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毎回、お題に沿った短編作品をセレクトしてお届けする棚から鷲掴み企画。今回は読書の秋と言うことで、一風変わった読書を楽しむ作品を選んでみたいと思います。いつもはここでうだうだと前書きを書いているのですが、毎度毎度書く内容に困っておりまして、いっそここでも何か作品を紹介出来たら(僕が)楽しいのではないかと思い、新たな試みを持ってまいりました。前々回の鷲掴み企画での丸尾末広先生にインスパイアということで、この記事を読む上でのBGM代わりにおすすめの音楽アルバムをご紹介しようと思います。もちろん、
僕は大学時代、文学部日本語日本文学科に組していました。こんなに文系な学科もそうはないかと思います。そこに入ってすぐのころは、日本文学のイロハを教えてくれるような、基礎的な講義を受けていたのですが、そこの教授が毎講義ごとに一軒ずつお勧めの喫茶店を教えてくれていて、講義内容より印象に残っています。京都の大学だったので、京都市内に絞って厳選したそのお店はどこも非常に本格的そうな、それこそ今回取り扱わせていただく漫画家、山川直人先生が通っていそうなお店ばかりでした。その中で、一つだけどうしても
僕は映画監督になりたかったのです。今から35年前、高校、大学と自主映画サークルに所属していました。(いや〜、歳をとってしまいました。。。)映画を作って「東京学生映画際」なるものに出品していました。2本作って共に出品したのですが、一つは山川直人という自主映画出身の人気監督にけちょんけちょんに言われたわけです。とある監督にオマージュ的として(その頃)感じで真似て作った映画に「君は彼を超える気があるのか!!でなきゃ、こんな映画作ってはならぬ!!」って。越えられるか
2025都議選の結果は、私にとっては、与党陣営の凹み具合が“イマイチ”だったけど、大谷の2回目の登板兼DHでの活躍で気分は多少持ち直した。そして、山川直人の『はなうたレコード』を読む。いつもの画風、いつもの世界観。憩いのひとときである。(^-^)いつも感心するのは、この作者、スクリーントーンって使わないのだろうか?次に読むのは『写真屋カフカ』かな……。写真屋カフカ(ビッグコミックススペシャル)Amazon(アマゾン)
山川直人先生はかなりこのブログでも取り扱わせていただきましたが、なぜか(僕が不思議がっても仕方がないですが…)先生のオムニバス連載、『コーヒーもう一杯』に収録されているお話を一度も挙げていませんでした。今回が初。第4巻収録の「風貌」を取り扱います。芸能人や著名人が時折、下積み時代に愛したお店なんかをメディアで紹介したりして、ファンにとって聖地となるのはよくあるお話です。例えば、熊本県にある鉄板焼き屋さん薔薇亭。ここは『ONEPIECE』の尾田先生がアルバイトをしていたお店で、サンジが
山川直人先生の短編集『口笛小曲集』から「いちご」を取り扱います。この世には「わらしべ長者」なんて物語が昔からあり、宝くじなんて商売も成立しています。人間は夢のある話が好きです。滅茶苦茶イヤな言い方をすると、楽して大金を稼ぐようなドリームを常に夢見ながら生きています。僕なんて、そんなことばかり考えながら毎日を暮らしています。お金、超欲しいです。というわけで、本作は小規模ですが、そんなわらしべドリーム的な要素のあるお話です。ですが、山川作品においてお金や高級品がそこまで高い地位に存在してい
今日の『四季通信』は、『あれも書きたいこれも書きたい』~「山川直人さんの絵の模写」について~です。※昨日はぼくの模写について山藤章二さんと和田誠さんの絵について書きましたが、もうひとりよく模写をする作家がいます。山川直人さんというという方です。山川さんの作品としては、を、はじめとして「口笛小曲集」とか、「月と珈琲、電信柱」「はなうたレコード」などがあります。山川さんはスクリーントーンを使わず、カケアミという綿密な描き込みで版画のような雰囲
山川直人先生の短編集『地球の生活』は作者の同人誌から集めた作品を中心に収録しているのですが、古本とレコードとカフェでアルバイトしている彼女と売れない漫画家の…所謂王道な山川直人作品と違い一風変わったお話が多い印象を受けます。事実、先生自身が癖のあるものを中心に選んでいると述べられています。バッドエンドだったり、とても概念的で文学的な魅力を孕んでいたりしていますが、何よりも萩原朔太郎やチェーホフの文学作品をモチーフにした漫画があったりするのが大きいのかなと思います。いずれにしろとんでもない名短編
韓国映画「リメンバー・ミー」を「ある日僕たちは電車の中で出会う」の山川直人監督がリメイクしたラヴ・ストーリーです。斎藤工の映画初出演作品です。今週、新たな韓国リメイク作品の「同感」が公開されるので観てみました。1979年。親友の幸子と母校で教職実習を受ける筈だった女子大生の百合は幸子の突然の入院で彼女の代わりに通信クラブを受け持つことになる。百合はある夜、無線を通じて優二という青年と交信するが、彼は2001年の世界にいて…斉藤工が現代を生きる2001年の大学生で吹石一恵演じるヒロイ
僕が愛してる作品集『ナルミさん愛してる』から「コートと青空」を取り扱います。この短編は「本」に関する短編を集めた選集『ビブリア漫画文庫』にも収録されているのですが、そもそも作者の山川直人さんは自身の作品の舞台として頻繁に古本屋を当てがわれます。古本、古レコード(しかもボブ・ディランやはっぴいえんど等の60年代の音楽)、コーヒー、町シネマなどとにかく自分の好きなモノを惜しげもなく作品に浸してくるのが印象的です。余談ですが、この『ビブリア漫画文庫』は今までこのブログで取り扱ってきた多くの短編漫
今日の『四季通信』は、投稿ネタの『これが私の絵心です』~「あれも描きたいこれも描きたい」~です。12月19日の続きです。※前回も、その前もぼくの描く絵について説明していますので、まずは、そちらから。※ぼくの描く絵はオリジナルではなく、模写なのですが、できるだけ原作に近づけようとはしているのですが、まだまだですね。模写の対象は漫画であったり旧車であったり、ディズニーであったりこれは面白そうだなと思えるものを模写していると
漫画界の吟遊詩人こと山川直人先生の描く漫画には売れない漫画家か、売れないミュージシャンがよく登場します。んで、そいつには大抵喫茶店でアルバイトしている可愛い彼女がいます。長編短編問わず、あまりにもこのパターンを貫きすぎている気がしますが、それでも読むたびに幸せな気持ちになってしまうのが山川先生の魅力に違いないと思っています。カップル自体は作品ごとに(当然)違うのですが、それが誰と誰であっても読んでいて一切の問題はありません。同じカップルが100巻分イチャイチャしててもにこやかに全巻読破でき
今日の『四季通信』は、『あれも描きたいこれも描きたい』の~最近のぼくの絵の作品から~と題して書きます。最近の作品というのは、ぼくが描いた絵です。紙ではなくApplePencilを使ってGoodNoteというアプリを使って描いています。描いているといってもオリジナルではなく、いろんな方の漫画の模写をして楽しんでいるというわけです。それでは、どうぞ観てください。※最近、模写を続けているのは、山川直人という方の漫画の模写です。
わざわざ言うまでもなく、私はFIREとは無縁の老いぼれジジイである。したがって、物価高の昨今、書籍代をはじめ、あれこれといじましい節約生活をしているわけだ。◆書籍代の節約法?『物価高への対応策』物価高の波が押し寄せてきている。私の場合、とっくの昔に、書籍の価格が大幅に上昇した時期があり、それ以後も漸増傾向が続いているわけで、何を今さらと言いたいとこ…ameblo.jp※喫茶店通いもままならず、といっても、私の場合ドトールだのタリーズだの、いわゆるチェーン店が多かっ
山川直人という漫画家さん。とても、面白い絵を描く人です。まるて、童話の挿絵のよう。暖かい雰囲気で、絵を見ているだけで、ほっこりとします。漫画の内容も、絵柄と同じく、ハートフルな感じ、不思議な感じの、一話完結のお話が多いよう。コーヒーもう一杯I(ビームコミックス)Amazon(アマゾン)354円山川さんの代表作と言えば、この「コーヒーもう一杯」ということになるようですが、残念ながら、未だ、未読。コーヒーにまつわる、色々な話だそう。コーヒーに関する蘊蓄から、様々な物
『屋根裏』山川直人さんサイン本コーヒーもう一杯I(ビームコミックス)Amazon(アマゾン)644円シアワセ行進曲(ビームコミックス)Amazon(アマゾン)673円ナルミさん愛してるその他の短篇(ビームコミックス)Amazon(アマゾン)644円口笛小曲集(ビームコミックス)Amazon(アマゾン)644円珈琲桟敷の人々シリーズ小さな喫茶店(ビームコミックス)Amazon(アマゾン)772円
『地球の生活』山川直人サイン本地球の生活(ビームコミックス)Amazon(アマゾン)673円コーヒーもう一杯I(ビームコミックス)Amazon(アマゾン)644円はなうたレコードAmazon(アマゾン)650〜3,850円コーヒーもう一杯V(ビームコミックス)Amazon(アマゾン)644円
私事ですが、明日大学を卒業し、社会人になります。差し当たって学生時代バイトし続けていた某古本チェーンからもオサラバします。今ではどこの大手古本チェーンもトレーディングカードばっかりに力を入れていて、あまり張り合いがないのですが、事実カードはよく売れます。そしてトレカほどではないですが、同じくよく売れているのがアダルトなお品物です。AVとかエロ漫画とか中古でもいい値段しますが、けっこう平気に何枚もご購入されるお客様が多いのです。しかも、その客層の大半は60代以上の高齢者ばかり。若者やおっさんはサ
先日に引き続き、今年の年賀状を整理しつつ改めて、、、さすがのクオリティと、あっぱれの作品が。漫画家の山川先生の年賀状はいつも書き下ろしのイラストなのですが今年はお初のウサギが。ウサギ人間にちょっとダークな鳥人間がトランプを。その世界観、先生にしか出せないですし一度見たら忘れられない絵。https://mobile.twitter.com/emikanta/status/1609215022462533632/photo/1写真たてに入れて、飾っ
山川先生から嬉しいお便りです皆さまぜひ
数多くの漫画家さんから激賞を受けている漫画家、山川直人先生の短編漫画「バスタオル」を取り上げます。山川漫画の大きな魅力は登場する女子の可愛らしさではないかと私は勝手に考えているのですが、事実、作中の女性はその多くが活発で茶目っ気があって抱きしめたくなる魅力を持っていると思います。振る舞いや言動が可愛いのは当然として、何より大きいのはその女性たちは結構な確率で絶賛恋愛中であることです。恋する乙女はより一層魅力的に見えるという奴を山川先生は巧みに駆使し、愛らしい女性を次々と生み出しています。
漫画である。山川直人さんの珈琲シリーズの漫画連作集は欠かさず買い、読んだ後に行きつけの地元珈琲店の書棚に置いてもらっていた。残念ながら、その珈琲店はすでに閉店となった。主の病状が思わしくないためである。既に10年くらい前に余命宣告は受けていた。しかし、今時の医療の進歩もあって、宣告された年数以上に生き、しかも元気でいたのだが、ここに来て、安楽椅子から身体を起こすのもしんどい状態だということを奥さんから聞いた。この店で、時折、山川直人さんの漫画を読み返すという休日のひとときを
私はマンガは好きだけれど、マニアというほどではない。たまに、ふと目にとまった本を読むぐらいだ。以下の2冊は最近の(私にとっての)収穫である。※まずは『神罰1.1』。その筋では有名な『神罰』の増補新版だそうで、Kindle本の日替わりセール(残念ながら既に終了)でたまたま見かけたものである。故手塚治虫の長女るみ子氏(虫プロダクション取締役)の「訴えます‼」が帯いっぱいに訴えている。(^^;念のために裏表紙側も見ておこう(Kindle版には、書籍版表紙カバーの裏
『夜更かしの愉しみ』山川直人さんサイン本はなうたレコードAmazon(アマゾン)956〜3,584円コーヒーもう一杯I(ビームコミックス)Amazon(アマゾン)644円写真屋カフカ(2)(ビッグコミックススペシャル)Amazon(アマゾン)378〜2,653円写真屋カフカ(3)(ビッグコミックススペシャル)Amazon(アマゾン)770円珈琲桟敷の人々シリーズ小さな喫茶店(ビームコミックス)Amazon(アマゾン)772円
前略、、、【一句】“閉ざされて凍り付いてた恋心”早々追伸、、、【♪STEPONTHELAKE】byゼルダ恋する貴方がトランク開けたら
好きな漫画家さんと聞かれると真っ先にうかぶのが、山川直人さんだ。独特の絵と話しの構造で、何度読んでも飽きない。思わず同人誌時代のものなども集めていた。残念ながら実家に置いておいた「珈琲もういっぱい」などはカビてしまい変色もしていて、いまカビ取りにチャレンジしているのだけれど、そろそろ諦めて中古でよい状態のものを集めたいと思っている。写真のは比較的最近のでAmazonで簡単に入手できた。どの作品も昭和で珈琲で、ちょっと不思議な世界。観た事もないのに、読んだら懐かしくなる気持ち。き
FM佐久平のALFEE三昧聴きながら帰宅です。SlowDancerで始まり、A.D.1999で終わる。どちらも大好きな曲高見沢さんの小説「特撮家族」第3話掲載の「オール讀物」8月号買ってきました。オール讀物2021年8月号(創刊90周年記念特別号第2弾)Amazon(アマゾン)720〜1,000円以下は、今日は買わなかったけど気になる新刊。大和和紀さんの作品は「あさきゆめみし」と「はいからさんが通る」位しか読んだことがないけどときめく絵柄で
「赤井塾PROJECT」が1995年に製作した「青い絲」という35分の自主制作ドラマを中野区立上高田公園で撮影していた時のことだった。撮影現場になんと山川直人監督がやってきたのだ!山川直人監督と言えば、「自主映画の女王」と呼ばれる室井滋さんをヒロインに起用し、1978年に「ビハインド」(60分/パートモノクロ/8mm)で、第3回ぴあフィルムフェスティバルに入選。翌1979年には「ブリンキング・イット・オール・バック・ホーム」(15分/カラー/8mm)で、フジ8
月曜日から早々に神経がくたびれて帰りの電車の実質一時間という長さでさらにへばり、ギスギスもしている自分を感じながら、車内でミニショルダーに入っていた『写真屋カフカ3』を取り出し、吊革に掴まり立って読んだ。あぁ、読んでよかったなぁと思った。ギスギス感が無くなりはしないが、目減りしていくのである。へばっていない休日に自室で読む心境と違う魅力がある。還暦過ぎのサラリーマンがこんな風にホッとさせられるとはなぁ・・・。鞄に入れたもう一冊は『網野善彦対談集1』で、巻末の記念講演のみ未読
二日続けて、山川直人の漫画を通勤電車内で読んだ。もしかしたら、本作が著者の作品の中で最も「らしい」作品なのではないか。・・・とまあ、少しばかりえらそうだが、それというのも著者の作品に常に流れている懐かしさ、郷愁というものが正面から描かれているからだ。主人公は、なくなりつつあるものにカメラを向ける。それは公衆電話だったり紙芝居屋だったりするのだが、そこに関わる偶然居合わせた人ともなにがしかの関係が生まれる。そうして撮った写真は、ほんの一瞬、そこに居合わせ懐かしむ人にとって、かつて