ブログ記事14件
下北沢ザ・スズナリで上演された、櫻井智也作・演出・劇団MCR『穴熊の戯言は金色の鉄錆』を観てきました。MCRの本公演を観るのはすごく久しぶりで、前回観たのは2019年12月の『貧乏が顔に出る』で、えっ、そんなに前だっけ?とびっくりしました。(感想書いてないですね、自分…)その後、新型コロナ感染症の蔓延で観劇を自粛したり、小劇場に足が遠のいたりしていて5年半も経ってしまったんですね…ただ、去年の11月には下北沢OFFOFFシアターで上演されたMCR30周年記念公演『ガラクタ』を観に
MCR『穴熊の戯言は金色の鉄錆』2025年5月21日(水)〜28日(水)ザ・スズナリ作・演出:櫻井智也舞台監督:金安凌平、西山みのり舞台美術:門馬雄太郎照明:萩原賢一郎照明操作:関口詩菜音響:葵能人(ノアノオモチャバコ)票券・運営:松本悠(青春事情)票券・運営補佐:原田悠里(USUMETOP)写真:保坂萌映像撮影:吉田雅人web管理:松下哲製作・主催:MCR出演:小野ゆたか[パラドックス定数](小野)帯金ゆかり(ゆかり)櫻井智也[MCR](医者)小川夏鈴(
夜は下北沢へ移動して、スズナリで櫻井智也率いるMCRの新作舞台「穴熊の戯言は金色の鉄錆」を観劇。******演劇サイトより*********ついさいきん、わたしがいました。わたしはつくりばなしで、あなたをしあわせにしたかったけどあなたはほんとうのことばかりをもとめてきました。そんなのおかしいよ、そもそもが、だって、そうだよ、あなたがすきになってくれたわたしは、わたしがあなたのために、つくったわたしだったんだから。+++これはフィクションなので、通常はありえないお話で、
MCR『死んだら流石に愛しく思え-FinalEdition-』2023年5月26日(金)〜6月4日(日)ザ・スズナリ作・演出:櫻井智也舞台監督:金安凌平、西山みのり舞台美術:門馬雄太郎照明:久保田つばさ音響:葵能人(ノアノオモチャバコ)当日運営:松本悠(青春事情)舞台写真:保坂萌(ムシラセ)映像撮影:吉田雅人web管理:松下哲出演:川島潤哉(川島)奥田洋平(川島の相棒・奥田)後藤飛鳥[五反田団](奥田の妹・飛鳥)堀靖明(川島の友人・堀)伊達香苗[MCR](川
シアター風姿花伝で上演された、パラドックス定数第48項・野木萌葱作・演出『四兄弟』を観てきました。以前どこかで、野木さんが、家族を書くのは苦手と言っていた気がするので、兄弟の話かあ、珍しいなあ、と思っていましたが、観終わってからは、そうだよね、パラ定だもんね、私が甘かった、と思いました(笑)開演前に当日パンフレットの参考文献を見ていたら予測がついたと思うんですが、私は読まなかったので、はじめは、うん…??と思っていたんですが、観ているうちにだんだんと、ああ、そうか、そういう話か、と…
劇団普通『秘密』2022年4月20日(水)〜24日(日)王子小劇場作・演出:石黒麻衣舞台監督:黒澤多生(青年団)照明:福島健太、松林茜舞台写真撮影:福島健太映像撮影:宮崎陽介宣伝美術:関根美有当日運営:松本悠(青春事情)出演:用松亮(由紀の父親)堤千穂[鵺的](由紀の母親)安川まり(由紀)三瓶大介(由紀の兄・哲也)しまおみほ(哲也の妻・亜希)佐藤有里子(由紀の同級生の親・本谷妻)小野ゆたか[パラドックス定数](由紀の同級生の親・本谷夫)直木ひ
パラドックス定数第47項サンモールスタジオ提携公演『vitalsigns』2021年12月17日(金)〜28日(火)サンモールスタジオ作・演出:野木萌葱照明:伊藤泰行音響:田中亮大音響操作:井上直裕舞台監督・舞台美術:吉川悦子アンダースタディ:皆上匠写真:渡辺竜太制作:たけいけいこ、今井由紀衣裳協力:東宝舞台衣裳部出演:西原誠吾(救難艇艇長・葉山達平)神農直隆(操縦士・六浦剛介)植村宏司(調査艇乗組員・汐入知也)小野ゆたか(同・鳥浜明彦)堀
MITAKA“Next”Selection22nd劇団普通『病室』2021年7月30日(金)〜8月8日(日)三鷹市芸術文化センター星のホール作・演出:石黒麻衣舞台監督:金安凌平照明:伊藤泰行照明操作:山内祐太音響:泉田雄太音響操作:秋田雄治舞台美術:袴田長武舞台写真:福島健太宣伝美術:関根美有演出助手:佐藤有里子制作:赤刎千久子(青年団/ホエイ)出演:用松亮(入院患者・佐竹)渡辺裕也(入院患者・小林)折原アキラ[青年団](入院患者・橋本
12月10日(木)、東京芸術劇場シアターイーストで、バラドックス定数の、第46項『プライベート・ジョーク』を見ました。野木萌葱の、作・演出。バラドックス定数というのは、その野木萌葱の主宰する劇団です。ここは、第44項『トロンプ・ルイユ』。第45項『DasOrchester』。から、見始めています。この『プライベート・ジョーク』は、劇場で配布されたプログラムによると、初演は2007年。まだ、パラドックス定数が、劇団として存在していなかった頃の作品。で、この作品を最後に、劇団化へ
作・演出野木萌葱出演小野ゆたか井内勇希緊迫した2人の会話劇。前回観たパラドックス定数の「ブロウクンコンソート」で拳銃作ってる町工場の兄と弟を演じた2人が、気になってた。今回は小野さんが墜落事故をおこした機長。35年前の、あの「逆噴射」で有名になった事件が題材になっている。そして井内さんが、接見する若手弁護士。今回も自由席。開演30分前に番号順に劇場に入る。さてどの席にするか。前日に前売券を予約したので番号はかなり大きな数。でも、1番前の下手側が空いていたのでそこ
シアター風姿花伝で上演された、野木萌葱作・演出・パラドックス定数第41項『5seconds』を観てきました。シアター風姿花伝プロミシングカンパニー公演の3作目。今回は、劇団員の小野ゆたかさんと、井内勇希さんの二人芝居で、1999年の初演から数えて4回目の上演だそうです。1982年におきた日本航空350便羽田沖墜落事故を題材に、事故を起こした機長と、機長に接見する弁護士の緊迫感あふれる会話劇で、もはや格闘技とも言える台詞の応酬に痺れました。乗員乗客合わせて24名の死者を出したあの事故がお
連日、猛暑が続いていますね。みなさま、どうぞ熱中症には気をつけてお過ごしください。私はといえば、先日、眼科の手術を受けたんですが、その後まだ痛みや見えにくさが残っていることもあり、今年の夏はちょっと小劇場系のお芝居に行くのがつらくなっています・・・。観たかったなあ、と思うお芝居もたくさんあるんですが、炎天下並ぶ元気が出なくてパスしたり、感想を書くのもスキップしてしまったのもいくつかありますm(__)mそのうち、また以前のペースに戻せたらいいなあ、と思っています・・そんな中、7月
中野テルプシコールで上演された、野木萌葱作・演出パラドックス定数『九回裏、二死満塁。』を観てきました。パラドックス定数は、2015年の暮れに観た『東京裁判』で感銘を受け、その後2016年に『深海大戦争』を観て、今回が3回目の観劇です。前作の『深海大戦争』では、シェイクスピアへのオマージュを込めつつ核の問題にも言及していたので、次の作品は何に挑むのかなあ・・と思っていたんですが、発表になったタイトルが、『九回裏、二死満塁。』とあり、え?野球?と、意外性に驚きました。でも、タイトルはそうな