活動をしているルイ。トツ子をはじめ、それぞれが誰にも言えない悩みを抱えていた。バンドの練習場所は離島の古教会。音楽
アマプラ「きみの色」鑑賞完了。サイエンスSARUの山田尚子監督作品なので劇場で観たかったのだがタイミングが合わず観れなかった。やっと配信が始まったので早速視聴。アニメ版の平家物語で名前を知った山田尚子監督。平家物語でも思ったがやはりこの監督、間と構図が抜群だ。素晴らしい。映像をずっと観てて飽きない。音楽を聴くときにメロディで先に好きになる曲って歌詞をあまり聞いてない時があるのだが、その感覚に近いかもしれない。いやけしてストーリーが面白くないわけではないのだが。トツ子のほんわかした雰囲気に
山田尚子、監督。彼女はバイオレットエヴァーガーデンの演出も担当しており、繊細な表現に定評があります。そんな評判は知らなかったけど作品の美しさにだいぶと心を癒やされた記憶があります。アニメが転ぶか愛されるかは演出家の影響は多大。そんな彼女が監督をすると聞けばもはや作品への信頼度は抜群。楽しみで仕方ありませんでした。なにより美しい。特に、花。そして「間」アフレコにいたる演出も大事だけれど空間の余白が素晴らしい。水辺に映る子どもたちと水鏡の厳島神社。雪降る屋敷の縁側
変えられないものを受け入れ、変えられるものを変える勇気。というのが少しだけ分かったような気がしました。
🩷https://www.facebook.com/share/r/1G7jEF28iw/社交ダンス一般|Congratulations🩷|FacebookCongratulations🩷www.facebook.com🩷半端ない山田尚子さんぶっ飛んでます。失敗しないDr.尚子先生に診て頂きたいですね😌💓🩷https://www.facebook.com/share/r/1FF5AjnUih/DanceALaMode2025社交ダンス一般|Face
再生の物語と言ってしまってよいのかどうか、分からないけれど小学5年のときだ死を考えたことがあるだから、何だか身につまされる救ってくれたのは祖父とひとりの同級生もうすっかりと忘れていた、そんなことがあったことすらも当時のことを客観的に見れるほどに時間は経ったってことか10代、20代、30代、、その身で感じる世界が大きくなっていったというか僕を追い込んだ出来事も、相対的には小さくなっていったんだろうかただ無くなってしまったわけじゃない物理的な質量自体は変わら
公開したとき、映画を観て、ドハマりしました。https://ameblo.jp/yzfr25/entry-12865490354.html?frm=theme『映画:きみの色(ネタバレあり)』ワクワクして待っていました!30日になった、午前0時。ミスチルの「inthepocket」が、販売されていたので、速攻でダウンロード!昨日は可能な限り、…ameblo.jp山田尚子監督は「聲の形」も、ド・ストライクだったんですよね。でも、今回はオリジナルの物語。何だか、ノベライズが
魅力的な声優陣作永きみ役(しろねこ堂ボーカル、ギター担当):髙石あかり『ベイビーわるきゅーれ』『わたしの幸せな結婚』『ゴーストキラー』『夏の砂の上』2025年下期朝ドラ『ばけばけ』のヒロイン影平ルイ役(しろねこ堂テルミン、オルガン担当):木戸大聖『ゆきてかへらぬ』中原中也を好演、2025年12/5公開の『WINDBREAKER』楡井秋彦役、2026年初夏公開予定の『モブ子の恋』に桜田ひよりとW主演七窪しほ役(主人公トツ子のルームメイト):悠木碧『魔法少女まどか☆マギカ
WOWOWでエアチェックしておいたアニメ映画「きみの色」を鑑賞…「けいおん!」や「リズと青い鳥」の山田尚子監督による劇場オリジナル作品。人のことを“色”で見てしまう女子高生が、ひょんなことからバンドを組むことになるという青春もの。アニメーション制作は…昨年の話題作「ダンダダン」をはじめ、次の「攻殻機動隊」の新作を手掛けることでも話題になっているサイエンスSARUが担当。「ベイビーわるきゅーれ」の髙石あかりやガッキー(新垣結衣)など実写畑の人たちがメインどころの声優として参加しつつ、アニメ系の
水金地火木土天アーメンきみの色今更ながらに山田尚子の新作拝見。作品を重ねる毎に配色が淡くなってる気がするのだが今回は他人を色で識別するおっとり系少女を主人公にしたガールズバンド物。思えば今までの映画5作品はどれも女学生を扱っていて、そのうち3本が音楽×JKって感じで今作では処女作『けいおん』に戻ったかって感じの学生バンド。ただもう少しシリアスな内容で耶蘇教のミッションスクールを舞台にしてるって意味では『天使にラブソングを』というハリウッド映画を思わせます。その一方で主人公はクラシ
📺アニメ『アン・シャーリー』第3話(原作モンゴメリ【赤毛のアン】📕)オープニングいいですよね~ABEMATVで無料で観れる期間があります⤵アン・シャーリー(アニメ)|無料動画・見逃し配信を見るなら|ABEMA前回の第2話ではアンの親友になるダイアナとの出会いが描かれましたが今回も重要キャラのギルバート・ブライスが登場。第三話『何かを楽しみにして待つということが、その嬉しいことの半分に当たるのよ』もう
目下ABEMAで映画『リズと青い鳥』を期間限定で無料配信している。ややご無沙汰してたこともあり、昨夜鑑賞した。というかこれには別の理由もあって、現在Eテレで放送中の『アン・シャーリー』が間接的に関わっている。この前の第3話でオープニングとエンディングが解禁されたが、その映像の絵コンテと演出を山田尚子さんが担当されていると知ったのがそもそものきっかけ。僕の中では山田さんと言えばユーフォ、特に監督を務めた『リズと青い鳥』の印象が強いので、それつながりで思い出し、つい観てしまったというわけだ。