ブログ記事24件
6月15日(日)11時能meets謡十徳「小袖曽我」開催しました。かなり湿度が高く蒸し暑い大阪でした。昨日大阪観世会で山姥のツレを勤めた林本先生は、かなりスッキリとした様子で会場に来られました。まずは曽我物語のお話から…能のあらすじを聞いていると、歴史を学ぶことができます。一つの事象をとっても、それにどういった意味があるのか…大変面白いです。実演を交えながら冒頭の解説。あらすじを聞いた後なので、今の言葉でなくともある程度わかってきます。やはり「知って」から見ることの大切さを感じま
能meets謡十徳(うたいじっとく)習えば10の徳が得られるという能の謡を、基本的には午前中に1時間ほどだけ毎回、能の曲の一部を取り上げてそこに込められた意味や、曲の背景をしっかりと解説し、理解をしていただいたうえでのお稽古。聞くだけでは難しい謡ですがそこには昔の文化や、人の想い、様々な和歌や文芸作品の引用など知ればこれだけのものが得られると昔から言われているんです。更に息を大切にするお能の発声法は、健康にも良いといわれています!集団お稽古なので、個人稽古はハードルが
本日も暑いです(8月27日)まずは静岡県にあります、涼しげで清涼な滝をご覧ください源頼朝が巻狩の際に陣をとった場所だそうです。ブルーがとても美しいでしょ!滝で出会った柴犬の「モモ」ちゃんここぞとばかりナデナデ日本三大仇討ちのひとつ、「曽我物語」「小袖曽我」「夜討曽我」「禅師曽我」「調伏曽我」等、曽我物といわれる物語が能にはたくさんありますムーも習いました。静岡県にある曽我物語ゆかりの地を訪ねてみます曽我寺(鷹岳山福泉寺)少し寂しげなお寺でした・・・。誰もおらずひとり
5月15日能meets新橋「安宅」解説を開催しました。こちらは6月25日(日)開催の武田宗典之会で宗典先生が初演されます。武田宗典之会の詳細はコチラ当日は林本先生が音声ガイドを勤められます!しっかりと宣伝を。まずは直面(ひためん)のお話。演者にとって難しく、観る側にはだからこそ面白いところ弁慶役者の資質演者の持つもの、それを感じるかどうかもうすでに舞台が楽しみになってきます。いよいよ「安宅」本題のスタート弁慶の登場…先生もお好きなところだと話されます。スタッ
4月16日能meets新橋を開催しました。2月から約2か月ぶりの新橋。前日林本先生は師匠の山階彌右衛門先生のお社中会に出演されていました。銀座シックスにある観世能楽堂です。何度か拝見していますがとても立派なお舞台です。長丁場でお疲れのところですが、本日は2講座!まずは13時~お囃子の話最初に土蜘蛛の謡を皆様に拍子盤と張扇で演奏もしながらお見せします。そこでお囃子というものの説明にお囃子の解説でありながら楽器は実際にはひとつもありません。ですが
11月30日(水)観世能楽堂(GINZASIX)舞囃子『小袖曽我』坂口貴信谷本健吾笛:竹市学小鼓:鵜澤洋太郎大鼓:原岡一之地頭:観世喜正一調『雲林院』梅若楼雪大鼓:亀井忠雄仕舞『難波』梅若長左衛門『菊慈童』梅若紀彰地頭:谷本健吾・坂口貴信(休憩)能『道成寺』・替装束(観世流梅若会)シテ(白拍子鬼女)川口晃平ワキ(道成寺住僧)宝生欣哉ワキツレ(従僧)三宅右近・三宅近成笛:竹市学小鼓:飯田清一大鼓:亀井広忠
自主公演の櫻詠会もはや29回となりました。櫻詠会の前に「KAZUMA乃会」というのを3回開催していまして、事情があって一度中断し、あらためて再開するときに名称を例会風に改めました。私はいわゆる家の子ではありませんので、積極的に内弟子というものを取ろうと思ったことはないのですが、巡り合わせで面倒を見ることになりました。弟子を育てるということはどんなことなのか、ということを私なりに常に考えていましたが、自分の経験から思うのは、最も大事なことは舞台に立たせる、ということだと思っています。謡やら舞の稽
能meets杉江能楽堂小袖曽我が12/27杉江能楽堂(岸和田市)で開催されました。この講座で今年の能meetsおさめとなります。予想もしなかった1年となりましたが、本当にありがとうございました。杉江能楽堂での曲解説は、北浜ともまた違って見えるのが不思議ですね。お能に観るのに必要な想像力がより必要な北浜は、想像する楽しさがあると感じますし、杉江能楽堂は能舞台ならではの醍醐味が味わえます。小袖曽我の解説のあとは能meets殺陣の2回目のお稽古。先生も「小袖曽我」のおさら
区主催の能楽鑑賞会の招待券が当たったので、昨日の午後、国立能楽堂に長女とでかけた。脇正面という席だったので、横から見る形になるが、前から2列目の席だったので、近くから見ることができた。堂内はコロナ対策のため前後左右が空席となっていて、これではエンターテイメントの業界は大変だろうな、と実感した。お能の鑑賞は初めてだ。演目は「小袖曽我」。初めに内容についての解説を受けてから、いよいよ鑑賞。私はみんな能面をつけて演じるものと思っていたが、昨日は能面を付けているのは女性役だけで、そ
謡(うたい)の稽古と仕舞いの稽古してるんだ〜って言ってもおそらく友人は、わからないから、とりあえず「お能の稽古してるの〜、お能のうたうところと少しだけ舞う部分習う事ができるの」と説明するそうすると「へー、お能って習うことができるんだね」ってだいたいの人は、おどろく。「じゃ、いつかは面かぶっておどるのぉ〜」…それは、ない。そもそもお能の何が面白いか…。それは、芝居のセリフをお客が知ることができる。演じる人が次に何を言うか、ワク
来月からどうなるか分からないけれど、継続することを前提に振り返るために、能楽(謡・仕舞)の今まで録音したものをデータで整理した。平成30年6月29日から欣謡会に参加した。熊野(ゆや)から始め、仕舞もそれに倣って練習を開始する。平成30年7月・8月熊野仕舞熊野9月・10月頼政11月・12月小袖曽我平成31年2月・3月邯鄲4月・5月老松仕舞紅葉狩令和元年6月・7月斑女8月・9月夕顔9月・10月経正12
能のお稽古58回目大西常商店で能のお稽古。謡「小袖曽我(こそでそが)」は、きょうが最終回。次回からは「猩々(しょうじょう)」。仕舞「箙(えびら)」は、少しずつ出来るようになって来たが、細かいところはまだまだ。後半の部分は特に念入りに、きょうも先生からたくさんご指導いただいた。
能のお稽古57回目大西常商店で能のお稽古。謡「小袖曽我(こそでそが)」の続き。音の取りにくいところは、先生が障子の桟を使って説明してくださる。仕舞「箙(えびら)」は、3回目。まだまだ完成度は低い。たくさんご指導いただいた。
大西常商店で能のお稽古。謡「小袖曽我(こそでそが)」は、前回の続き。音の取り方の難しいところは、障子の桟を使って説明してくださった。わかりやすい!仕舞「箙(えびら)」は、まだまだ出来ていないところがたくさんある。先生にたくさん修正していただいた。
能のお稽古55回目大西常商店での能のお稽古。謡は、「小袖曽我(こそでそが)」の一回目。冒頭から謡っていくが、音の取り方の難しい「高間(たかま)の山の峯の雲」のところは先生が手で音の高低を示しながら繰り返し教えてくださる。次回までにしっかり練習しよう。仕舞「箙(えびら)」は、きょう初めて舞う。とりあえず最後まで止まらずに舞うことが目標。全体像を把握しなければ、部分の意味はわからない。なんとか最後まで舞えたものの、まだぜんぜん出来ていない。たくさん修正していただいた。11月の碧道会(社中の発
↑お直しが終わって、戻ってきた夕焼け小焼け紬に、有松絞りの羽織催事のバイトで洋装生活が続いており、約10日ぶりに着物を着たら…………細かな着付けの感覚を忘れてる自分を発見!ひょー!(@ ̄□ ̄@;)!!着物って、同じサイズに仕立ててあっても、生地や仕立て方によって、それぞれ着付けの仕方が微妙に違うんですよその微妙な着付けの感覚が、一発で出てこなかったんです!おそろしやー!(((^_^;)たった10日で、いつもの感覚を忘れるなんて!着物生活6年目では、まだまだ板についてないらしい……
明日は謡いサークル欣謡会の練習。毎月2回。今年最後の練習日で「橋弁慶」が終了となる。仕舞は「鶴亀」を継続する。その後忘年会として夕食会を予定している。2年も良く続けられたと思う。先輩や先生方の丁寧なご指導の賜である。2年で海士(あま)、熊野(ゆや)、老松、小袖曽我、班女、夕顔、頼政、邯鄲、経正、橋弁慶の10冊を読み終えたことになる。仕舞は、熊野、紅葉狩を習い舞台に立った。謡はまだまだ分からない事があり、テキストを一人では謡いが出来ない。あと一年かければ、どのテキストでも読め
3月11日(月)横浜能楽堂仕舞『羽衣クセ』観世喜正狂言『附子』シテ(太郎冠者)山本泰太郎アド(主人)若松隆アド(次郎冠者)山本則孝(休憩)能『小袖曽我』シテ(曽我十郎祐成)中森貫太シテツレ(蘇我五郎時直致)中森健之助ワキ(曾我兄弟ノ母)小島英明アイ(乳母春日局)山本凜太郎面:シテとシテツレは直面(ヒタメン)、ワキが深井(作者紹介無し)平日の午後、横浜能楽堂は全体としては4分の1程度の入り。正面席(高い!)はそれでも8部か。
お能のお稽古記録を付けてないお舞台で何をやったかの記録も曖昧ですね。今度、整理しなきゃσ^_^;妹弟子の仕舞課題を見てもやったことがあるのになんとも曖昧で今度近いうちに総復習しなきゃ!今月のお稽古はお茶しながらおしゃべりの後瞑想発声小謡本から〈三井寺〉鐘の話などで盛り上がりました。謡は〈巴〉小鼓の手組を復習確認しながら「後もはるかに見えざりけり」まで松山のお舞台で素謡の地謡をする〈住吉詣〉は以前もやったのですが〈小袖曽我〉は、やったことがないので師匠に録
明日はMUGEN能福岡公演です。自身、三度目の小袖曽我一度目は24年前二度目は父が十郎私が五郎25年程前だったかな、、草津の宿場祭だったかな、、、写真が残ってないのが残念。帰りに山科駅で下車、駅前のミンミンで父と二人餃子を食べて帰った思い出があります。そして今回の三度目五郎を勤めます。今朝は3時に目が覚め、何かに引き寄せられるかのように舞台へ。そのままなんとなく稽古したり片付けしたり。気づけば7時。今日の午前中は観世青年能の申合せ。野守の後見でした。
昨日、六本木歌舞伎の後に、大阪の生國魂神社で開催されていた「第61回大阪薪能」へ。能活のみだった私の能ライフもいよいよ実践へ。大好きな神社で能を楽しめるとは。その場に椅子用意してもらって、じっくりしていられるのも幸せまだ太陽が沈みきっていない。この雰囲気にお酒があれば最高。ないけど(笑)17時半開演で、終了はなんと21時。この場所に4時間くらい座りっぱなし。1作目は、先日も能活でお勉強した小袖曽我。初のお能でしたが、やはり勉強しているとストーリーがわかり
昨日は東京千駄ヶ谷にある国立能楽堂へ行ってたんです、日帰りでわたしのお謡いの先生がお出になるということで、しかも、狂言は万作さん&萬斎さんペアこれは行かないと後悔するパターンだと思ったので、久しぶりに仕事以外で東京を日帰りしましたwいつもは新幹線を使うんですけど、昨日は飛行機。しかもANA朝9時過ぎにおとうちゃんに空港まで送ってもらい、12時30分には国立能楽堂入りしてましたわ。ちかっ!!今回は能楽初体験の同期も一緒に行きました国立能楽堂、初めて寄せていただきま
今日は東京日帰りの旅です
今は出ない後半部分も書き足しました。初演時の正式タイトルは「小袖曽我薊色縫(こそでそがあざみのいろぬい)」です。今は「花街模様薊色縫(さともようあざみのいろぬい)」というタイトルで出すことが多いです。今は序盤の一部分しか出ませんので、ストーリーは気にせず、なんとなく、江戸末期に特有の退廃的な美しさを楽しんでいただければいいかと思います。一応ここではお話全体の説明を書きます。極楽寺の僧であった「清心」は、遊女屋通いがバレて、破戒僧として罰せられることになりました。本来は、主人公の