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シアタートラムで小野寺修二率いるマイムカンパニー、カンパニーデラシネラの新作舞台「theSun」を観た。********演劇サイトより******アルベール・カミュ未完小説をモチーフに、尊厳と誇りと家族についての物語アルベール・カミュのエッセイに、こんなくだりがあります。「私は所有ということを知らない…(中略)…あり余りはじめるやいなや消滅するあの自由に貪欲なのだ…(中略)…私はなにも羨望しない。それは私の権利である」そしてカミュは「太陽は私に、歴史がすべてではない
東京芸術劇場『気づかいルーシー』【多摩公演】2022年9月10日(土)パルテノン多摩大ホール原作:松尾スズキ(千倉書房『気づかいルーシー』)脚本・演出:ノゾエ征爾音楽:田中馨美術:深沢襟照明:吉本有輝子音響:井上直裕衣裳:駒井友美子振付:崎山莉奈演出助手:吉中詩織舞台監督:山矢源企画協力:大人計画、千倉書房、徳永京子宣伝美術:onnacodomo出演:岸井ゆきの(ルーシー・スジャータ)栗原類(王子さま/気球)小野寺修二(おじいさん)大鶴佐助(馬)川上
マイムをベースにしたパフォーマンスで舞台を作る小野寺修二さん率いるカンパニーデラシネラ今までに古典名作のプロジェクトとして『ロミオとジュリエット』2011年『ドン・キホーテ』2017年『はだかの王様』2021年を上演してきました。この3本の舞台はいずれも高知県立美術館で創り上げ、初演を迎えた作品でその後全国の劇場や小学校で上演され世代を超えて楽しまれてきた作品です。高知に縁のある、メンバーの藤田桃子ちゃん公私共にパートナーの小野寺修二
神奈川県立青少年センタースタジオHIKARIで小野寺修二率いるカンパニーデラシネラの無言劇、アンデルセンの童話をゆる〜〜く元にした「はだかの王様」を観た。今日、英国で70年ぶりに行なわれたとあって話題となっている王の戴冠式もあり、王様(小野寺)も出てくるのだが、彼もその町の小市民的な一員という風情で、愛嬌があってかなり可愛らしい愛されキャラだ。王冠を被り、やっとの思い出マントを翻し、威厳を見せようと四苦八苦。その他にはその街に住んでいて王との謁見を夢見ている女性(藤田桃子)、王
王子の北とぴあペガサスホールで売れっ子小野寺修二率いるカンパニーデラシネラの夏目漱石の「門」をモチーフにした新作劇「気配」を観た。ほとんど何もない空間に柱が2本。そこにマットのような場(舞台)が2枚、時にくっついて大きな場を作り、時に役者が動かし、シーンによって形を変える。「何もない空間」にそのミニマムな舞台装置、見事に振り付けられた俳優たちの動きと「門」から抜粋された言葉で夏目の原本にある隠遁生活をしている主人公夫婦の何も起こらない日常の根底にあるギリギリのせめぎ合いの緊張とその気配
東京芸術祭2022野外劇『嵐が丘』2022年10月17日(月)〜26日(水)GLOBALRINGTHEATRE(池袋西口公園野外劇場)作:エミリー・ブロンテ演出:小野寺修二訳:小野寺健『嵐が丘(上)(下)』(光文社古典新訳文庫)テキスト協力:小里清演出補:藤田桃子照明:阿部康子音響:池田野歩美術:杉山至衣裳:駒井友美子演出助手:和田沙緒理舞台監督:鈴木章友技術監督:橋本加奈子出演:王下貴司(ヒースクリフ)片桐はいり(ヒースクリフ・声)辻
夕方から東京芸術劇場の前にある整備された西口公演での野外劇「嵐が丘」を観た。添付の写真を説明すると、片桐はいりは開演前に客席を暖める客入れ時のパフォーマンスを含め、この野外劇を目撃する池袋の住人から時に「嵐が丘」のストーリーの一員ともなる語り部までを幅広く担当、小野寺修二が世界の十大小説の一つ「嵐が丘」を身体表現に変換した演出家だ。十数人のオーディションで選ばれた出演者たちは踊りで表現することも、また言葉で表現することもあり、小野寺が振り付けた流れるような進行の中でその時々で役目を変
新国立劇場で小野寺修二率いるカンパニー・デラシネラの「ふしぎの国のアリス」を観た。2017年に同じ劇場で初演を迎えた作品の再演なのだが、再演と一言では括れない、時を経た分がはっきりと形となって作品に厚みを増している、アップグレードされた舞台となって帰ってきていた。↓こちらは初演時のインタビューFindingthedramawithoutwords"Noteverythingcanbeexplainedinwords.Everyonedrawsad
コンテンポラリー作品は見方が分からないからと敬遠していますが、今回はU25を使って見てみました。おおむね面白かったと思います。小野寺修二の世界を楽しむ!と思えば良かったわけです。よく考えれば1つの世界を作り上げるのはとても難しいこと。バレエと同じく舞台の上には世界があるのだ!ということに気付かされました。今まであれはつまり何の意味があって、根底には人間の愛がある、なんて言えたのは世界観に浸かっていたからなのですね。「不思議の国のアリス」のストーリーに則って作られた、身体表現の世
今年の観劇初めは、シス・カンパニー「ミネオラ・ツインズ~六場、四つの夢、(最低)六つのウィッグからなるコメディ~」。劇場は表参道のスパイラルホールで、表参道駅の出口を出てすぐのビルの3階にあり、とてもわかりやすい場所です。行く前は初めてだと思っていたのですが、劇場に入ってみたら何となく既視感も・・・多分、初めてだと思うけど・・・?客席は南側と北側に分かれており、中央に舞台、舞台の上部にスクリーンという配置になっています。舞台はベッドや机に見立てられる台や椅子、ウィッグやスタン
青山スパイラルホールでSISカンパニーの「ミネオラ・ツインズ」を観た。「いかにして私は運転を習ったのかHowILearnedtoDrive」でピューリッツァー賞、オビー賞、ドラマデスク賞などなど、その年(98年)の主要な戯曲賞を総なめにした劇作家ポーラ・ヴォーゲルが、同時期に発表した戯曲「ミネオラ・ツインズMineolaTwins」の日本初演舞台。演出は近年のコンスタントな活躍が輝かしい藤田俊太郎が務め、主演の一卵性双子姉妹には大原櫻子が一人二役で挑んでいる。作者ヴ
シス・カンパニー公演『ミネオラ・ツインズ~六場、四つの夢、(最低)六つのウィッグからなるコメディ~』TheMineolaTwins:AComedyinsixscenes,fourdreamsand(atleast)sixwigs2022年1月7日(金)~31日(月)スパイラルホール作:ポーラ・ヴォーゲル翻訳:徐賀世子演出:藤田俊太郎美術:種田陽平照明:日下靖順衣装デザイン:伊藤佐智子音響:加藤温映像:横山翼ヘアメイク:宮内宏明ス
神奈川芸術劇場(KAAT)で小野寺修二率いるカンパニーデラシネラが近年続けているシリーズ、国際共同制作作品「TOGE」を観た。カンパニーデラシネラがダンスではなく、「身体言語創作」と自分たちの表現を言い表しているのに納得。高速で回転したり、足を180度に開脚したり、高く跳躍したり、、、ではなくて、私たちの日常動作の延長を優雅に、美しく、意味を持って魅せる、そこにパフォーマーたち(今回は5人の女性で3人の日本人とマレーシアと台湾から1名ずつのメンバー)の豊かな顔の表情(表現)も加わ
さて今日は、ケムリ研究室Vol.2「砂の女」@シアタートラムへ楽しみです
カンパニーデラシネラの高知初演公演『はだかの王様』観てきました。アンデルセンの童話「はだかの王様」を基にしたものですが童話のイメージ通りには進まないセリフのないマイムとダンスだけの舞台、デラシネラ独特の世界を見せてくれました。このフライヤーに載ってた黄色い部分『はだかの王様』について1873年デンマークの童話作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセン作本当の価値とは何か。人の弱さと滑稽さと。どこ
この前もブログに書いたのですが(こちら⭐︎)今回の大河ドラマ『青天を衝け』のオープニング北大路欣也さん演じる徳川家康さまが案内役となって話されるシーンのバックで毎回パフォーマンスを披露する[カンパニーデラシネラ]初回と2回目は、あまり姿が見えなかったのですが3回目のこの前は、姿も見えてさらにパネル使いのパフォーマンスも楽しめました。動画は載せられないので写真だけ。↑手だけ見えますここから襖がいろいろな形に展開
ふたつ前のブログに「カンパニーデラシネラ」の大河ドラマのことを書いたばかりですがその後に知った情報の話です。高知県立美術館で3月に公演があるとの予定は前々から決まってましたが去年からのコロナの影響でチケット情報も無いし、、どうなのかなぁ〜?と思っていたら・・・公演の詳細の発表がつい先日ありました。わーい!楽しみだなぁ!チケット発売されたばかりとのことで早速買いに行きました。公演の会場でもある高知県立美術館へ
2/13夜の地震は広範囲で大きかったですね。テレビで揺れてる様子を見るだけでも長くて怖いと思いました。寒さもあって心配ですが建物やライフラインの被害に遭われた方が無事に復旧できますように願うばかりです。こちらでも来るぞ来るぞと言われている大地震自分は対処できるのか、すごく不安です。改めてもっと備えなければ。。大河ドラマ『青天を衝け』渋沢栄一さんの物語、始まりましたね!NHKで渋沢さんが住んでらした埼玉のお家から渋沢栄一さんの
A-TEAM所属吉岡里帆ラジオ『URLIFESTYLECOLLEGE』本日18時からOAゲスト▼小野寺修二(演出家・カンパニーデラシネラを主宰)▼武藤千春@lifestyle_urラジコhttp://radiko.jp/北海道http://fmnorth.co.jp/関東http://www.j-wave.co.jp/original/lscollege/愛知http://zip-fm.co.jp/関西https://funky802.com/福岡http
A-TEAM所属吉岡里帆ラジオ『URLIFESTYLECOLLEGE』本日18時からOAゲスト▼小野寺修二(演出家・カンパニーデラシネラを主宰)▼武藤千春@lifestyle_urラジコhttp://radiko.jp/北海道http://fmnorth.co.jp/関東http://www.j-wave.co.jp/original/lscollege/愛知http://zip-fm.co.jp/関西https://funky802.com/福岡ht
夜は神奈川芸術劇場(KAAT)でダンス・マイムの国際共同制作舞台「knife」を鑑賞。モーパッサンの「脂肪の塊」からインスピレーションを得て、日本とベトナム、台湾、さらに日本人でもフランスを居を構えているダンサー、そして聾唖の舞踊家が一緒になり作り上げた新作舞台は何らかの状況で幽閉された、またはとどまることを強いられた人々がどのようにそのような状況に向き合うのか、言葉のない身体表現で表している。誰かに振りつけられた動きではなく、それぞれのキャラクターがそこに確実に現れている自発的
前回のブログに書いたカンパニーデラシネラの主宰である小野寺修二さんが振り付けをした舞台『キネマの恋人』去年の6月に世田谷パブリックシアターで上演したのを10月にWOWWOWで放送されて、録画してありました。やっとこさ、それを観ました。カンパニーデラシネラの大ファンである私の小学校からの同級生友達がこの『キネマの恋人』の舞台がすごく面白かったと言っていて、その友達は、遠方での追加公演も観に行ったくらい。2016年に初演が
現在、地方公演中の「キネマと恋人」。僕が観に行ったのは東京公演なので随分経ってしまったけれど、とても面白かったので感想を書いておこうと思う。劇場は世田谷パブリックシアター・・・なんと、今年初めて!行ったことがない劇場に足を運ぶことが増えた分、馴染みの劇場に行く機会が少なくなっているのかもしれない!?この作品は、「ケラリーノ・サンドロヴィッチが、お気に入りのウディ・アレン監督の映画『カイロの紫のバラ』の設定を、1930年代半ばの日本の小さな島に置き換えて台本を書いた」舞台とのこと。2
7月3〜7日まで兵庫県立芸術文化センターにて上演されています『キネマと恋人』観劇してきました台本・演出ケラリーノ・サンドロヴィッチ振付小野寺修二映像上田大樹音楽鈴木光介出演妻夫木聡・緒川たまき・ともさかりえ・三上市朗・佐藤誓・橋本淳・尾方宣久・廣川三憲・村岡希美・カンパニーデラシネラ上演時間3時間しかしながら、長いと感じさせないくらいアット言う間そのくらい、面白く、切なく、のめり込む作品でした場面展開を小野寺先生が担当
社会福祉法人のトット基金さんが、手話、芸術、育成のプロジェクトを文化庁と共に主催したワークショップが今月19日.26日と開催されました。講師には《小野寺修二先生》をお迎えして身体表現を活かしたムーベントワークショップ。ろう者、健聴者と一緒に身体を動かして、一つの作品を制作するワークショップです。因みに小野寺講師は、日本の演出家、振付家、俳優さんでもあります。パントマイムをベースに、舞台作品をつくっていて「カンパニーデラシネラ」主宰のお方です。自分は先週、今週と二日間参加させていただきました
パブリックシアターにて、KERA・MAP「キネマと恋人」2016年にトラムで上演された名作を、劇場を大きくしてメインキャストを換えずに上演出演は、妻夫木聡さん、緒川たまきさん、ともさかりえさん、佐藤誓さん、三上市朗さん、ナイロンの廣川三憲さんと村岡希美さん、MONOの尾方宣久さん他初演を立見で観て、再演してほしかった作品チケット取れないって思ったけど、良席で観られると言う幸福なんて、上質なロマンチックコメディなんでしょケラさん曰く、自身でもっとも間口の広い作品故に、ケラさんっ
2017年12月、2018年8月に実施し、大好評だったワークショップを今年も行います!ダンス経験の有無を問いません。どなたでも楽しく身体を動かしましょう!講師は音声日本語を話しますが、手話通訳を用意しますので、聞こえなくても安心して参加できます。ろう者、難聴者、またろう者、難聴者とともに身体を動かしたい方、ふるってご参加ください。2019年6月19日(水)、26日(水)18時30分〜21時どちらも1日完結の内容ですが、2日間の参加を歓迎します。参加費:1回100
朝から、最高のレッスン✨デラシネラさんのライン稽古に参加してきました~🎵『水と油』の頃から大好きな小野寺さんのカンパニーの日々のお稽古が不定期に一般公開されるのです!そのお稽古は。まぁ~過酷😳💦💦💦二時間⤴️⤴️稽古場の端から端までを途切れることなく、色んな動きで流れていくるのです。おかけで~~~~~~~お漏らししたみたいな汗が😌💦💦💦明日はね…体がずっとフルフルしてます。確定です!本当に、いつか、小野寺さんとお仕事してみたい!日々の訓練を怠らず、頑張ります🎵そ
コンテンポラリーダンスは1月、2月と公演ラッシュ、3月になっても勢いは止まらない。既に3月頭には、コンドルズ×あうるすぽっと『可能性の獣たち2019』、ICHIBANGAI-DanceStudio-第4回スタジオ公演@新国立劇場など、大人数、多くの団体が参加した公演が行われているが、まだまだ続く今週末から3月いっぱいまでのコンテンポラリーダンスの公演をご紹介します。◆ストップギャップダンスカンパニー『エノーマスルーム』@世田谷パブリックシアター2019/03/08(金)~20
こんばんは~行ってまいりました豊橋到着何度か観た舞台は声なしのダンスパフォーマンス空白に落ちた男ここで小野寺修二ワールドにハマってしまいました大好きなダンサーの首藤さん(首藤康之)主演なので観に行ったわけであります~カンパニーデラシネラ★好きな人にはたまらない舞台です終了後には、演出の小野寺さんが立っていましたよ声をかければよかった~ファンですってここはどこバッグの色は