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2020年本日読了した本その12渡部昇一の少年日本史https://www.amazon.co.jp/dp/4800911427/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_wd6wEbYGYP5BR八紘一宇あまりわかり切ったことは書かれない万葉集の採用基準は「和歌の前での平等」開国という判断自体はよかったのですが、事を強引に進めようとしたことが失敗相手の損害を見ずに自分たちの損害だけ見て判断すると間違うことになる現実を見ていない超秀才が集まって作戦を立てたことが、日
こんにちは。本日は、少年日本史という本を紹介します。少年日本史というと漫画なの?と思った方もいらっしゃるかもしれませんがかなり分厚いしっかりとした本です(700ページくらいあります)。とても一回では読書感想を書ききれないので、数回にわたってUPしていこうと思います。本の紹介に入る前に、この本との出会いから書きたいと思います。東京の江戸川区篠崎駅の近くにある読書のすすめという本屋で購入しました。(以前千葉に住んでいたときは頻繁にお邪魔していた本屋なのですが、東京へ引っ越してき
渡部昇一先生が若い世代に向けて書かれた『少年日本史』という本を読んでいます。渡部先生は昨年の4月に他界されましたが、この本はその約一週間後に発売となったそうで、まさに絶筆、これからの日本を担う若い人達への遺言のようにも思われます。学生の頃の僕にとっては、日本史や世界史の授業は完全に「休養の時間」でした。(日本史・世界史に限りませんが・・・)あぁ、僕も学生の頃にちゃんと勉強をしておけば良かったなぁ、と思うことも無くはないのですが、やはり本当の学びというのは「知りたい」「学びたい」という本人の
渡部昇一の少年日本史/渡部昇一¥価格不明Amazon.co.jp★★★★☆先日お亡くなりになった渡部昇一さんが一冊で日本通史を語る、という本。あとがきに「遺言とみなして・・・」とあるがもう死期が近いことを悟っていらっしゃったのだろうか。「神話から歴史に繋がる」というところが重きを置かれていてページもさかれていて実に面白い。そうか、そんな国は他にはなかったな、と。ただ、致知などでよく語っていた近現代のところがその分ちょっと物足りなかったかも。なんだか中学や高校の日本史の授
2017年8月29日火曜日晴れ☀️まだまだ暑い日が続きますね。9月になれば少しは和らぐかなぁ。【すぎてつ塾】今日は久しぶりにすぎてつ塾でのお話しを。昨日、塾生さんである50代の経営者の方から、「外国の方に日本文化を伝えたいが、何かいい本はないですか?」と質問されました。その方はかなり悩んだようで次のような文章まで見せてくれました。「世界最古の木造建築の法隆寺とて仏教建築物。五重の塔は日本オリジナルであろうがその大元の仏教は大陸や半島を通ってきている。仏教を日本文化と言い切
2017年8月18日金曜日雨☔️のち晴れ☀️午後からはいいお天気になりました。【海賊とよばれた男】お盆休みを利用して先月Blu-rayで出たばかりの「海賊とよばれた男」を購入し鑑賞させてもらいました。感想は一言「すごく感動!」出光興産創業者の出光佐三氏をモデルにしたこのストーリー。2013年の本屋大賞第1位を受賞された時に原作を読ませてもらった感動が再びよみがえってきました!大東亜戦争の火種となった石油。敗戦後、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の占領下で、日本の石油事業
お料理と読書の週末でした。冷蔵庫にたくさんある野菜の整理にカレーを作りたくさん作りすぎたので近所の友人におすそ分けしてから午後は読書をしました。渡部昇一先生の「少年日本史」。歴史の資料には二種類あってひとつはリテラトゥール(文献)もうひとつはリアリエン(遺跡)。たとえば古事記や日本書紀はリテラトゥール(文献)です。そして出雲大社は少なくとも3000年前からあるリアリエン(遺跡)です。渡部先生のような歴史家はもちろん
上智大学名誉教授で知の巨人と言われた渡部昇一先生。残念ながら今年の4月に86歳でご逝去された。その渡部昇一先生の遺作とも言える本が『少年日本史』だ。この本には、古代から現代に至るまでの日本の歴史が渡部史観とも言うべき独自の視点で書かれている。しかし、決して独善的な内容ではなく、渡部先生が長い時をかけてたどり着かれた境地が文章から感じられ、腹にすっと落ちる。その序文で渡部先生はイギリスのバーフィールドという学者の言葉を引き合いに出し「雨が降った後の空に残っている水滴をいくら集めても虹にならない