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今日、12月9日は、山形の置賜地方や庄内地方などで『大黒様の御歳夜』や『耳開け』という祭事が行われます。これは、お大黒様(大國主大神)が12月9日に結婚式を行うという言われによる祭事で、地域にもよりますが、藁で編んだ皿に赤飯を供え、二股に分かれた大根やハタハタの田楽を神前にお供えします。二股に分かれた大根ですが、これは、大黒さまがお腹を壊した時に近くで大根を洗っていた子供に胃腸薬代わりに大根を所望したところ、『大根をまるごと渡すと親に怒られるから…』ということで、そこにあっ
湯殿山神社本宮(ゆどのさんじんじゃほんぐう)山形県鶴岡市田麦俣に鎮座。旧社格は国幣中社。御祭神として大山津見神(おおやまつみのかみ)・大巳貴神(おおなむちのかみ)少彦名神(すくなひこなのかみ)を祀る。Part1では、主に湯殿山の由緒と仙人澤参籠所の風景を御紹介しました。Part2では湯殿山神社本宮への道と本宮などを御紹介したいと思います。湯殿山仙人澤参籠所や玉姫稲荷神社のお参りを終え、いよいよ湯殿山神社本宮へと向かいます。湯殿山神社本宮へは、参籠所のそばにある休憩所
湯殿山神社本宮(ゆどのさんじんじゃほんぐう)山形県鶴岡市田麦俣に鎮座。旧社格は国幣中社。御祭神として大山津見神(おおやまつみのかみ)・大巳貴神(おおなむちのかみ)少彦名神(すくなひこなのかみ)を祀る。出羽三山神社の由緒では、出羽三山開祖である蜂子皇子は都より羽州の由良の地に流れ着き、羽黒山の九頭龍王の取り次ぎによって顕現を拝することができた羽黒三所権現を山頂の羽黒山寂光寺にお祀りした。その次に遠くの雪を戴く高山の頂に登ると、蜂子皇子の前に阿弥陀如来が来迎され、その時に見
里之宮湯殿山神社『鳥海山月山両所宮』を参拝したときと同様、こちらでも何やら胸がざわざわする。そんな、軽い興奮を覚えました。出羽三山、羽黒山、鳥海山、月山、湯殿山、といったキーワードが『即身成仏』を連想させるからだと思います。◇鎮座地:山形県山形市旅籠町3-4-6◇最寄駅:JR「山形」~バス5分◇御祭神:大山祇命、大已貴命、少彦名命◇御朱印:あり厳しい断食を続けて餓死を目指す僧侶。そしてそのままミイラとなる。そうした事実の前に畏敬の念を覚えずにはいられない。だから、胸
出羽神社(でわじんじゃ・いではじんじゃ)山形県鶴岡市羽黒町に鎮座。旧社格は国幣中社。御祭神として出羽国の国魂である伊氐波神(いではのかみ)と、五穀豊穣の神である稲倉魂命(うかのみたまのみこと)を祀る。その他に、月山神社の祭神である月読尊と、湯殿山神社の祭神である大山祇命・大巳貴命・少彦名命を合祀している。Part1では出羽神社の創建の歴史と手向地区にある出羽三山神社の随神門界隈の風景、Part2では随神門から先の山頂までの風景と諸社、Part3では、羽黒山山頂に鎮座する三神
出羽神社(でわじんじゃ・いではじんじゃ)山形県鶴岡市羽黒町に鎮座。旧社格は国幣中社。御祭神として出羽国の国魂である伊氐波神(いではのかみ)と、五穀豊穣の神である稲倉魂命(うかのみたまのみこと)を祀る。その他に、月山神社の祭神である月読尊と、湯殿山神社の祭神である大山祇命・大巳貴命・少彦名命を合祀している。Part1では出羽神社の創建の歴史と手向地区にある出羽三山神社の随神門界隈の風景を、Part2では随神門から先の風景と諸社を御紹介させていただきました。Part3では、羽黒
出羽神社(でわじんじゃ・いではじんじゃ)山形県鶴岡市羽黒町に鎮座。旧社格は国幣中社。御祭神として出羽国の国魂である伊氐波神(いではのかみ)と、五穀豊穣の神である稲倉魂命を祀る。その他に、月山神社の祭神である月読尊と、湯殿山神社の祭神である大山祇命・大巳貴命・少彦名命を合祀している。Part1では、出羽神社の創建の歴史と、手向地区にある出羽三山神社随神門界隈の風景を御紹介させていただきました。Part2では、随神門から先の風景と諸社を御紹介していきたいと思います。手向地
熊野神社→通称、熊野大社です。2017年→2018年NHK『ゆく年くる年』で、この神社からの中継がありました。(2018/1/1・記)◇鎮座地:山形県南陽市宮内3476-1◇最寄駅:JR・奥羽本線&山形新幹線「赤湯駅」~TAXI7~8分◇御祭神:熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)=伊弉冉尊(いざなみのみこと)熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)=伊弉諾尊(いざなぎのみこと)熊野家津御子大神(くまの
鳥海月山両所宮(ちょうかいがっさんりょうしょのみや)山形県では、出羽国一之宮である鳥海山の大物忌神社、「出羽三山」と総称される月山、羽黒山、湯殿山の各神社が有名です。「両所宮」は、上記4社のうち、鳥海山と月山の2社から分霊し、祀っています。◇鎮座地:山形県山形市宮町3-8-41◇最寄駅:JR・北山形駅~750m◇御祭神:倉稲魂命=大物忌大神=大物忌神社月夜見命=月山大神=月山神社◇御朱印:あり◇参拝日:2017年10月11日&12日【関連
出羽神社(でわじんじゃ・いではじんじゃ)山形県鶴岡市羽黒町に鎮座。旧社格は国幣中社。御祭神として出羽国の国魂である伊氐波神(いではのかみ)と、五穀豊穣の神である稲倉魂命を祀る。その他に、月山神社の祭神である月読尊と、湯殿山神社の祭神である大山祇命・大巳貴命・少彦名命を合祀している。言い伝えや由緒によれば、推古元年(593年)に崇峻天皇の皇子である蜂子皇子(はちこのみこ)が、崇峻天皇を暗殺した蘇我馬子からの追撃を逃れて現在の鶴岡市由良にたどり着いた。その時、由良の浜辺の岩の上
月山神社(がっさんじんじゃ)東田川郡庄内町の月山に鎮座。山頂の月山神社本宮は延喜式内名神大社・旧官幣大社。月山神社Part2の続きです。Part1では、羽黒口ルートで月山山麓2合目~8合目の神社や、中之宮・御田原神社について、Part2では中之宮・御田原神社から山頂までの道と拝所について御紹介しました。Part3では、志津・姥沢ルートから途中の拝所や山頂に鎮座する月山神社本宮までを御紹介していきたいと思います。志津・姥沢ルートで月山山頂を目指すには、月山スキー場から
月山神社(がっさんじんじゃ)東田川郡庄内町の月山に鎮座。山頂の月山神社本宮は延喜式内名神大社・旧官幣大社。月山神社Part1の続きです。Part1では、月山山麓2合目~8合目の神社や、中之宮・御田原神社について御紹介しました。Part2では、中之宮・御田原神社から山頂の月山神社本宮までを御紹介していきたいと思います。中之宮・御田原神社から山頂へ登拝を開始します。山頂へは、御田原神社境内の月山神社本宮への鳥居をくぐり、徒歩で2時間半~3時間の道のりとなります。御田原
月山神社(がっさんじんじゃ)東田川郡庄内町の月山に鎮座。山頂の月山神社本宮は延喜式内名神大社・旧官幣大社。由緒によれば、推古元年(593年)に崇峻天皇の皇子である蜂子皇子(はちこのみこ)が、崇峻天皇を暗殺した蘇我馬子からの追撃を逃れて現在の鶴岡市由良にたどり着いた。その時、由良の浜辺の岩の上で八人の乙女が舞踊る様子に心奪われ、近くの海岸に上陸した。その後、蜂子皇子は三本足の霊烏に導かれ羽黒山に登拝し、そこで苦行の末に羽黒権現を感得し、羽黒山頂に羽黒山寂光寺を建立した。それ
蔵王大権現(ざおうだいごんげん)刈田嶺神社(かったみねじんじゃ)山形県山形市下宝沢に鎮座。御祭神・御本尊として、水神・除災招福・五穀豊穣の神仏とされる蔵王権現(金剛蔵王権現)を祀る。由緒によれば、朱鳥4年(690年)4月、役行者小角が57歳の時、出羽国羽黒に来訪し、近くの山々を遍歴した。その際、現在地の近くにある刈田嶺に、役行者が吉野金峰山での一千日に及ぶ苦行と修練の末に感得した金剛蔵王権現を勧請したことに始まる。蔵王権現が勧請されて以降、刈田嶺は蔵王山と称されるよ
上小松諏訪神社(かみこまつすわじんじゃ)山形県置賜郡川西町大字上小松に鎮座。旧社格は郷社。『日本三代実録』の「出羽国須波神」奉斎社論社。御祭神として、風神・水神・狩猟の神・軍神である建御名方神と建御名方神の后神であり山坂の神とされる八坂刀売神を祀る。由緒によれば、諏訪神社がいつ創建されたかは不詳。信濃国一之宮である諏訪大社の御分霊を、出羽国や置賜地方、そして現在の川西町の守護神として勧請したことに始まるという。信濃国一之宮・諏訪大社上社本宮拝殿。諏訪大社四社のうち