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リリーフランキーの「東京タワー」をぼんやり思い出しました。東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン(新潮文庫)810円Amazonそして、おなじ題名の東京タワー1,512円Amazonこの本は映画にもなりましたね。でも、映画も見てないし、本も読んでいません。これから読むかもしれませんが‥。出会いなのです。そして「母子寮前」を読みました。【中古】母子寮前/小谷野敦/文藝春秋[ハードカバー]
今、MOSで読んでいる本「俺の日本史」小谷野敦著新潮新書つまみ食いで、好きなところの話をしている感じ(^_^;)著者は、比較文学が専門なので色々な本の話が出て来ます。よっぽどNHKの大河ドラマが好きとみえて、大河ドラマの話も頻出(^_^;)キチンと勉強しようと思って読む本ではなく、日本史の知識がある程度ある人が、読み流す本ですネ(^_^;)byXPERIAZ5
「忘れ去られたベストセラー」を読みました。ゲラの段階のを読ませてもらいましたが、読み終わるまでに時間が掛かったので、今は既に発売されてます。内容戦前から現代までベストセラーを出した作家や作品、そして作家の特徴や言動、エピソードなどを記載しています。よくここまで多くの作家の創作活動や行動に至るまで調べることが出来たなと驚かされました。ベストセラー作品を出しても、名前や作品が後世に残る場合と、残らない場合がありますが、その違いにまでは言及していませんでした。「文学史上の作家として残ったから
こんばんは!!今日は私が今晩読んだ本のご紹介です!!パパさんと今日は書店デートしてました笑そこで選んだのはこちら!純文学とは何か小谷野敦タイトルにまず惹かれ帯にはなんと響ちゃーーーーーん!昨日まで読書のお時間ですで「響〜小説家になる方法」を読んでました。なんという偶然、そして縁♡買って頂きましたー。純文学は何かと聞かれてもニュアンスでくくってるからなんとも答えづらいんです。響ちゃんのようにズバッとビシッと答えられたら良いのだけれど純文、スルーしがちだか
芥川賞の偏差値/二見書房Amazon.co.jp小谷野敦『芥川賞の偏差値』☆この本は一応、普通に面白いです☆もはや忘れ去られた芥川賞作家の話から、全受賞作に対する小谷野氏の率直な感想、それぞれの時代の文壇の暗部のようなものに触れながら、いかに面白い小説が受賞しないかを、芥川賞の歴史を辿って書いています☆この芥川賞を全くありがたがっていない態度はいいですな☆ちなみに、こちら↓は芥川賞受賞作家の歴代一覧☆http://www.bunshun.co.jp/shinkoukai/award
今まで芥川賞を受賞した全作品を著者の小谷野敦さんが独断と偏見で偏差値にする。「芥川賞の偏差値」という本、芥川賞は全164作品もあるようです。その中にはピース又吉直樹さんの「火花」も含まれています。おそらく「芥川賞の偏差値」は読まないと思うのですが、発想がユニークだなと思ってアップしてみました。書評と言っても様々な切り口がありますが、全作品を読破するとは相当な暇人、変人なのでは^^;もちろん仕事でやっているのでしょうが、とても真似できません。興味がありましたら読んでみてください
図書館で借りた本をご紹介します。小谷野敦著、文藝春秋発行、『ヌエのいた家』。作者の小谷氏は学術博士や助教授を経て文筆業に携わる様になった方で、初版が2015年なのでかなり最近の作品です。あらすじと言うか内容は主人公の淳と「ヌエ」とあだ名を付けた父親、その親子と母、妻、兄弟や周りの人物達のヌエを中心に淳の一人語りの記憶を軸に描いた家族像の話で、淳がヌエを徹底的に嫌悪している心情が終始描かれていて、余りに幼稚で精神的にも人間的にも未熟なヌエを突き放す口調でストーリーが綴られます。母を亡くしヌエの介
小谷野敦著。飛鳥新社刊。「なんという挑戦的なタイトル!」と、思わず書店で手にとってみたら、小谷野氏による評論なのだった。日本文学者であり、私小説に価値をおく著者が、恐らく批判的に見ているであろう推理小説をどのように評価し、切り捨てるのか興味が湧いた。自分には、純文学志向者はミステリを読んでも面白く思わないという先入観があったのだが、これはライ麦畑のホールデンの言い分だった。さて、この本を読む限り、小谷野氏は推理小説を読まないなんてことはなく、恐らく自分以上に多読している。その上
本日も当ブログに訪問していただきありがとうございます!今回の著者は明治大学講師の方です。それでは、いつものやついきましょう!2001年1月20日発行1バカは何を学問の中核として読書に臨んだらいいのか、結論は歴史である。高校で習うような日本史、世界史の類のこと2頭が悪いのを克服するのは難しいけれど無知は努力によって克服できる3世の知識人と言われる人達は、大抵若い頃に濫読をやっているいかがでしたでしょうか?読者を選ぶかのような辛口本でした。当た
小谷野敦著。ちくま新書。小谷野敦は「もてない男」の頃から新書を中心に逐次読んでいるのだが、歯に衣着せない、というより身も蓋もない論調が魅力である。特に実態のない観念的なもの、氏が「オカルト」と呼ぶものについては情容赦なく「ない」とぶった切る。この新書では、宗教がその標的となっている。主に文芸や人文系学者について、「宗教に関心がない」視点から、それぞれの来歴や教義、外形として現れた社会的影響について、冷徹な批評を加えていくのである。特に宗教について主張するところのない自分としては、全
出版:筑摩書房/ちくま新書(2016年)著者:小谷野敦
レッスンでよくこんなことがありますWhat?What'sthat?Whatdidyousay?皆さん知っている単語のはずなのに「聞き取れない」とか「何のことだかわからない」…結論から言うと、日本のカタカナが邪魔をしているパターンですよくあるのが「地名」と「人名」です。旅行の話をしたいのに外国人に国や街の名前が通じないとか相手がどこの話をしているのかわからない…映画の話をしたいのに好きな俳優さんの名前が通じないとか、相手が好きな役者さんが誰なのかわからない…こんなことあ
バカのための読書術(ちくま新書)価格不明Amazon高校生が習う程度の歴史は知っておこう。歴史を学ぶには大河ドラマや、司馬遼太郎の小説がきっかけでも構わないというスタンスの本です。高校時代、私は日本史選択で、山川出版社から出ている日本史の教科書「詳説日本史」を使っていました。司馬遼太郎著の「国盗り物語」や「新史太閤記」などを読んだ後、「詳説日本史」の戦国時代の薄い記述に出会い、なんだか寂しくなったことがあります。「国盗り物語」の壮大なロマンを語る上で欠か
[内容]男同士の美人談義は、なぜか熱くなりやすい。「雨夜の品定め」の時代からミスコンテスト反対論議のあった時代を経て、男が何人か集まれば、今も行われる会話である。では、果たして美人好きは罪悪なのか?小説のヒロイン、ロリコンや萌え、髪型やヌード、歴史上の美人などさまざまな観点から、新しい「美人論」を展開する。[目次]序論司馬遼太郎の美人論第1章美人好きは罪悪か?第2章ロリコンは罪悪か?第3章髪型とヌードの関係第4章谷崎潤一郎の描く美人第5章美人の人
[内容]文学に普遍的な基準はありません。面白いと思うかどうかは、読者の年齢や経験、趣味嗜好に左右されます。「もてない男」に恋愛小説が、そのケのない人に同性愛的文学がわからなくても、仕方のないこと。世評高い漱石の『こころ』やドストエフスキーは、本当に面白いのでしょうか?読むべきは『源氏物語』か『金閣寺』か?世界の古典を「大体読み終えた」著者が、ダメならダメと判定を下す、世界一正直な名作案内。[目次]第1章文学作品のよしあしに普遍的基準はない(「もてない男」に結婚生
[内容]現在、「知」は混迷状態に陥っている。インテリたちはかつてないほど熱心に西洋の新理論の輸入に血道をあげ、難解な言葉と言い回しに身をやつしている。その一方で、有名大学の学生がフランス革命の存在を知らなかったりする。では、この両極の中間に位置する人は、何をどう読めばよいのか。学校は出たけれどもっと勉強したい人、抽象的な議論がどうも苦手だという人。そういう「バカ」たちのために、本書はひたすら「事実」に就くことを指針とし、インチキ現代思想やオカルト学問、一時の流行に惑わされ