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今日は母の日。生まれる前から自分の体の中にいて・・自分の体の中にいて姿が見えないときから愛情いっぱいに育てて…無事に生まれてきてくれて・・歯が生えたとは言って喜び…歩いたとは言って喜び…お腹の中にいるときでも、生まれたあとでも、自分の一部のように思っていた我が子。そんな我が子が「野球をやりたい」とある日言い出しました。毎年母の日にご紹介している記事です。全国の野球少年を持つお母様へ。野球少年のあなたへあなたが野球をしたいと言い出した日から・・服はブランド品からチームTと
「笑顔で!笑顔で!」最近は試合中にこういう掛け声を多く耳にします。試合中の笑顔・・確かに大切なことだと思います。ですが・・厳しい練習があって始めて試合の「笑顔」に意味があるのだと思うのです。厳しくて辛い練習・・周りを見回せば仲間が歯を食いしばっている姿。あーもうだめだと思った時に、仲間のがんばっている姿を見て、勇氣や元氣をもらえたはずです。そんな厳しい時間を共有した仲間だからこそ、試合中の「笑顔」を見て安心できるのではないでしょうか?そんな厳しい時間を共有
「私生活がプレーに出るぞ。それも大事な場面であればあるほどだ。」ウチの選手たち全員が私に言われてきた言葉です。グラウンド内で挨拶するように…グラウンドの外でもしっかり挨拶ができているか。グラウンド内でゴミを拾うように…道路や学校の教室で落ちているゴミをしっかり拾っているか。バッターボックスでキャッチャーの面を拾うように…道端で誰かが何かを落とした時に、すっと拾ってあげられるか。野球道具を大切にするように…教科書や文房具を大切に扱っているか。野球で仲間を
がんばって・・がんばって・・そうすればレギュラーになれる。がんばって・・がんばって・・そうすればエースになれる。でも・・必ずしもそうじゃない。残り5ヶ月。高校2年生はその現実を知ることになる選手もいるでしょう。ですが・・がんばっても報われないものがあるんだと思わないでほしい。君達は、がんばったからこそ、その壁を乗り越えたんだ。「野球で飯は食えないかもしれないが野球をやっていたことで飯は食えるかもしれない」ある高校野球の監督さんの言葉です。君の挨拶で
子供が試合に出ていないから見に行きたくない・・そんな親御さんもいらっしゃるかもしれません。でも、私からすると試合に出ていないお子さんなど一人もいません。ベンチにいるお子さんは試合に参加していませんか?チームの一員として大声を張り上げていませんか?ピッチャーに少しでも早く水分を取らせようとする選手…スコアブックを見て大声で野手に伝える選手…リリーフピッチャーのためにブルペンで球をうける第2キャッチャー…そして、いいプレーにはベンチから真っ先に飛び出して迎える選手たち…
少年野球は「勝つことが全てではない」とよく言われます。ですが、私は「目標」は勝つことでいいと思っています。それは、子供が『勝ちたい』と思っているからです。ですが、指導者として私が子供に野球を指導している「目的」は異なります。野球は勝敗があるスポーツです。いや、スポーツには全て勝敗があります。私のチームの目標も『勝つ』『てっぺんを取る』ことを子供たちが掲げています。この『勝ちたい』という気持ちは子供が持つものです。我々、大人は『勝ちたい』ではなく『勝たせてあげたい』と思
甲子園に行きたい。なんとなく描いていた小さい頃の『意思』その意思は中学生・高校へと進み強くて硬い『意志』に変わりました。高校2年生は残り半年を切りました。お子さんが積み上げてきた意思や意志は『石』となって積み上げられてきました。野球を辞めたい・・そう思って石を積み上げることを一度辞めたお子さんもいるかもしれません。苦しくて辛くて、小さい石しか積み上げられなかった日もあるでしょう。でもここまで積み上げてきた・・その積み上げた石が完成するまであとわずかで
過去は変えられないと言います。自分のエラーで負けてしまった試合。何故、あの時、捕れなかったのだろうと流した悔し涙。怪我をしていた過去・・野球を辞めたいと思った過去・・自分が打っていれば勝てた試合。何故、あの時、打てなかったのだろうと流した悔し涙。確かに起こってしまった過去は変えられないかもしれません。ですが、過去に起こった事の思いは変えられるはずです。それだけ悔しい思いをしたのなら・・、それだけそのエラーが悔しいのなら、その一球を捕るために何千もの球を捕るしか
『おーい!お米たくさん食べろー!』私も選手によく言います。もちろん、体を大きくしてほしいからもありますが、もう一つ理由があります。それは、お米を食べて『元氣』を外に出して欲しいからなんです。元々『気』という漢字は『氣』と書いていました。『氣』は文字通り日本人の主食である米を食べパワーつけて外に出す。『気』はそれに対して〆(しめる)という漢字が入っていす。しめるっていうのは閉じ込めるっていうイメージですね。元気がないっていうことは、野球が好きっていう元の気が閉じ込められ
高知県の学童チームに所属している6年生の女の子は、最後の4ヶ月間自分のチームを離れ、県下の女子チームに参加します。その名も『高知girls』年頃の女の子。最初は照れくさくてなんとなく距離もあったけど・・そんな距離を縮めたのはやっぱり『野球』でした。白球っていうのは会話がなくても心を一つに出来るから野球ってやっぱりいいですね。男の子の中で野球をしてきて学んだこともたくさんあったでしょう。ですが、女の子だけで野球をすることで発見できたものもたくさんあったことでしょう。
誰のために指導者をしているのか・・もちろん子供のためですよね。例えば、練習方法や練習メニューで指導者同士が意見を出し合い、様々なディスカッションをする。ああでもないこうでもないと話しながら、時には議論が白熱していく・・そして、子供たちに何がいいのかを話し合いながら、意見を摺り寄せていく・・練習方法の意見をすり寄せるためにはある程度の協調性も必要だと思います。全員が子供のことを思っての事ですから。ですが…明らかに愛情のない子供たちへの暴言・暴力。長年『通例』と言われチーム
サード・・セカンド・ショートのような美しさはなくてもいいけど、サードに絶対必要なもの。それは『心の強さと元気』サードは、強いボールが一番やってくるポジションなのに、打者に一番近い場所だからです。だからこそ、絶対にボールを怖がらないという気持ち。だからこそ、それを声に出す気持ち。大きい声でボールを呼び、ボールを怖がらないサードの姿勢は仲間に元気を与えます。そして、ピッチャーとの距離も近いのでピッチャーに声をかけたりする大事なポジションでもあります。昔は、火の出
一生懸命の詩[うた]一生懸命やったから泣ける。一生懸命やったから笑える。一生懸命はかっちょいいぞ。だから人が一生懸命やっている姿をバカにしている人のほうが格好悪いんだよ。君が一生懸命に野球に打ち込んでいると、それを見て応援してくれる人が必ずいる。誰もいない?親は君を必ず応援しているはず。君が一生懸命に野球をしていると一生懸命は仲間に伝染する。一生懸命は、自分を高めるだけでなく、周りの人の力も引き寄せる。だから君の周りに一生懸命な人がいたら君も応援す
『お前が諦めるということはチーム全員が勝ちを諦めるってことだ』ノックを打っていて、簡単に諦めてしまう子に対して僕が言う言葉です。諦めずにボールを追えば最後のバウンドでイレギュラーして、バウンドが変わって捕れるかもしれない。捕れなくても止めることが出来てランナーの進塁を止められるかもしれない。諦めるってことは可能性を0にすることだと思うんですよね。レギュラーを取れない。ベンチに入れない。エースナンバーを取れない。でも、諦めなければ可能性はある。99%ダメでも1%でも
練習したつもり・・がんばったつもり・・一生懸命やったつもり・・優勝するつもり・・つもりは・・『つもり積もっても山とならない。』週末に選手たちにチームの目標を聞きました。『日本一』です。と答える選手達。日本一になるための『覚悟』はあるんだなと聞くと、シドロモドロになる選手達。覚悟がない限り、お前たちのやっていることは、全部『つもり』で終わってしまうぞ。大会が終わった後も『日本一を目指していたつもり』になるんじゃないのか?と話しました。『覚悟』
ピッチャーマウンドに上がると一人で戦わなければいけない時もあります。だけど、目の前のバッターの先にはキャッチャーがいて、後ろには仲間がいることを忘れてはいけない。一人だけど独りじゃない。マイナス思考になったらキャッチャーを見てください。思いっきり腕を振れと君をプラスに変えようとしてくれています。プラスとマイナスが合って『バッテリー』だから。打たれたりストライクが入らないときはマウンドから周りを見てください。君は、仲間から信頼されたから、その『マウンド』という山に登っ
「キャッチャーが一人だけ、ダイヤモンドの外にいる意味を考えてみな。そこに座ったら、これから起きる全てのことが見えてなきゃいけない。」私の大好きな漫画のセリフです。キャッチャー。このポジションだけが唯一全員の顔を見れる景色で野球をしています。逆に言えば、全員がキャッチャーの顔を見てプレーをすることになります。『だから、キャッチャーは試合中に暗い顔をしたら絶対ダメだぞ。お前が暗い顔で野球をしていたら、全員に伝染するぞ。』私はキャッチャーの子に常々そう言っています。ランナ
試合に出ている選手がユニフォームを泥々にしました。その親御さんが一言。『もうあんなユニフォーム汚して!洗濯が大変だわ。』試合に出ている選手がエラーを連発してしまいました。その親御さんが一言。『もう交代させてほしいわ!』何気ない一言です。でも試合に出ていない親御さんが聞くとこの一言は『何気ない一言』ではなくなってしまうかもしれません。悪意がないからこそサラッと口にされた一言を傷つけてしまうこともあります。同じチームで仲良くなったから・・身近な人に程、言葉が甘くなって
今日も練習を一生懸命がんばったのに・・思うようにいかなかった。野球はその繰り返しです。でも、例え上手くいかなかったとしても一生懸命がんばったのであれば、それは明日への教科書になるはずです。なんで、勝てなかったんだろう。なんで、あそこで打てなかったんだろう。今日が『凶』のような日だったとしても必ず『明日』はやってきます。明日は『明るい日』と書きます。明るい日にするための今日が大事。今日の失敗も成功も明日に繋げる。明後日は『明るい日の後』又、思うよう
『泣かない』=『強い』と思われがちですが全てのケースでそうではないと思うんですね。例えば、転んだときに「泣くな!」これは『泣かない』=『強い』だと思います。小さな痛みくらい涙を見せずにこらえられるのは、強さの証しであると思います。野球に限らずスポーツでは、涙を我慢しなければいけない時も確かにあります。ですが・・試合で負けた時・・・自分のミスで負けた時・・・ウチの選手は泣きます。時に、我慢する子もいますが、私は『無理しなくていい。泣いていいぞ』と話します。その後に
関西を拠点に活動している『トリッキーズ』というチームさんがあります。このチームの皆さんは、障害を持った方達で構成されています。17歳の高校野球真っ最中の時に、事故で腕を失った方もいらっしゃいます。その他にも障害を持っている19名の部員の方々が在籍されています。一度、野球から離れた方も多くいます。それでも、野球をするのは・・『野球が好きだから』再び野球をするまでに多くの葛藤があったことでしょう。それでも再び野球をしているのは・・『やっぱり野球が好きだから』ト
毎年、卒団した高校3年生の最後の姿を目に焼き付けようと思っています。二年前の夏・・・東京の強豪校に進学したK。高校3年の最後の夏に甲子園を目指していました。リトルの頃から、ともかく元気で、野球が好きでたまらないのを声や体で表現する野球スタイルの子でした。『本間さんには、最後のプレーをどうしても見てもらいたいです。見に来てください。』と毎回、試合の日程を連絡をしてくれました。中々、仕事などで調整がつかず、『K、申し訳ないけど、次も行けそうもない。行ける時まで勝ち残っていて
どのチームにもキャプテンがいますよね。キャプテンはチームを総括する責任が重い役割です。そしてそのキャプテンをサポートする副キャプテン。どうしても、それ以外の子はどうしても責任感が低くなりやすくなってきます。私は選手全員に『責任者』と名付け、そこに関しては、その子が責任を持ってやるようにさせています。一つの名目に一人か二人。どういうものがあるかと言いますと・・〇道具・用具責任者選手全員の道具がきちんと並べてあるかを最後にチェックする。トンボなどの用具も一箇所に綺麗に並べ
お子さんが野球を続けている以上、必ず何かの悩みを抱えます。『チームメイトと上手くいっていない』『指導者と上手くいっていない』『野球を辞めたい』・・など。しかし、お子さんの中にはその悩みを親御さんに言えないで心の中にしまっている子がいます。その理由は何でしょう。•怒られるかもしれない•僕のことで親に心配させたくないから•親に言っても無駄だと思うからこんな所でしょうか。中学生以上になると自己解決ができたり、仲間の力で解決することも出てきますが小学生のうちは中々難しいことで
あなたのチームで指導者の方は何人いるでしょうか?大きく分けると『監督』『ヘッドコーチ』『コーチ』と分類されますね。監督は全部を見渡し把握する『マネージャー』選手はもちろん、指導者間が円滑に行くように、総括・管理をし、指導・育成を行う。と同時に最終的な意思決定を行う人。ヘッドコーチは技術・戦略的なことを子供に指導する『ティーチャー』いわゆる選手の野球技術を指導し、試合で戦略的な部分を背負う人。そして『コーチ』と呼ばれる方々。実は、私の中でこの『コーチ』に徹することっ
私の教え子で・・Rという選手がいました。守りが上手な選手でしたが、グローブを引いてしまう癖がある子でした。練習中も何度も言っても、なかなか引く癖が治らないでいました。公式戦で、最終回リードの場面で、Rの所にゴロが行き……グローブを引いてしまい、そのボールは左中間まで転がり、サヨナラ負け・・転々と転がるボールを呆然と見つめていた彼の姿が今でも目に浮かびます。試合終了後、泣きじゃくるR。搾り出すように私に一言。『とっさに・・とっさに引いてしまいました』と。『とっさ・・っていうこ
公式戦での監督・コーチの言葉や視点で勝敗を左右することがあります。指導者の声…プレイ前に声を出していますか?プレイ後に声を出していますか?打たれた後に、『何でお前あんな所に守っていたの?』という声を時々耳にしますが・・・打たれた後に言うなら打たれる前に言ってあげましょうよ・・と僕は思うのです。プレイ後ではなく、プレイ前に指導者が気づき、声を出す事で、防げるものは数多くあると思うのです。指導者の目…守りの時はベンチに入っている二人の指導者と一番遠いところに僕はいます。
『何も咲かない寒い日は、下へ下へと根をのばせ。やがて大きな花が咲く』マラソンの高橋尚子選手の座右の銘です。厳しい冬練は試合もなく、ある意味単調なトレーニングの毎日です。そして、成果が目に見えないものが多い。厳しい冬練をがんばっている野球少年へ・・~冬練の詩~冬のない春はないし夏もない。夏に大輪の花を咲かせたければ、今はただただ根を下に下に・・そして、太く太く・・こんな練習をしていて意味があるのだろうか。もう走れない・・辛くてたまらない。そんな事も思うかもし
キャッチボールの時に「相手の事を想って投げなさい。」とよく言います。ウチはキャッチボール時に捕球から投げる前でを一連の動作で行うように指導しています。常に試合を意識して、捕る⇒投げるまでを一つの動作としています。...そう考えると、捕りやすい=投げやすいという事になってきます。捕りやすい場所は投げやすい。投げやすいということは暴投も減ります。捕りやすい場所に投げることによって、エラーする可能性も低くなり、暴投する可能性も低くなる。仲間がミスをしないように相手の事を想って投げる。そ
【誉める】と【叱る】この二つは野球の指導において両方とも大切なことだと思います。これに関しては以前も書かせていただきました。よろしければご覧下さい↓http://ameblo.jp/nenjyu-mukyu-h/entry-12226556895.html今日は【誉める】について・・今の時代は【誉めて子供を伸ばそう】という事が主流とされ、少年野球の現場でもそのような考え方が好まれているのが現実だったりします。私の中で誉めるというのは、「認める子供の言動」があって初めて出てく