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荏原畠山美術館で開催中の「冬、そして春へー「華やぎ」と「侘び」の調/圏外の眼ー伊奈英次の写真世界」展でこれは、と思う作品、尾形乾山(江戸時代18世紀)《結鉾香合》荏原畠山美術館蔵の主観レビューをお届けします。本作は、乾山らしい自由な発想と、茶道具としての格調が同居した作品です。丸みを帯びた球体の上部に、縄や蔓のような装飾が結ばれており、表面には器の角を跨ぐように梅の枝と花が描かれています。少し落ち着いた発色の白泥や鉄彩が、渋みの中にも華やかさを感じさせます。この香合は、球体で
2月は、季節がら、季語にも「梅」の字句が多くみかけられ茶道具にも、梅の木、梅の文様を用いたものがかなりある。その中でも、尾形乾山色絵槍梅図茶碗銹絵で枝と幹を描いて、染付で白梅と紅梅を描く、「槍梅」の文様が得だったらしく(写真は、「乾山MIHOMUSEUM」(求龍堂)より借用しました)香合でも、鑓梅(やりうめ)香合(畠山美術館所蔵)(写真は、「茶道美術鑑賞辞典」(淡交社)より借用しました)尾形乾山は、陶芸の下絵については尾形光琳の教えを受けてい
能楽美術館を出た後は石川県立美術館へ。入り口。「雉香炉の部屋」こちらの美術館が所蔵する国宝のひとつが展示されています。野々村仁清氏の作品「色絵雉香炉」国宝です同じく野々村仁清氏の作品「色絵雌雉香炉」は重要文化財です。「茶道美術名品展」石川県指定文化財の陶磁の香合。古九谷。尾形乾山氏の作品。野々村仁清氏の作品。重要文化財です。「日本画優品選/書の美」久保田米僊氏の作品。こちらは吉田秋光氏の作品。「新春を寿く」午年ということで「馬」をテーマにした作品がたくさん。
青漆爪紅台子は、元伯宗旦が東福門院のために好んだ、華やかさと風格を感じさせる棚ですが、東福門院とはどのような人物だったのでしょうか。東福門院像光雲寺蔵東福門院(諱は和子まさこ)は、1607年に徳川家康の内孫として、江戸城大奥で徳川秀忠と江との間に誕生しました。1612年に後水尾天皇が即位すると、家康は和子の入内を申し入れ、1620年に女御として宮中に入りました。家康は徳川家が天皇の外戚になることを期待して和子の入内を申し入れましたが
年末のご挨拶をしましたが、アップし忘れていた報告がありました。この前、やらかした東洋陶磁美術館の年末閉館騒ぎのフォローアップで行った藤田美術館!下調べせず、飛び込みで行っちゃいましたが、国宝の大般若経が見れて良かった!奈良時代に写書されたそうで元々は薬師寺にあったそうです。それと尾形光琳、緒方乾山兄弟の銹絵絵替角皿は見事でした。本来は20皿あったそうですが、藤田に10枚、その他で5枚ほどあるそうです。私的にはこの皿が好きなりました。サイドの絵柄でもって20枚の皿のセットと見分けるこ
今日はいいお天気で仕事はお休み上野動物園のパンダが来月中国に返還されるので、最後に見ておこうかと思っていたのだけど、昨日、観覧に制限をかけるとのニュースが。これが周知されると激混みになるなと諦めました行くのをダラダラと先延ばしにしていたのは失敗だったな。しかしパンダに関係なく、上野には行こうと決意。東京国立博物館の会員証の期限が間近結局2回しか行ってなかったし、京都国立博物館&奈良国立博物館も行けず。(九州は遠過ぎて問題外)なので、最後に行っておこうと。上野に行くついで
今日の1枚のアート(←勝手に名付けた。先日、東京国立博物館の本館の常設展で飾ってあった作品。●重要文化財《錆絵観鴎図角皿》尾形光琳・深省(乾山)合作江戸時代18世紀▼向かって左から▼向かって右から江戸時代を代表する、陶芸家の尾形深省(乾山)と兄の尾形光琳の合作の作品。尾形乾山は野々村仁清に陶芸を学び、京都の鳴滝に窯をひらき本格的に陶芸で生きていきます。その後兄の光琳との合作で数多くの作品を作り、名作が生まレることに。の
尾形光琳2015年10月20日のヤフーブログより。尾形光琳は京都の高級呉服屋の次男として生まれ、教養として15歳から「能」を学び自身も、その世界観に魅せられて行く。無駄を排し究極の舞踊として生まれた「能」の考えは、正しく後の画業に大きな影響を与えていた様に見えます。「能」は微妙な動きで7つの感情表現を現わしていると幼い尾形光琳は書き残していた。この分析は後の代表作のニ曲一双屏風『紅白梅図』の中に反映されていたのではないかと、個人的には
お散歩しながら時々デパートに入ることがあります買うものはないのですが茶道具のコーナーに寄ると季節のお茶碗が並ぶのでそれを観るのが楽しみです秋は尾形乾山写の紅葉が多いですよね(写真撮れず・下記リンクは文化遺産オンライン)色絵竜田川文透彫反鉢〈尾形乾山作/〉文化遺産オンライン尾形乾山(1663~1743)は文芸の香り豊かな典雅な様式の陶磁器を創作した。内外面に描かれた文様が相呼応する反(そり)鉢(ばち)は乾山が得意とした器形であり、内面に水流が描かれていることから、歌枕の竜田川を
からの、移動。続いて向かったは岡田美術館。洗練された雰囲気の美術館で、かっこいい。足湯ブースがありました。こちらは入場前に荷物を全てコインロッカーに預けるので写真等は撮られず。1〜5Fまでかなりの展示があり、見応えたくさん。最初に入ったブースで馬の土偶?いて、かわいいー。笑全室照明暗めのネイビー基調の洗練された展示室で、歴史の教科書に出てくるような数々。屏風とか、土偶とか壺とか、巻物・焼物とか。特別な空間。尾形乾山。が好きだったなあ。紅葉の
5月16日(金)、京都国立博物館で開催中の『日本、美のるつぼー異文化交流の軌跡ー』展に、行きました。6月15日(日)までの開催。9時の開館を前に、50人ほどの列。予想よりも、少なく。そのため、最初の会場こそ混雑していましたが。途中から、人びとの、展示作品への『想い』は薄れ。高齢者が多く。テーマが、『異文化交流の軌跡』。プロローグ万国博覧会と日本美術Ⅰ世界に見られた日本美術ここでは、No.8~10。葛飾北斎の『富嶽三十六景神奈川沖浪裏』『同凱風快晴』『同山下白雨
吉田山の東側、神楽岡通りを南に歩いていきます。黎明協会の資料研修館に着きました。季節の花飾りがお出迎え。貴重な収蔵品が拝見できる、初夏の琳派展に来たかったんです。まずは、宗雪工房作の「草花図屏風」。この、可憐な迫力。光悦の詩歌巻に見る、洒脱な書体。光琳と乾山の兄弟による、山水図の角皿にある小宇宙。展示室は全部で6室、次は紫陽花、芥子、薊などの屏風。工房作です。淡麗な中の深さ。宗達の、蓮と白鷺、それから富士の図。
東洋陶磁美術館にも行きました何故こちらに行ったのかトラりんの叔父様の作品の展示があるからです🩷もう一つ理由がありました🤣河鍋暁斎展に行った時傘立てに日傘を忘れたのです閉館ぎりぎりまで居たので次の日お電話し後日取りに行き同じ淀屋橋なので東洋陶磁美術館にもとても良い景色大阪は緑が少ないですが…この辺りは緑が多く気持ちいい中之島公会堂もいつ観ても格好いいさて作品はお写真可です東洋陶磁美術館の目玉この壺の前の持ち主にびっくり川端康成様と同じ物を見ている不思
上野にある東京国立博物館は桜の名所。庭園の桜が見事なのです。が。庭だけではない。博物館の中が桜満開です。桜の季節、「博物館でお花見を」ということで、東京国立博物館では桜が描かれた絵画や装飾品を展示してくれるので、博物館の中がもう美しい桜のアートで埋め尽くされます。毎年開催してくれる桜がテーマの展示なのですが、今年はインバウンドで人がすごかった・・・。博物館の中の9割は外国の方という感じでしたねえ。ツアー客もいたみたいで。平日狙っていったのだけど、かなりの混雑度。まあ、海外の方々
ハイ!Petitぷてぃの福善です。先日、大変お天気の良い日に、港区白金台にあります、荏原畠山美術館へ参りました。それは開館記念展ⅱ(破)出先から、思いついて訪ねましたので、大変近い位置に感じました。このような、時代を感じさせる門構え。一歩、敷地内に入りますと広大な丹精されたお庭。静かで閑静な美術館。大きなお庭は、四季それぞれに趣のある木々が植栽され、地域の方々の、憩いの場になっているのだろうと感じました。春、爛漫の時にお庭だけでも拝見したいものです。
昨日三田に用事あったので、少し足を伸ばして、荏原畠山美術館に立ち寄りこの前のNHKの「日曜美術館」の後に開館記念Ⅱという番組があり、「琳派から近代絵画へ」どこのことだろうなと、見てみたら荏原畠山美術館のことだったへえ・・・再開してたんだ知らなかった。閉館してから、もう5年になるらしい。近代的な新館ができあがって、再開したらしいのだが、あまり広報をしていなかったみたい。そのあたりを職員さんに聞いてみたら「5年前にひっそりと閉館したので、開館もひっそり初
野々村仁清は、江戸時代前期17世紀の陶工だが、生没年不詳、名は清右衛門、丹波国の桑田郡野々村の生まれとされ、粟田口や瀬戸で陶芸の修業をした後に、1640年代(正保年間)に、京都の門跡寺院である仁和寺の門前に御室窯(おむろがま)を開いた。仁清の号は、仁和寺の「仁」と.0清右衛門の「清」の字を一字取り門跡より拝領したと伝えられている。私が初めて見た仁清の茶壺は色絵藤花茶壺(国宝)MOA美術館その後も、和の美術館に出かけると大小の仁清作品を見ることができた
ALOHA!滋賀県大津市のキルトスタジオ【MaikaiQuilt】ですプロフィール雑誌掲載体験レッスン定期レッスンアクセスインスタグラムひとつ前の話『九州3days⑥門司港レトロ展望室』ALOHA!滋賀県大津市のキルトスタジオ【MaikaiQuilt】ですプロフィール雑誌掲載体験レッスン定期レッスンアクセスインスタグラムひとつ前の話『…ameblo.jp展望室から降りてきてまだ時間に余裕があったのですぐ近くにある美術館へ出光美術館(門司)出光美術館(
白金台に本当に素敵な美術館があります素敵すぎてブログに書くのを躊躇うほどですだって混んだら嫌ですし…と自分勝手な事を思ってます白金台の住宅街にあるので、自分でも到着できるのかイマイチ不安でしたが何とか辿り着きました着いたのですが、あまりに立派の入口に思わず後退りしそう振り返ってみたら時代劇こちらの建物が美術館ですリニューアルオープンしたばかり館内は撮影禁止ですが、きれいで居心地が良くて最高です館内の方も感じの良い方ばかりで、わたくしが貸ロッカーを使おうとしたらあいにく100円硬
2025年最初の美術展に行ってきました。荏原畠山美術館開館記念展Ⅱ(破)琳派から近代洋画へ―数寄者と芸術パトロン即翁、酒井億尋です〜荏原(エバラ)畠山美術館というのは知りませんでしたが荏原畠山美術館-Wikipediaja.m.wikipedia.org創設者は金沢出身、能登畠山氏の血を引くという畠山一清氏畠山一清-Wikipediaja.m.wikipedia.orgポンプ等の製造、水処理設備の設計製造などを行う荏原製作所の創業者だそうですが、「即翁」の号を持
新聞広告で休館していた畠山記念館(荏原畠山美術館)が再開されていたと知って再開記念第2弾の展覧会に駆けつけました初めて訪れてすぐに改修工事に入ってしまったので5年ぶりになります。本阿弥光悦の作品を直に初めて鑑賞したのは、ここかもしれません。開館記念展Ⅱ(破)琳派から近代洋画へとあるように再開して第2弾の展覧会だと分かります。(展覧会内部は、撮影でしたが1階ロビーにあった長持と大壺は、撮影)ル・コルビジュエ展の展覧会は、ギャラリーも含めれば4回目となります。汐留美術館では、「ル・コ
楽家の流れで、初代である長次郎が、宗慶、常慶、道入の直系ではないことを書いたが、楽茶碗のなかで、人気の高い5代宗入も実はご養子さんで、一入の娘を嫁にした人それでは、宗入はもともと、どんな家の出かというと、あの有名な「雁金屋」のご出身で、尾形光琳・乾山の従兄弟にあたるんですな。作風から言うと、義父の一入よりも、初代長次郎のお茶碗をこよなく追及した有名な「亀毛」(写真は「[定本]楽歴代」(淡交社)より借用しました。高台から、真横に腰を張り出して、垂直に胴
京都市立芸大の、京都駅東への移転記念特別展は、もう第3期。今回は、「道を拓きしものたち知られざる先駆者」と題して、明治13年創立時の作品が紹介されます。奥行きがあり、あちらこちらと、ぐるっと見渡せる資料室にも慣れてきました。第1期入学で唯一の卒業生だった、西川桃嶺の「玄武洞図屏風」。ほとんど無名の先輩の作品が寄贈されてから、保存修復専攻の学生たちが修復したのです。続いては、人物像、婦人衣装と卓被図案。明治を感じます。こちらは、明治28年の、
①本阿弥光悦②尾形乾山③仁阿弥道八④北大路魯山人と云ったところか…①本阿弥光悦は、刀剣の研磨・拭(ヌグ)い・鑑定をする家業の傍ら、角倉素庵と協力して「嵯峨本(光悦本)」を刊行した。書にも秀で、近衛信尹(ノブタダ)・松花堂昭乗(ショウジョウ)と共に「寛永の三筆」と称される。徳川家康から鷹峯に土地を拝領し、芸術家村を設営し移住した。②尾形乾山(ケンザン)は、陶芸家。光琳の弟で、窯を開いた鳴滝が京の乾(イヌイ=北西)にあたるところか
年末年始に、会社事務所の移転が計画されていることは、以前書いたが、設計図面も出来きてきて、外部の業者さんからの見積もりが集まり始め、費用の総額が徐々に判明してきて、設計から内装設備、引っ越し業者、新規の什器備品と人件費負担を考えると、小さい事務所移転なのに、その費用はどうも3000万円超になりそう。これまで、合併やら部署分離・移動なので、何度か引っ越しはやってきたが、いやはや予想をはるかに超えていて、諸物価高騰を実感した次第。設計士さんには、こっそり、かさばるこ
根津美術館で開催中の「企画展夏と秋の美学鈴木其一と伊年印の優品とともに」へ行って来ました。『古今和歌集』において、四季のうち春と秋の歌は、夏と冬の歌より数で大きく上回ることにも示されるように、日本では古来、春と秋が好まれました。春と秋に対する偏愛は、季節が離れた桜と紅葉を取り合わせる作品をはじめ、美術の世界でも見出されます。そうした伝統を受け継ぎながら、江戸時代の美術には、春ではなく夏と秋の組み合わせも目立ってきます。その背景に、夏の風情を好ましく思う感性があるのは間違いありませ
9月のお稽古は、薄茶器・棗が楽しい秋といえば、秋草蒔絵の棗・薄茶器秋草蒔絵の棗・茶器の歴史的な名品を取り上げたが、今日はより現代的なものをまず八代中村宗哲の月次茶器十二から紅溜八画萩に紅溜塗(写真は「漆の美中村宗哲家の歴代」(淡交社)より)秋草蒔絵茶器(近衛予楽院好)近衛予楽院好は、江戸中期の近衛家熙のことで、京都の貴族の邸宅には、このような調度があうのかもしれない。こういう秋草蒔絵をみていると、現代の蒔絵の原型があるように思われるこれは中谷秀斎
衿秀さんの定番バッグの別注品になります。正絹の縮緬地に手描き友禅で椿を染めています。琳派調で誰が描いた椿かなと考えると陶芸の作品を多く残した尾形乾山に寄せた感じかなと思います。乾山の作品よりは色合いが渋目ではありますが、、、バッグの誂え用に染めた物ではありませんので柄の出方出来る範囲でになっています。中にはファスナー付のポケットが中央に仕切りの様に付けられています。サイズはA4のクリアファイルが横向きにキレイに入ります。和装用のバッグと言ってしまえば
教室の日でした。前回と同じで手本は尾形光琳。下は、福禄寿(鶴がいたけど描けなかった)、不明な人、竹、蘭、ぶどう、山水。竹とか蘭は陶器の絵。兄弟合作だそうで。ここから話は反れますが…私の勝手な尾形光琳像は、ふぉわふぉわしてるところから急に手が伸びて描いてる。手だけあって、本体(身体)が見えない。つかみどころない、そんな感じが続いてるので…「尾形光琳、辛いんですけど。。。」先生に訴
六本木のサントリー美術館で開催中の展覧会名品ときたま迷品展▪️展覧会場エントランス先日、その中から国宝の《浮線綾螺鈿蒔絵手箱》を紹介させていただきましたが今回は気になったいくつかの作品をご紹介▪️作品紹介いろいろあったのですが、絞って3点にしました●重要文化財《南蛮屏風》伝狩野山楽桃山時代17世紀実は、展示替えがあって、前半に訪れていれば《泰西王侯騎馬図