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*11/8のバンコク出発が近づいてきた。この度の修正オペは1泊入院、1w滞在なので、2ヶ月の今ごろには日本へ戻ってきてしまっている。ALT2ndの術後10ヶ月。①チンコは術後6ヶ月、日本で脂肪吸引。細くなる分伸びるので、8.5cm→13.5cmと伸びる。②外尿道口が狭いので、日中22Fr夜間24Frで24Frダイレーション継続中。③右大腿植皮採取部はドレニゾンテープで厚みは減ってきている④左大腿皮弁採取部も、ドレニゾンテープで厚みは減。と、創部の治癒経過はまずまず
*久々で湯船に浸かってきた。元々シャワー派のワシが風呂にはいるというのは、かなりのレアケースだ。マッパでキンキンに冷やしたハッテン場個室にいたら、急に湯船に浸かりたくなった。エアコンがない我が家の暮らしに慣れたこの体、文明の利器に負けてしまったようだ。SRSを終えたら公衆浴場へ、と希望を語るFTM当事者もいるが、元々風呂に入る習慣がないので、全くそんな気にならない。ついでに、泳ぐ習慣もない(疲れる!!)ので、水着でヒャッホーという野望もない。そうは言っても、男同士で風呂に入らねばな
*先日の休みにホル注を忘れていて、慌てて夕方に受診をしたが、病院窓口は休日の様相…盆休みらしい。病院が盆で休むな!大体月初めの10日までくらいで、適当に注射を受けているが、次病院へ行けるのが5日先になってしまう。打っても取り立てて「変わった」自覚がないので、そう焦らんでもいいといえば良いのだが。*外尿道口が狭窄してくるので、相も変わらず24Frを24時間持続ダイレーションで対応している。これが入口だけすれば良いかといえばそうでもなく、やっぱり尿道狭窄部位として頻度の高い、吻合部位が時
*SRS/創傷処置のカテゴリーでも度々書いている、消毒Noのネタ。以前の記事でも、何故消毒が傷の治癒によくないかを説明したが、種類に関わらず消毒そのものは治癒に必要な上皮細胞まで殺してしまう。西成区で在宅医療に関わって1年。残念ながらこの近辺にいる医師は、軒並み消毒をバッサバッサと振り掛けるように使っている。訪問の始まった利用者さんにも、漏れなく消毒入り軟膏が処方されていた。今は在宅医にバトタッチして、その軟膏は使っていないが余っているなら実験をするチャンスだ。実際に傷を作り、細
*大阪でSRSをしている病院、ジェンダークリニック外来もあるので予約をして受診してきた。入口横の祠?を通って、予定を入れた9時半に受付へ。B5サイズのごくごく簡単な問診票を記入する。岡大の膨大な問診票と比べると、拍子抜けするほどカンタン。そう待つこともなく、入室した。目的は○ALT2nd術後修正オペのセカンドオピニオン希望として、全体的な太さのサイズダウン、そして、尿道口の形成、の2点を伝えた。最初はお決まりの治療歴。こんな感じのメモをスマホに用意して、それを読みあげる。テキス
*まだたったの、術後6ヶ月。その日を無事に迎えることができた。ALT2ndでは多くの創部ができて術後を過ごしていた。陰茎吻合部・陰茎本体・(右大腿)植皮採取部・(左大腿)皮弁採取部、そして膀胱瘻留置部…と5箇所の創部も順次治癒していった。最後まで残っていた皮弁採取痕の傷も、糸という異物が治癒遅延の原因だったが、先日完治している。こうして作ったチンコちゃん。通常、Phalloplastyが目的とするものは(1)一期的手術で終わる(2)立位排尿(3)触覚、性感がある(
=Keyword=ムダ使いしない。生きるコストのムダを切る。ひたすら働く*Phalloplastyまで終了し、ここまでザッくり計上して、家の頭金程度は自分の体に費やしたことになる。治療をする人しない人、それは個々の価値観だが、虎井まさ衛氏の著作を参考にすれば”治療をしないとどうしょうもない種類の人が進む"ことになる。カウンセリングの段階で手術まで進むことを決めていたので通院開始後の節約はもちろん、それ以前からムダ使いはしないコだった。加えて、青年海外協力隊の任務中に貯まった国内
「そこねジェンダーの病院」彼女の話は唐突だった。元同じ病棟のメンバーが集まった昨夜。焼き鳥屋なのにひたすら牛串を頼み、腹15分目食べた看護師集団は店を後にした。駅前でグダグダと話を続け、気づくと最期にワシとその彼女だけが残っていた。同期で、今は病棟を出て外来にいる彼女と、ワシは訪問看護。当日、来られなかった先輩を心配する彼女には、「急用で来られんかった」と、幹事から聞いた消息を話していると、職場を知っているかと訊いてきた。「●病院で夜勤専従のバイトしているの。●病院知ってる?」
*ALT2nd術後間もなく半年を迎えようとしている。悩まされた植皮採取部の右大腿も、ドレニゾンテープを貼付し始めてから水泡がなくなり、ケアが楽になった。そして、最後まで残っていた唯一の傷である、左大腿の皮弁採取痕の1ヶ所が閉鎖した。今月初めに、創傷治癒が停滞する原因の「糸」がポロっと取れた。待ってました!!痛くなくてラッキー。肉芽は大きくなったり小さくなったり。でも創傷を遅らせる(感染は無かったが)原因が昨年末からず~っと鎮座していたので、治るわけがない。糸が抜けてからは、あれよあ
*現在のところ『形成尿道からの尿線についての調査研究』協力者様募集中です。現在のところワシの場合、形成尿道のまま排尿をすると飛散して立ちションはエラいことになる。元旦に24Frカテーテルへ変更してから、未だ24時間カテーテル留置を継続中なので、そのまま排尿をすれば、真っ直ぐ一本の線になって尿が飛び出していく。これなら、公共の場でも思う存分立ちションはできる。その後にカテーテルを処置して、再留置するという一手間は生じるのだが。今回の研究で御協力頂ける場合、このカテーテル無しでの
*TGケアネット手術療法ページからのリンクで、尿道ダイレーションページを開設しました。これまでのマイクロペニスの状態で行う尿道ダイレーションにくわえて、昨日の記事で紹介した、Phalloplasty後の長くなった尿道のとき、外出先の個室トイレでダイレーションを一元的に行う方法を転記しました。24時間の尿道ダイレーションをしている方、まだ尿道形成しただけの状態の方にも応用できます。*形成尿道からの尿線についての調査研究(詳細こちら)(ホームページからはこちら)協力者募集中です。うち、画
*先日のGID学会で発表した際、頂いたコメントが「…略…それに陰茎形成をして尿道が長くなったら、ダイレーションをするカテーテルも届かなくなります…略」尿道ダイレーションをする頻度とコストを別にすれば、理論的には販売されているカテーテルサイズの40cm程度までは挿入ができる。陰茎を形成するのに、わざわざ30cmオーバーの特大サイズを作ることはないだろうから、本気でダイレーションをしようと思えば長さがネックにはならない。とはいえ、昨年(2016.11月)のオペ前までと今の形成尿道では、10
*2017/4/12ブログにてTGケアネットに調査協力のページを追加しました。上記のリンクから入るトップページのタブ、そして本文中にも☆調査票、協力方法概要はこちらをクリック☆というリンクを貼りました。FTMでSRSとその修正国内外経験者として、今年の3月に行われたGID学会では、尿道狭窄の症例報告を行いました。医療者にとって症例を検討する、ということは院内、また現在勤務している訪問看護の現場でも、多少形を変えて行われている。SRS後のさまざまな医療的ケアは、これまでもブ
*TGケアネットに調査協力のページを追加しました。上記のリンクから入るトップページのタブ、そして本文中にも☆調査票、協力方法概要はこちらをクリック☆というリンクを貼ってあります。詳細追記いたします。
*ホル注でいつものウロ受診。馴染みの先生とは、昨年12月末に、ALT2nd術後の受診で顔を合わせて以来の再会になる。ここでも、次のGID学会演題予定の、外尿道口について質問を。結果は同じく、「尿道形成時に外尿道口の形までは皆考えない」だった。これはますます研究し甲斐がある!!!!!!久しぶりに顔を合わせたこともあり、この4ヶ月の経過をお伝え。そして、両大腿の植皮採取部と皮弁採取部、チンコも診て貰った。創傷ケア専門のDrもそうだが、皆さん傷は綺麗になっている、と口をそろえて言う。ありがとうご
*術後147日。日常生活は支障なく、しゃがみこみや走ること、階段昇降も大丈夫。創部の状態は、糸が残っているので点状の肉芽が出ては消えるを繰り返しているが、それなりに落ち着いている。再建陰茎部分は、いまも24時間ダイレーションを継続している。元旦から24Frを留置しているので、3ヶ月になる。以前のように、シャワー浴をする4,5分の間でも、ダイレーションをしないと、入口がすぐ狭窄して再挿入に一苦労、とまではなくなった。形成尿道内腔が拡張した状態にはなってきている。とはいえ、まだ夜間の
TGケアネットの論文コーナーに「重度の尿道下裂傷において、亀頭保存と微少血管吻合を伴う陰茎形成」を公開。症例報告なので、他論文引用はほぼなく、3ページ程度ですぐに読み込めるお気軽さ。尿道下裂のため、既に形成術を繰り返している(形成後も再狭窄などの合併症が少なくない)患者。うつ傾向という…そりゃそうだろう。生来の亀頭は温存したいので、皮弁となる前腕へ移植してマイクロサージャリーでそれぞれ吻合する。その状態で陰茎再建をしてから、さらに股間へ移植するという、離れ業。もう何でもありです
*ALT2nd術後141日。植皮部の相次ぐ水泡は、フィルムで覆うことであっさり解決した。同じく、チョイ続く掻痒感もほぼこれで解決した。アトピー性皮膚炎症状と同じく、掻痒感があるときに冷やす、ワセリン塗布をしてはいたが、水泡が治ってはまた現れるの繰り返し。そこに、プラスモイストなど吸収性のあるドレッシング材を貼付するのが、手間でもあった。在宅における創傷ケアは、病院のように資材を豊富に使える訳ではない。すべて、利用者さんが自腹などで購入したものを、使わせていただいている。在宅でよく使う
*先週から、食事会や札幌往復、お泊りなどイベントが続きさすがに疲れた44歳。あまりアクティブな人間でないのでこうなる。自分が当事者であり、その存在を知ってはいたがはじめて参加したGID学会。帰ってきてからジワジワと色々なことが思い浮かび、Tの1人である者として何かできることをしたい、と思いが強くなった。そもそも、GIDの名称は、いつになったら変わるのか。参加したのは医療系のセッションばかりだったが、どなたもが「せいどういつせいしょうがい」「GID」を連発するのが、気になった。来年がキリ番(学
*GID学会…、これはいつになったら名称が変わるのだろう。GD学会?そんなことを時々思い出しながら参加した、この札幌での大会。性腺除去を公的書類の性別変更条件、とすることを必須としない国も出てきている。脱病理化の動きがあるのは「病気、障害じゃない」という思いに相応しいものである一方、治療を受ける側としては、困る面もある。診療報酬で動く日本の医療では、治療を受けるには暫定的にでも病名が必要となる。国内初のSRSを振り返る学会初日のレジェントレクチャーでは、実施までに院内で行われた動き
*今週末に開催されるGID学会。寒さが嫌いなワシにとって、この冬に開催地札幌へ飛ぶというのは、狂気の沙汰としか思えない。オマケに明日から寒くなるらしい。大丈夫なのだろうか?!!公式サイトでプログラムが発表され、ワシは外科一般演題でトップバッターとクジ運良好。でも演者全員が発表し終わるまで退出はできない。熊五郎くんが我が家に来たことで、このたびの札幌は熊五郎くんにも、ワシにも、乗り越える高い壁がある。*始めての一匹寝。普段、毛布でゴロゴロ、とうちゃんのクッションにダイブなど、好き放
*「ワタシも創傷ケア学会行きたいな」昨日、ミニカンファレンスをした後に同僚がポツリと言った。ちなみにウチは、全員がLGBT'sかアライの訪看ステーションで、この[ワタシ]はゲイ男性の同僚だ。非常に嬉しい一言だ。在宅医療の学会で報告を聞いていると、訪問看護で行うケアのトップがバイタルサイン測定だ。これはそうだろう。医療ケアというのは案外と少ない頻度で、褥瘡ケアはかなり下のランクに位置していたと思う。恐らくこれは、医師が指示書を出した「訪問看護の内容」に限っているのではないかと思われる。
*先日、術後の創傷経過観察をしてもらっている受診の時に、ふと植皮のケアが気になって質問した。「病院で植皮部分の術後ケアってどうしているんです?」ワシが病院勤務時代にみたのはせいぜいが、遥か昔の植皮瘢痕くらい。二次救急なので、ICU管理が必要なほどの熱傷が来ることもない。皮膚科・形成外科はあったが、褥瘡や30%までの熱傷褥瘡は全てオムツ等を使い(OpWT)湿潤療法での治療をおこなっていたので、植皮直後の看護というものをしたことがない。皮膚損傷という創傷の共通項目と、治癒過程が同じで治る
*ALT2nd帰国してすぐ、そして1月に創傷経過をDr報告をして、今回が訳2カ月ぶりの受診になった。やっと時間を作れたので、仕事前に直行で受診。開口一番、きれいに治ってきている…でしょ!本日でALT2ndから術後114日。植皮採取部は5日前に比べてさらに上皮化から皮膚への変化部位が微妙に拡大中。小豆大の水泡除去部~治癒経過中の潰瘍部は、滲出液の程度に合わせてハイドロコロイドもしくはプラスモイストで治療を継続していく。肉芽自体は乾燥&縮小が始まっているので、ここでステロイド剤を使う
TGケアネットの論文コーナーに、症例報告を追加。症例報告「子宮粘膜にてプレラミネートの尿道形成準備を行い、骨血管柄つき前腕遊離皮弁で陰茎形成を行ったFTMの事例」ワシもALTは二期的に実施している(細くするとか、亀頭形成をする等の微修正を希望する場合は、もう1回渡航する必要はある)。本コーナーで紹介した国内実施例のALTPhalloplastyでは、一期的に尿道形成も含めたPhalloplastyをしているようだが、タイでは皮弁採取予定部位に尿道形成のプレラミネートを1回目で行う
*昨日より体調は絶不調。早退して自宅安静している。食べる体力気力も無かったが、ひたすら寝て、シッコして、今朝になったら食べ物の味が分かるようになってきた。病人は寝ろとはよく言ったものである。同僚が心配して、馴染みの在宅医に診察してもらったら、ということで電話をしたが、残念ながらもう診療に出かけていた。こんなときのストック薬。タイで退院薬としてもらえるタイレノール500mg。術直後から毎食後処方で丁度いい位なので、退院時にくれても意味がない。ただ、このアセトアミノフェンは重宝するので、他貰っ
*熊五郎君がチョコチョコと走る散歩に合わせて、気づいたら自分も走っていた。両大腿からの植皮採取と皮弁採取という傷があり、神経的・筋系の機能障害が残ってはいる。術後の経過を追ってみると、2ヶ月を過ぎる頃からしゃがみこみ、そして階段の昇り降りは難なく出来ている。つまり、日常生活は全く不便がない。ALT2ndオペ前から、ジムはおろか、日常生活でも走るということが無かった(それもどうかと思うが)。そういうことで、術後に走れるかどうかは、そもそも走っていないのだから評価する必要性を感じなかった。
*Phalloplastyでは、ALT、RFFF(前腕遊離皮弁)いずれも、タイで実施する場合は事前に尿道形成をしている。前腕や大腿に、24Fr程度の太いカテーテルを皮下へ留置して、半年以上経ってから皮下組織ごと採取して形成する、というのが流れだ。*論文によれば、ALTのPhalloplastyは2009年(Descampsら)が最初の報告なので、前腕からの形成に比べればまだ新しい技術といえる。無から有形物を作成する手術の中でも尿道の確保はリスクが高い。そのため、事前の尿道形成では、一般
*タイから帰国して、抄録提出をしていたGID学会@札幌、採択結果を頂いた。丁度、昨年11月はタイでALT2ndの入院中で、時間は有り余っていた。少しずつ論文作成をして、そこから抄録を考えたので、提出まではスムーズだった。タイトルは、いつもこちらでも取り扱っている通り、尿道狭窄とダイレーションだ。もうワシのネタとしては王道中の王道。また、TGケアネットからパクる動画も流せるので、発表が持ち時間10分となる一般演題で好都合。ただ、セッション名が"外科治療"。ここは自分で演題カテゴリーを選
*TGケアネット>論文>「高度尿道下裂に対するOUPFⅣ法:術式ならびに8例の治療成績」をアップしました。全8例とも小児の修正歴だが、瘻孔を起こさないonlayで複数のカバーをする方法や、狭窄を起こさない皮弁の紹介あり。ワシも最初のオペで瘻孔形成をして、修正で全てを塞ぐまで4回のオペを要した。簡単ではないのだ。その一方、ALT2ndで帰国してから、日本で発生した亀裂様瘻孔は、ナイロン糸ドレナージで痛みも滲出液も速やかに改善して、自然閉鎖(厳密には医療行為をしているから自然じゃないけど)