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「バドセブ2年目の春」から●アステラス製薬からバドセブ副作用について公開されています。検索でご覧になり副作用のグレード確認をお勧めします。尿路上皮がんでセカンドラインのキートルーダまで実に楽なものでした。しかし、がん増殖でエンドラインのバドセブ軍がこれほど強力だとは想像できませんでした。認可されたバドセブ治療開始から3年余になり随分と治療状況も柔軟になっているようです。退場覚え書きノートに貼り付けた4か月毎の医療費明細をみます。2023年8月、バドセブ治療はひと月3回の医療費支払いは、967
春雷●バドセブ治療明けです。足の攣りと突き刺すような痛みで目覚めます。枕もとのカロナールを服用して再び眠ります。体温36.4血圧116-69で朝の測定です。畑から帰った彼女と朝食です。予報は雨の予報で、海岸散歩は怠く体調は悪し寝床で過ごします。治療明けは手足のしびれと攣りは多発します。●昼過ぎにすごい雷と風が雨戸を叩いています。一時間ほどは強い雨音でしたが、二人はぐっすり昼寝でした。彼女は畑仕事ですっかりお疲れ様でした。わたしのバドセブ日誌から●バドセブ副作用の状態を数か月
98回目バドセブ治療日●7時起床、気温12度と暖かい朝です。出発は8時で晴れてはいるが大気は黄砂で霞んでいる。安全運転でほぼ信号停車が無くて45分で病院着でした。●いつものように検温、身長体重測定、血圧測定で採血です。ベテラン看護師の穿刺もひと刺しで無事に済みました。採血はもっぱら左腕ですでに数百回の穿刺になります。点滴は右の腕ですがほぼ同じ血管ですが問題なしです。両親から丈夫な血管をいただいて治療が続けられ有難い事です。●10時15分、主治医の診断になりました。主治医に眼科
菜の花●暖かく天気快晴です。菊地川河川敷の菜の花を見に行きました。わが家は菊池川下流の有明海の干拓地にあります。菜の花が咲く川沿いの菊池川河川敷迄車で15分ほどです。地元ニュースで河川敷の菜の花が見ごろと伝えていました。●畜産農家に10ヘクタール河川敷は委託管理されています。この季節はその数ヘクタールは菜の花で市民を楽しませてくれます。がんサバイバーの花鳥風月の愉しみの場所です。長男が結婚式を終えて記念撮影した場所でもあります。今日は月曜日で人影はなくウグイスが歓迎で鳴いていま
父の祥月命日●父は2012年(H24)4月6日、92歳で黄泉の国へ今日は弟と三人でお寺の中の納骨堂へお参りです。仏壇の祖父母、両親の位牌で確認してみます。祖父、1972年3月12日(S48)76歳祖母、1989年10月24日(H1)93歳父、2012年(H24)4月6日92歳母、2021年(R3)6月28日98歳●父は亡くなる前に納骨堂建設のお手伝いをしていました。納骨堂の中では祖父母の実家のご先祖様もご近所です。このお寺さんに集落の半分の世帯が檀家さんです。黄泉の国
3年前の今日(令和4年4月4日)、右の腎臓、尿管、膀胱の一部を切除する手術を受けました。同年2月に腎盂がんの宣告を受け、治療=手術ということで、あれよあれよと言う間にこの日を迎えました。切除した腫瘍は3カ所にあり、組織検査の結果は、腎盂にあった腫瘍はT3(ステージⅢ、顔つきは悪いと言われました)で、尿管にあった2ヶ所の腫瘍はTaとTis(いずれもステージ1かそれ以下かと‥)でした。そして今日は令和7年4月4日、あれから3年経ちました。今は3ヶ月に1度の経過観察(毎回尿細胞診検査、半年に1度単
故郷で桜の木の下で●母の生まれ故郷は菊池川沿いの隣の集落です。母の生まれ神社に花見に出かけていました。毎年見事な花を咲かせています。私の抗がん剤治療が始まってから母は老人ホームに入所しました。2019年4月4日、97歳の母とは一緒の最後の花見でした。●母ちゃん、今年も咲いていますよ・・●老人ホームに入所した母は99歳に20日ほど届きませんでした。前日に面会に行ったときは元気で「明日も来い!!」と言っていました。翌日朝早く亡くなったと知らせがありました。腎臓機能が低下して多臓器不全の
バドセブ治療4年目の春からわたしの広告です。●2017年9月の左腎盂摘出からスタートです。膀胱がんに転移でTUR-Bt施術後の予後療法BCG膀胱内注入治療8回やります。しかし2020年4月のCT検査で肺転移、施術不能な根治不能尿路上皮がんと診断されます。●2020年7月7日から現在の病院の泌尿器科転院で化学療法開始です。GC療法(シスプラチン+ゲムシタビン)を6クールで治療開始です。6クールを終えてCT検査でがん細胞の増殖は止まりません。セカンドラインはキートルーダになります。そのころ尿
春雷●昨日は時折り雷ゴロゴロで一日中の雨降りです。今朝も午前中は細い雨が降りました。足の痺れと攣りは点滴後は指先に激痛を伴います。ベッドから降りて歩き出すには「歩くぞ!!」足に伝えます。転んで骨折入院は是非とも避けたい一心です。縁側にあるエアロバイクはとうとう乗ることはありません。根っからのずぼらで怠け者の性分です。「風のガーデン・7」●2008年放送「風のガーデン7」の放送を見ました。調べてみたら放送開始2008年10月9日でした。富良野で訪問医療の医者を演じた緒方拳は撮
3月26日97回目バドセブ治療日●定刻の8時、気温19度すっかり初夏の気温です。今朝も黄砂で霞み小岱山、金峰山、三の岳も見えません。●安全運転でぴったし9時の病院到着です。がんセンター前はモクレン、本館の道路脇は桜が咲いています。●一階ロビーで今日の治療案内票、リストバンド。一階から二階は吹き抜けで中庭もあり、がんセンター全体にやさしいピアノ曲が流れています。●黒いテーブルに患者案内票を渡して、身長体重測定、血圧測定9時20分に採血案内でした。診察予約時間の10時を待ちます。診
3月25日●朝の気温は12度と温かかった。朝は左足の膝下から足指全体の痺れと攣り目覚めました。いつものようにじっと我慢で痛みが遠のくのを待ちます。●彼女の軽タントが18年目の車検でした。すでに走行距離は11万キロでエンジンは好調です。そのほとんどの走行は私を含めた家族の通院です。60年来お付き合いの近所の整備工場で車検をしました。車検料23.480円重量税8.200.円、自賠責保険17.540円車検登録手数料、10.000円登録印紙代1.800円消費税30348円お支
3月23日●凄く霞んで金峰山、対岸雲仙岳も見えません。柔らかい陽射しで22度まで気温上昇です。散歩の後にちょっと畑周りを歩きました。暑くなって歩くと今度は顔が火照って息切れです。寒い冬は温かい春を待ちました。暑くなるとまた汗が出ないので厄介なことになります。また涼しい秋を欲しがります。健康老人の贅沢な悩みになります。●散歩道の早生の麦は出穂しています。●海岸遊水地沿いの晩生の麦畑はカモの食害です。麦畑にはカルガモの一族が美味そうに麦の若葉を食べています。●次男の誕生記念に
3月21日●弟夫婦との3月の食事会でした彼女の家庭料理でおもてなしです。●お品書き子持ちカレイの煮物.変わり稲荷.野菜汁蒸し野菜(タレはポン酢.クリームチーズ入り.ゴマダレ)食事の後にお話は・・●弟の家は、義妹の絵の教室,ギャリーも兼ねたアート工房です。ギャラリーで毎年企画される「サクラコンサート」のご案内です。私の鳥写真も展示が準備出来て、食事の後に見せてもらいました。コンサートの会場展示です。●写真展示のパンフレットも出来ていました。海苔の養殖風景、海岸堤防からの海路です。
ドラマ「風のガーデン」●寒い日が続きました日中は全く家に籠って、パソコンでTVerで「風のガーデン」を観ていました。彼女から勧められて「風のガーデン」2008年10月放送をみます。もう一度見たいドラマをいつでも無料で見れる便利な世の中になりました。このドラマの放送時に私は還暦を迎えていました。「北の国から」「優しい時間」そして「風のガーデン」のテレビドラマは富良野を舞台にした倉本聰脚本の三部作です。●「風のガーデン」では中井貴一が演じている主人公は、都会の病院で働く緩和医療麻酔科医です
3月18日●地震アラームで目覚めます。時刻は3月18日日午前5時です。どうする!!外へ出れるように雨戸とガラス戸を開いて!!戸惑いますが強い揺れはありません。雨戸とガラス戸を開けて逃げ出す準備です。彼女はテレビのスイッチを入れます。震源地は天草、芦北地方。マグニチュード4.8と報じています。●全く揺れない、二人とも安どのため息です。けたたましい地震アラートで熊本地震を思い出しました。熊本城からこちらは城北、震源地は城南でかなりの距離でした。地震からは逃げられません!!●
3月13日●バドセブ治療から一夜が明けた。目覚めでベッドから足を降ろすと、小石の上を素足で立つ有り様です。立ち上がるには転ばぬように覚悟が必要です。かくて一日中部屋のベッドに寝転んで天井を見て瞑想です。●「天国目当ての手紙」はバドセブ治療開始から300通でした。治療中にはたぶん天国行きになると思っていましたが、そうはならずまだ生きています。●がんサバイバーの治療中の閑な時間で「病中閑」タイトル変更です。ラインつながりの友人や先輩、従兄弟の諸氏へ無事の便りを書き続けます。病中閑1-3●
3月12日96回目バドセブ治療日●気温10度温かい朝です。曇り空、定刻8時出発、9時に病院到着しました。●受付⇒検温、身長体重、血圧測定⇒採血(9:15)看護師事前問診(10:10)⇒主治医診察(10:15)●主治医に2週間の体調報告、採血データは何時ものように健康老人と診断です。こちらからの質問もなく診察時間は5分。前回95回目、今回96回目の採血データ。●10時30分ケモ室へご案内です。今回が44サイクル1dayと看護師から告げられます。96回目のバドセブ治療日と「バ
母のガンの転移がわかったのが1月の末。半年から一年との余命宣告があった。そこから1ヶ月。母はどんどん弱っている。会えば喧嘩ばかりだが、唯一、遠慮なく話せる相手。私のことを、母なりに、1番可愛がってかれた。そんな人がいなくなろうとしている。
3月9日ツバメが飛んできた日●今朝の温度は0度と冷え込んだ朝でした。その日、母は玄関の上がり框に野良着の絣のモンペ姿で座っていました。私は息子が生まれたことを伝えました。広い土間の上の二階の梁に付けられたツバメの巣に、ツバメが飛んできました。「ツバメさん、わたし家にゃー、男ん子が生まれたバイ・・」わたしも一緒に家に飛び込んだツバメを見た日です。田んぼの隅に咲いていたレンゲを摘んで産院の彼女に持っていきました。息子は今日51歳の誕生日でした。「誕生日おめでとう」と夕餉のおりに電話し
3月7日「がん闘病日記」森永卓郎著●前書きから「・・・本書で読者に伝えたいことは、わたしは「死んでもいい」とは思っていないものの、延命にこだわっていないということだ。それはいつ死んでも悔いのないように生きてきたし、今もそうして生きているからだ。それが具体的にどういうことなのか。それをお伝えしたいというのが、本書のメインテーマだ。」●実に優しく誰にでもわかりやすい「がん闘病日記」です。ついつい眠気も忘れて読み進めました。森永さんの本を読み進めると、がん罹患前に読んだ「人間死ねばゴミになる」
2月28日いまのお薬処方は・・・●手足のしびれ攣りに治療中に、葛根芍薬蕩(ツムラ68)の服用を薦められた。以前にも服用したことはあるが効果を確認できずやめていた。冷え込んだ寒い夜中にいきなり足の攣りで目覚める。ツムラ68番はその攣りのとき服用だと聞いたが、攣った状態で粉薬は飲みにくい。長く攣りこむろ返りが続くわけではなく数十秒の激痛である。末梢神経障害の鎮痛剤もいくつか試してみたが、手足の浮腫みでかたっぽしかない腎臓機能に副作用が出る。バドセブ奏効で生きながらえているのでじっと我慢。●手足
2月26日95回目バドセブ治療日●曇り空、暖かい朝でした。8時出発、9時に到着いつものように受付して採血になります。今日は珍しく治療患者が少ない待合室でした。診察予約時間びったしの主治医の診察です。●採血データには異常なしで95回目バドセブ治療と主治医の診断です。渡された血液検査のデータは健康老人です。●バドセブ治療開始は11時です。看護師は一度目の穿刺はうまくいかずやり直しです。バドセブだけでも同じ右腕の血管から95回もしていれば穿刺のやり直しもあります。GC療法、キイトルー
二月風のおおきい月自分自身を覚えているものたちへ自分自身を覚えているものたちは忘れられることがない経験の翼に乗ってわたしたちの心にわたしたちの祖先の姿を描く。自分自身を覚えているものたちは形のない絵、舌のない言葉。わたしたちが若いときに忘れたと思ったものに意味を与える。自分自身を覚えているものたちはわたしたちがかって通った不確かな道に光を当て成熟にむかうわたしたちの老年の家に美をもたらす。P27-28引用「今日という日は贈りもの」から、ナンシー・ウッド著2
2/17皮膚科受診●この頃はハゲ頭が痒くて手で掻いているとフケが落ちる。掻きだしたらハゲ頭の皮膚が赤く炎上です。もしかしたら白癬菌、カンジタ菌・・・彼女の一言でした。こりゃ―たまらんと、いつものかかりつけ皮膚科受診です。●便利な世の中、オンライン予約で待ち時間は10分程度です。受診20分前にはメールで受診時間が再度届きます。診療室では看護師事前問診、こすり落とした皮膚を顕微鏡検査です。主治医は顕微鏡検査で白癬菌、カンジダ菌など確認なしの診断です。汗も出ない老人性乾皮症・老人性皮膚そ
2月16日スマホ設定●彼女のスマホの不具合で息子が日帰りで来てくれました。彼女はすっかりお泊りだろうと寝具と食事の準備です。モニターのブレがあって画像が安定しないので見てもらいました。息子は新品のスマホを購入して彼女へプレゼントです。●早速に初期設定でデータの移動です。「かぁちゃん、このスマホのパスワードは・・」「さー・・・・忘れた???・・・・」息子の指示でスマホ買い替えの契約書類を持ってきた。「パスワードは解かった」と息子。●私もスマホ歴は3年ほど、それまではガラケーです
94回目バドセブ治療日2月12日●先週の治療予定から一週間遅れの治療日でした。診療時間も予約変更で12時30分です。朝から雨降り、予報のような春一番の風はありません。11時に病院着、受付して待合室で採血案内を受けます。●採血後にがんセンターのCT検査の待ち時間が長くなるので本館で検査案内です。ちょうど大粒の雨で2階回廊から本館へ移動です。廊下の手すりをつたえ歩きです。ケモ室から本館往復は1500歩ほど歩ことになります。立ち止まり深呼吸を繰り返して歩きました。CT検査を終えてちょっと早
2月6日●北風ビュービュー、ここは積雪なしです。陽ざしはありますが気温は上がりません。両手はこわばり指が攣ってコントロール不能です。膝下から足の指先が凍結しているようです。時折り潜望鏡を上げて庭の鳥にごあいさつです。●近くのスーパーへ買い物についていきます。カートを押して店内をうろうろすると1000歩の散歩です。お野菜高い、お米も高い、お肉も高い、お魚も高い・・・息子が昨日はスーパーにパンが無いと書いてきていました。パンの売り場は売り切れの棚があります。大雪情報でみなさん籠
2月2日飽食楽しむ長寿者なし(今日のカレンダーから)●今日は節分、セブンには恵方巻の旗が北風にはためきます。恵方巻ってなんだ、スーパーの店先、回転すしのコマーシャルで知りました。なーんだ、海苔巻きか、・・・●我が家は半農半漁が生業でした。両親の自慢は海苔養殖で5人の子供を育てたことです。私が結婚して園芸を始めたときに海苔の養殖を止めました。それまで一番海苔で巻きずしは常食でした。ほうれん草、かんぴょう、卵焼き、デンブ、ちくわ、ソウセイジよく使われた具材です。ひいばぁちゃんの海苔巻きは
1月25日「天国目当ての手紙Ⅲ-99・イソヒヨドリ」●縁側で日向ぼっこでメジロを時折見ながら書きました。バドセブ開始3年が過ぎて通算299通目に無事の便りです。新薬バルバーサでハガキ通信は400通目を目指します。●弟夫婦との新年の食事会です。義妹の抗がん剤治療も奏効の新年の報告です。私も新薬バルバーサの認可でお陀仏まではノコッタです。●お品書きは、豚スペアリブの煮こみ、サトイモ、れんこん、ジャガイモ、トマトとレタスのサラダ、ワカメと野菜のスープ、豚まんデザートはお土産
●何度もページを捲ります。1月24日●早くこいこいお正月・・暖かい朝です。新年もあっという間に今日は1月24日です。パドセブ治療からまだ3日目です。手足のしびれは相変わらず手ごわく刺す様な痛みです。冷たくないのに感覚は氷の上を素足で歩く塩梅です。●「徹子の部屋」で歌手の山川豊の肺がん闘病のお話です。肺がんステージⅣ、骨転移、脳転移でがん縮小です。ゲノム検査で適合の抗がん剤が見つかりいま歌手復帰でした。副作用について語られているのは、わたしも経験しています。TVerで見れま